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3章
第22話 決意
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王立騎士魔導学院
生体実験室
検体に対し、あらゆる方法を尽くすキアラ技術主任。
キアラ「ダメだ・・・・・・どれだけ試しても呪毒中和できない・・・・・・!!」
顕微鏡を覗き、絶望する。
キアラ「一体なんなんだこの毒は?!」
マーク「・・・・・・手がない訳ではありません」
マリー「マーク先生!」
キアラ「何ですか?!」「教えてください!!」
マーク「・・・・・・根本的な解決策ではない為、本人の意思確認が必要です」
顔を見合わせるマリーとキアラ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王立騎士魔導学院
保険治療室
キアラ「セリア!」「わかるか・・・・・・!?」
ベットで朦朧とするセリアに話しかけるキアラ。
セリア「キアラ・・・・・・先生・・・・・・」
キアラ「セリア、済まない・・・・・・今の我々の知識では君を助けることは出来ない・・・・・・」
セリア「そう、ですか・・・・・・」
キアラ「だが、君が同意するなら・・・・・・」
マーク「医療凍結魔法を君に施し、細胞を破壊する呪毒魔法ごと凍結する」
セリア「そんな・・・・・・ことが・・・・・・できるん・・・・・・ですね・・・・・・」
マーク「ただし、これは時間稼ぎに過ぎない・・・・・・」「凍結睡眠中に解毒方法を探すが・・・・・・」
キアラ「見つかる保証はない」
セリア「・・・・・・」
キアラ「根本的な解決でない上に、失敗すれば二度と目を覚ますことがないかも知れない・・・・・・」
マリー「申し訳ないわ・・・・・・こんな提案しかできなくて・・・・・・」
セリア「どれぐらいの・・・・・・期間・・・・・・凍結睡眠・・・・・・できますか?」
マーク「10年は大丈夫なはずだよ」
セリア「・・・・・・そう・・・・・・ですか」
キアラ「・・・・・・」
セリア「・・・・・・私は・・・・・・まだ・・・・・・死にたくありません・・・・・・」
マリー「・・・・・・セリアっ」
涙ぐむマリー。
セリア「・・・・・・生きて・・・・・・友達の夢が・・・・・・叶うのを見てみたい・・・・・・」
マーク「キャロル君のことだね」
セリア「・・・・・・ええ・・・・・・心配なんです・・・・・・傍に、いてあげたい・・・・・・」
苦しそうに笑顔を作るセリア。
キアラ「ッーーー」
無力感から拳を握りしめるキアラ。
セリア「・・・・・・もう・・・・・・叶い・・・・・・ませんが」
頭を左右に振るマーク。
マーク「君が生きているだけで、彼女の支えになる」
セリア「可能性が・・・・・・あるなら・・・・・・お願いします」
「明るい未来が来るのを・・・・・・この目でみたい・・・・・・です」
キアラ「セリア・・・・・・」
マーク「医療凍結は必ず成功させる」
セリア「ありがとう・・・・・・せんせ・・・・・・」
意識を再び失うセリア。
キアラ「同意は得ました!」「急ぎましょう!」
頷くマークとマリー。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王立騎士魔導学院
特別医療室
凍結装置の中で眠るセリアを見つめるキャロル。
箱型の装置の四隅に魔導石が光り輝き、装置の稼働を示している。
キャロルの横に立つマーク。
マーク「術は成功した」「・・・・・・これで時間は稼げる」
キャロル「わたしが・・・・・・悪いんです・・・・・・」
マーク「・・・・・・」
キャロル「私が弱いから・・・・・・ドジだから・・・・・・セリアちゃんがこんな目に・・・・・・」
涙をこらえるキャロル。
マーク「それは違うよ、キャロル君・・・・・・」「今回の事件を防げなかった我々教員の責任だ」
「力不足な教員を代表してお詫びする」
頭を下げるマーク。
キャロル「・・・・・・」
何も言えなくなり、走り去るキャロル。
キャロル『ごめんね・・・・・・セリアちゃん!』『私のせいで・・・』『ごめん・・・・・・!!』
泣きながら人のいない廊下を走るキャロル。
キャロル『私、もっと頑張るから・・・・・・!!』『絶対、騎士になるから!!!』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王都/王城都市アクトゼリシア
六芒星の間
王室参謀府参与”六老賢”
緊急秘密会議
六老賢D「加害生徒が所持していたナイトソードから、先日殺害された生徒マーナ・R・キャトレットの血液記録が採取された」
六老賢A「なんと・・・・・・」
六老賢C「犯人は生徒だった・・・・・・か・・・・・・」
六老賢D「さらに今回のリンチ事件で、同級生を守った生徒もそのナイトソードに付着した呪毒によって生死をさまよっている」
六老賢B「つまり、今回の事件はカラミティの犯行声明に乗じた生徒の凶悪犯・・・・・・ということか」
六老賢F「本当に単独犯なのか?」
六老賢E「支援者はいないのか?」
六老賢A「毒物はどうやって手に入れたのだ?」
六老賢D「解析報告によれば、毒は古代呪文を含む液化呪毒魔法であり通常入手は困難・・・・・・」
六老賢F「もちろん、生徒が実験室で合成するのも不可能だろう・・・・・・」
六老賢B「ではどこから?」
六老賢D「わからぬ」
六老賢C「今分かっているのは最初の殺害事件は生徒によるもの」
「今回のリンチ・殺害未遂事件も同一生徒によるもの」
「毒物の入手方法は不明・・・・・・ということだ」
六老賢E「加害生徒が意識不明というのがな・・・・・・」「これ以上調べようがない」
六老賢B「リンチ事件の共犯者の生徒はどうなった?」
六老賢F「そうだ!何か知っているのでは?」
六老賢D「毒物のことも、最初の殺人事件のことも何も知らないと答えている」
六老賢B「本当か?」
六老賢D「現在3か月の停学処分、退学猶予となっている」
六老賢E「甘くないか?」
六老賢D「生徒は未成年・・・・・・反省の意思を示していると報告書にはある」
六老賢F「ウ~ム・・・・・・」
六老賢A「教員側は白とみてよいのかの?」
六老賢E「現状では、そうだな」
六老賢C「カラミティの犯行声明がただの脅しに過ぎなったのか・・・・・・」「全てが明らかになるまで油断ならん」
六老賢F「当然だ」「真実が究明されるまで、六老賢は学院を注視する」
生体実験室
検体に対し、あらゆる方法を尽くすキアラ技術主任。
キアラ「ダメだ・・・・・・どれだけ試しても呪毒中和できない・・・・・・!!」
顕微鏡を覗き、絶望する。
キアラ「一体なんなんだこの毒は?!」
マーク「・・・・・・手がない訳ではありません」
マリー「マーク先生!」
キアラ「何ですか?!」「教えてください!!」
マーク「・・・・・・根本的な解決策ではない為、本人の意思確認が必要です」
顔を見合わせるマリーとキアラ。
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王立騎士魔導学院
保険治療室
キアラ「セリア!」「わかるか・・・・・・!?」
ベットで朦朧とするセリアに話しかけるキアラ。
セリア「キアラ・・・・・・先生・・・・・・」
キアラ「セリア、済まない・・・・・・今の我々の知識では君を助けることは出来ない・・・・・・」
セリア「そう、ですか・・・・・・」
キアラ「だが、君が同意するなら・・・・・・」
マーク「医療凍結魔法を君に施し、細胞を破壊する呪毒魔法ごと凍結する」
セリア「そんな・・・・・・ことが・・・・・・できるん・・・・・・ですね・・・・・・」
マーク「ただし、これは時間稼ぎに過ぎない・・・・・・」「凍結睡眠中に解毒方法を探すが・・・・・・」
キアラ「見つかる保証はない」
セリア「・・・・・・」
キアラ「根本的な解決でない上に、失敗すれば二度と目を覚ますことがないかも知れない・・・・・・」
マリー「申し訳ないわ・・・・・・こんな提案しかできなくて・・・・・・」
セリア「どれぐらいの・・・・・・期間・・・・・・凍結睡眠・・・・・・できますか?」
マーク「10年は大丈夫なはずだよ」
セリア「・・・・・・そう・・・・・・ですか」
キアラ「・・・・・・」
セリア「・・・・・・私は・・・・・・まだ・・・・・・死にたくありません・・・・・・」
マリー「・・・・・・セリアっ」
涙ぐむマリー。
セリア「・・・・・・生きて・・・・・・友達の夢が・・・・・・叶うのを見てみたい・・・・・・」
マーク「キャロル君のことだね」
セリア「・・・・・・ええ・・・・・・心配なんです・・・・・・傍に、いてあげたい・・・・・・」
苦しそうに笑顔を作るセリア。
キアラ「ッーーー」
無力感から拳を握りしめるキアラ。
セリア「・・・・・・もう・・・・・・叶い・・・・・・ませんが」
頭を左右に振るマーク。
マーク「君が生きているだけで、彼女の支えになる」
セリア「可能性が・・・・・・あるなら・・・・・・お願いします」
「明るい未来が来るのを・・・・・・この目でみたい・・・・・・です」
キアラ「セリア・・・・・・」
マーク「医療凍結は必ず成功させる」
セリア「ありがとう・・・・・・せんせ・・・・・・」
意識を再び失うセリア。
キアラ「同意は得ました!」「急ぎましょう!」
頷くマークとマリー。
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王立騎士魔導学院
特別医療室
凍結装置の中で眠るセリアを見つめるキャロル。
箱型の装置の四隅に魔導石が光り輝き、装置の稼働を示している。
キャロルの横に立つマーク。
マーク「術は成功した」「・・・・・・これで時間は稼げる」
キャロル「わたしが・・・・・・悪いんです・・・・・・」
マーク「・・・・・・」
キャロル「私が弱いから・・・・・・ドジだから・・・・・・セリアちゃんがこんな目に・・・・・・」
涙をこらえるキャロル。
マーク「それは違うよ、キャロル君・・・・・・」「今回の事件を防げなかった我々教員の責任だ」
「力不足な教員を代表してお詫びする」
頭を下げるマーク。
キャロル「・・・・・・」
何も言えなくなり、走り去るキャロル。
キャロル『ごめんね・・・・・・セリアちゃん!』『私のせいで・・・』『ごめん・・・・・・!!』
泣きながら人のいない廊下を走るキャロル。
キャロル『私、もっと頑張るから・・・・・・!!』『絶対、騎士になるから!!!』
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王都/王城都市アクトゼリシア
六芒星の間
王室参謀府参与”六老賢”
緊急秘密会議
六老賢D「加害生徒が所持していたナイトソードから、先日殺害された生徒マーナ・R・キャトレットの血液記録が採取された」
六老賢A「なんと・・・・・・」
六老賢C「犯人は生徒だった・・・・・・か・・・・・・」
六老賢D「さらに今回のリンチ事件で、同級生を守った生徒もそのナイトソードに付着した呪毒によって生死をさまよっている」
六老賢B「つまり、今回の事件はカラミティの犯行声明に乗じた生徒の凶悪犯・・・・・・ということか」
六老賢F「本当に単独犯なのか?」
六老賢E「支援者はいないのか?」
六老賢A「毒物はどうやって手に入れたのだ?」
六老賢D「解析報告によれば、毒は古代呪文を含む液化呪毒魔法であり通常入手は困難・・・・・・」
六老賢F「もちろん、生徒が実験室で合成するのも不可能だろう・・・・・・」
六老賢B「ではどこから?」
六老賢D「わからぬ」
六老賢C「今分かっているのは最初の殺害事件は生徒によるもの」
「今回のリンチ・殺害未遂事件も同一生徒によるもの」
「毒物の入手方法は不明・・・・・・ということだ」
六老賢E「加害生徒が意識不明というのがな・・・・・・」「これ以上調べようがない」
六老賢B「リンチ事件の共犯者の生徒はどうなった?」
六老賢F「そうだ!何か知っているのでは?」
六老賢D「毒物のことも、最初の殺人事件のことも何も知らないと答えている」
六老賢B「本当か?」
六老賢D「現在3か月の停学処分、退学猶予となっている」
六老賢E「甘くないか?」
六老賢D「生徒は未成年・・・・・・反省の意思を示していると報告書にはある」
六老賢F「ウ~ム・・・・・・」
六老賢A「教員側は白とみてよいのかの?」
六老賢E「現状では、そうだな」
六老賢C「カラミティの犯行声明がただの脅しに過ぎなったのか・・・・・・」「全てが明らかになるまで油断ならん」
六老賢F「当然だ」「真実が究明されるまで、六老賢は学院を注視する」
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