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2章
第14話 過去
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王立騎士魔導学院
剣術闘技場
実践剣術大会
男子ブロック準決勝
ユーリVSグレイン
ユーリ「グレインお前は何も分かっちゃいねえ・・・・・・」『如何にお前が考えなしか教えてやる』
距離を置き、牽制し合うユーリとグレイン。勝負は既に始まっている。
グレイン「・・・・・・」
ユーリの回想>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
<ユーリの父のモノローグ>
俺の名前は
ヴォルフ・コンラッド・アダミス
貧乏な家庭の三男坊だ。初等学校だけ卒業し、出稼ぎ先を探していた。
ちょうどその頃、王国政府はバルフレイムに新しい都市を建設した。
要塞都市バルフレイムだ。
元々バルフレイムはディアボリック帝国との国境付近にあり、何度も侵攻を受けてきた。
その危険性から、周囲の都市に人口が偏っており問題になっていた。
ある時、王国政府は新しい防衛手段を考案した。それが魔導障壁だ。
魔導障壁を都市全体に常時展開することでどのような侵攻を受けても住民を保護できるという話だった。
バルフレイムは人口が少ないため居住費がただ同然だった。
王国政府は魔道障壁を設置したバルフレイムへの移住を盛んに推奨した。
「安くて安全」それが要塞都市バルフレイムの売り文句だった。
多くの貧困層がバルフレイムに移住したし、俺もその1人だった。
少し時は流れて、俺はアリサと出会った。
生活は豊かではなかったがそれでも幸せだった。
しばらくして、アリサに子供ができた。できたと言っても妊娠しただけで生まれた訳ではない。
アリサのお腹も大きなり、そろそろ出産かという時。その悪夢は起きた。
王国歴1388年。ディアボリック帝国による第4次バルフレイム侵攻だ。
魔導障壁があるから大丈夫。皆そう思って、急ぎ避難するということもなかった。
しかし、状況が変わる。
絶対に破れないという魔導障壁がいとも容易く融解してしまったのだ。
帝国の新兵器がバルフレイムを1時間で丸裸にしてしまった。
混乱は凄まじいものだった。「安全って言ったのに!」と騎士団に訴える騒ぎに始まり、
大規模な避難を想定しない要塞都市から我先に出ようとする人だかり。
空襲による火災。戦火と人災がことごとく人の命を奪っていった。
運よく、崩壊した城壁から脱出できた、俺とアリサだったがそこからが本当の地獄だった。
激しい空襲に加えて、溢れる出る異形の生物。帝国の生物兵器といったところか。
出産前のアリサの手を引き。ひたすら逃げた。何とか騎士団の飛行場付近まで来て、
騎士団員について行って助けを求めた。
だが、あろうことか彼は剣を抜きこう言った。
「ついてくるんじゃない!」と。脱出する為の航空艇に定員があったのだろう。
妻だけは助けてと言ったが、騎士団の連中は自分たちだけ航空艇に乗り込み逃げていった。
私たちは絶望した。安心安全を信じてバルフレイムに住んでいたのに、こんなことになるなんて。
しかも、騎士団は我先にとバルフレイムから逃げ出していった。
それでも諦めず、私と妻は空襲の中、ひたすら走り続けた。
突然背後が明るくなり、爆発音と共に熱風に襲われる。
振り向くと妻が倒れていた。左足が破砕した建物一部の下敷きになり、歩けなくなってしまった。
アリサは言った。「子供を連れて逃げて」と。震える手で私に先の尖った瓦礫を差し出し、妻は「お願い」とだけ言った。
それで意味は分かった。医療の知識がない私が、こんな場所で帝王切開などすれば妻は確実に死ぬ。
それでもやるしかなかった。取り上げた子供を抱いて私は走った。生まれたての我が子よりも大声で泣きながら。
走って、走って、走って、走り続けた。
夜が明ける頃、私は小さな集落にたどり着き、そこで気を失った。
目を覚ますと、私はベットの上だった。飛び起きると隣には赤子がスヤスヤと眠っていた。
集落の人たちが助けてくれたのだ。親切にも生活の支援もしてくれた。
王国政府からの支援金も受け取り、何とか生活を立て直した頃には、息子のユーリは10歳になっていた。
<ユーリの父のモノローグ終了>
ヴォルフ「これがお前の母さんが死んだ理由。お前が生きている理由だ」
ユーリ「・・・・・・」
ヴォルフ「お前が騎士団に入りたいって言うなら止めねえ。王立騎士魔導学院に行くのも良いだろう」
「だがな、騎士団が本当に正義の味方かよくよく見極めろ、これだけは忘れるな」
ユーリの回想終了<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
激しく鍔迫り合うユーリとグレイン。
場外に押し出される寸前のグレイン。
グレイン「くっーー!!」
必死に押し返そうとする。
ールール1:場外の側溝に落ちると敗北となるー
ミック「いいぞーー!ユーリ!!!!」「やっちっまえーーー!!!!!」「あとちょっとだあ~~!!」
見境なくユーリを応援するミック。
テル「グレイン君を応援してあげようよ・・・・・・(汗)」
ノア「無駄だ、ほっとけ」
テル「・・・・・・う~ん」
グレインの回想>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
<モノローグ1>
8歳の誕生日。俺はたまたま、朝早く目が覚めた。
暇つぶしに散歩に出かけた。
騎士団の出張所が近くにあるのは知っていた。
そこを通りかかった時、野外修練場で素振りの稽古をする騎士団が目に付いた。
そこで、団員の前で見本を見せている騎士がいた。
それが第五騎士団長であることを知るのは後になってからだ。
「ブウン」
思い切り木刀を振り下ろす。
ただ、それだけだ。だが、それがとても美しかった。完成されていた。
木刀を振り下ろしたその瞬間、時間が止まったように感じた。
グレイン「スゲぇーー!!」
俺は子供ながらに感動した。
俺が武道に魅せられたのはその時だった。
その騎士のファンになった。
それから毎朝早起きして、騎士団の朝の修練を見に行くようになった。
手すり越しに野外修練場で木刀を素振りする騎士団を飽きもせずに眺めていた。
<モノローグ1終了>
騎士団員A「ジュウさん、なんすかね、あの子」
道端からこちらを見る少年を指す騎士団員。
素振りを中断する第五騎士団長シャビエル・ジュウ・デュラン。
ジュウ「あの子、前もいたな・・・・・・」
近付いて行ってグレインに話しかけるジュウ。
ジュウ「やあ、少年!」「この辺に住んでる子かな?」
グレイン「そうだよ!」「オジサンすごいね!」「どうやったらオジサンみたいに強くなれるのー?」
ジュウ「・・・・・・一緒に稽古してみるか?」
グレイン「え!?いいのー!!!」「やったーー!!」
嬉しそうなグレイン。稽古に混ざる。
騎士団員A「いいんすか~?こんな子供を騎士団の施設に入れて?」
ジュウ「騎士団の施設は王国のもの、王国のものは国民のものだ」「何の問題もない」
騎士団員A「ジュウさんがいいって言うなら・・・・・・まあ・・・・・・」
<モノローグ2>
ジュウさんは考え方にも筋が通っていた。
規律は重視するが、小手先の規則に囚われることなく全体を俯瞰していた。
俺はますますジュウさんが好きになった。
しばらくしてから、ジュウさんは俺の最初の問いに答えてくれた。
<モノローグ2終了>
ジュウ「どうした強くなれるか?」「だったかな?」
グレイン「うん!」
ジュウ「無念無想の境地に至ることだ」
グレイン「むねんむそう?」
ジュウ「そうだ、相手を必ず打ち破るという気迫のことだ」
グレイン「なにそれ?自分の方がつよいんだーってなること?」
ジュウ「違うな」「地道な鍛錬により自分自身を鍛えあげ、確かな自信を持って相手を圧倒することだ」
グレイン「ふうん~」
ジュウ「日々の積み重ねが大事ということだな」
グレイン「ありきたりだね~」
ジュウ「そうかもな、だが、そこに至るためには身体の修業だけでは駄目だ」「己の心、精神を磨く必要がある」
グレイン「・・・・・・」
ジュウ「邪なことを考えず、自身の身を正してこそ、多くの人に安息をもたらす力を手に入れることができるんだ」
グレイン「・・・・・・」
<モノローグ3>
ジュウさんが出張所から移動になった後も俺は一人で修業した。
いつかジュウさんのような立派な騎士になる。
それが俺の夢になっていた。
<モノローグ3終了>
グレインの回想終了<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
グレイン「俺はお前やミックが言うように、脳筋かもしれねえ」「深く考えるのはあまり得意じゃねぇ・・・・・・」
ユーリ「ッーー!!」
異常な粘りを見せるグレインに驚くユーリ。
グレイン「だがな、ここで負けて退学する訳にはいかねぇんだよ!!!」
ー自分を正し、多くの人に安息をー
グレイン「俺にはやるべきことがあるんだ!!!!!!」
一瞬怯んだユーリの思考の隙を突く
場内の縁でグレインが反り返る。力の方向を捻じ曲げられ、場外に飛び出すユーリ。
ユーリ『なっ!!』
ノア『上手いっ!!』
場外に落ちるユーリ。
ライル「そこまでっ!」「勝者グレイン!!」
歓声があがる。
ユーリ「バカな・・・・・・あの体勢から・・・・・・」
震えながら側溝の下で悔しがるユーリ。
テル「良かった~、これでグレインも退学しなくてすむね!」
ノア「ああ」
『どちらも強かった。特にユーリは予想以上だった・・・・・・』
『背水の陣を敷いたグレインに軍配が上がったとい感じか・・・・・・』
ミック「くっそ~!!!あとちょっとでグレインを退学に追い込むことができたのに~~!!!!」
「もっと気張れよ!!ユーリ~~!!!」
目を血走らせ本気で悔しがるミック。
テル「ほんと仲悪いね・・・・・・」
ノア「最初からだ・・・・・・」
剣術闘技場
実践剣術大会
男子ブロック準決勝
ユーリVSグレイン
ユーリ「グレインお前は何も分かっちゃいねえ・・・・・・」『如何にお前が考えなしか教えてやる』
距離を置き、牽制し合うユーリとグレイン。勝負は既に始まっている。
グレイン「・・・・・・」
ユーリの回想>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
<ユーリの父のモノローグ>
俺の名前は
ヴォルフ・コンラッド・アダミス
貧乏な家庭の三男坊だ。初等学校だけ卒業し、出稼ぎ先を探していた。
ちょうどその頃、王国政府はバルフレイムに新しい都市を建設した。
要塞都市バルフレイムだ。
元々バルフレイムはディアボリック帝国との国境付近にあり、何度も侵攻を受けてきた。
その危険性から、周囲の都市に人口が偏っており問題になっていた。
ある時、王国政府は新しい防衛手段を考案した。それが魔導障壁だ。
魔導障壁を都市全体に常時展開することでどのような侵攻を受けても住民を保護できるという話だった。
バルフレイムは人口が少ないため居住費がただ同然だった。
王国政府は魔道障壁を設置したバルフレイムへの移住を盛んに推奨した。
「安くて安全」それが要塞都市バルフレイムの売り文句だった。
多くの貧困層がバルフレイムに移住したし、俺もその1人だった。
少し時は流れて、俺はアリサと出会った。
生活は豊かではなかったがそれでも幸せだった。
しばらくして、アリサに子供ができた。できたと言っても妊娠しただけで生まれた訳ではない。
アリサのお腹も大きなり、そろそろ出産かという時。その悪夢は起きた。
王国歴1388年。ディアボリック帝国による第4次バルフレイム侵攻だ。
魔導障壁があるから大丈夫。皆そう思って、急ぎ避難するということもなかった。
しかし、状況が変わる。
絶対に破れないという魔導障壁がいとも容易く融解してしまったのだ。
帝国の新兵器がバルフレイムを1時間で丸裸にしてしまった。
混乱は凄まじいものだった。「安全って言ったのに!」と騎士団に訴える騒ぎに始まり、
大規模な避難を想定しない要塞都市から我先に出ようとする人だかり。
空襲による火災。戦火と人災がことごとく人の命を奪っていった。
運よく、崩壊した城壁から脱出できた、俺とアリサだったがそこからが本当の地獄だった。
激しい空襲に加えて、溢れる出る異形の生物。帝国の生物兵器といったところか。
出産前のアリサの手を引き。ひたすら逃げた。何とか騎士団の飛行場付近まで来て、
騎士団員について行って助けを求めた。
だが、あろうことか彼は剣を抜きこう言った。
「ついてくるんじゃない!」と。脱出する為の航空艇に定員があったのだろう。
妻だけは助けてと言ったが、騎士団の連中は自分たちだけ航空艇に乗り込み逃げていった。
私たちは絶望した。安心安全を信じてバルフレイムに住んでいたのに、こんなことになるなんて。
しかも、騎士団は我先にとバルフレイムから逃げ出していった。
それでも諦めず、私と妻は空襲の中、ひたすら走り続けた。
突然背後が明るくなり、爆発音と共に熱風に襲われる。
振り向くと妻が倒れていた。左足が破砕した建物一部の下敷きになり、歩けなくなってしまった。
アリサは言った。「子供を連れて逃げて」と。震える手で私に先の尖った瓦礫を差し出し、妻は「お願い」とだけ言った。
それで意味は分かった。医療の知識がない私が、こんな場所で帝王切開などすれば妻は確実に死ぬ。
それでもやるしかなかった。取り上げた子供を抱いて私は走った。生まれたての我が子よりも大声で泣きながら。
走って、走って、走って、走り続けた。
夜が明ける頃、私は小さな集落にたどり着き、そこで気を失った。
目を覚ますと、私はベットの上だった。飛び起きると隣には赤子がスヤスヤと眠っていた。
集落の人たちが助けてくれたのだ。親切にも生活の支援もしてくれた。
王国政府からの支援金も受け取り、何とか生活を立て直した頃には、息子のユーリは10歳になっていた。
<ユーリの父のモノローグ終了>
ヴォルフ「これがお前の母さんが死んだ理由。お前が生きている理由だ」
ユーリ「・・・・・・」
ヴォルフ「お前が騎士団に入りたいって言うなら止めねえ。王立騎士魔導学院に行くのも良いだろう」
「だがな、騎士団が本当に正義の味方かよくよく見極めろ、これだけは忘れるな」
ユーリの回想終了<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
激しく鍔迫り合うユーリとグレイン。
場外に押し出される寸前のグレイン。
グレイン「くっーー!!」
必死に押し返そうとする。
ールール1:場外の側溝に落ちると敗北となるー
ミック「いいぞーー!ユーリ!!!!」「やっちっまえーーー!!!!!」「あとちょっとだあ~~!!」
見境なくユーリを応援するミック。
テル「グレイン君を応援してあげようよ・・・・・・(汗)」
ノア「無駄だ、ほっとけ」
テル「・・・・・・う~ん」
グレインの回想>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
<モノローグ1>
8歳の誕生日。俺はたまたま、朝早く目が覚めた。
暇つぶしに散歩に出かけた。
騎士団の出張所が近くにあるのは知っていた。
そこを通りかかった時、野外修練場で素振りの稽古をする騎士団が目に付いた。
そこで、団員の前で見本を見せている騎士がいた。
それが第五騎士団長であることを知るのは後になってからだ。
「ブウン」
思い切り木刀を振り下ろす。
ただ、それだけだ。だが、それがとても美しかった。完成されていた。
木刀を振り下ろしたその瞬間、時間が止まったように感じた。
グレイン「スゲぇーー!!」
俺は子供ながらに感動した。
俺が武道に魅せられたのはその時だった。
その騎士のファンになった。
それから毎朝早起きして、騎士団の朝の修練を見に行くようになった。
手すり越しに野外修練場で木刀を素振りする騎士団を飽きもせずに眺めていた。
<モノローグ1終了>
騎士団員A「ジュウさん、なんすかね、あの子」
道端からこちらを見る少年を指す騎士団員。
素振りを中断する第五騎士団長シャビエル・ジュウ・デュラン。
ジュウ「あの子、前もいたな・・・・・・」
近付いて行ってグレインに話しかけるジュウ。
ジュウ「やあ、少年!」「この辺に住んでる子かな?」
グレイン「そうだよ!」「オジサンすごいね!」「どうやったらオジサンみたいに強くなれるのー?」
ジュウ「・・・・・・一緒に稽古してみるか?」
グレイン「え!?いいのー!!!」「やったーー!!」
嬉しそうなグレイン。稽古に混ざる。
騎士団員A「いいんすか~?こんな子供を騎士団の施設に入れて?」
ジュウ「騎士団の施設は王国のもの、王国のものは国民のものだ」「何の問題もない」
騎士団員A「ジュウさんがいいって言うなら・・・・・・まあ・・・・・・」
<モノローグ2>
ジュウさんは考え方にも筋が通っていた。
規律は重視するが、小手先の規則に囚われることなく全体を俯瞰していた。
俺はますますジュウさんが好きになった。
しばらくしてから、ジュウさんは俺の最初の問いに答えてくれた。
<モノローグ2終了>
ジュウ「どうした強くなれるか?」「だったかな?」
グレイン「うん!」
ジュウ「無念無想の境地に至ることだ」
グレイン「むねんむそう?」
ジュウ「そうだ、相手を必ず打ち破るという気迫のことだ」
グレイン「なにそれ?自分の方がつよいんだーってなること?」
ジュウ「違うな」「地道な鍛錬により自分自身を鍛えあげ、確かな自信を持って相手を圧倒することだ」
グレイン「ふうん~」
ジュウ「日々の積み重ねが大事ということだな」
グレイン「ありきたりだね~」
ジュウ「そうかもな、だが、そこに至るためには身体の修業だけでは駄目だ」「己の心、精神を磨く必要がある」
グレイン「・・・・・・」
ジュウ「邪なことを考えず、自身の身を正してこそ、多くの人に安息をもたらす力を手に入れることができるんだ」
グレイン「・・・・・・」
<モノローグ3>
ジュウさんが出張所から移動になった後も俺は一人で修業した。
いつかジュウさんのような立派な騎士になる。
それが俺の夢になっていた。
<モノローグ3終了>
グレインの回想終了<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
グレイン「俺はお前やミックが言うように、脳筋かもしれねえ」「深く考えるのはあまり得意じゃねぇ・・・・・・」
ユーリ「ッーー!!」
異常な粘りを見せるグレインに驚くユーリ。
グレイン「だがな、ここで負けて退学する訳にはいかねぇんだよ!!!」
ー自分を正し、多くの人に安息をー
グレイン「俺にはやるべきことがあるんだ!!!!!!」
一瞬怯んだユーリの思考の隙を突く
場内の縁でグレインが反り返る。力の方向を捻じ曲げられ、場外に飛び出すユーリ。
ユーリ『なっ!!』
ノア『上手いっ!!』
場外に落ちるユーリ。
ライル「そこまでっ!」「勝者グレイン!!」
歓声があがる。
ユーリ「バカな・・・・・・あの体勢から・・・・・・」
震えながら側溝の下で悔しがるユーリ。
テル「良かった~、これでグレインも退学しなくてすむね!」
ノア「ああ」
『どちらも強かった。特にユーリは予想以上だった・・・・・・』
『背水の陣を敷いたグレインに軍配が上がったとい感じか・・・・・・』
ミック「くっそ~!!!あとちょっとでグレインを退学に追い込むことができたのに~~!!!!」
「もっと気張れよ!!ユーリ~~!!!」
目を血走らせ本気で悔しがるミック。
テル「ほんと仲悪いね・・・・・・」
ノア「最初からだ・・・・・・」
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