プリケツの君

慎之介

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性癖(背負った宿命)

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脇田は、床に膝をついた拓磨の目前に
仁王立ちになって、勃起したイチモツを差し出した。

拓磨は、何を求められているのかを即座に理解して それを受け入れた。

躊躇することなく、そのイチモツを左手で持って、首を傾げながらしゃぶり始めた。

特に、傘の開いたカリの部分を 念入りに美味しそうに舐め回した。

脇田は、自分のモノを さらにグイッと押し出した。

拓磨は、脇田のモノを口の中に含んだ。
そして、自分の顔を前後にスライドさせながら、唇でイチモツに対して甘美な刺激を与えた。

脇田は、拓磨の頭を両手で掴んで、
グイッっと自分の方に引き付けた。

彼のイチモツは、拓磨の咽喉を突き抜けて喉奥に到達した。

脇田のイチモツの亀頭部分を飲み込んでしまったことになる。
飲み込んだ亀頭部分は、食道に達している。

脇田の両手は、今度は 拓磨の頭を押して遠ざけた。
脇田の傘の開いたカリが、拓磨の咽喉に引っかかりながら、引き抜かれた。

脇田は、拓磨の頭を引き付け、遠ざけ、引き付け、遠ざけ をリズム感よく繰り返す。
脇田は、もっと気持ち良くなりたい、
もっと快楽に没入したい との思いで、
リズムを自在にコントロールし始めた。

拓磨は、自らの感情が完全に無視された状況に置かれていた。
咽喉から、カリの傘部分が引き抜かれる度に、オエェー、オエェー、と エズいている。
目からは涙、口からはヨダレが垂れ続ける。

いくら不当な扱いを受けていても、
不平不満を一切 受け付けてもらえない
単なるオナホールという器具と化していた。

脇田は、カリ部分を咽喉から引き抜く時の感触が 絶妙に気持ち良いことに感動していた。「コイツは、使えるゼッ!」

そして、ノドを突き通す、引き抜く、
突き通す、引き抜くを 繰り返しながら、快感の極みへと登り詰めて行く。

まもなく、絶頂に達した脇田は、自らの

イチモツを拓磨の口から、引き抜いた。

そして、大量のスペルマを ドピュッ 
ドピュッと 拓磨の顔面にブチ撒ける。


イマラチオは一度 経験済みで、
ディープスロートの練習をしたことも有った拓磨ではあったが、

流石に あっけに取られた様な顔をして呆然としている。

今の状況を把握するのに、少し時間が掛かった。


脇田のイチモツは、ダラリと垂れている。


豪快にスペルマを放った脇田のイチモツが回復するまで、一旦 休憩だ。


脇田は、ソファに体を預けて コップの水を飲んでいる。

「イマラチオがこんなに気持ちいいとは、思わなかったよ。
お前な咽喉は、そこら辺の女性のマンコより 数段上だな。」

「お前のノドは、男を喜ばせるための"性器"だ。」 

と、至極ご満悦の様子だ。


拓磨は、一旦 洗面所に行ってうがいをした。

部屋に戻って来ると、冷蔵庫の中を物色してペットボトルのスポーツドリンクを取り出し、ゴクゴクと飲んだ。


脇田のイチモツは、アッという間に回復した。
"さあ、早く2回戦を再開しようゼ"
と、拓磨にアピールする。

さあ、ベッドに行こうよ と、拓磨の体にタッチしながらエスコートしてくれる。

拓磨のキメの細かい肌を 必要以上に触りたがる。
まるで、女の子にする様に、胸や、お尻を触って 撫で回してくる。

"そんなことしたって、気持ちよくなんないよ。"

"僕は男だっつーの! 勘違いしてんじゃないよ!"
と 叫びたかった。

確かに、迷い無く そう断言できたはずなんだけど・・・・

彼のしつこいタッチは、ゾワゾワ、チクチクといった
虫ずの走るような感覚なのだ、もう、やめてーーッ って叫びたい。

そのおぞましい感覚が、
何だか少しずつ 少しずつ
性的な快感に変わってしまいそう・・・
なんだか
そんな曖昧な感覚になって来た。

拓磨は、お尻の臀筋をしつこく撫で撫でされて、つい 

「あうぅ」と 呻き声を洩らしてしまった。

"気持ち良くならなくちゃならない"、

"感じないと申し訳ない"

という脅迫観念のようなものが

もたらす作用なのかも知れない。

なんのふくらみも無い、洗濯板のような胸なのだけど、

脇田に揉まれて、乳首を摘まれたりする

と、「う、うん、あん」と吐息の様なものが

こぼれた。

脇田が センシティブな感性が無い割に、圧力でゴリゴリ押してくるタイプだから

押され負けして、こちらがアチラの"思い込み"に付き合ってしまうのだろうか?

拓磨の感覚が、どんどん脇田の都合の良い方向に、
なびいて行ってしまっている。

拓磨は、遂に

「あああーーン、あん、ああーーン」と 

絶叫のような喘ぎ声を上げた。


ホテルの独特な雰囲気にも後押しされて、

脇田の強引なタッチ&ペッティングに 

拓磨は朦朧とした感覚の中で、

女のように感じまくっていた。

脇田は、その様子に身の程知らずな満足感を覚えていた。

"コイツは、俺の巧みな愛撫に 悶絶してやがる!"

"女みてぇな野郎だな。
               俺の女にしてしてやるゼ!!"
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