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第六章・精霊秘体の探索
ソングの指
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アルダリはサングラスを外し、両膝を開いた状態のファラの股間を覗き込み、溢れ出る蜜で濡れた球体の魔物を指で掬って取り出し、匂いを嗅いで中山教授にも見せ、人間界の科学者の意見を聞く。
「見ろ、ランスはこれをフィルターにして、四種の毒素を生み出したのでは?」
「なるほど……」
床に落ちていたロングスカートをジェンダ王子が拾ってファラの下半身に掛けてやり、トーマと一緒に熱心なアルダリを見て呆れている。
「研究か趣味かは不明だが?」
「いや、スケベでやってるだけ。変態っす」
その時、アルダリが装着した鉄の下着に異変が生じている事に中山教授が気付き、「文字が蠢いている……」と指でなぞって教えた。
禁欲の鉄の下着に刻まれたドルトンの原子記号がアルダリが手にするコアンに反応し、そちら側に引き寄せらて順序が入れ替わっている。
「やはりな。わしの読み通り、性的な分泌物がここから抽出されるに違いないわ」
アルダリは自分の股間を覗き込み、鉄の下着にコアンを近付けると、中央のライプニッツの円型の図形にコアンが吸い寄せられ、手から飛び出して三角形の鍵穴にはまり込み、鍵が閉まって完全に鉄の下着が装着される。
「ひえー。お股に食い込んで、タマが潰れそうだ。トーマ、外してくれ~」
「いや、アホじゃね?」
「アルダリはほっとこう。それよりソングとエリアンが心配だ」
もがき苦しむアリダリを放置して、ジェンダ王子とトーマはソングとエリアンに近寄り、中山教授だけがアリダリの前に屈み込み鉄の下着の仕様を調べる。
「伸縮自在だが、女性用だから急所部分がフィットしないのか?」
「と、友よ。穿き心地の問題ではないのだ。頼むから、早く外してくれ」
ウルガンは床に座り込んで観戦し、ふざけた錬金術師と人間の科学者が腐食の呪いを解き明かすのではないかと思ったが、「姉妹はまだ三人いるぜ」と呟き、ジェンダ王子とトーマが重なり合ったまま動かないエリアンをソングから引き離すのを注目した。
「少年が欠ければ勝てまい」
その時、ドラゴンの子に乗っていたチーネがソングのマインドを体に飛ばし、自分は宙に浮きながら精霊秘体に帰ってゆくソングとドラゴンの子を眺め、湧き上がる毒煙を焼き払っていたドラゴンがこっちを向き、ソングのマインドを迎え入れるのを見た。
「ど、どう?大丈夫か?」
一瞬にしてジェンダ王子とトーマの背後に現出したチーネが心配そうに声を掛け、エリアンとソングを床に仰向けに寝かせた王子とトーマが答える。
「アソコは腐ってはないね」
「エリアンも無事だ。疲れて朦朧としてるだけだ」
チーネは恥ずかしそうに両手で目隠しをして覗き込み、「ふーっ」とため息をついてソングの指の事を聞く。
「でも、指は失ったよね?」
「いや、それが不思議な事に腐って無くなった指が、一本だけカチカチになって復活した」
「見ろ、ランスはこれをフィルターにして、四種の毒素を生み出したのでは?」
「なるほど……」
床に落ちていたロングスカートをジェンダ王子が拾ってファラの下半身に掛けてやり、トーマと一緒に熱心なアルダリを見て呆れている。
「研究か趣味かは不明だが?」
「いや、スケベでやってるだけ。変態っす」
その時、アルダリが装着した鉄の下着に異変が生じている事に中山教授が気付き、「文字が蠢いている……」と指でなぞって教えた。
禁欲の鉄の下着に刻まれたドルトンの原子記号がアルダリが手にするコアンに反応し、そちら側に引き寄せらて順序が入れ替わっている。
「やはりな。わしの読み通り、性的な分泌物がここから抽出されるに違いないわ」
アルダリは自分の股間を覗き込み、鉄の下着にコアンを近付けると、中央のライプニッツの円型の図形にコアンが吸い寄せられ、手から飛び出して三角形の鍵穴にはまり込み、鍵が閉まって完全に鉄の下着が装着される。
「ひえー。お股に食い込んで、タマが潰れそうだ。トーマ、外してくれ~」
「いや、アホじゃね?」
「アルダリはほっとこう。それよりソングとエリアンが心配だ」
もがき苦しむアリダリを放置して、ジェンダ王子とトーマはソングとエリアンに近寄り、中山教授だけがアリダリの前に屈み込み鉄の下着の仕様を調べる。
「伸縮自在だが、女性用だから急所部分がフィットしないのか?」
「と、友よ。穿き心地の問題ではないのだ。頼むから、早く外してくれ」
ウルガンは床に座り込んで観戦し、ふざけた錬金術師と人間の科学者が腐食の呪いを解き明かすのではないかと思ったが、「姉妹はまだ三人いるぜ」と呟き、ジェンダ王子とトーマが重なり合ったまま動かないエリアンをソングから引き離すのを注目した。
「少年が欠ければ勝てまい」
その時、ドラゴンの子に乗っていたチーネがソングのマインドを体に飛ばし、自分は宙に浮きながら精霊秘体に帰ってゆくソングとドラゴンの子を眺め、湧き上がる毒煙を焼き払っていたドラゴンがこっちを向き、ソングのマインドを迎え入れるのを見た。
「ど、どう?大丈夫か?」
一瞬にしてジェンダ王子とトーマの背後に現出したチーネが心配そうに声を掛け、エリアンとソングを床に仰向けに寝かせた王子とトーマが答える。
「アソコは腐ってはないね」
「エリアンも無事だ。疲れて朦朧としてるだけだ」
チーネは恥ずかしそうに両手で目隠しをして覗き込み、「ふーっ」とため息をついてソングの指の事を聞く。
「でも、指は失ったよね?」
「いや、それが不思議な事に腐って無くなった指が、一本だけカチカチになって復活した」
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