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第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第497話 迷宮都市 両親の召喚 13 雫ちゃん教会での儀式&魔法処理されたコカトリスの羽毛
食事を終えた後、雫ちゃんとお母さんの3人で異世界の教会へ向かう。
シスターに貴族の子供が12歳の時する儀式を受けられるか確認すると、お布施が必要だと言われた。
金額を聞き、魔法が使用出来ない冒険者が多い事に納得する。
金貨10枚(1千万円)って……高すぎでしょ!
しかもこの儀式を受けるのは、基本的に魔法学校に通える貴族や一部の裕福な商人の子息のみ。
そもそも庶民は、儀式の存在すら知らない可能性が高い。
ここでも身分の壁が立ち塞がるのか……。
Lv上げの年齢といい、少し貴族が優遇され過ぎている気がする。
旭のお母さんが儀式のお金を払い、雫ちゃんだけが教会の中に入っていった。
この儀式は立ち合い不可らしく、私達は教会の外で待つ事になる。
どんな儀式をするのか興味があったため聞いてみた所、なんでも儀式の事は口外しないように教会から言われているらしい。
話すと魔法が使用出来なくなるなんて、かなり胡散臭いわよね~。
儀式に必要なお布施は教会の主な財源になっていそうだから、秘匿しているんじゃないかと思う。
やっぱり教会とは、余り深く関わらない方が良さそうだ。
今後炊き出しは完成した家で行うので、私達が教会に行く事はないんだけど……。
1時間程で雫ちゃんが教会から出てきた。
教会から家まで移動し中に入ると、待ちきれない様子の雫ちゃんが早速魔術書を開きファイヤーボールの魔法を唱える。
すると魔術書から魔法陣が消え、ファイヤーボールの魔法が発動した!
あぁ、この魔術書と教会での儀式がセットになっているのか……。
魔法を覚えると魔法陣が消える仕組みになっているらしい。
これは教会で儀式だけを行っても、魔法は習得出来ないという事だ。
偶々、旭のお母さんが魔術書を持っていたから、雫ちゃんは魔法を覚えられたけど、魔術書はきっと魔法学校に通わないと入手出来ないんだろう。
しかも一度使用したら魔術書は只の本に変わる。
誰かに譲渡しても、既に魔法陣は消えているから習得は不可能と思っていい。
「やった~! 魔法が使えるようになったよ!」
雫ちゃんは今まで何度唱えても発動しなかった魔法を、初めて使用出来た事が嬉しいのか笑顔で報告してくれる。
「良かったね~。魔術書にある魔法は全て習得出来ると思うから、この場所で全部覚えるといいよ。お母さんは、こちらにきて下さいね」
そう言って雫ちゃんから少し離れ、今日ダンジョンでアイテムBOXに収納した属性スライムを出した。
旭のお母さんにも魔法を覚えてもらう必要がある。
4匹の属性スライムから、それぞれ1発ずつ魔法を体に受ける事で無事魔法を習得出来たようだ。
これで4属性魔法のボール系を2人が使用可能になった。
月曜日からのダンジョン攻略も楽になるだろう。
再びホームの自宅に戻り、2人と別れる。
確か今日は、午後から兄と旭が父にバイクの乗り方を教えてもらうと言っていたっけ……。
マッピングで上空から俯瞰し3人の姿を探すと、ハー〇ーが3台に増えていたよ!
どうやら兄と父も購入したみたいだ。
自分のお金を好きに使う分には、母から怒られないだろう。
事前に相談したかは定かじゃないけど……。
母の姿を探すと、畑仕事をしている最中だった。
こちらは覚えたばかりの魔法を使用し、水遣りをしている。
ウォーターボールのLvが直ぐに上がりそうね。
私は明日、ガーグ老の工房で食べる昼食の準備をしよう。
人数が一気に増えたから材料を切るだけでも大仕事だ。
追加メンバーの4人と、ガーグ老の息子さん達のお嫁さん2人を合わせて24人分。
メニューは『すき焼き』にした。
各種の材料を切り、次々にアイテムBOXに収納していく。
あぁ、魔道調理器が足りないなぁ。
後で魔道具屋に行き購入する必要がありそう。
全ての材料を切り終え、シルバーを連れて異世界の自宅の庭へ移転する。
シルバーの背中に乗り魔道具屋に向かった。
「こんにちは~。(小型)魔道調理器を10個下さい」
「サラちゃん、いらっしゃい。(小型)魔道調理器を10個だね。あぁ、羽毛の魔法処理が終わっているから持って帰るといい」
注文をして1ヶ月が経っていたらしい。
(小型)魔道調理器10個の代金(金貨1枚・100万円)を払い、店主に言われた商品を保管してある倉庫に足を運んだ。
料金は前払いしてあるので、数百の大きな麻袋に入っているコカトリスの魔法処理された羽毛をマジックバッグに詰め込んでいく。
コカトリスの羽毛は、魔法処理をすると100倍に膨らむ事もあり数が多い。
子供達の羽毛布団600人分だからね。
仕立ては何処に依頼すればいいのかな?
華蘭は服屋だから道具屋?
サヨさんに聞くのを忘れていたよ。
倉庫から出ると、店の入り口で待っていたシルバーの様子がおかしい。
いつもは大人しく座っているのに、立ち上がり前方を警戒しているみたいだ。
私は素早くマッピングでシルバーが見ている方向を調べてみる。
そこには、2人の男性が隠れるように潜んでいた。
また、アシュカナ帝国の諜報員だろうか?
どうやら魔道具屋から出る所を待ち伏せされていたらしい。
後を付けられていた訳じゃないから、偶然店に入った姿を見られたのだろう。
私の事を狙う理由は一体何?
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お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
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シスターに貴族の子供が12歳の時する儀式を受けられるか確認すると、お布施が必要だと言われた。
金額を聞き、魔法が使用出来ない冒険者が多い事に納得する。
金貨10枚(1千万円)って……高すぎでしょ!
しかもこの儀式を受けるのは、基本的に魔法学校に通える貴族や一部の裕福な商人の子息のみ。
そもそも庶民は、儀式の存在すら知らない可能性が高い。
ここでも身分の壁が立ち塞がるのか……。
Lv上げの年齢といい、少し貴族が優遇され過ぎている気がする。
旭のお母さんが儀式のお金を払い、雫ちゃんだけが教会の中に入っていった。
この儀式は立ち合い不可らしく、私達は教会の外で待つ事になる。
どんな儀式をするのか興味があったため聞いてみた所、なんでも儀式の事は口外しないように教会から言われているらしい。
話すと魔法が使用出来なくなるなんて、かなり胡散臭いわよね~。
儀式に必要なお布施は教会の主な財源になっていそうだから、秘匿しているんじゃないかと思う。
やっぱり教会とは、余り深く関わらない方が良さそうだ。
今後炊き出しは完成した家で行うので、私達が教会に行く事はないんだけど……。
1時間程で雫ちゃんが教会から出てきた。
教会から家まで移動し中に入ると、待ちきれない様子の雫ちゃんが早速魔術書を開きファイヤーボールの魔法を唱える。
すると魔術書から魔法陣が消え、ファイヤーボールの魔法が発動した!
あぁ、この魔術書と教会での儀式がセットになっているのか……。
魔法を覚えると魔法陣が消える仕組みになっているらしい。
これは教会で儀式だけを行っても、魔法は習得出来ないという事だ。
偶々、旭のお母さんが魔術書を持っていたから、雫ちゃんは魔法を覚えられたけど、魔術書はきっと魔法学校に通わないと入手出来ないんだろう。
しかも一度使用したら魔術書は只の本に変わる。
誰かに譲渡しても、既に魔法陣は消えているから習得は不可能と思っていい。
「やった~! 魔法が使えるようになったよ!」
雫ちゃんは今まで何度唱えても発動しなかった魔法を、初めて使用出来た事が嬉しいのか笑顔で報告してくれる。
「良かったね~。魔術書にある魔法は全て習得出来ると思うから、この場所で全部覚えるといいよ。お母さんは、こちらにきて下さいね」
そう言って雫ちゃんから少し離れ、今日ダンジョンでアイテムBOXに収納した属性スライムを出した。
旭のお母さんにも魔法を覚えてもらう必要がある。
4匹の属性スライムから、それぞれ1発ずつ魔法を体に受ける事で無事魔法を習得出来たようだ。
これで4属性魔法のボール系を2人が使用可能になった。
月曜日からのダンジョン攻略も楽になるだろう。
再びホームの自宅に戻り、2人と別れる。
確か今日は、午後から兄と旭が父にバイクの乗り方を教えてもらうと言っていたっけ……。
マッピングで上空から俯瞰し3人の姿を探すと、ハー〇ーが3台に増えていたよ!
どうやら兄と父も購入したみたいだ。
自分のお金を好きに使う分には、母から怒られないだろう。
事前に相談したかは定かじゃないけど……。
母の姿を探すと、畑仕事をしている最中だった。
こちらは覚えたばかりの魔法を使用し、水遣りをしている。
ウォーターボールのLvが直ぐに上がりそうね。
私は明日、ガーグ老の工房で食べる昼食の準備をしよう。
人数が一気に増えたから材料を切るだけでも大仕事だ。
追加メンバーの4人と、ガーグ老の息子さん達のお嫁さん2人を合わせて24人分。
メニューは『すき焼き』にした。
各種の材料を切り、次々にアイテムBOXに収納していく。
あぁ、魔道調理器が足りないなぁ。
後で魔道具屋に行き購入する必要がありそう。
全ての材料を切り終え、シルバーを連れて異世界の自宅の庭へ移転する。
シルバーの背中に乗り魔道具屋に向かった。
「こんにちは~。(小型)魔道調理器を10個下さい」
「サラちゃん、いらっしゃい。(小型)魔道調理器を10個だね。あぁ、羽毛の魔法処理が終わっているから持って帰るといい」
注文をして1ヶ月が経っていたらしい。
(小型)魔道調理器10個の代金(金貨1枚・100万円)を払い、店主に言われた商品を保管してある倉庫に足を運んだ。
料金は前払いしてあるので、数百の大きな麻袋に入っているコカトリスの魔法処理された羽毛をマジックバッグに詰め込んでいく。
コカトリスの羽毛は、魔法処理をすると100倍に膨らむ事もあり数が多い。
子供達の羽毛布団600人分だからね。
仕立ては何処に依頼すればいいのかな?
華蘭は服屋だから道具屋?
サヨさんに聞くのを忘れていたよ。
倉庫から出ると、店の入り口で待っていたシルバーの様子がおかしい。
いつもは大人しく座っているのに、立ち上がり前方を警戒しているみたいだ。
私は素早くマッピングでシルバーが見ている方向を調べてみる。
そこには、2人の男性が隠れるように潜んでいた。
また、アシュカナ帝国の諜報員だろうか?
どうやら魔道具屋から出る所を待ち伏せされていたらしい。
後を付けられていた訳じゃないから、偶然店に入った姿を見られたのだろう。
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