2 / 8
No.2
相神巫子
しおりを挟む
朝。
誰にでも訪れる、一日の始まり。
「ふぁああ」………と。欠伸をしながら
ベッドを出て、リビングへと向かう。
「巫子、遅せーぞ時計見ろ!」
ややキレ気味な少年声が脳に響く。
「むにゃ……めしのにおい…」
こんな、会話とも呼べないキャッチボール
どころかドッヂボールのような会話をしつつ、
朝ごはんを口に運ぶ。
……「冷たァッッ!!」
目が覚めた。ぱちくりと覚めた。なんだこの
冷えきった飯は。ふざけてるのか。
ドッキリか。ドッキリなのか。許せない
「テメこんにゃろ!何様の
つもりだ!この!付箋にしてやる!」
「キレ方が奇妙過ぎんだよ」
よく見ると目の前には私の相方、
浅葱 総
が、目を逆三角の形にしてこちらを見ていた。
「冷たい飯出されてキレない方がおかしい
と思いまぁす!!」
「キレるキレないじゃなくてキレ方の
話してんだよ脳筋が!!」
「そのキレ方もだいぶ変ね!?」
ともかく。私は全く悪くないのに冷えきった
朝メシを食わされたことだけはわかる。
「いやお前それは無ぇよ…」
こいつは人の心を読むことが出来るという
とてつもなく悪趣味な魔法を使える人間だ。
「悪趣味で悪かったな」
それにしても酷い。これが相方だなんて
悪い夢でも見ているようだ。私が
何をしたというのか……
ちなみに時計は午後2時を過ぎていた。
「万パーセントお前が悪い」
総はそんなことを言っているが、
私には理解できなかった。
「お前、明日学校なのに
そんなんで間に合う気あんのかよ?」
むむ。
「休日と平日は別ッッ!!!!ー
私がそう言いかけた時。刹那だった。
何気ない日常の1ページ。
いつもの会話。
たった一瞬。
ただの日常が。
私たちの家が一瞬で
……潰された。
誰にでも訪れる、一日の始まり。
「ふぁああ」………と。欠伸をしながら
ベッドを出て、リビングへと向かう。
「巫子、遅せーぞ時計見ろ!」
ややキレ気味な少年声が脳に響く。
「むにゃ……めしのにおい…」
こんな、会話とも呼べないキャッチボール
どころかドッヂボールのような会話をしつつ、
朝ごはんを口に運ぶ。
……「冷たァッッ!!」
目が覚めた。ぱちくりと覚めた。なんだこの
冷えきった飯は。ふざけてるのか。
ドッキリか。ドッキリなのか。許せない
「テメこんにゃろ!何様の
つもりだ!この!付箋にしてやる!」
「キレ方が奇妙過ぎんだよ」
よく見ると目の前には私の相方、
浅葱 総
が、目を逆三角の形にしてこちらを見ていた。
「冷たい飯出されてキレない方がおかしい
と思いまぁす!!」
「キレるキレないじゃなくてキレ方の
話してんだよ脳筋が!!」
「そのキレ方もだいぶ変ね!?」
ともかく。私は全く悪くないのに冷えきった
朝メシを食わされたことだけはわかる。
「いやお前それは無ぇよ…」
こいつは人の心を読むことが出来るという
とてつもなく悪趣味な魔法を使える人間だ。
「悪趣味で悪かったな」
それにしても酷い。これが相方だなんて
悪い夢でも見ているようだ。私が
何をしたというのか……
ちなみに時計は午後2時を過ぎていた。
「万パーセントお前が悪い」
総はそんなことを言っているが、
私には理解できなかった。
「お前、明日学校なのに
そんなんで間に合う気あんのかよ?」
むむ。
「休日と平日は別ッッ!!!!ー
私がそう言いかけた時。刹那だった。
何気ない日常の1ページ。
いつもの会話。
たった一瞬。
ただの日常が。
私たちの家が一瞬で
……潰された。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる