564 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第687話 迷宮都市 冒険者ギルドへ犯人達の引き渡し
ここは刑事だった茜に任せよう!
私が、ない頭でいくら考えても良い案が浮かぶとは思えない。
まだ傍にいた茜に、雫ちゃんを襲った犯人達を2日放置した後で冒険者ギルドへ引き渡す理由を、どうするか相談してみた。
「この世界には警察もなく留置所があるわけでもないよな……。6人の人間を2日間別の場所で勾留し尋問していたとして、犯人達はその間記憶がないとなると……」
茜は真剣な表情で考え出す。
「どうしたって齟齬が出る。脅迫は通じないだろうし、ここは魔法を使用したらどうだろう?」
「魔法?」
「手っ取り早く洗脳するのが一番だ。上手くすれば、記憶のない2日間を上書き出来るかも知れない」
う~ん、魔法かぁ。
前に一度だけ、兄と旭に試してみた時は何も変化がなかったんだよね。
もし効果があったのなら、2人は私のいいなりになっている筈だろう。
「魅惑魔法と魅了魔法で違いがありそうだけど……。一応、試してみようか」
「姉さんは魔物をテイムする魔法になっているから、私がやってみるよ」
茜はそう言うと、雫ちゃんのお母さんに犯人を1人だけ出すようお願いした。
幸い犯人達は全員男性なので、どちらの魔法も何かしら効果はありそう。
簀巻きにされ、ドレインの魔法で昏倒している犯人は寝ている状態だった。
先ずは起こす必要がありそうだけど?
HPを回復するには、ホーリーを掛ける必要がある。
「お母さん、犯人にホーリーを掛けて下さい」
「ええ、分かったわ」
ホーリーを掛けられた犯人の体が淡く光り出す。
光が消えると意識を取り戻したのか目を開いた。
私達を見て驚き目を瞠った後、直ぐに体を起こそうとし身動き出来ない状態であると気付いて舌打ちする。
「これから尋問を開始する。質問した事に正直に答えろ。お前達は6人以外、他に仲間はいるのか?」
目が覚めたばかりの犯人に対し、茜が淡々と質問を投げ掛ける。
もう魔法を発動している状態なのかな?
犯人は茜の顔を鋭く睨み返したまま、何も答えない。
「あぁ、既に他の5人からも同じ内容を聞いている。素直に話せば減刑をお願いすると言ってな。全員、口を割ったぞ? お前1人が沈黙を守った所で意味はない。さて、もう一度聞こう。他に仲間はいるか?」
おおっ、何か刑事ドラマで見たようなシーンだ。
これは相手の動揺を誘っているんだろう。
5人から話を聞いたと言い、仲間を裏切るよう仕向けているのかも?
「……いない。俺達だけだ」
「ふむ、まぁいい。お前達は、どこから迷宮都市に来た」
他領の人間が沢山迷宮都市へ集まっていると妹には話したから、拠点にしていた場所を確認したいんだろう。
「レバンダリニア皇国だ。くそ……何で話しちまうんだ」
おや?
カルドサリ王国と隣接している他国から来た冒険者なのか。
そして犯人は自分の意志で答えてはいないらしい。
妹が、どちらかの魔法を使用し尋問しているようだ。
「態々、他国から迷宮都市に来た理由は?」
「……冒険者カードを剥奪され、国では活動出来ないからだ」
素行不良で冒険者の資格を取り消されたみたいね。
まぁ魔物じゃなく同じ冒険者を襲うような人間だ。
資格を剥奪されるのは当然だろう。
こんな人間ばかりが、迷宮都市に集まってくると思うと迷惑極まりない。
「カルドサリ王国を選んだ理由はなんだ? 他の国でもいいだろう?」
「噂が流れてたんだ。カルドサリ王国は冒険者ギルドが甘いってな。だから俺達は、この国に来た」
「その中でも迷宮都市に目を付けたのは何故だ?」
「どこかの王が、迷宮都市にいる冒険者の少女を差し出せば金をくれると聞いた」
「それは、誰から?」
「レバンダリニア皇国にいた情報屋だ」
「その少女の名前は?」
「分からない。20代で綺麗な容姿だとしか……」
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した雫ちゃんは、主人公になった可愛らしい容姿のお母さんより条件に合ったのだろう。
雫ちゃんが狙われた理由は分かったけど、これは少し厄介な問題になりそうだ。
その少女は間違いなく私だろう。
他国にまで情報が流れているのか……。
「尋問は以上だ。お前はこの2日間、私から尋問を受けていた。そうだな?」
「……はい」
茜の質問にすらすらと答えていた犯人は、目の焦点が合っていない。
この魔法は凶悪だな。
「茜、どっちの魔法を使用したの?」
「魅了魔法の方にした。刑事をしている時、この魔法があれば自白させるのは簡単だったのにな」
皮肉気に笑って、残りの犯人達も同様に尋問を開始する。
全員から同じ答えを聞き嘘ではないと確信した後、4人で冒険者ギルドへ向かった。
簀巻きにされた犯人達は、異世界の家で2日間拘束し尋問していた事にしよう。
犯人達をアーサー達の背中に括りつけ、冒険者ギルドへ移動する。
受付嬢へ事情を話し犯人達を引き渡した。
その後、オリビアさんへ詳細を話すため会議室へ案内される。
席に座ると同時に、息を乱したオリビアさんが部屋へ入ってきた。
「サラさん! 冒険者に狙われたと聞きましたが大丈夫ですか?」
「えぇ、私ではなく雫ちゃんの方ですが……。犯人の引き渡しが遅くなってすみません。本当は金曜日に捕まえたんですけど、どうしても理由が気になりこちらで調べていました。これ、犯人から聞き出した調書です」
羊皮紙に茜が尋問した内容を書いた物を、オリビアさんへ手渡す。
私が書くより、本職が纏めた方がいいだろうと茜にお願いしたのだ。
その内容を読むなり、オリビアさんの表情が変化していく。
「お手数をおかけしました。他のパーティーからも、荷物を奪われたと報告があったばかりです。直ぐに、犯人達の顔を確認してもらいましょう」
多分、ダンクさんを襲った2組の冒険者とは別だろうな。
雫ちゃんを襲った6人に仲間はいなかったから……。
「はい、よろしくお願いします。カルドサリ王国内は犯罪がしやすいと思われているようで…。他国にまで変な噂が流れているみたいで心配ですね」
「ただの噂にしては意図的なものを感じます。侵略に向けた、アシュカナ帝国の情報操作の可能性も考えた方がいいでしょう。サラさんも充分注意して下さい」
「はい。ダンクさんのパーティーを襲った冒険者達が、早く捕まるのを願ってます」
「任せて下さい。ダンジョン内の犯罪は冒険者ギルドの管轄です。部下を総動員し、早急に犯人確保に努めます」
犯人達を2日間、勝手に拘束した件は何のお咎めもなく胸を撫で下ろす。
目的を済ませた私達は冒険者ギルドを後にした。
今回分かった事を、パーティーメンバーと共有する必要があるな。
今夜にでも話しておこう。
急な予定変更で遅くなってしまったけど、サヨさんを迎えに行き衣装の続きを作製する。
白雪姫の衣装はアマンダさんに似合うかしら?
どちらかと言うと、魔女の衣装の方がしっくりきそうだけど……。
魔女役はケンさんがするんだよね~。
どんな内容になるか凄く不安だ。
ちゃんと毒リンゴを食べて、王子様と結婚する話になるだろうか?
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
私が、ない頭でいくら考えても良い案が浮かぶとは思えない。
まだ傍にいた茜に、雫ちゃんを襲った犯人達を2日放置した後で冒険者ギルドへ引き渡す理由を、どうするか相談してみた。
「この世界には警察もなく留置所があるわけでもないよな……。6人の人間を2日間別の場所で勾留し尋問していたとして、犯人達はその間記憶がないとなると……」
茜は真剣な表情で考え出す。
「どうしたって齟齬が出る。脅迫は通じないだろうし、ここは魔法を使用したらどうだろう?」
「魔法?」
「手っ取り早く洗脳するのが一番だ。上手くすれば、記憶のない2日間を上書き出来るかも知れない」
う~ん、魔法かぁ。
前に一度だけ、兄と旭に試してみた時は何も変化がなかったんだよね。
もし効果があったのなら、2人は私のいいなりになっている筈だろう。
「魅惑魔法と魅了魔法で違いがありそうだけど……。一応、試してみようか」
「姉さんは魔物をテイムする魔法になっているから、私がやってみるよ」
茜はそう言うと、雫ちゃんのお母さんに犯人を1人だけ出すようお願いした。
幸い犯人達は全員男性なので、どちらの魔法も何かしら効果はありそう。
簀巻きにされ、ドレインの魔法で昏倒している犯人は寝ている状態だった。
先ずは起こす必要がありそうだけど?
HPを回復するには、ホーリーを掛ける必要がある。
「お母さん、犯人にホーリーを掛けて下さい」
「ええ、分かったわ」
ホーリーを掛けられた犯人の体が淡く光り出す。
光が消えると意識を取り戻したのか目を開いた。
私達を見て驚き目を瞠った後、直ぐに体を起こそうとし身動き出来ない状態であると気付いて舌打ちする。
「これから尋問を開始する。質問した事に正直に答えろ。お前達は6人以外、他に仲間はいるのか?」
目が覚めたばかりの犯人に対し、茜が淡々と質問を投げ掛ける。
もう魔法を発動している状態なのかな?
犯人は茜の顔を鋭く睨み返したまま、何も答えない。
「あぁ、既に他の5人からも同じ内容を聞いている。素直に話せば減刑をお願いすると言ってな。全員、口を割ったぞ? お前1人が沈黙を守った所で意味はない。さて、もう一度聞こう。他に仲間はいるか?」
おおっ、何か刑事ドラマで見たようなシーンだ。
これは相手の動揺を誘っているんだろう。
5人から話を聞いたと言い、仲間を裏切るよう仕向けているのかも?
「……いない。俺達だけだ」
「ふむ、まぁいい。お前達は、どこから迷宮都市に来た」
他領の人間が沢山迷宮都市へ集まっていると妹には話したから、拠点にしていた場所を確認したいんだろう。
「レバンダリニア皇国だ。くそ……何で話しちまうんだ」
おや?
カルドサリ王国と隣接している他国から来た冒険者なのか。
そして犯人は自分の意志で答えてはいないらしい。
妹が、どちらかの魔法を使用し尋問しているようだ。
「態々、他国から迷宮都市に来た理由は?」
「……冒険者カードを剥奪され、国では活動出来ないからだ」
素行不良で冒険者の資格を取り消されたみたいね。
まぁ魔物じゃなく同じ冒険者を襲うような人間だ。
資格を剥奪されるのは当然だろう。
こんな人間ばかりが、迷宮都市に集まってくると思うと迷惑極まりない。
「カルドサリ王国を選んだ理由はなんだ? 他の国でもいいだろう?」
「噂が流れてたんだ。カルドサリ王国は冒険者ギルドが甘いってな。だから俺達は、この国に来た」
「その中でも迷宮都市に目を付けたのは何故だ?」
「どこかの王が、迷宮都市にいる冒険者の少女を差し出せば金をくれると聞いた」
「それは、誰から?」
「レバンダリニア皇国にいた情報屋だ」
「その少女の名前は?」
「分からない。20代で綺麗な容姿だとしか……」
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した雫ちゃんは、主人公になった可愛らしい容姿のお母さんより条件に合ったのだろう。
雫ちゃんが狙われた理由は分かったけど、これは少し厄介な問題になりそうだ。
その少女は間違いなく私だろう。
他国にまで情報が流れているのか……。
「尋問は以上だ。お前はこの2日間、私から尋問を受けていた。そうだな?」
「……はい」
茜の質問にすらすらと答えていた犯人は、目の焦点が合っていない。
この魔法は凶悪だな。
「茜、どっちの魔法を使用したの?」
「魅了魔法の方にした。刑事をしている時、この魔法があれば自白させるのは簡単だったのにな」
皮肉気に笑って、残りの犯人達も同様に尋問を開始する。
全員から同じ答えを聞き嘘ではないと確信した後、4人で冒険者ギルドへ向かった。
簀巻きにされた犯人達は、異世界の家で2日間拘束し尋問していた事にしよう。
犯人達をアーサー達の背中に括りつけ、冒険者ギルドへ移動する。
受付嬢へ事情を話し犯人達を引き渡した。
その後、オリビアさんへ詳細を話すため会議室へ案内される。
席に座ると同時に、息を乱したオリビアさんが部屋へ入ってきた。
「サラさん! 冒険者に狙われたと聞きましたが大丈夫ですか?」
「えぇ、私ではなく雫ちゃんの方ですが……。犯人の引き渡しが遅くなってすみません。本当は金曜日に捕まえたんですけど、どうしても理由が気になりこちらで調べていました。これ、犯人から聞き出した調書です」
羊皮紙に茜が尋問した内容を書いた物を、オリビアさんへ手渡す。
私が書くより、本職が纏めた方がいいだろうと茜にお願いしたのだ。
その内容を読むなり、オリビアさんの表情が変化していく。
「お手数をおかけしました。他のパーティーからも、荷物を奪われたと報告があったばかりです。直ぐに、犯人達の顔を確認してもらいましょう」
多分、ダンクさんを襲った2組の冒険者とは別だろうな。
雫ちゃんを襲った6人に仲間はいなかったから……。
「はい、よろしくお願いします。カルドサリ王国内は犯罪がしやすいと思われているようで…。他国にまで変な噂が流れているみたいで心配ですね」
「ただの噂にしては意図的なものを感じます。侵略に向けた、アシュカナ帝国の情報操作の可能性も考えた方がいいでしょう。サラさんも充分注意して下さい」
「はい。ダンクさんのパーティーを襲った冒険者達が、早く捕まるのを願ってます」
「任せて下さい。ダンジョン内の犯罪は冒険者ギルドの管轄です。部下を総動員し、早急に犯人確保に努めます」
犯人達を2日間、勝手に拘束した件は何のお咎めもなく胸を撫で下ろす。
目的を済ませた私達は冒険者ギルドを後にした。
今回分かった事を、パーティーメンバーと共有する必要があるな。
今夜にでも話しておこう。
急な予定変更で遅くなってしまったけど、サヨさんを迎えに行き衣装の続きを作製する。
白雪姫の衣装はアマンダさんに似合うかしら?
どちらかと言うと、魔女の衣装の方がしっくりきそうだけど……。
魔女役はケンさんがするんだよね~。
どんな内容になるか凄く不安だ。
ちゃんと毒リンゴを食べて、王子様と結婚する話になるだろうか?
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇