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のんちゃんと心愛の おるすばん大作戦!(パパと心愛の星つむぎコラボ)
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「ママ、いってらっしゃ~い!」
ドアがバタンと閉まったあと、私はふぅーって深呼吸した。
のんちゃん――ほんとは「ののか」っていうけど、みんなには“のんちゃん”って呼ばれてる。
ママとふたり暮らしで、今日はおうちでおるすばん。
でも今日はいつもとちょっと違うの!
「ピンポ~ン!」
きた!
玄関にとんでいくと、そこに立ってたのは……大好きなおともだち!
玄関に立ってたのは、
「こんにちは…えへへ、きたよ…」
ちょっとだけはにかんで笑う、心愛(ここな)ちゃん。
「ここなちゃーんっ!」
私はぎゅーって抱きついた。
だって今日は、ここなちゃんとふたりでおるすばんの日なんだもん!
「ようこそ!のんちゃんのおうちへ!」
「おじゃまします…」
ぺこりと頭をさげるここなちゃん、やっぱりちょっとおとなっぽい。
でも、ふたりっきりになったとたん…
「まずは基地づくりだーっ!!」
「え?き、きち…?」
私はおふとんと毛布をぜーんぶ引っ張り出して、テーブルのまわりにかけて、すっぽりもぐりこむ。
「じゃーん!のんちゃんハウス完成っ!」
「すごい…ふかふか…」
「秘密基地はね、こうやっておかしを持ちこむのが正解なの!」
私はクッキーとキャンディと、ポテチもちょっと持ってきた。
「ママにはナイショだよっ」って言いながら、ふたりでこっそりもぐもぐ。
「ねぇねぇ、にゃんこは?」
ここなちゃんがきょろきょろして聞く。
「今日は“もふにゃん”がいないの~…でも、たぶんそのうち来るよ!」
――と思ったら、ドン!
「にゃああっ」
タンスの上からまさかのダイブ!もふにゃん登場!
「お、おどろいたぁぁぁああ!」
「び、びっくりしたぁ~!」
毛布がばさーって落ちて、秘密基地は大崩壊。
「うわーん、おかしがぁあ~」
「ふわあ…にゃんこって、しゅごい…」
でもね、それがまた楽しくって。
私とここなちゃんは、おかしを拾いながら、ずーっと笑ってた。
---
しばらくして、ピンポーンとインターホンが鳴った。
「はーいっ!」
玄関を開けると、そこにいたのは――ここなちゃんのパパ!
「お迎え、来たよ~」
「パパっ」
ここなちゃんがちょこんと靴をはいて、パパの手をぎゅってにぎった。
「のんちゃん、またあそびにきてもいい?」
「もちろん!おるすばんのプロになったら、“のんちゃん認定バッジ”あげるからねっ」
「ふふっ…楽しみにしてる」
にこっと笑うここなちゃんの顔を見て、
私はなんだか、ちょっとだけ大人になった気がした。
「またね~、ここなちゃんっ!」
---
夕方、ママが帰ってきたとき、私はおもいっきり言った。
「ママ!今日はね、心愛ちゃんと“すーぱーおるすばん”したの!」
「えっ、すーぱー?」
「にゃんこが飛んできて!秘密基地がこわれて!でも、すっごくたのしかったの!」
「ふふ、いい一日だったんだね」
ママが笑ってくれて、私はふにゃって笑い返した。
また、こんなおるすばんがしたいな――って、思いながら。
ドアがバタンと閉まったあと、私はふぅーって深呼吸した。
のんちゃん――ほんとは「ののか」っていうけど、みんなには“のんちゃん”って呼ばれてる。
ママとふたり暮らしで、今日はおうちでおるすばん。
でも今日はいつもとちょっと違うの!
「ピンポ~ン!」
きた!
玄関にとんでいくと、そこに立ってたのは……大好きなおともだち!
玄関に立ってたのは、
「こんにちは…えへへ、きたよ…」
ちょっとだけはにかんで笑う、心愛(ここな)ちゃん。
「ここなちゃーんっ!」
私はぎゅーって抱きついた。
だって今日は、ここなちゃんとふたりでおるすばんの日なんだもん!
「ようこそ!のんちゃんのおうちへ!」
「おじゃまします…」
ぺこりと頭をさげるここなちゃん、やっぱりちょっとおとなっぽい。
でも、ふたりっきりになったとたん…
「まずは基地づくりだーっ!!」
「え?き、きち…?」
私はおふとんと毛布をぜーんぶ引っ張り出して、テーブルのまわりにかけて、すっぽりもぐりこむ。
「じゃーん!のんちゃんハウス完成っ!」
「すごい…ふかふか…」
「秘密基地はね、こうやっておかしを持ちこむのが正解なの!」
私はクッキーとキャンディと、ポテチもちょっと持ってきた。
「ママにはナイショだよっ」って言いながら、ふたりでこっそりもぐもぐ。
「ねぇねぇ、にゃんこは?」
ここなちゃんがきょろきょろして聞く。
「今日は“もふにゃん”がいないの~…でも、たぶんそのうち来るよ!」
――と思ったら、ドン!
「にゃああっ」
タンスの上からまさかのダイブ!もふにゃん登場!
「お、おどろいたぁぁぁああ!」
「び、びっくりしたぁ~!」
毛布がばさーって落ちて、秘密基地は大崩壊。
「うわーん、おかしがぁあ~」
「ふわあ…にゃんこって、しゅごい…」
でもね、それがまた楽しくって。
私とここなちゃんは、おかしを拾いながら、ずーっと笑ってた。
---
しばらくして、ピンポーンとインターホンが鳴った。
「はーいっ!」
玄関を開けると、そこにいたのは――ここなちゃんのパパ!
「お迎え、来たよ~」
「パパっ」
ここなちゃんがちょこんと靴をはいて、パパの手をぎゅってにぎった。
「のんちゃん、またあそびにきてもいい?」
「もちろん!おるすばんのプロになったら、“のんちゃん認定バッジ”あげるからねっ」
「ふふっ…楽しみにしてる」
にこっと笑うここなちゃんの顔を見て、
私はなんだか、ちょっとだけ大人になった気がした。
「またね~、ここなちゃんっ!」
---
夕方、ママが帰ってきたとき、私はおもいっきり言った。
「ママ!今日はね、心愛ちゃんと“すーぱーおるすばん”したの!」
「えっ、すーぱー?」
「にゃんこが飛んできて!秘密基地がこわれて!でも、すっごくたのしかったの!」
「ふふ、いい一日だったんだね」
ママが笑ってくれて、私はふにゃって笑い返した。
また、こんなおるすばんがしたいな――って、思いながら。
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