相人神魔

文字の大きさ
3 / 8
No.2

相神巫子(2)

しおりを挟む
一瞬だった。
なんの脈絡もなく、家がぶっ潰された。

同時に、すぐ総の安否を確認した。

「総……!総!無事!?潰されてない!?
脱出できる!?」

半ばパニック状態になりながらも、必死に
声をかけた。

「…無事ではないけど潰されてもないかな」

彼の声を聞いて安心する。油断は出来ないけど。

「…今魔法で瓦礫をどかすから、能力は
少し待ってくれ」

「把握した」

その時、脳に直接響くような、なんとも
汚らわしい濁ったような声で何者かが
話しかけてきた。

「チッ。制御者コントローラーの方を殺り損ねたか」

制御者コントローラー。そのままの意味で、
投影をすると自我を失ってしまう能力者の相方
として、宿された者の行動や魔力などを制御する。

そして、制御者を狙うってことは……

「お前、あちら側悪魔側の刺客か」

いかにも、と奇妙な声でそう語る。

「巫子、準備OKだ。制御可能!」
総の声が聞こえると同時に

「把握!制御たのまい!」

詠唱とかそういうのはいらなくて。

目をつぶって、地面を2回叩き、

話しかける。

相神一体仕る。あいじんいっていつかまつる

ん、コレ詠唱かな?と思いつつ、

ギリシアの神。そして、

冥界の神。二又の槍バイデントを持ち、

豊穣神ともされ、地獄の番人
ケルベロスを使役する神

……!!!





しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした

藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると 土地を蝕む邪気となって現れる。 それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。 派手な奇跡は起こらない。 けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。 ――その役目を、誰一人として理解しないまま。 奇跡が少なくなった。 役に立たない聖女はいらない。 そう言われ、私は静かに国を追放された。 もう、祈る理由はない。 邪気を生み出す原因に目を向けず、 後始末だけを押し付ける国を守る理由も。 聖女がいなくなった国で、 少しずつ異変が起こり始める。 けれど彼らは、最後まで気づかなかった。 私がなぜ祈らなくなったのかを。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

処理中です...