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第六章・精霊秘体の探索
精霊秘体からの脱出
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異空間の壁の亀裂から漏れるマグマは熱が冷めて固まり、爆発の危険性は低くなったが出入り口の扉が徐々に狭まり、閉じる寸前でチーネとソングを乗せたドラゴンの子が薔薇のトンネルへ入り込む。
「見て、薔薇が元気になってる」
「愛で癒されて、潤ったのか?」
萎れた茎や葉が水に濡れて生き生きと伸び、絡み合って垣根を作り、薔薇のトンネルに赤とピンク、オレンジとイエローの鮮やかな花を咲かせ、華やかな香りの中をドラゴンの子が軽やかに飛ぶ。
「ソング、さっきチーネを想像しただろ?」
「バレた?それで竜王を治めたんだ」
元の形態に戻った剣と盾を腰と背中にセットしてソングが微笑むと、突然チーネが振り返ってソングの頬にキスをして照れ臭そうに前を向く。
「まだ、修行が足りない。その剣と盾を自在に扱えないと、ランス・マンダーを倒せないぞ」
「チーネともっと愛し合えば、上手く使えると思うぜ」
ソングがそう言って背中から抱き付いたので、チーネもお尻をくねらせて微笑んだが、花びらと葉から滴る水を頬に受けて背後を見た。
「洪水だ。スピードを上げるわよ」
「なんで?いいムードだったのに」
波飛沫の音がタイムリミットを告げ、トンネルの奥から激しい水が押し寄せ、ドラゴンの子が再びスピードアップして薔薇の花を蹴散らしてゲートを越え、精霊秘体のシャッターの出口へ突っ込んだ。
ファラの少女が薔薇のアーチに座って足をブラブラさせて微笑み、下の激流とドラゴンの子に乗って飛ぶチーネとソングの後ろ姿を眺めて、重なり合う秘部のシャッターを開いてやる。
「ラッキー」
「きっと、愛のお礼だよ」
チーネはファラが愛を受け入れ、憎悪と欲望から解放された事で危険なシャッターを全開にしてくれたと思った。
「でも、まだ問題はこれからだ」
一気に数枚の刃の間を抜けて股間から飛び出し、ファラの精霊秘体から脱出したが、チーネはドラゴンの子の上で背伸びして、不安そうにエリアンとソングの体を眺めた。
「間に合ったと思うけど」
ドラゴンが腐食の呪いを完全に焼き払ったかは不明であり、ソングのマインドが戻った瞬間に判明する。
「指を失う覚悟はできてるぜ」
「でも、アソコが腐ったりしてね」
「ひえー、脅かすなよ」
ソングが左手で股間を押さえて嘆き、右手でチーネの背中に抱き付く。
「だって、エリアンと楽しんだ代償は大きいかも」
ソングはチーネの指示で行動したのにと思ったが、口に出すのはやめて「ゴメン」と耳元で囁いた。女心は難解であり、しかも妖精の心情を人間の少年が理解できる筈がなかった。
『チーネとソング。戻ったか?』
「うん、今からソングのマインドを体に戻す」
チーネはアルダリの声を聴いて、ドラゴンの子をエリアンと重なり合うソングの体へ発進させた。
「見て、薔薇が元気になってる」
「愛で癒されて、潤ったのか?」
萎れた茎や葉が水に濡れて生き生きと伸び、絡み合って垣根を作り、薔薇のトンネルに赤とピンク、オレンジとイエローの鮮やかな花を咲かせ、華やかな香りの中をドラゴンの子が軽やかに飛ぶ。
「ソング、さっきチーネを想像しただろ?」
「バレた?それで竜王を治めたんだ」
元の形態に戻った剣と盾を腰と背中にセットしてソングが微笑むと、突然チーネが振り返ってソングの頬にキスをして照れ臭そうに前を向く。
「まだ、修行が足りない。その剣と盾を自在に扱えないと、ランス・マンダーを倒せないぞ」
「チーネともっと愛し合えば、上手く使えると思うぜ」
ソングがそう言って背中から抱き付いたので、チーネもお尻をくねらせて微笑んだが、花びらと葉から滴る水を頬に受けて背後を見た。
「洪水だ。スピードを上げるわよ」
「なんで?いいムードだったのに」
波飛沫の音がタイムリミットを告げ、トンネルの奥から激しい水が押し寄せ、ドラゴンの子が再びスピードアップして薔薇の花を蹴散らしてゲートを越え、精霊秘体のシャッターの出口へ突っ込んだ。
ファラの少女が薔薇のアーチに座って足をブラブラさせて微笑み、下の激流とドラゴンの子に乗って飛ぶチーネとソングの後ろ姿を眺めて、重なり合う秘部のシャッターを開いてやる。
「ラッキー」
「きっと、愛のお礼だよ」
チーネはファラが愛を受け入れ、憎悪と欲望から解放された事で危険なシャッターを全開にしてくれたと思った。
「でも、まだ問題はこれからだ」
一気に数枚の刃の間を抜けて股間から飛び出し、ファラの精霊秘体から脱出したが、チーネはドラゴンの子の上で背伸びして、不安そうにエリアンとソングの体を眺めた。
「間に合ったと思うけど」
ドラゴンが腐食の呪いを完全に焼き払ったかは不明であり、ソングのマインドが戻った瞬間に判明する。
「指を失う覚悟はできてるぜ」
「でも、アソコが腐ったりしてね」
「ひえー、脅かすなよ」
ソングが左手で股間を押さえて嘆き、右手でチーネの背中に抱き付く。
「だって、エリアンと楽しんだ代償は大きいかも」
ソングはチーネの指示で行動したのにと思ったが、口に出すのはやめて「ゴメン」と耳元で囁いた。女心は難解であり、しかも妖精の心情を人間の少年が理解できる筈がなかった。
『チーネとソング。戻ったか?』
「うん、今からソングのマインドを体に戻す」
チーネはアルダリの声を聴いて、ドラゴンの子をエリアンと重なり合うソングの体へ発進させた。
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