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第七話 醜女だと婚約破棄された令嬢は、実りの森で幸せを歌う
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森に葉が茂り、色づき、散り、芽吹くことを幾度か繰り返し、静かに、だが確実に世界は変化する。
ウメノとナダルが森に来て数年。
魔物を生み出す魔法陣はついに効力を失った。
これにより、死の森と恐れられた地からは、ゆっくりと、魔物が数を減らしていった。
はちみつを作る発射蜂のように役に立つ魔物もいるが、魔物は
基本的には存在することで周囲に悪影響を与えるものである。
減っていくにしたがって、森はさらに豊かになっていった。
名前を“死の森”から“実りの森”へと変える日も近いのかもしれない。
越して来て以降、街に出ることのなかったウメノとナダルではあるが、森人がその役割を終えたことで、久しぶりに近くの町まで出かけようということになった。
フォレスティア辺境伯領の軍事都市、カガミまで出た二人は、薬効の高い薬草や蜂蜜酒などを換金し、街を回ることにした。
カガミは“死の森”に最も近いヒトの都市であるため、店の数は少ないものの、ヒトがいるところにはある程度の経済が生まれるものである。
僻地ではあるが、商店も食事処も複数あり、それなりに賑わいを見せている。
二人はカフェ風の食事処に足を運んだ。
軍人が防衛のために詰めている寂しい場所で食べられれば十分という店ではない。
メニューには瀟洒なコース料理もあるし、デザートもある。
甘いものを好む二人は、ケーキセットを注文した。
危険な土地ではあるが、新鮮な素材を生かした料理を、最も気を張る都市にいる有能な軍人に提供できるということで、この地に店を構えているというらしい。
愛国心が強いというよりは、商売の匂いに敏感なのだろう。
森の入り口で採集する果物などは、特産品としてカガミだけでなく近隣の都市で消費しているらしい。
森を出てすぐ、森人以外の料理を食べられるという立地の良さから、ウメノとナダルがヒトの街でのデートする場所に選ぶのも当然である。
「お待たせしました。新鮮な素材を生かしたフルーツケーキと紅茶のセットでございます」
「ありがとうございます」
「失礼ですが、お客様方は旅の方でいらっしゃいますよね? 商人でもないのに、このような危険な地にわざわざ足を運ぶなんて珍しいですね」
街の住人や定期的に足を運ぶ商人は顔見知りである。珍しい顔ぶれの二人連れに店主が声をかけるのも仕方ないだろう。
「仕事が落ち着いたから、久しぶりに外に出てみたのよね」
「ああ、久しぶりすぎて街に出るのは気恥ずかしいな」
二人はどうやら森から出てきたように話しているが、軍人にも見えないし、“死の森”の奥に人が住めるとは思えない。
冗談を言っているのだろうと、店主は考えた。
「さながら、おとぎ話に出てくる森人、といったところでしょうか。面白い冗談を聞かせていただいたので、こちらサービスしておきます」
店主は、クッキーと、野イチゴのジャムを置いて、下がっていった。
ケーキもジャムも、森人が作るものとは、味付けが異なっていて、甘いものが好きな二人はシェフの味を堪能した。
翌朝、カガミの宿屋のベッドで目覚めたウメノとナダルは、二人だけの世界を堪能したあと、チェックアウトして広い隣の街に向かった。
白い布や包装紙など、これから使うものを買い込む。
必要な品をそろえると、また森に戻った。
二人が持ちかえった布などから、森人の集落では衣装や飾りつけなどの準備が行われた。
二人の結婚式である。
ナダルは森人式の結婚式でいいと言ったが、長の考えで、人間式の衣装をこさえて、森人の方式と王都の形式、両方を合わせて行うことになったのである。
本人が材料を買いに行くというのもおかしな話であるが、ヒトの街に出かけてのデートを兼ねて、ウメノ自身が外に買い出しに行くことを望んだのだった。
白いドレスに身を包んだウメノは、魔力がすっかり体になじみきり、顔のアザはなくなっていた。
本来の美しさがより目立つようになった。
「これが王都での婚礼衣装なのね。似合っているかしら」
「もちろん」
純白のドレスには本来はベールをかぶるのだが、森人の伝統的な花冠をかぶることで双方の文化を取り入れた形となっている。
ナダルも白を基調としたスーツに、花冠をかぶっていて、騎士としていかつい雰囲気とのギャップに驚く者もいるかもしれない。
腕を組んで決められた道を歩き、最後に花束を投げて王都式の方法は終わりである。
森人式の文化では、新郎新婦が楽器を奏でる。
森の中で娯楽が少ないこともあるが、音楽は森人の生活に欠かせないものであり、感情を伝える手段として引き継がれてきたのだった。
騎士としての才覚はあったものの、芸術方面には疎かったナダルは、苦戦してこの日のために何とか一曲を弾けるようになった。
ウメノは、不器用なナダルに何度も何度も付き合って、優しい目をして、彼を見つめることに幸せを感じていた。
「森人の文化への順応も、魔法も覚えが早かったのに、お菓子作りや音楽は苦手で、意外と不器用なところがあるのね」
「平民出身なら、みんなこんなものさ」
むくれながらも、ナダルも二人で婚礼への準備をすることにうれしさを感じていた。
練習の集大成を、着飾った衣装で披露したことで、満足感を得られたし、結婚を周囲に知らしめることができた。
この日誕生した夫婦は、種族も身分も異なっていたが、仲睦まじく暮らし続けたとされている。
◇◇
森人はヒトの業を背負い、隠遁の日々を過ごしていた。
未来のためにと願われた王女が、見目を理由に追われたために、役目を終えても隠遁の日々を続けようと思っていたものは多かった。
けれど、王女が連れてきた騎士は、同じヒトでありながらも、温かく迎え入れられたのである。
ヒトの中にも、好きになれる者がいるということを学んだ世代の子どもたちは、少しずつ外に興味を持つようになった。
時代は動き始めた。
醜いと蔑まれて王族の婚約者の地位を追放された令嬢がいた。
同じように見目を理由にヒトの世から去ることになった騎士は、彼女に寄り添って、どこまでもついていった。
いつしか彼らは恋仲となって、長く近くにい続けた。
森の外から、剣を武器に戦う美しいヒトがきて、姫とともに戦いつづけたことは、森人の血を引く人々の間であこがれの恋物語として語り継がれている。
了
ウメノとナダルが森に来て数年。
魔物を生み出す魔法陣はついに効力を失った。
これにより、死の森と恐れられた地からは、ゆっくりと、魔物が数を減らしていった。
はちみつを作る発射蜂のように役に立つ魔物もいるが、魔物は
基本的には存在することで周囲に悪影響を与えるものである。
減っていくにしたがって、森はさらに豊かになっていった。
名前を“死の森”から“実りの森”へと変える日も近いのかもしれない。
越して来て以降、街に出ることのなかったウメノとナダルではあるが、森人がその役割を終えたことで、久しぶりに近くの町まで出かけようということになった。
フォレスティア辺境伯領の軍事都市、カガミまで出た二人は、薬効の高い薬草や蜂蜜酒などを換金し、街を回ることにした。
カガミは“死の森”に最も近いヒトの都市であるため、店の数は少ないものの、ヒトがいるところにはある程度の経済が生まれるものである。
僻地ではあるが、商店も食事処も複数あり、それなりに賑わいを見せている。
二人はカフェ風の食事処に足を運んだ。
軍人が防衛のために詰めている寂しい場所で食べられれば十分という店ではない。
メニューには瀟洒なコース料理もあるし、デザートもある。
甘いものを好む二人は、ケーキセットを注文した。
危険な土地ではあるが、新鮮な素材を生かした料理を、最も気を張る都市にいる有能な軍人に提供できるということで、この地に店を構えているというらしい。
愛国心が強いというよりは、商売の匂いに敏感なのだろう。
森の入り口で採集する果物などは、特産品としてカガミだけでなく近隣の都市で消費しているらしい。
森を出てすぐ、森人以外の料理を食べられるという立地の良さから、ウメノとナダルがヒトの街でのデートする場所に選ぶのも当然である。
「お待たせしました。新鮮な素材を生かしたフルーツケーキと紅茶のセットでございます」
「ありがとうございます」
「失礼ですが、お客様方は旅の方でいらっしゃいますよね? 商人でもないのに、このような危険な地にわざわざ足を運ぶなんて珍しいですね」
街の住人や定期的に足を運ぶ商人は顔見知りである。珍しい顔ぶれの二人連れに店主が声をかけるのも仕方ないだろう。
「仕事が落ち着いたから、久しぶりに外に出てみたのよね」
「ああ、久しぶりすぎて街に出るのは気恥ずかしいな」
二人はどうやら森から出てきたように話しているが、軍人にも見えないし、“死の森”の奥に人が住めるとは思えない。
冗談を言っているのだろうと、店主は考えた。
「さながら、おとぎ話に出てくる森人、といったところでしょうか。面白い冗談を聞かせていただいたので、こちらサービスしておきます」
店主は、クッキーと、野イチゴのジャムを置いて、下がっていった。
ケーキもジャムも、森人が作るものとは、味付けが異なっていて、甘いものが好きな二人はシェフの味を堪能した。
翌朝、カガミの宿屋のベッドで目覚めたウメノとナダルは、二人だけの世界を堪能したあと、チェックアウトして広い隣の街に向かった。
白い布や包装紙など、これから使うものを買い込む。
必要な品をそろえると、また森に戻った。
二人が持ちかえった布などから、森人の集落では衣装や飾りつけなどの準備が行われた。
二人の結婚式である。
ナダルは森人式の結婚式でいいと言ったが、長の考えで、人間式の衣装をこさえて、森人の方式と王都の形式、両方を合わせて行うことになったのである。
本人が材料を買いに行くというのもおかしな話であるが、ヒトの街に出かけてのデートを兼ねて、ウメノ自身が外に買い出しに行くことを望んだのだった。
白いドレスに身を包んだウメノは、魔力がすっかり体になじみきり、顔のアザはなくなっていた。
本来の美しさがより目立つようになった。
「これが王都での婚礼衣装なのね。似合っているかしら」
「もちろん」
純白のドレスには本来はベールをかぶるのだが、森人の伝統的な花冠をかぶることで双方の文化を取り入れた形となっている。
ナダルも白を基調としたスーツに、花冠をかぶっていて、騎士としていかつい雰囲気とのギャップに驚く者もいるかもしれない。
腕を組んで決められた道を歩き、最後に花束を投げて王都式の方法は終わりである。
森人式の文化では、新郎新婦が楽器を奏でる。
森の中で娯楽が少ないこともあるが、音楽は森人の生活に欠かせないものであり、感情を伝える手段として引き継がれてきたのだった。
騎士としての才覚はあったものの、芸術方面には疎かったナダルは、苦戦してこの日のために何とか一曲を弾けるようになった。
ウメノは、不器用なナダルに何度も何度も付き合って、優しい目をして、彼を見つめることに幸せを感じていた。
「森人の文化への順応も、魔法も覚えが早かったのに、お菓子作りや音楽は苦手で、意外と不器用なところがあるのね」
「平民出身なら、みんなこんなものさ」
むくれながらも、ナダルも二人で婚礼への準備をすることにうれしさを感じていた。
練習の集大成を、着飾った衣装で披露したことで、満足感を得られたし、結婚を周囲に知らしめることができた。
この日誕生した夫婦は、種族も身分も異なっていたが、仲睦まじく暮らし続けたとされている。
◇◇
森人はヒトの業を背負い、隠遁の日々を過ごしていた。
未来のためにと願われた王女が、見目を理由に追われたために、役目を終えても隠遁の日々を続けようと思っていたものは多かった。
けれど、王女が連れてきた騎士は、同じヒトでありながらも、温かく迎え入れられたのである。
ヒトの中にも、好きになれる者がいるということを学んだ世代の子どもたちは、少しずつ外に興味を持つようになった。
時代は動き始めた。
醜いと蔑まれて王族の婚約者の地位を追放された令嬢がいた。
同じように見目を理由にヒトの世から去ることになった騎士は、彼女に寄り添って、どこまでもついていった。
いつしか彼らは恋仲となって、長く近くにい続けた。
森の外から、剣を武器に戦う美しいヒトがきて、姫とともに戦いつづけたことは、森人の血を引く人々の間であこがれの恋物語として語り継がれている。
了
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