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第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第584話 迷宮都市 地下15階 秘密のLv上げ17(摩天楼のダンジョン27階~30階)&サヨさんと一緒にスーパー銭湯へ
翌日、火曜日。
午後から3人で摩天楼のダンジョンへ移動し、27階から宝箱が出現する30階へと上がる。
そしてついに30階へ!
今日から30日間は、この階層を攻略する必要がある。
30日目に、宝箱が出現するらしいのでカレンダーへ丸を付けておこう。
月曜日~金曜日しかダンジョン攻略はしないので、30日目は6週間後の月曜日だ。
セイさんが発見した宝箱は、火魔法を無効にする魔法の鎧が入っていたらしい。
ちなみに宝箱には、パーティー人数分のお宝が入っているみたいだ。
3人で攻略している私達は3個獲得出来るのかな?
30階層の安全地帯は、他の階層に比べテントの数が多い。
これは宝箱目当ての冒険者がいるからだろう。
私は見た目が若いため、あまり人目に触れない方が良いのでテント内から攻略しよう。
勿論、父とセイさんには安全地帯から出て魔物を狩ってもらうよ。
マジックテント内は、登録した人間しか入れないので安全を考慮する必要はない。
シルバーには、セイさんを乗せてくれるようお願いした。
SS級冒険者だから30階の魔物に後れを取る事はないだろうけど、危険な場合は守ってあげてねと伝えておく。
氷属性のシルバーは、雪が降っている階層と相性がいい気がする。
テント内にテーブルと椅子を出し、温かい飲み物を用意したら私も魔物を倒そう。
確かセイさんが羽織っている純白のマントは、この階層に出現する雪ウサギの物だと言っていた。
私も欲しいので、積極的に探そうかな?
マッピングで上空から俯瞰し、冒険者がいない場所にいる雪ウサギを探していく。
おっ、いたいた。
3本角で目が赤い体長4mの魔物だ。
雪山をぴょんぴょん跳びながら移動している。
脳を石化させアイテムBOXに収納し、テント内で取り出してみた。
直接見ると、本当に真っ白い毛をしている。
父に初見の魔物は触らない方がいいと言われているから撫でたり出来ないけど、マントにしたいなぁ。
華蘭へ注文したら、兄達にバレちゃうわよね?
後でセイさんに、どこの店で購入したか聞いてみよう。
毛皮を持ち込んだら作ってくれるかな?
シルバーウルフのマントの作製は、結構時間が掛かったから早めに依頼しておきたい。
雪ウサギを優先的に狩りパーティー人数分を確保した。
マントを渡せるのは、いつになるか分からないけどね~。
その後3日間、何事もなく攻略は終了。
私はずっとテント内で魔物を倒していたから、少々運動不足だ。
父とセイさんは2人で魔物を倒していたけど、50階を攻略していたセイさんは危険な状態に陥る事もない。
Lvが上がった父も、高いHP/MPのお陰か剣術の技が冴え渡っていた。
宝箱出現まで後26日。
何が出るか今からとても楽しみだ。
土曜日。
兄と旭と一緒に奏屋へ果物を卸した後は、薬師ギルドにポーションへ浄化とヒールの魔法を掛けに向かう。
午後からは、サヨさんと母と一緒にスーパー銭湯へいく予定。
昼食は実家でサヨさんが料理を作ってくれた。
母は教えてもらえなかった料理を教わりながら、ノートにレシピを書いている。
母が20歳の時に亡くなったサヨさんは、もっと娘と一緒にいられる時間があると思っていたんだろう。
全ての料理を教える前に会えなくなってしまったから、これから沢山料理を教える心算らしい。
なるべく長生きしてほしいから、サヨさんのLv上げの準備をしておこう。
アイテムBOXに生きた状態の魔物を何匹か収納する必要があるな……。
倒すのに抵抗がない魔物の方が良いかしら?
サヨさんが作った料理を食べ、スーパー銭湯へ移動。
父はセイさんの宿泊しているホテルへ、〇ーレーでいくそうだ。
ホテルを変えたので、兄達と鉢合わせはしないだろう。
3人で露天風呂にゆっくりと浸かる。
サヨさんは久し振りの温泉だ。
異世界に温泉はないのか尋ねてみると、王都と迷宮都市では聞いた事がないわねと言われた。
情報が人伝しか行き渡らない世界では、他領の事を知っているのは移動する冒険者や商人くらいのものだから、実際はカルドサリ王国内に温泉がないとも言い切れない。
探すのもありかな?
でもホテルや旅館はないし食事も期待出来ないよね~。
ホーム内のスーパー銭湯の方が、断然設備が調っているから止めておこう。
その後、岩盤浴で汗を掻きクールダウンにかき氷を注文する。
抹茶ミルクに小豆と白玉が付いた物にした。
私は冷たいかき氷を食べながら、サヨさんへ気になっていた件を聞いてみる。
「サヨさん。お母さんへの手紙には何を書いたんですか?」
するとサヨさんが、いたずらっぽく笑い母を見た。
「美佐子の初恋相手を書いたのよ。それなら、間違いないでしょ?」
おおっ、私は初体験の相手を書いたから似たような感じか。
「2人の手紙の内容が同じだったから、驚いたわ~。でもお父さんには、内緒ね!」
そう言って、母も笑う。
長年連れ添った夫婦でも、結婚前の話は秘密にしておきたいのか……。
「私は、結婚した相手は彼だと思っていたわ。結婚写真を見て、びっくりしたの」
父はイギリス人のハーフだけど、祖父の血が強く出たのか外人に見える。
年齢的に国際結婚は稀な時代だろう。
「初恋相手の彼は、運命の人を探していたらしくて私じゃなかったみたい」
うん?
そのキーワード、最近聞いたばかりだよ!
でも年齢差があり過ぎるから別人だよね。
セイさんは父より13歳も年下だもん。
20歳の時だとしても、まさか7歳の子供が初恋相手ではない筈。
他にも運命の人を探している人がいるのか……。
意外と純粋な人が多いんだなぁ~。
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お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
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午後から3人で摩天楼のダンジョンへ移動し、27階から宝箱が出現する30階へと上がる。
そしてついに30階へ!
今日から30日間は、この階層を攻略する必要がある。
30日目に、宝箱が出現するらしいのでカレンダーへ丸を付けておこう。
月曜日~金曜日しかダンジョン攻略はしないので、30日目は6週間後の月曜日だ。
セイさんが発見した宝箱は、火魔法を無効にする魔法の鎧が入っていたらしい。
ちなみに宝箱には、パーティー人数分のお宝が入っているみたいだ。
3人で攻略している私達は3個獲得出来るのかな?
30階層の安全地帯は、他の階層に比べテントの数が多い。
これは宝箱目当ての冒険者がいるからだろう。
私は見た目が若いため、あまり人目に触れない方が良いのでテント内から攻略しよう。
勿論、父とセイさんには安全地帯から出て魔物を狩ってもらうよ。
マジックテント内は、登録した人間しか入れないので安全を考慮する必要はない。
シルバーには、セイさんを乗せてくれるようお願いした。
SS級冒険者だから30階の魔物に後れを取る事はないだろうけど、危険な場合は守ってあげてねと伝えておく。
氷属性のシルバーは、雪が降っている階層と相性がいい気がする。
テント内にテーブルと椅子を出し、温かい飲み物を用意したら私も魔物を倒そう。
確かセイさんが羽織っている純白のマントは、この階層に出現する雪ウサギの物だと言っていた。
私も欲しいので、積極的に探そうかな?
マッピングで上空から俯瞰し、冒険者がいない場所にいる雪ウサギを探していく。
おっ、いたいた。
3本角で目が赤い体長4mの魔物だ。
雪山をぴょんぴょん跳びながら移動している。
脳を石化させアイテムBOXに収納し、テント内で取り出してみた。
直接見ると、本当に真っ白い毛をしている。
父に初見の魔物は触らない方がいいと言われているから撫でたり出来ないけど、マントにしたいなぁ。
華蘭へ注文したら、兄達にバレちゃうわよね?
後でセイさんに、どこの店で購入したか聞いてみよう。
毛皮を持ち込んだら作ってくれるかな?
シルバーウルフのマントの作製は、結構時間が掛かったから早めに依頼しておきたい。
雪ウサギを優先的に狩りパーティー人数分を確保した。
マントを渡せるのは、いつになるか分からないけどね~。
その後3日間、何事もなく攻略は終了。
私はずっとテント内で魔物を倒していたから、少々運動不足だ。
父とセイさんは2人で魔物を倒していたけど、50階を攻略していたセイさんは危険な状態に陥る事もない。
Lvが上がった父も、高いHP/MPのお陰か剣術の技が冴え渡っていた。
宝箱出現まで後26日。
何が出るか今からとても楽しみだ。
土曜日。
兄と旭と一緒に奏屋へ果物を卸した後は、薬師ギルドにポーションへ浄化とヒールの魔法を掛けに向かう。
午後からは、サヨさんと母と一緒にスーパー銭湯へいく予定。
昼食は実家でサヨさんが料理を作ってくれた。
母は教えてもらえなかった料理を教わりながら、ノートにレシピを書いている。
母が20歳の時に亡くなったサヨさんは、もっと娘と一緒にいられる時間があると思っていたんだろう。
全ての料理を教える前に会えなくなってしまったから、これから沢山料理を教える心算らしい。
なるべく長生きしてほしいから、サヨさんのLv上げの準備をしておこう。
アイテムBOXに生きた状態の魔物を何匹か収納する必要があるな……。
倒すのに抵抗がない魔物の方が良いかしら?
サヨさんが作った料理を食べ、スーパー銭湯へ移動。
父はセイさんの宿泊しているホテルへ、〇ーレーでいくそうだ。
ホテルを変えたので、兄達と鉢合わせはしないだろう。
3人で露天風呂にゆっくりと浸かる。
サヨさんは久し振りの温泉だ。
異世界に温泉はないのか尋ねてみると、王都と迷宮都市では聞いた事がないわねと言われた。
情報が人伝しか行き渡らない世界では、他領の事を知っているのは移動する冒険者や商人くらいのものだから、実際はカルドサリ王国内に温泉がないとも言い切れない。
探すのもありかな?
でもホテルや旅館はないし食事も期待出来ないよね~。
ホーム内のスーパー銭湯の方が、断然設備が調っているから止めておこう。
その後、岩盤浴で汗を掻きクールダウンにかき氷を注文する。
抹茶ミルクに小豆と白玉が付いた物にした。
私は冷たいかき氷を食べながら、サヨさんへ気になっていた件を聞いてみる。
「サヨさん。お母さんへの手紙には何を書いたんですか?」
するとサヨさんが、いたずらっぽく笑い母を見た。
「美佐子の初恋相手を書いたのよ。それなら、間違いないでしょ?」
おおっ、私は初体験の相手を書いたから似たような感じか。
「2人の手紙の内容が同じだったから、驚いたわ~。でもお父さんには、内緒ね!」
そう言って、母も笑う。
長年連れ添った夫婦でも、結婚前の話は秘密にしておきたいのか……。
「私は、結婚した相手は彼だと思っていたわ。結婚写真を見て、びっくりしたの」
父はイギリス人のハーフだけど、祖父の血が強く出たのか外人に見える。
年齢的に国際結婚は稀な時代だろう。
「初恋相手の彼は、運命の人を探していたらしくて私じゃなかったみたい」
うん?
そのキーワード、最近聞いたばかりだよ!
でも年齢差があり過ぎるから別人だよね。
セイさんは父より13歳も年下だもん。
20歳の時だとしても、まさか7歳の子供が初恋相手ではない筈。
他にも運命の人を探している人がいるのか……。
意外と純粋な人が多いんだなぁ~。
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読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
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◇小説家になろうでも同時連載中です◇