249 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第375話 迷宮都市 地下14階 丸椅子作り
朝食後の後片付けも終わり、9時に安全地帯のテントにそれぞれ送る。
テントから出て、アマンダさんとダンクさんパーティーに挨拶を済ませたら3人が別行動開始。
私はシルバーに乗って、まずはトレントの森に向かった。
森に到着したらハニーを迎えに行く。
キウイフルーツを収穫後、2匹の迷宮タイガーの脳を石化して収納。
今回丸椅子に使用する木材は大量にあるトレントにしよう。
この不思議な魔物は、死ぬと直ぐに木材として使えるようになるらしい。
普通切り倒した木は、直ぐに使用出来ないんだよね~。
トレントは沢山狩っても、翌日にはまた森になっているので非常に便利な木材だ。
森の外側を収納すると規模が小さくなるので、中心から次々と脳を石化させて収納していく。
50本くらい狩って、残りの時間は薬草採取だ。
ハニーが魔力草を上空から見付けては教えてくれるので、私は癒し草を探しながら魔力草も採取する。
3時間経過後、ハニーを地下13階に送り届け同じ階層にいた兄を回収。
再び地下14階の安全地帯のテントまでシルバーに乗っていく。
テント内に旭がいるのはマッピングで見て分かっていたので、シルバーから降りてテントの中に入った。
そのまま自宅に戻ってくる。
今日のお弁当は、豚の生姜焼き・アスパラベーコン巻き・人参しりしり・舞茸のバター炒め・ひじき煮だ。
里芋とねぎと揚げの味噌汁&抹茶入り玄米茶と一緒に頂きます。
午後から丸椅子を作る心算なので、兄達に作り方を知っているか聞いてみよう!
「お兄ちゃん。今日は椅子取りゲームに使う丸椅子を製作したいんだけど、作り方知ってる?」
「沙良、俺達がどこの大学に行ったか覚えているか?」
「医大だよね?」
「医大生に椅子を作っている暇なんかある訳ないだろう? 回答は、当然知らん」
そんな威張って言う事じゃないのに……。
「沙良ちゃん、普通は趣味でもないと椅子の作り方は知らないと思うよ?」
旭はやんわりと、自分が知らない事を教えてくれた。
そうか……。
男性だからって、作り方を知っている訳じゃないんだ。
「じゃあ、作り方が載ってる本を探してみるよ~」
「何脚作る心算か知らないが、俺は家具職人に依頼した方が早いと思うけどな」
いや、それはそうなんだけどさぁ~。
午後から空いた時間を私は有効活用したいんです。
「一応50脚くらいを予定してる」
「沙良ちゃん、素人に50脚は無理なんじゃない?」
「大丈夫だよ! ウィンドボールを使用すれば、のこぎり代わりに使えて簡単に切断出来るし」
「指を切らない事を祈っておくよ。もし怪我をしたら、直ぐに俺達の所にくるんだぞ」
なにやら兄が不吉な事を言ってくれる。
魔法で自分を切る事なんてしないわよ!
「沙良ちゃん我慢しないで、俺が治療してあげるからね!」
何故旭まで、私が怪我をする事前提で話すんだろう?
う~ん、2人に言われると心配になってきた。
初めての椅子作りは、なんだか既に嫌な予感がするのは気の所為?
昼食を食べ終えた後で、2人を送り届ける。
私はホームの自宅にシルバーと一緒に戻ってきた。
まずは丸椅子の作り方から調べないと。
こんな時はネット検索出来たら時短になるんだけど、贅沢は言えないか……。
百貨店の中にある大型の本屋に移動して、椅子の作り方が載っている本を検索機で探す。
すると初心者向けの本が幾つか見付かった。
その内の1冊をレジに持っていき、精算を済ませて自宅に戻る。
空き部屋に移動して、床に青いビニールシートを置いたら準備完了。
さて、丸椅子作りを開始しよう。
購入した本を開いて作り方を読んでいくと、一番最初で躓いた……。
まず座面の丸板が無い!
私が狩ったトレントは、高さが5mもあるのでそもそも部屋に入らなかったよ。
自分の段取りの悪さに嘆きつつ、駐車場に移転してトレントの枝をウィンドボールをカッターのようにイメージして切り落としていく。
切り落とした枝も、何かに使えるだろうと再び収納しておいた。
枝が綺麗に落とされ木材として使用出来る状態になると、スケールで測り印を付け1mの間隔で横に切っていく。
これで、部屋の中で出しても問題ない長さになった。
同じ作業を10本程繰り返して再び空き部屋に戻ってくる。
1mになったトレントを輪切りにしていく作業開始だ。
子供達が座るだけなので厚みは3cmくらいあれば良いか。
3cm間隔に印をつけて切り口が平行になるようにイメージを保ち、魔法で輪切りにしていく。
おぉ、凄い!
ちゃんと平行に切れてるじゃん!
これ、のこぎりを使用して切ったら多分ガタガタだったろうなぁ~。
私は何の労力もなく、1mのトレントから33枚の丸板を作り出すことに成功した。
まだ足りないので、もう1本出して同じ作業をする。
合計66枚の丸板完成だ。
断面を手で触ってみると、非常に滑らかでやすりを掛ける必要がない。
次は足の部分だ。
子供達が座れるように座高を低くしないと。
高さは30cmくらいが良いかな?
『肉うどん店』の子供達は、まだ5歳だからね~。
本を再び開くと、またしても作業を中断する事になった。
そっか、足を付けるには角度が必要になるんだね。
そして角度定規やネジや電動ドリルも、私は持っていなかった。
DIY好きなアパートの住人さんは居ないかしら?
アイテムBOX内を調べると、角度定規と電動ドリルを発見!
ネジは合う長さを調べないといけない。
ゔぅ……。
こりゃ時間が掛かりそうだ。
まずは足の1辺の長さを決めよう。
これは5cmにした。
太い方が安定感が増すだろうと思って。
問題は、この足が最低50×4=200本必要だって事。
そして補強材も2本必要だった。
丸板は輪切りにすれば良かったけど、足はどうやって切ったらいいんだろう。
木材を縦にし5cmの厚みの板を切り出してから、更に5cm幅の角材を切り出す事は可能だろうか?
更に組み立てる時は固定に専用の治具が必要な気がする。
私がすると歪む未来しか思い浮かばないなぁ~。
何も全部を私1人で作る必要はないんだから、出来ない部分は本職に依頼すればいいのだ。
週末にカマラさんに会いに行くので、職人さんを紹介してもらおう。
丁度良い時間になっていたので、テント内に移転して2人を待つ。
マッピングで外の様子を調べると、旭が怪我人の治療をしていた。
今日は男性の冒険者らしい。
太ももを切り裂かれていたので、トレントの風魔法にやられたんだろう。
止血のために傷口より上部を紐で縛った上で、更に棒を入れてねじってある。
太い血管が切れていたのか……。
旭が傷口に水を大量に掛けると、男性冒険者は歯を食いしばって痛みに耐えているようだ。
パーティーメンバーが、動かないように肩を押さえつけている。
その後、旭がヒールを掛けると傷口が一瞬で塞がり、真っ青な顔をしていた冒険者の顔色も元に戻った。
きっとHP回復のホーリーも同時に掛けてあげたんだろう。
旭がお礼の治療費を受け取ってテントに入ろうとした所を、男性冒険者が呼び止めている。
テント内にいるので声は聞こえないけど、どんな内容かは想像が付いた。
あ~また誘われてるよ。
そこにタイミングよく、フォレストに乗った兄が戻ってきた。
おっ、まるで白馬に乗った王子様の登場だね!
連れ去られそうになっている旭を、兄が無事回収して一緒にテント内へ入ってくる。
旭が兄の後ろに張り付いて、ちょっと涙目になっているんだけど……。
兄は私の姿を確認すると、すかさず両手を掴んで怪我をしていないか確認してきた。
失礼なっ!
私は、そんなに不器用じゃないわよ!
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
テントから出て、アマンダさんとダンクさんパーティーに挨拶を済ませたら3人が別行動開始。
私はシルバーに乗って、まずはトレントの森に向かった。
森に到着したらハニーを迎えに行く。
キウイフルーツを収穫後、2匹の迷宮タイガーの脳を石化して収納。
今回丸椅子に使用する木材は大量にあるトレントにしよう。
この不思議な魔物は、死ぬと直ぐに木材として使えるようになるらしい。
普通切り倒した木は、直ぐに使用出来ないんだよね~。
トレントは沢山狩っても、翌日にはまた森になっているので非常に便利な木材だ。
森の外側を収納すると規模が小さくなるので、中心から次々と脳を石化させて収納していく。
50本くらい狩って、残りの時間は薬草採取だ。
ハニーが魔力草を上空から見付けては教えてくれるので、私は癒し草を探しながら魔力草も採取する。
3時間経過後、ハニーを地下13階に送り届け同じ階層にいた兄を回収。
再び地下14階の安全地帯のテントまでシルバーに乗っていく。
テント内に旭がいるのはマッピングで見て分かっていたので、シルバーから降りてテントの中に入った。
そのまま自宅に戻ってくる。
今日のお弁当は、豚の生姜焼き・アスパラベーコン巻き・人参しりしり・舞茸のバター炒め・ひじき煮だ。
里芋とねぎと揚げの味噌汁&抹茶入り玄米茶と一緒に頂きます。
午後から丸椅子を作る心算なので、兄達に作り方を知っているか聞いてみよう!
「お兄ちゃん。今日は椅子取りゲームに使う丸椅子を製作したいんだけど、作り方知ってる?」
「沙良、俺達がどこの大学に行ったか覚えているか?」
「医大だよね?」
「医大生に椅子を作っている暇なんかある訳ないだろう? 回答は、当然知らん」
そんな威張って言う事じゃないのに……。
「沙良ちゃん、普通は趣味でもないと椅子の作り方は知らないと思うよ?」
旭はやんわりと、自分が知らない事を教えてくれた。
そうか……。
男性だからって、作り方を知っている訳じゃないんだ。
「じゃあ、作り方が載ってる本を探してみるよ~」
「何脚作る心算か知らないが、俺は家具職人に依頼した方が早いと思うけどな」
いや、それはそうなんだけどさぁ~。
午後から空いた時間を私は有効活用したいんです。
「一応50脚くらいを予定してる」
「沙良ちゃん、素人に50脚は無理なんじゃない?」
「大丈夫だよ! ウィンドボールを使用すれば、のこぎり代わりに使えて簡単に切断出来るし」
「指を切らない事を祈っておくよ。もし怪我をしたら、直ぐに俺達の所にくるんだぞ」
なにやら兄が不吉な事を言ってくれる。
魔法で自分を切る事なんてしないわよ!
「沙良ちゃん我慢しないで、俺が治療してあげるからね!」
何故旭まで、私が怪我をする事前提で話すんだろう?
う~ん、2人に言われると心配になってきた。
初めての椅子作りは、なんだか既に嫌な予感がするのは気の所為?
昼食を食べ終えた後で、2人を送り届ける。
私はホームの自宅にシルバーと一緒に戻ってきた。
まずは丸椅子の作り方から調べないと。
こんな時はネット検索出来たら時短になるんだけど、贅沢は言えないか……。
百貨店の中にある大型の本屋に移動して、椅子の作り方が載っている本を検索機で探す。
すると初心者向けの本が幾つか見付かった。
その内の1冊をレジに持っていき、精算を済ませて自宅に戻る。
空き部屋に移動して、床に青いビニールシートを置いたら準備完了。
さて、丸椅子作りを開始しよう。
購入した本を開いて作り方を読んでいくと、一番最初で躓いた……。
まず座面の丸板が無い!
私が狩ったトレントは、高さが5mもあるのでそもそも部屋に入らなかったよ。
自分の段取りの悪さに嘆きつつ、駐車場に移転してトレントの枝をウィンドボールをカッターのようにイメージして切り落としていく。
切り落とした枝も、何かに使えるだろうと再び収納しておいた。
枝が綺麗に落とされ木材として使用出来る状態になると、スケールで測り印を付け1mの間隔で横に切っていく。
これで、部屋の中で出しても問題ない長さになった。
同じ作業を10本程繰り返して再び空き部屋に戻ってくる。
1mになったトレントを輪切りにしていく作業開始だ。
子供達が座るだけなので厚みは3cmくらいあれば良いか。
3cm間隔に印をつけて切り口が平行になるようにイメージを保ち、魔法で輪切りにしていく。
おぉ、凄い!
ちゃんと平行に切れてるじゃん!
これ、のこぎりを使用して切ったら多分ガタガタだったろうなぁ~。
私は何の労力もなく、1mのトレントから33枚の丸板を作り出すことに成功した。
まだ足りないので、もう1本出して同じ作業をする。
合計66枚の丸板完成だ。
断面を手で触ってみると、非常に滑らかでやすりを掛ける必要がない。
次は足の部分だ。
子供達が座れるように座高を低くしないと。
高さは30cmくらいが良いかな?
『肉うどん店』の子供達は、まだ5歳だからね~。
本を再び開くと、またしても作業を中断する事になった。
そっか、足を付けるには角度が必要になるんだね。
そして角度定規やネジや電動ドリルも、私は持っていなかった。
DIY好きなアパートの住人さんは居ないかしら?
アイテムBOX内を調べると、角度定規と電動ドリルを発見!
ネジは合う長さを調べないといけない。
ゔぅ……。
こりゃ時間が掛かりそうだ。
まずは足の1辺の長さを決めよう。
これは5cmにした。
太い方が安定感が増すだろうと思って。
問題は、この足が最低50×4=200本必要だって事。
そして補強材も2本必要だった。
丸板は輪切りにすれば良かったけど、足はどうやって切ったらいいんだろう。
木材を縦にし5cmの厚みの板を切り出してから、更に5cm幅の角材を切り出す事は可能だろうか?
更に組み立てる時は固定に専用の治具が必要な気がする。
私がすると歪む未来しか思い浮かばないなぁ~。
何も全部を私1人で作る必要はないんだから、出来ない部分は本職に依頼すればいいのだ。
週末にカマラさんに会いに行くので、職人さんを紹介してもらおう。
丁度良い時間になっていたので、テント内に移転して2人を待つ。
マッピングで外の様子を調べると、旭が怪我人の治療をしていた。
今日は男性の冒険者らしい。
太ももを切り裂かれていたので、トレントの風魔法にやられたんだろう。
止血のために傷口より上部を紐で縛った上で、更に棒を入れてねじってある。
太い血管が切れていたのか……。
旭が傷口に水を大量に掛けると、男性冒険者は歯を食いしばって痛みに耐えているようだ。
パーティーメンバーが、動かないように肩を押さえつけている。
その後、旭がヒールを掛けると傷口が一瞬で塞がり、真っ青な顔をしていた冒険者の顔色も元に戻った。
きっとHP回復のホーリーも同時に掛けてあげたんだろう。
旭がお礼の治療費を受け取ってテントに入ろうとした所を、男性冒険者が呼び止めている。
テント内にいるので声は聞こえないけど、どんな内容かは想像が付いた。
あ~また誘われてるよ。
そこにタイミングよく、フォレストに乗った兄が戻ってきた。
おっ、まるで白馬に乗った王子様の登場だね!
連れ去られそうになっている旭を、兄が無事回収して一緒にテント内へ入ってくる。
旭が兄の後ろに張り付いて、ちょっと涙目になっているんだけど……。
兄は私の姿を確認すると、すかさず両手を掴んで怪我をしていないか確認してきた。
失礼なっ!
私は、そんなに不器用じゃないわよ!
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇