心を傷つけて、そのままで

ぱすてる

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友だちだったから

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「おい、起きろ」

酒が進んで机に突っ伏してしまった長瀬を起こそうとしたが一向に起きる気配がない。

「ん~...彼女...ほしぁあ...すぅすぅ...」

ダメだ、起きる気配がない。

「...」


仕方ない。会計は払っておくとして、長瀬を家まで送らないとだな。

自分の酒癖くらい自分でなんとかして欲しいな本当に。

「嶋くん、長瀬送るから今日は解散でいいよ」
「家まで送るの?」
「うん、この状態じゃ一人で帰れないでしょ」
「俺も行くよ」

そう言って嶋は長瀬の腕を自分の肩乗せた。

タクシーに乗って、長瀬の家まで送り届けた。家が遠いからとまたタクシーで帰ろうとしたが。

突然雨が降り出した。

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