568 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第691話 迷宮都市 ポーションの価格変更&サヨさんとメンバーのLv上げ&Lv50の恩恵
それから5日間の攻略は無事終了。
心配していたダンジョン内での犯行もなく、ピリピリとしていた冒険者達も落ち着いた雰囲気に変わった。
解体場のアレクおじさんからミノタウロスの肉を1体引き取り、オリビアさんに会いに行く。
受付嬢から案内された会議室で待っていると、直ぐにオリビアさんが入ってきた。
「サラさん。今日は、どうされましたか?」
「誓約書へ署名をしに来ました」
私がそう答えるとオリビアさんは驚いた表情をし、少ししてあぁと納得した顔になる。
「クランに入っていない冒険者の署名は、サラさん達のパーティーには不要です。あれは最近、迷宮都市へ来た冒険者に対するものですから」
そうなんだ。
じゃあもう用事は済んだから帰ろう。
「あっ15階で捕まえた犯人ですが、ダンクさんのパーティーを襲った冒険者でした。盗られたマジックバッグも回収済みなので、安心して下さいね」
さっさと部屋から出ようとした所に、オリビアさんが報告をしてくれる。
ダンクさんも、ほっとしているだろう。
「教えてくれてありがとうございます。新しい政策のお陰か、あれからダンジョン内での犯行が止まり冒険者達も喜んでいますよ」
「今回は王都の冒険者ギルド統括本部へ掛け合ったんです。変な噂を鵜呑みにした冒険者が、これ以上迷宮都市に来られると困りますから。犯人の刑も既に行いました。今後は、より一層厳しく取り締まる心算です」
オリビアさんが覚悟を決めたかのように、真剣な表情で口にする。
迷宮都市を統べるギルドマスターとしての矜持が垣間見えた。
その両肩には、私が及び付かないくらい重い責任を背負っているんだろう。
迷宮都市の安全は、偏に彼女の采配に掛かっていると言っても過言ではない。
日々重圧に耐え頑張ってくれている彼女へ感謝の気持ちを込めて一礼し、部屋を後にした。
肉屋でミノタウロスの肉を部位別に仕分けてもらい、子供達の家へ寄り渡しに行く。
ミノタウロスの肉を受け取った子供達は、「今夜はステーキだ!」と大喜びしてくれた。
『肉うどん店』と『製麺店』、『お菓子の店』にも肉をお裾分けする。
リュートさんが高価な肉に恐縮していたけれど、子供達や他店にも渡してある話をすると笑顔になり、『ハンバーグ』を作るよとアリサちゃんに言っていた。
おっと、その単語を言っても大丈夫?
奏伯父さんの方をそっと見たけど、ダンジョン内で日本と同じ料理を食べている所為か疑問には思わなかったようだ。
ホームへ戻り、それぞれの家に帰った後で夕食の準備を始める。
茜からビーフシチューを食べたいとリクエストされたので、ミノタウロスの肉を赤ワインに浸し、大きく切った材料と一緒に圧力鍋で煮込む。
時間がない時は圧力鍋を使用すれば、肉が柔らかくなるから便利だよね。
コーンサラダを作ってバゲットを軽くリベイクしたら完成だ。
リビングでTVを見ている兄達を呼び食べ始める。
お肉がゴロゴロ入ったビーフシチューに茜は満足そう。
お店で食べるビーフシチューは高い癖に、肉の割合が少ない事が多い。
口に入れるとほろほろ崩れるお肉が美味しいなぁ~。
パン屋のバゲットも皮がパリパリとして香ばしい。
私とセイさん以外はお代わりし、8皿分作ったビーフシチューは綺麗になくなった。
デザートに各自好きなケーキを出して、コーヒーを淹れる。
茜は選んだ抹茶ケーキを堪能していた。
ダンジョンマスターをしていた13年分、好きな物を沢山食べさせてあげよう。
翌日、土曜日。
兄と旭を連れ奏屋で果物を卸した後、雫ちゃんのお母さんと一緒に薬師ギルドへ向かう。
通された応接室で3人がポーションへ浄化とヒールを掛けている間、私は受付嬢からポーションとハイエーテルを大量に購入した。
ポーションの値段が、銅貨5枚(5,000円)から銅貨1枚(1,000円)に変更されて嬉しくなる。
これで子供達も気軽に購入出来るだろう。
他領では銀貨3枚(3万円)のポーションだけど、これを転売する冒険者はいないよね?
ダンジョン攻略するC級冒険者はポーションよりエクスポーションが必要だし、『MAXポーション』が販売された今、ポーションを使用するのはD・E級の子供達か都市に住む人達だけだ。
応接に入ると、ゼリアさんがポーション瓶をマジックバッグに仕舞っている所だった。
「ゼリアさん、おはようございます。早速ですが、癒し草から出しますね」
「おはよう、サラちゃん。マジックバッグを追加購入したからの、今日は全部入るだろう」
そう言って、ゼリアさんが2つのマジックバッグを用意する。
私は片付けられたテーブルの上へ、癒し草を次々と出していった。
1つ目のマジックバッグが一杯になった所で、2つ目のマジックバッグへ。
テーブルの上に出す癒し草がなくなると、魔力草に変更。
換金されなかった魔力草が3週間分ある。
半分を出した所で、ゼリアさんから待ったの声が掛かった。
「サラちゃん。申し訳ないけど、もうマジックバッグが一杯のようだわ。また追加が必要か……。一日中、薬草採取をしておるのかの? まぁ、よく飽きないものだ」
「魔物を倒すより楽しいから、薬草採取は趣味ですよ!」
出した薬草の量に呆れた様子のゼリアさんに話を合わせ、各自お金を受け取った。
部屋を出る際、呼び止められる。
「サラちゃん。新しいメンバーは増えたかい?」
「えぇ、妹がメンバーに加わりましたよ」
「それは良い事じゃ。一度、顔を見せに来てもらえんかの?」
? 妹は浄化の魔法を使用出来ないけど……。
色々とお世話になっているゼリアさんの頼みとあらば断われない。
「じゃあ、来週連れてきますね」
「待っておるよ」
どうして妹に会いたいのか、理由は分からないまま薬師ギルドを出る。
一度ホームに戻り食事を済ませたら、サヨさんを呼んで午後からは5人のLv上げだ。
今日で全員がLv50になるだろう。
ホーム内の広いグランドに移動し、摩天楼ダンジョン31階の魔物を出す。
私は飛翔魔法の練習をしよう。
保護者付きで、Lvが上がる気がしないけどね!
兄と茜に両手を掴まれ高く浮かびあがると、シルバー達も浮遊魔法で同じ高さになり周囲を囲む。
前後にはセイさんと旭が付いている。
今日も厳重な警戒態勢の中、飛翔魔法の練習開始。
自転車より速いスピードを出すと、2人に両手を引っ張られ速度を調整される。
渋々スピードを落とし、時速20kmくらいで空中を移動した。
下を見ると、サヨさんが魔物相手に薙刀で無双している。
基礎値が78と高いので、Lv45のサヨさんはHP/MPが3,588もある。
異世界の冒険者基準ではLv300くらいのステータスになっているから、力も相当強くなっている筈だ。
母の方を見ると、体を動かす事は避けているのか魔物を昏倒させてから魔法で安全に倒している。
雫ちゃんとお母さんは、2人で連携し倒していた。
樹おじさんは単独で剣を振るっている。
私は様子を見ながら魔物を出し、危険な状態にならないよう注意した。
それにしても、皆楽しそうだな~。
やはりLvが上がるのは嬉しいんだろうか?
ステータスが見える分、遣り甲斐はあると思うけど……。
5時間後、Lvが50になったのを確認してもらいLv上げは終了。
夕食は私達と食べると言って外出したサヨさんが、実家で母と料理を作ってくれた。
サヨさんの料理を食べたシュウゲンさんが笑み崩れている。
また少し若返った姿を見て目を細めていた。
ちなみにLv50の恩恵は雫ちゃんのお母さんがハイヒールを覚え、母が複製という緑魔法を覚えた。
複製は種をLv×1増やせるらしい。
例えば、小豆なら50個増やす事が出来るのかな?
使用用途が限られる魔法だけど、母は嬉しそう。
交配で出来た野菜の種を増やす心算みたい。
転生組のサヨさんと雫ちゃんには恩恵がなく、何故か召喚した樹おじさんは何も覚えられなかったようだ。
父同様、特殊魔法を与えられた所為だろうか?
皆で賑やかな夕食を過ごし、サヨさんを茜と一緒に華蘭へ送り届け自宅に帰る。
竜の卵に魔力を与えたら、そのまま就寝。
茜に抱き抱えられベッドへ降ろされる、ぼんやりとした記憶を最後に意識を失った。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
心配していたダンジョン内での犯行もなく、ピリピリとしていた冒険者達も落ち着いた雰囲気に変わった。
解体場のアレクおじさんからミノタウロスの肉を1体引き取り、オリビアさんに会いに行く。
受付嬢から案内された会議室で待っていると、直ぐにオリビアさんが入ってきた。
「サラさん。今日は、どうされましたか?」
「誓約書へ署名をしに来ました」
私がそう答えるとオリビアさんは驚いた表情をし、少ししてあぁと納得した顔になる。
「クランに入っていない冒険者の署名は、サラさん達のパーティーには不要です。あれは最近、迷宮都市へ来た冒険者に対するものですから」
そうなんだ。
じゃあもう用事は済んだから帰ろう。
「あっ15階で捕まえた犯人ですが、ダンクさんのパーティーを襲った冒険者でした。盗られたマジックバッグも回収済みなので、安心して下さいね」
さっさと部屋から出ようとした所に、オリビアさんが報告をしてくれる。
ダンクさんも、ほっとしているだろう。
「教えてくれてありがとうございます。新しい政策のお陰か、あれからダンジョン内での犯行が止まり冒険者達も喜んでいますよ」
「今回は王都の冒険者ギルド統括本部へ掛け合ったんです。変な噂を鵜呑みにした冒険者が、これ以上迷宮都市に来られると困りますから。犯人の刑も既に行いました。今後は、より一層厳しく取り締まる心算です」
オリビアさんが覚悟を決めたかのように、真剣な表情で口にする。
迷宮都市を統べるギルドマスターとしての矜持が垣間見えた。
その両肩には、私が及び付かないくらい重い責任を背負っているんだろう。
迷宮都市の安全は、偏に彼女の采配に掛かっていると言っても過言ではない。
日々重圧に耐え頑張ってくれている彼女へ感謝の気持ちを込めて一礼し、部屋を後にした。
肉屋でミノタウロスの肉を部位別に仕分けてもらい、子供達の家へ寄り渡しに行く。
ミノタウロスの肉を受け取った子供達は、「今夜はステーキだ!」と大喜びしてくれた。
『肉うどん店』と『製麺店』、『お菓子の店』にも肉をお裾分けする。
リュートさんが高価な肉に恐縮していたけれど、子供達や他店にも渡してある話をすると笑顔になり、『ハンバーグ』を作るよとアリサちゃんに言っていた。
おっと、その単語を言っても大丈夫?
奏伯父さんの方をそっと見たけど、ダンジョン内で日本と同じ料理を食べている所為か疑問には思わなかったようだ。
ホームへ戻り、それぞれの家に帰った後で夕食の準備を始める。
茜からビーフシチューを食べたいとリクエストされたので、ミノタウロスの肉を赤ワインに浸し、大きく切った材料と一緒に圧力鍋で煮込む。
時間がない時は圧力鍋を使用すれば、肉が柔らかくなるから便利だよね。
コーンサラダを作ってバゲットを軽くリベイクしたら完成だ。
リビングでTVを見ている兄達を呼び食べ始める。
お肉がゴロゴロ入ったビーフシチューに茜は満足そう。
お店で食べるビーフシチューは高い癖に、肉の割合が少ない事が多い。
口に入れるとほろほろ崩れるお肉が美味しいなぁ~。
パン屋のバゲットも皮がパリパリとして香ばしい。
私とセイさん以外はお代わりし、8皿分作ったビーフシチューは綺麗になくなった。
デザートに各自好きなケーキを出して、コーヒーを淹れる。
茜は選んだ抹茶ケーキを堪能していた。
ダンジョンマスターをしていた13年分、好きな物を沢山食べさせてあげよう。
翌日、土曜日。
兄と旭を連れ奏屋で果物を卸した後、雫ちゃんのお母さんと一緒に薬師ギルドへ向かう。
通された応接室で3人がポーションへ浄化とヒールを掛けている間、私は受付嬢からポーションとハイエーテルを大量に購入した。
ポーションの値段が、銅貨5枚(5,000円)から銅貨1枚(1,000円)に変更されて嬉しくなる。
これで子供達も気軽に購入出来るだろう。
他領では銀貨3枚(3万円)のポーションだけど、これを転売する冒険者はいないよね?
ダンジョン攻略するC級冒険者はポーションよりエクスポーションが必要だし、『MAXポーション』が販売された今、ポーションを使用するのはD・E級の子供達か都市に住む人達だけだ。
応接に入ると、ゼリアさんがポーション瓶をマジックバッグに仕舞っている所だった。
「ゼリアさん、おはようございます。早速ですが、癒し草から出しますね」
「おはよう、サラちゃん。マジックバッグを追加購入したからの、今日は全部入るだろう」
そう言って、ゼリアさんが2つのマジックバッグを用意する。
私は片付けられたテーブルの上へ、癒し草を次々と出していった。
1つ目のマジックバッグが一杯になった所で、2つ目のマジックバッグへ。
テーブルの上に出す癒し草がなくなると、魔力草に変更。
換金されなかった魔力草が3週間分ある。
半分を出した所で、ゼリアさんから待ったの声が掛かった。
「サラちゃん。申し訳ないけど、もうマジックバッグが一杯のようだわ。また追加が必要か……。一日中、薬草採取をしておるのかの? まぁ、よく飽きないものだ」
「魔物を倒すより楽しいから、薬草採取は趣味ですよ!」
出した薬草の量に呆れた様子のゼリアさんに話を合わせ、各自お金を受け取った。
部屋を出る際、呼び止められる。
「サラちゃん。新しいメンバーは増えたかい?」
「えぇ、妹がメンバーに加わりましたよ」
「それは良い事じゃ。一度、顔を見せに来てもらえんかの?」
? 妹は浄化の魔法を使用出来ないけど……。
色々とお世話になっているゼリアさんの頼みとあらば断われない。
「じゃあ、来週連れてきますね」
「待っておるよ」
どうして妹に会いたいのか、理由は分からないまま薬師ギルドを出る。
一度ホームに戻り食事を済ませたら、サヨさんを呼んで午後からは5人のLv上げだ。
今日で全員がLv50になるだろう。
ホーム内の広いグランドに移動し、摩天楼ダンジョン31階の魔物を出す。
私は飛翔魔法の練習をしよう。
保護者付きで、Lvが上がる気がしないけどね!
兄と茜に両手を掴まれ高く浮かびあがると、シルバー達も浮遊魔法で同じ高さになり周囲を囲む。
前後にはセイさんと旭が付いている。
今日も厳重な警戒態勢の中、飛翔魔法の練習開始。
自転車より速いスピードを出すと、2人に両手を引っ張られ速度を調整される。
渋々スピードを落とし、時速20kmくらいで空中を移動した。
下を見ると、サヨさんが魔物相手に薙刀で無双している。
基礎値が78と高いので、Lv45のサヨさんはHP/MPが3,588もある。
異世界の冒険者基準ではLv300くらいのステータスになっているから、力も相当強くなっている筈だ。
母の方を見ると、体を動かす事は避けているのか魔物を昏倒させてから魔法で安全に倒している。
雫ちゃんとお母さんは、2人で連携し倒していた。
樹おじさんは単独で剣を振るっている。
私は様子を見ながら魔物を出し、危険な状態にならないよう注意した。
それにしても、皆楽しそうだな~。
やはりLvが上がるのは嬉しいんだろうか?
ステータスが見える分、遣り甲斐はあると思うけど……。
5時間後、Lvが50になったのを確認してもらいLv上げは終了。
夕食は私達と食べると言って外出したサヨさんが、実家で母と料理を作ってくれた。
サヨさんの料理を食べたシュウゲンさんが笑み崩れている。
また少し若返った姿を見て目を細めていた。
ちなみにLv50の恩恵は雫ちゃんのお母さんがハイヒールを覚え、母が複製という緑魔法を覚えた。
複製は種をLv×1増やせるらしい。
例えば、小豆なら50個増やす事が出来るのかな?
使用用途が限られる魔法だけど、母は嬉しそう。
交配で出来た野菜の種を増やす心算みたい。
転生組のサヨさんと雫ちゃんには恩恵がなく、何故か召喚した樹おじさんは何も覚えられなかったようだ。
父同様、特殊魔法を与えられた所為だろうか?
皆で賑やかな夕食を過ごし、サヨさんを茜と一緒に華蘭へ送り届け自宅に帰る。
竜の卵に魔力を与えたら、そのまま就寝。
茜に抱き抱えられベッドへ降ろされる、ぼんやりとした記憶を最後に意識を失った。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇