都合よくエッチできるやつ詰め合わせ

御堂どーな

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2上司を調教したら

2-3★

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 体を縛り、正常位で、真正面に見下ろしながらハメる。
 この背徳感は……やばい。

 顔を真っ赤にしながら泣いて謝る浜部は、既に2回射精済み。
 それでも許してやらず、ガンガン中を突き、充血した乳首をこねくり回す。

「ぁあんッ、あ……、」
「メスイキ気持ちいいでしょ。淫乱。謝って?」
「んっ、はぁッ、淫乱でごめんなさい」
「そんだけ?」
「……ぁああッ、変態でごめんなさいっ、ぁあッ、お尻の穴犯していただいて気持ちいいです」
「そう。尻にチンコ突っ込まれて悦んでるんだよ」
「ぁあああっ、チンコ入って気持ちいいです、んあッ」

 いつものすまし顔は、見る影もない。
 普段通り呼んでやる方が反応が良いことに気づいて、あえて名字で呼びながら、なじる。

「浜部さん。部下に縛られて強姦されて、すっげーやらしい顔してんのね。こんなドM初めて見た」
「……はぁ、ぁッ、」
「写真撮る?」
「やぁ、やだ……ッ」
「あはは、さすがに撮んないけどさ。でも、撮るって言った瞬間またちょっとイッたでしょ?」
「はぁ、……ぁあ、ぁっ」
「見られると思ったら興奮した?」

 中がぎゅっと締まる。

「出すよ?」
「ぁあ、中、出してください」
「変態」
「奥、おくに……、精子欲し……っ」
「腹んなか、ドロドロに汚してあげるね」

 太ももを持って、素早く突き上げる。

「ぁあッ、んぁっ……ぁあっ、太いオチンポ気持ちいい」
「おら、イクぞ」
「ぁ……っ、中、ください、ぁあッ」

 最奥に突き挿し、ドクドクと射精する。
 浜部は、絶叫しながらまたザーメンを腹の上に撒き散らした。



 完全に意識を飛ばした浜部の縄を解いてやり、体をざっと拭いて、シャワーを浴びることにした。

 さて、今後どうするか。
 思ったより、いや、かなり具合が良かった。
 特定のセフレは作らない主義だが、あえてセフレになって会社で凌辱してやったらそれはそれで……などと考えかけて、やめる。

 と、そのとき、脱衣所からガタゴトと音がした。

「あー……坂本? 一緒に入ってもいい?」
「は?」

 一緒に? 何言ってんだ?
 と考える間もなく、浜部が入ってきた。
 なんだか、恥ずかしそうだ。
 恥ずかしがるくらいなら入ってくるなと思ったけれど……とりあえず言葉を引っ込める。

 浜部は、俺の体に遠慮がちに抱きつきながら言った。

「あの、その……これ、きょうっきりで終わり?」
「えっと、一応そのつもりでしたけど」
「……そっか」

 と、口では納得したようなことを言うくせに、抱きしめる腕は離さない。

「坂本は、いつから俺だって気付いてた?」
「アプリで見つけた時点ですよ。これ浜部さんじゃんって思って」
「え……? じゃあお前、俺だって知っててあんな待たせ方したの?」
「はい。だって、普通にこんにちはしたら逃げられるじゃないっすか」

 浜部は、抱きついたまま頭突きしてきた。

「った。いいじゃないですか、プレイは楽しめたでしょ?」
「……うん。気持ち良かった」

 ザーッと、シャワーが流れる。
 何が言いたいかが分かってしまって、頭をぐしゃぐしゃとかいた。

「またしたいってことですか?」
「いや、ただするだけじゃなくて……つ、付き合いたいって言うか」
「は!?」

 ばっと体を離す。しかし浜部は、めげずにまた抱きついてきた。

「いやいやいや、おかしいでしょ。割り切ってセフレっていうんならまだ分かりますよ? 付き合うって何?」
「う、運命的なものを感じた……! あんな、出会い系で会うなんて……」
「運命じゃないですよ。俺の気まぐれです。何言ってんですか」
「じゃあ、まずはセフレでもいい。でも、その……最初来たとき、可愛いって言ってくれたのうれしくて……」

 生娘か。冗談じゃない。
 しかし、浜部はぼそっと言った。

「月曜、俺の顔見て坂本が一切動揺しなかったら、あきらめる」
「……好きにしてください。俺はそういうの割り切るタイプなんで、絶対出ませんけどね」

 と、言いながら気付いてしまった。
 相手は、我がUIチームが誇るやり手リーダー・浜部だぞ?
 数々の無茶を実現してきた男……。

 負けを確信した。

(了)
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