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第六章・精霊秘体の探索
ウルガンの提案
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覚醒したソングが上半身を起こして右手を顔の前に翳し、ケイ素で精製されたシリコンの小指をピコピコさせて目を細めて呟く。
「へ、変な感じ……」
「不思議だね?魔法かも」
チーネも近寄ってソングの指を見て驚き、ロングスカートを穿いたファラがスッキリした顔でソングに微笑みかけた。
「愛の戦士ソングよ。私からのプレゼントだ。本来なら他の指も腐って無くなった筈だが、元素の力で復活させてやったぞ」
「だったら、普通の指にしろって」
「いいじゃん。耳と鼻くそほじれるぜ」
「剣も握りやすくなったわ」
「テクニシャンと喜ばれるかも」
小指をピコピコさせて嘆くソングをトーマとチーネと王子が励まし、パンツをもぞもぞと穿いて立ち上がると、エリアンも胸カップとスウェットパンツを着て仲間とハグして喜び合う。
「やったな。とにかく助かったぜ」
「うん、みんな無事でよかった」
「ごめんねチーネ。オレ、もうソングなんて興味ないからさ。チーネの方が好きだぜ」
「そ、それは俺のセリフだ。チーネ、別の人格がここに住み着いてんだよ~」
「はいはい。お二人共、わかってますよ」
「キューピッドの矢の魔法が解けましたね」
「ああ、しかし役立っただろ」
トーマとジェンダ王子がこそこそと話し、アリダリは中山教授の肩を借りてよろよろと歩み寄り、鉄の下着を指し示して懇願する。
「喜んでいるところすまんが、わしを忘れてないか?トーマ、もう一度これを外してくれ」
戦士チームは爪先立ちで堪えるアルダリを無視して、「凄い迫力だったぞ」とエリアンを揶揄い、チーネとソングの活躍を称えたが、ファラに歩み寄るウルガンを見て警戒する。
「ファラさま。ランス様はこの対決シーンを観てません」
ウルガンが跪き、水晶玉を抉り取った左手甲の傷を見せてファラに進言する。ペット扱いされて嫌悪していたが、ソングを愛の戦士と呼び、シリコンの指をプレゼントした淑女なら聞き入れると思った。
「負けは認めるとして、自爆しなかった理由を報告する必要はないでしょう。ここはウルガンにお任せください」
「フン、好きにしろ」
ファラはウルガンが主人を裏切り、自分を守ってくれたと内心では飛び上がるほど嬉しかったが、素直になれずに顎を突き出してソッポを向く。
「どうせ父上は私が死んでも作り直せばいいと思っているだけだ。四姉妹の悲しみは果てしなく続くのさ」
「御意」とウルガンは頭を下げ、戦士チームに向き直って交渉を始めようとしたが、既にジェンダ王子がトーマに指示してアルダリの鉄の下着を外そうとしている。
「これを返せと言うのだろう?」
「さすがジェンダ王子、察しが早い。その鉄の下着の情報を知った事は秘密にし、私がファラさまを救出したとランス・マンダーに報告する」
トーマは一度開けているので、十字架の鍵を使って数秒でアルダリのアソコを解放してやり、鼻を摘んで鉄の下着を王子に渡す。
「お姫様抱っこをして、助け出したと伝えてやれ」
そう言ってジェンダ王子が鉄の下着を投げ、ウルガンがキャッチしてファラに渡すと、鉄の下着を装着したファラをウルガンが抱っこして一階に飛び降りて去って行く。
「またなー」とソングとチーネが笑顔で手を振り、他の者は微妙な表情で送り出してマンダー家の長女ファラとの熾烈な戦いを終えた。
「へ、変な感じ……」
「不思議だね?魔法かも」
チーネも近寄ってソングの指を見て驚き、ロングスカートを穿いたファラがスッキリした顔でソングに微笑みかけた。
「愛の戦士ソングよ。私からのプレゼントだ。本来なら他の指も腐って無くなった筈だが、元素の力で復活させてやったぞ」
「だったら、普通の指にしろって」
「いいじゃん。耳と鼻くそほじれるぜ」
「剣も握りやすくなったわ」
「テクニシャンと喜ばれるかも」
小指をピコピコさせて嘆くソングをトーマとチーネと王子が励まし、パンツをもぞもぞと穿いて立ち上がると、エリアンも胸カップとスウェットパンツを着て仲間とハグして喜び合う。
「やったな。とにかく助かったぜ」
「うん、みんな無事でよかった」
「ごめんねチーネ。オレ、もうソングなんて興味ないからさ。チーネの方が好きだぜ」
「そ、それは俺のセリフだ。チーネ、別の人格がここに住み着いてんだよ~」
「はいはい。お二人共、わかってますよ」
「キューピッドの矢の魔法が解けましたね」
「ああ、しかし役立っただろ」
トーマとジェンダ王子がこそこそと話し、アリダリは中山教授の肩を借りてよろよろと歩み寄り、鉄の下着を指し示して懇願する。
「喜んでいるところすまんが、わしを忘れてないか?トーマ、もう一度これを外してくれ」
戦士チームは爪先立ちで堪えるアルダリを無視して、「凄い迫力だったぞ」とエリアンを揶揄い、チーネとソングの活躍を称えたが、ファラに歩み寄るウルガンを見て警戒する。
「ファラさま。ランス様はこの対決シーンを観てません」
ウルガンが跪き、水晶玉を抉り取った左手甲の傷を見せてファラに進言する。ペット扱いされて嫌悪していたが、ソングを愛の戦士と呼び、シリコンの指をプレゼントした淑女なら聞き入れると思った。
「負けは認めるとして、自爆しなかった理由を報告する必要はないでしょう。ここはウルガンにお任せください」
「フン、好きにしろ」
ファラはウルガンが主人を裏切り、自分を守ってくれたと内心では飛び上がるほど嬉しかったが、素直になれずに顎を突き出してソッポを向く。
「どうせ父上は私が死んでも作り直せばいいと思っているだけだ。四姉妹の悲しみは果てしなく続くのさ」
「御意」とウルガンは頭を下げ、戦士チームに向き直って交渉を始めようとしたが、既にジェンダ王子がトーマに指示してアルダリの鉄の下着を外そうとしている。
「これを返せと言うのだろう?」
「さすがジェンダ王子、察しが早い。その鉄の下着の情報を知った事は秘密にし、私がファラさまを救出したとランス・マンダーに報告する」
トーマは一度開けているので、十字架の鍵を使って数秒でアルダリのアソコを解放してやり、鼻を摘んで鉄の下着を王子に渡す。
「お姫様抱っこをして、助け出したと伝えてやれ」
そう言ってジェンダ王子が鉄の下着を投げ、ウルガンがキャッチしてファラに渡すと、鉄の下着を装着したファラをウルガンが抱っこして一階に飛び降りて去って行く。
「またなー」とソングとチーネが笑顔で手を振り、他の者は微妙な表情で送り出してマンダー家の長女ファラとの熾烈な戦いを終えた。
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