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第一章
これが杖ですのね
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ここは武器や色々な装備品などが売っている店だ。
私はグランとこの店の中をみて歩いている。そう私が使う武器を探しているのだ。
「メルナ、杖の方がいいか?」
「んーそうね……そう云うのに関しては余り詳しくないのよ」
「そうか……じゃあ、とりあえず杖を先にみよう」
そう言われ私は頷いた。
私は杖の前までくると種類の多さに驚愕する。
「す、凄いですわ! こんなに色んなタイプの杖があるなんて」
「本当に初めてなんだな」
「ええ、魔法の勉強はしたのですが……実戦は初めてなのです」
そう私が言うとグランの顔は青ざめた。
「…………ほ、本当に大丈夫か?」
「多分……大丈夫だと思います。ですが最初は弱い魔物や魔獣を相手に試したいのですが」
「そうだな……そうするか。じゃあ武器が先だな。もし武器じゃなければ魔道具でもいい」
そう言われ私は頷いたあと杖やステッキ、魔道具などをみて歩く。
「やっぱり杖がいいですわ」
なぜか私は杖の方がカッコいいように思えた。そのため再び杖のコーナーに向かう。
杖コーナーの所までくると手に取ってみる。
「この杖って……もしかして殴れます?」
「あ、ハンマーが付いているヤツか。それなら接近戦に使える。魔法を付与して攻撃もできたはずだ」
「これシンプルですが私には使いやすそうですわ」
そう言い私は軽くハンマー付きの杖を振ってみた。
思ったよりも軽く持ちやすい。だけど地味だと思った。
「装飾しても大丈夫かしら?」
「杖にか? どうだろうな……店員に聞いた方がいいんじゃないのか」
それを聞き私は店のカウンターの方へ向かう。
そのあとをグランが追ってくる。
カウンターの所までくると、かなり年配の男性が立っていた。グランの話では、ここの店主さんらしい。
杖を店主さんにみせると私は装飾をしても大丈夫か聞いてみる。
それを聞いた店主さんは最初、ビックリしていたが簡素な物であれば大丈夫だと言ってくれた。
私はそう言われこの杖を買うことにする。金額も銀貨五十枚で思ったよりも安かった。
バッグからお金を出そうとするとグランは無言でカウンターの上に銀貨五十枚を置く。
「グラン……もしかして買ってくれるのですか?」
「あ……うん、そうだな。メルナは今のところ金を使うな……屋敷を購入したいんだろ。それなら貯めた方がいい」
「嬉しいですわ……そうですね。グラン……ありがとうございます」
私はそう言い、ニコッと笑った。
その後、私はグランへ視線を向ける。微かにグランの顔が赤く染まっているようにみえた。
私はどうしたのかと思ったが具合を悪くしているようにみえなかったので何も言わないでおくことにする。
「お……おお、問題ない。じゃあ……仕事をする前に試しに使ってみるか?」
「そうですね……そうしますわ」
「ああ……そういえば装備も整えた方がいい」
そう言いグランは適当に私に合いそうな装備を持ってくる。
「必要そうなの見繕ってきたが……どうだ?」
「ええ、いいと思いますわ」
それを聞きグランは、その装備一式を持ってカウンターへ向かった。
またグランが買ってくれました。でも、いいのでしょうか?
そう思い私はグランをみつめる。
「買ってきた。とりあえず着替えが先だな」
「そうですね。本当に何から何までありがとうございますね」
「だから大丈夫だ。但しオレが買える物であればな」
グランにそう言われ私は嬉しくて笑った。
その後グランは私の装備一式を持って「行くぞ」と言い店の外へ出ていく。
私は杖を持つと店主さんに挨拶をしたあとグランを追いかけた。
私はグランとこの店の中をみて歩いている。そう私が使う武器を探しているのだ。
「メルナ、杖の方がいいか?」
「んーそうね……そう云うのに関しては余り詳しくないのよ」
「そうか……じゃあ、とりあえず杖を先にみよう」
そう言われ私は頷いた。
私は杖の前までくると種類の多さに驚愕する。
「す、凄いですわ! こんなに色んなタイプの杖があるなんて」
「本当に初めてなんだな」
「ええ、魔法の勉強はしたのですが……実戦は初めてなのです」
そう私が言うとグランの顔は青ざめた。
「…………ほ、本当に大丈夫か?」
「多分……大丈夫だと思います。ですが最初は弱い魔物や魔獣を相手に試したいのですが」
「そうだな……そうするか。じゃあ武器が先だな。もし武器じゃなければ魔道具でもいい」
そう言われ私は頷いたあと杖やステッキ、魔道具などをみて歩く。
「やっぱり杖がいいですわ」
なぜか私は杖の方がカッコいいように思えた。そのため再び杖のコーナーに向かう。
杖コーナーの所までくると手に取ってみる。
「この杖って……もしかして殴れます?」
「あ、ハンマーが付いているヤツか。それなら接近戦に使える。魔法を付与して攻撃もできたはずだ」
「これシンプルですが私には使いやすそうですわ」
そう言い私は軽くハンマー付きの杖を振ってみた。
思ったよりも軽く持ちやすい。だけど地味だと思った。
「装飾しても大丈夫かしら?」
「杖にか? どうだろうな……店員に聞いた方がいいんじゃないのか」
それを聞き私は店のカウンターの方へ向かう。
そのあとをグランが追ってくる。
カウンターの所までくると、かなり年配の男性が立っていた。グランの話では、ここの店主さんらしい。
杖を店主さんにみせると私は装飾をしても大丈夫か聞いてみる。
それを聞いた店主さんは最初、ビックリしていたが簡素な物であれば大丈夫だと言ってくれた。
私はそう言われこの杖を買うことにする。金額も銀貨五十枚で思ったよりも安かった。
バッグからお金を出そうとするとグランは無言でカウンターの上に銀貨五十枚を置く。
「グラン……もしかして買ってくれるのですか?」
「あ……うん、そうだな。メルナは今のところ金を使うな……屋敷を購入したいんだろ。それなら貯めた方がいい」
「嬉しいですわ……そうですね。グラン……ありがとうございます」
私はそう言い、ニコッと笑った。
その後、私はグランへ視線を向ける。微かにグランの顔が赤く染まっているようにみえた。
私はどうしたのかと思ったが具合を悪くしているようにみえなかったので何も言わないでおくことにする。
「お……おお、問題ない。じゃあ……仕事をする前に試しに使ってみるか?」
「そうですね……そうしますわ」
「ああ……そういえば装備も整えた方がいい」
そう言いグランは適当に私に合いそうな装備を持ってくる。
「必要そうなの見繕ってきたが……どうだ?」
「ええ、いいと思いますわ」
それを聞きグランは、その装備一式を持ってカウンターへ向かった。
またグランが買ってくれました。でも、いいのでしょうか?
そう思い私はグランをみつめる。
「買ってきた。とりあえず着替えが先だな」
「そうですね。本当に何から何までありがとうございますね」
「だから大丈夫だ。但しオレが買える物であればな」
グランにそう言われ私は嬉しくて笑った。
その後グランは私の装備一式を持って「行くぞ」と言い店の外へ出ていく。
私は杖を持つと店主さんに挨拶をしたあとグランを追いかけた。
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