兵法者ハンベエの物語

市橋千九郎

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七十五 先制、不意撃ち、タコ殴り

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 暁暗の薄闇の中、ハンベエはやはり兵士達の先頭に立って進んだ。
 黙って俺について来い、言わずもがなの行動である。
 馬の口に轡、馬蹄に巻き布、隠密行動に少しの抜かり無し、抜き足差し足忍び足、無言の兵士達は興奮と緊張を内に押さえ込んで進んで行った。
 道筋、敵の状況は全てハンベエの脳中にある。
 昨日、兵士達に野営を命じた後、ヘルデンを伴って敵状視察を行ったのだ。炊煙の数から、敵のタゴロローム守備軍の野営と考えたのはハンベエの決めつけであったが、案に相違する事は無かった。
 バンケルク達タゴロローム守備軍は、ハンベエにとってはまことに都合の良い事に、油断していた。ハンベエ達がハナハナ山から撃って出て、逆に向かって来よう等とは、ハナから想像もしていない様子で、通常の野営をしていた。敵が襲って来た時の備え等さらさらなく、ただハナハナ山へ進むための準備をしているだけであった。
 勿論、見回りの兵士はいたし、行軍中の軍隊であるので、酒盛りをしているわけでもない。
 時々、士官とおぼしき人間が馬を駆って行き来している。それなりの警備はしているようではあった。
 しかしながら、陰形を心得たハンベエが見咎められるヘマをするはずも無く、ヘルデンもまた危なげない位置から、敵状を観察した。
 ヘルデン──第五連隊第五中隊第五小隊第五班というタゴロローム軍の重箱の隅っこで、班長という、傲岸なハンベエにとってはちっぽけ過ぎる長をしていた時からの仲間である。
 元々そこそこ使える男であったが、バンケルクの隠匿資金強奪作戦を任せた辺りから、グッと信頼度が増してきた。ハンベエにとって幸運な事には、ゴンザロの例に漏れず、意外な人物が状況の変化とともに期待以上の活躍をしてくれる事である。
 人間は状況によって変わる。クズと言われた第五連隊兵士も活躍場所さえ与えられれば、人並み以上の働きをやってのけていたのかも知れない。
 あるいは、ハンベエという若者の、身分や階級にへり下る事を頭から受け付けない体質が、そういう空気を生み出したのかも知れない。
 二人は無事に偵察を終えて、味方の野営地に戻り、ドルバス、更にはパーレル、ボルミスまで呼んで五人で打合せを行った。ハンベエ一家勢揃いである。おっと、そういう言い方をすると、『じゃあ、オイラはハンベエの何なんだよお』と遠くハナハナ山でロキが拗ねるかも知れない。
 ドルバスとヘルデンは兵士達への軍事行動の周知を直ぐ様行おうとしたが、ハンベエが止めた。時間が来たら、いきなり叩き起こして引っ張って行く方が良い、少々の脱落者が出てもそうすべきだ、とハンベエは言うのである。
 四人はちょっと首を捻ったが、ハンベエの『これは譲らぬぞ』という鉄のように固そうな顔つきに、その提案に従った。
 合言葉を決めたのも、その打合せの時だった。実は、ハンベエの提案は、『ドル』と『バス』であった。実力、活躍十分以上であるが、何故かハンベエの陰に隠れてしまって兵士達の口の端に上らないドルバスの名を、この際一気に売り込もうという魂胆がハンベエに有ったかどうかはさておき、この提案にはドルバスが強硬に反対した。どうせ名前を使うなら、『ハンベエ』だろうと言うわけである。
 こうして、合言葉『ハンベエ』が決まったのである。ハンベエが自己顕示欲の強い人間だっというたわけでもなかったのだ。まあ、灰汁あくの強い性格ではあるのだけども。

 敵であるタゴロローム守備軍は、街道から少し奥に入った山間の村落を占領して、野営を張っていた。地域住民はさぞかし迷惑な事であろうが、泣く子と地頭の例えのとおり、八千人もの兵士が相手では堪らない。気に食おうが食うまいが、軍隊は力に任せて陣取ってしまう。
 村の人口は五百人もいるであろうか。狭い小さな村落の畑と言わず、空き地と言わず、ごった返すように、タゴロローム守備軍兵士が思い思いに睡眠を取っていた。野に雑魚寝である。
 迂回して山間の、いや山中の獣道をハンベエ達はシズシズと、敵軍中央の正面に回り込んだ。まだ薄暗く朝靄がかかって、百メートル先もしかとは見えない。
 つと、ハンベエは立ち止まり後続の兵士達を手で制して止まらせた。馬には乗らずに手綱を引き、肩にはかつてアルハインド勢と戦った時に使用した、対騎馬用の大長槍を担いでいた。
 ハンベエの調査によれば、この三百メートル先に敵の軍が休息しているはずであり、さらにその奥に本陣があるはずであった。
 馬の口やひづめに巻いていた布をはずすと、ハンベエはひらりと馬に乗り、
「では、のっそりと攻め込むか。ゆっくりついて来い。俺が向こうで声を上げたら、一斉に突撃だ。」
 後ろの兵士達を振り返って笑った。
 号令一下、このまま一気に攻め込むのかと思いきや、ハンベエは一人馬を進めた。少し離れて、ドルバスが兵士達を手で制しながら、ゆるゆると進ませていく。ドルバスもハンベエと同様ここまで馬を引いて歩いて来ていたのだが、騎乗して兵士を先導した。その後ろではヘルデンが何人かの元第五連隊兵士を伝令にして、さらに後方に指示を出していた。
 ハンベエが馬を進めて行くと、タゴロローム守備軍の歩哨二人連れが立ち塞がり、
「どちらに行かれる。所属部隊と階級を。」
 と間抜けな事に誰何すいかして来た。寝呆けているのかも知れない。
 ハンベエは薄く笑うと、
「このハンベエの顔を知らぬとはモグリかな。今からバンケルクの首を貰いに行くのさ。」
 そう言いざま、槍を振るって二人の歩哨を突き屠った。ぎょっとする間もなく、二人は突き殺されて地に転がっていた。
「突撃ぃーーーっ。」
 ハンベエは、長大な槍を天に突き上げると大音声だいおんじょうに吠えた。
「おおーっ。」
 ハンベエの後ろ、百メートルほどのところから、戦いの火蓋が切って落とされるのを今か今かと待っていたハンベエ軍の兵士達から、ハンベエの叫びに応じて鯨波の声が上がった。
「殺せぇ、殺せぇ」
 狂ったように叫ぶと、ハンベエは馬を駆って前方に飛び込んで行った。
 タゴロローム守備軍は小隊単位で陣を敷いていた。陣と言っても、小隊長が天幕を引き、その周りに兵士達が雑魚寝しているだけなのであるが。
 大部分のタゴロローム守備軍兵士達はまだ眠りから覚めやらない状態であった。
 その中にハンベエは馬を乗り入れ、寝ている奴は踏み潰し、立ち上がった奴は突き伏せて、馬を縦横に走らせて荒れ狂った。
 後から、突撃して来た兵士達も同様である。名乗りもクソもあらばこそ、手近の敵を、それ獲物、とばかりに暴れ狂う。
 タゴロローム守備軍の野営地に来るまでの間に、ハンベエは兵士達にいくつかの基本的な指示を出していた。
「喚け、叫べ、狂え。」
「士官を狙え。馬に乗った奴を狙え。」
「一対一の闘いをするな。隣で打ち合っている敵を襲え。」
「逃げる兵士を追うな。士官を追え。」
「とにかく騒げ。」
 など、など、などである。

 完全に不意討ちを食らった形のタゴロローム守備軍は乱れに乱れ、崩れに崩れた。
 不意を襲われた兵士達は武装を解いていたため、碌に防具もない状態で混乱のまま、遮二無二剣を振るったが、ハンベエ軍の兵士は完全武装、準備万端である。タゴロローム守備軍兵士は武装一つ取っても襲撃側に敵さなかった。
 さらに、ハンベエの指示により、タゴロローム守備軍で兵士を指揮しようとする士官が目に入るや、ハンベエ軍の兵士がイナゴのように襲い掛かるし、敵襲情報を伝令しようと馬に乗った士官にも、槍襖を作った兵士達が次々と襲い掛かって行く。
 ハンベエ軍は押しに押し、タゴロローム守備軍は崩れに崩れまくった。
 集団という物の恐ろしさで、味方優勢と感じれば、それこそ狂ったように攻撃的になり、逆に隣や後ろの仲間が腰の引けているを感じては、流感(流行性感冒)をもらったように臆病風に伝染するのが人間というものであった。
 その上、タゴロローム守備軍兵士にとって、今敵になっているハンベエ軍の兵士達が元々同じタゴロローム守備軍の兵士達である事も及び腰に拍車をかけた。タゴロローム守備軍兵士が、既に敵味方入り乱れての中では、兵装や衣服にさしたる差のない敵兵士を前に、味方か敵かの判別がつかず戸惑いがちであったのに対し、ハンベエ軍はタゴロローム軍の士官に目を向けて襲って来た。士官と一般兵士はさすがに服装も違い、一目で見分けが付くため、ハンベエ軍の兵士はカケラの迷いも無く襲い掛かって行くのだ。
「殺せぇ、殺せぇ、皆殺しだあ。」
 その中を四方八方に馬を走らせながら、ハンベエは悪鬼のように荒れ狂っていた。ハンベエ軍の兵士もそれに呼応するように、『殺せ殺せ』と狂い叫ぶ。『殺せ殺せ』の大合唱であった。
 馬を駆るハンベエは腕力に任せて大長槍を打ち振るい、敵を突き伏せ、叩き伏せ、暴れっぷりに惜しみもない。途中ですれ違った敵の連隊長らしい人物も一撃に叩き伏せた。なんと、第一連隊長のポークストロガーノであった。バンケルクに忠義一途のポーク連隊長は早々に散ってしまった。
 腕力においてはハンベエに尚勝るドルバスも自前の薙刀で大暴れである。こちらは、第三連隊長、第四連隊長のシャトーとブリアンを討ち取ったらしい。大いに意気が上がっていた。
 止めはハンベエ軍から沸き起こった流言蜚語の嵐である。

「誰それの隊が寝返ったぞ。」

「誰それの隊がバンケルクを狙ってるぞ。」

「何連隊は既に逃げたぞ。」

 などと次々に戦場を混乱させるデマの叫びが吹き荒れた。
 一時間もしない内に、タゴロローム守備軍は最早軍隊の体を為さないほどに崩れ切っていた。四分五裂、木っ端微塵のぐっちゃぐちゃであった。
 タゴロローム守備軍兵士達は右往左往しながら、逃げ惑い、一方的に狩られるばかりの状態となった。
 その頃には、ハンベエはひたすらバンケルクの姿を追い求めて駆け回っていた。
 だが、バンケルクはまだ見つからない。本陣と思われる所も探した。
 とうとう、ハンベエは業を煮やし、自軍の兵士達にも命じ、自らも先に立ってこう叫び始めた。

「バンケルクが逃げたぞー。逃がすなー。」
 さざ波のように兵士達にハンベエの叫びが広がって行く。

「バンケルクは逃げた。」

「逃げた。」

「逃げた。」

「尻尾を巻いて逃げた。」

「兵士を捨てて逃げた。」

「怖くなって逃げた。」

「腰を抜かして逃げた。」

「臆病風に吹かれてトンズラだあ。」

「わしは逃げてなどおらんっ。」
 ハンベエ軍の逃げた逃げたの合唱に、堪り兼ねたのか、絶叫とも思える声が上がった。
 敵味方全ての兵士がその声の方角に目を向けた。
 ハンベエもハンベエ軍の兵士達も一斉に叫ぶのを止め、そちらに向いた。
 声のすぐ近くにいたのはドルバスであった。ドルバスは声の方向に馬を飛ばせた。ハンベエ軍の兵士が数十名ドルバスに続いた。
 他にもハンベエ軍の兵士達が声の方向に殺到した。
 ハンベエも馬を飛ばせた。味方の兵士を躍り越えるようにしてやって来ると、数名の士官達に守られたバンケルクが徒歩の姿で、襲い掛かって来るハンベエ軍の兵士を斬り払っているところであった。
 ハンベエはバンケルクに襲い掛かる味方の兵士達のど真ん中に馬を進め、馬上薙刀を握ってバンケルクを狙うドルバスに、目で合図を送った後、
「皆、手を出すな。」
 と言って馬を降りた。
 ハンベエ軍の兵士はバンケルク達を取り囲んだまま、遠巻きに後ろに下がった。
 『ヨシミツ』を抜き放って、ハンベエはバンケルクを見据えながら前に進む。
 バンケルクも白刃を煌めかせて一歩前に出た。
「おのれ、ハンベエ。この謀反人め、反逆者め。貴様の悪事は許されない事だぞ。例えこの身を殺そうと、神は必ず貴様を滅ぼすぞ。」
 バンケルクは最早敗北を痛感しているものか、屈辱と怒りに目を血走らせてハンベエを怒鳴り付けた。
「ゴタクはいいから、掛かって来やがれ。俺を殺せば逆転の目もあるぜ。決着をつけようぜ。」
 怒りに震えるバンケルクにハンベエは静かに構えて言った。
「ふっ、思い上がるな。貴様如き雑兵腹と刃を交えるわしだと思うか。」
 バンケルクは憎悪の眼差しでハンベエに言うと、手に持った白刃をおのが首に当てて力任せに引いた。
 バンケルクを守っていた士官達や取り囲んでいたハンベエ軍の兵士達が、『あっ』と驚く中、バンケルクは首筋から真っ赤な血を溢れさせながら、仰向けに倒れて行った。
 ちっ、と舌打ちしながら歩み寄ったハンベエの眼下で、
「ひ、姫・・・・・・。」
 と一言、呟くように言って、バンケルクは事切れた。
 バンケルクを守っていた士官達はそれを見て、手にした武器を打ち棄て放心したように座り込んだ。
「バンケルクは死んだ。勝ったぞ。」
 ハンベエは味方の兵士達を振り返り、大声で言った。

「勝った。」

「勝った。」

「勝った。」

「俺達の勝ちだ。」

 勝利の知らせは瞬く間に広がった。むさ苦しい男同士で抱き合っている者もいる。
 周りに起こる喚声の中で、ハンベエは少し醒めた顔をしていたが、やがて天を仰いで、
「コーデリアス、約束は、果たしたぞっ。」
 と叫んだ。そして、俯いて胸の内に呟いた。
(ゴンザロ、良くやった。)
 しばし、俯いていたハンベエはドルバスに手を振って、自軍の兵士達の方に歩み寄って命じた。
「戦には勝った。投降する兵士は全て許せ、危害を加えるな。武器を取り上げる必要もない。ただし・・・・・・」
 ハンベエはここで言葉を区切った。そして、続けて言った。
「士官共は許すな。皆殺しだ。」
 このハンベエの言葉に兵士達は静まり返った。
 驚きと意外の眼差しが一斉にハンベエに向けられる。
「ハンベエ、いや連隊長。ちょっと待った。」
 ドルバスが慌てて走り寄ってハンベエを制止に掛かった。
「戦は終わった。奴等も見逃してやるべきじゃ。」
「しかし、奴等生かしておいては、この後害虫になるぞ。それにバンケルクが道を誤った責任の一端は士官共にもある。皆殺しにすべきだ。」
 ハンベエは慌てふためくドルバスに表情を変える事も無く言った。
「ハンベエ。我等は勝ったんじゃ。奴等は負けたんじゃ。しかも、元々同じタゴロローム守備軍の一員じゃ。」
「・・・・・・。」
「勝者は寛容にするもんじゃ。」
「・・・・・・。」
「戦は終わったんじゃ。我等は勝ったんじゃ。」
 ドルバスはハンベエに向かって、一語一語、噛んで含めるようにして言った。ハンベエの肩を掴んで揺すぶらんばかりである。
「解った。ドルバスの言うようにしよう。別け隔て無く許せ。投降する者に危害を加えてはならん。破る者はこのハンベエが許さぬ。」
 ハンベエは仕方ないと言った風情で命令を訂正した。ハンベエ軍の兵士達はほっとしたように散り、タゴロローム守備軍の兵士達に投降を呼び掛けに行った。
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