495 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第618話 迷宮都市 武術稽古 お礼の『和風きのこパスタ』&王都 バールの武器屋 1
日曜日。
私達が子供達の炊き出しをしている間、奏伯父さんが黄金に騎乗し家へ魔術書を取りにいった。
その後サヨさんに教会の儀式を受けてもらい、魔法習得をする予定でいる。
子供達を見送りガーグ老の工房へ向かう。
稽古中ガーグ老に槍術がLv5になった報告をすると、来週から地下5階の魔物を倒しても良いと許可が出た。
地下5階はハイオークが出現するので、肉の確保を兼ねLvを上げよう!
先週、王都で妖精さんが犯人を捕まえてくれたからと雫ちゃんのお母さんは朝から張り切り、お供え物を沢山作ってきたらしい。
バスケットが2個に増えていた……。
そして作り過ぎたからと、食事前にガーグ老達へ渡している。
私は、その様子を横目で見ながら昼食の準備を始めた。
サヨさんが倒したマジックキノコを消費するため、『和風きのこパスタ』と『唐揚げ』を作る。
それとアイテムBOXに収納してある、『ポテトサラダ』を出せば足りるだろう。
作り始めて直ぐ、ドサドサと何かが落下する音が聞こえてきた。
木の下に3人の妖精さんが見える……。
ガーグ老達は大丈夫だろうかと心配し視線を移すと、全員が紅茶をがぶ飲みしている所だった。
あぁもう、何かすみません。
雫ちゃんのお母さんは、『フレンチトースト』に何を入れたんだろう?
料理を作り終え、木の下へお供えにいく。
すると1枚の羊皮紙が置かれていた。
『ユカ様。もう本当に果物だけで充分です!』
……。
妖精さんの心の叫びが聞こえる文面だ。
「お待たせしました。皆さん、今日もありがとうございます。お昼のメニューは、『和風きのこパスタ』と『唐揚げ』に『ポテトサラダ』です。それでは頂きましょう」
「頂きます!」
ガーグ老達はフォークでクルクルと巻き、パスタを上手に食べていた。
店で『ミートパスタ』を食べた事があるらしい。
大皿に盛った『唐揚げ』も、先を競うように自分の皿へ載せている。
相変わらずご老人達は、よく食べるなぁ~。
食事を済ませ、妖精さんからお礼の手紙を受け取りガーグ老の工房を後にした。
家に戻ると奏伯父さんとサヨさんが待っている。
「サヨさん。魔法の習得は出来ましたか?」
「ええ、3種類とも覚えられたわよ」
やはり転生者は適性とか関係なく習得可能のようだ。
MP値が高いから、Lv0でも威力は充分ある。
魔法はイメージですと伝え、試しにウォーターボールをバスケットボールの大きさで出してみて下さいと言うと、サヨさんは言葉通りの魔法を出した。
次はボールではなく水鉄砲のようにイメージをお願いすると、水が勢い良く発射される。
初めて魔法を使用したサヨさんは形状を変える水を珍しそうに見て、私が何かを言う前にシャワー状へ切り替えた。
「まぁ、便利ね~」
「ファイアーボールは、料理にも使用出来ますよ」
「それは助かるわ!」
魔法を習得出来たサヨさんは、満足気に微笑む。
これから、ファイアーボールの魔法が活躍しそうね。
「えっと、私達は今から王都へいくんですが、サヨさんも一緒にどうですか?」
槍を購入したいと言っていたから、ドワーフのいる店に連れていきたい。
注文した武器も、そろそろ出来上がっている頃だろう。
それに、捕まった犯人達がどうなったかも気になっている。
「まぁ、王都へいくの? じゃあ、お願いしようかしら」
「じゃあ、武器屋を紹介しますね」
そのまま家の庭から王都へ移動すると、門の入口には今日も衛兵達が5人いて警戒態勢を取っていた。
前回同様、奏伯父さんのお陰で私達は優先的に中へ入る。
貴族特権ってやつかしら?
父の案内で『バールの店』へ到着すると、従魔達を外で待機させ店内へと入った。
「こんにちは」
店内にいたドワーフの店主へ挨拶をする。
「おお、嬢ちゃん。注文の槍は出来ているぞ。待ってな、今持ってきてやる」
そう言い、バールさんは店の奥へ商品を取りにいく。
「お兄ちゃん。ここの武器屋はドワーフの店なの。今の人は、全然見えないけどドワーフなんだよ~」
「想像と違う種族だな……。2mもある巨体を持つドワーフか……」
「髭もないじゃん!」
兄と旭が驚いている。
王都でダンジョンを攻略していた雫ちゃんとお母さんと奏伯父さんは、ドワーフを知っていたのか普通にしていた。
数分後、槍を片手にバールさんが戻ってくる。
「使用した鉱物はアダマンタイトだ。金貨10枚(一千万円)でいい」
アダマンタイト!?
それを聞いた、兄と旭の目が輝いている。
あぁ、男のロマン武器だよね~。
「ありがとうございます」
私は店主に金貨10枚支払い、槍を受け取った。
穂先を見ると、なんかキラキラしてるんだけど……。
これがアダマンタイトかぁ。
サヨさんは店内を見て回り、武器を探しているようだ。
長槍を1本ずつ手に取り、感触を確かめては戻している。
中々、しっくりくる物がないのか溜息を吐きながら零す。
「やっぱり薙刀は、ないわよね……」
その言葉に、店主のバールさんが反応する。
「薙刀だって? その武器を知っているのか? ちょっと親父を呼んでくる」
バールさんは再び店の奥へ父親を呼びにいってしまった。
ガーグ老から渡された姫様の形見の剣を鍛えたシュウゲンさんは、やはり日本人なんだろうか?
薙刀を知っていそうだ。
バールさんと共に、こちらも2mを超す体躯の老人が現れた。
そして私を見るなり大声で叫ぶ。
「ヒルダちゃん!」
それは姫様の名前では?
何故、私をそう呼ぶのか分からず首を傾げた。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
私達が子供達の炊き出しをしている間、奏伯父さんが黄金に騎乗し家へ魔術書を取りにいった。
その後サヨさんに教会の儀式を受けてもらい、魔法習得をする予定でいる。
子供達を見送りガーグ老の工房へ向かう。
稽古中ガーグ老に槍術がLv5になった報告をすると、来週から地下5階の魔物を倒しても良いと許可が出た。
地下5階はハイオークが出現するので、肉の確保を兼ねLvを上げよう!
先週、王都で妖精さんが犯人を捕まえてくれたからと雫ちゃんのお母さんは朝から張り切り、お供え物を沢山作ってきたらしい。
バスケットが2個に増えていた……。
そして作り過ぎたからと、食事前にガーグ老達へ渡している。
私は、その様子を横目で見ながら昼食の準備を始めた。
サヨさんが倒したマジックキノコを消費するため、『和風きのこパスタ』と『唐揚げ』を作る。
それとアイテムBOXに収納してある、『ポテトサラダ』を出せば足りるだろう。
作り始めて直ぐ、ドサドサと何かが落下する音が聞こえてきた。
木の下に3人の妖精さんが見える……。
ガーグ老達は大丈夫だろうかと心配し視線を移すと、全員が紅茶をがぶ飲みしている所だった。
あぁもう、何かすみません。
雫ちゃんのお母さんは、『フレンチトースト』に何を入れたんだろう?
料理を作り終え、木の下へお供えにいく。
すると1枚の羊皮紙が置かれていた。
『ユカ様。もう本当に果物だけで充分です!』
……。
妖精さんの心の叫びが聞こえる文面だ。
「お待たせしました。皆さん、今日もありがとうございます。お昼のメニューは、『和風きのこパスタ』と『唐揚げ』に『ポテトサラダ』です。それでは頂きましょう」
「頂きます!」
ガーグ老達はフォークでクルクルと巻き、パスタを上手に食べていた。
店で『ミートパスタ』を食べた事があるらしい。
大皿に盛った『唐揚げ』も、先を競うように自分の皿へ載せている。
相変わらずご老人達は、よく食べるなぁ~。
食事を済ませ、妖精さんからお礼の手紙を受け取りガーグ老の工房を後にした。
家に戻ると奏伯父さんとサヨさんが待っている。
「サヨさん。魔法の習得は出来ましたか?」
「ええ、3種類とも覚えられたわよ」
やはり転生者は適性とか関係なく習得可能のようだ。
MP値が高いから、Lv0でも威力は充分ある。
魔法はイメージですと伝え、試しにウォーターボールをバスケットボールの大きさで出してみて下さいと言うと、サヨさんは言葉通りの魔法を出した。
次はボールではなく水鉄砲のようにイメージをお願いすると、水が勢い良く発射される。
初めて魔法を使用したサヨさんは形状を変える水を珍しそうに見て、私が何かを言う前にシャワー状へ切り替えた。
「まぁ、便利ね~」
「ファイアーボールは、料理にも使用出来ますよ」
「それは助かるわ!」
魔法を習得出来たサヨさんは、満足気に微笑む。
これから、ファイアーボールの魔法が活躍しそうね。
「えっと、私達は今から王都へいくんですが、サヨさんも一緒にどうですか?」
槍を購入したいと言っていたから、ドワーフのいる店に連れていきたい。
注文した武器も、そろそろ出来上がっている頃だろう。
それに、捕まった犯人達がどうなったかも気になっている。
「まぁ、王都へいくの? じゃあ、お願いしようかしら」
「じゃあ、武器屋を紹介しますね」
そのまま家の庭から王都へ移動すると、門の入口には今日も衛兵達が5人いて警戒態勢を取っていた。
前回同様、奏伯父さんのお陰で私達は優先的に中へ入る。
貴族特権ってやつかしら?
父の案内で『バールの店』へ到着すると、従魔達を外で待機させ店内へと入った。
「こんにちは」
店内にいたドワーフの店主へ挨拶をする。
「おお、嬢ちゃん。注文の槍は出来ているぞ。待ってな、今持ってきてやる」
そう言い、バールさんは店の奥へ商品を取りにいく。
「お兄ちゃん。ここの武器屋はドワーフの店なの。今の人は、全然見えないけどドワーフなんだよ~」
「想像と違う種族だな……。2mもある巨体を持つドワーフか……」
「髭もないじゃん!」
兄と旭が驚いている。
王都でダンジョンを攻略していた雫ちゃんとお母さんと奏伯父さんは、ドワーフを知っていたのか普通にしていた。
数分後、槍を片手にバールさんが戻ってくる。
「使用した鉱物はアダマンタイトだ。金貨10枚(一千万円)でいい」
アダマンタイト!?
それを聞いた、兄と旭の目が輝いている。
あぁ、男のロマン武器だよね~。
「ありがとうございます」
私は店主に金貨10枚支払い、槍を受け取った。
穂先を見ると、なんかキラキラしてるんだけど……。
これがアダマンタイトかぁ。
サヨさんは店内を見て回り、武器を探しているようだ。
長槍を1本ずつ手に取り、感触を確かめては戻している。
中々、しっくりくる物がないのか溜息を吐きながら零す。
「やっぱり薙刀は、ないわよね……」
その言葉に、店主のバールさんが反応する。
「薙刀だって? その武器を知っているのか? ちょっと親父を呼んでくる」
バールさんは再び店の奥へ父親を呼びにいってしまった。
ガーグ老から渡された姫様の形見の剣を鍛えたシュウゲンさんは、やはり日本人なんだろうか?
薙刀を知っていそうだ。
バールさんと共に、こちらも2mを超す体躯の老人が現れた。
そして私を見るなり大声で叫ぶ。
「ヒルダちゃん!」
それは姫様の名前では?
何故、私をそう呼ぶのか分からず首を傾げた。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇