629 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第752話 旭 樹 再召喚 46 女官長達との再会 3&偽装結婚 1
工房から出てきた娘を見るなり俺は走り出し、その体を抱き上げた。
女官達は、お揃いの花嫁衣裳を準備してくれたらしい。
俺とティーナの生存を知ったのは1週間前なのに、よく作れたよな~。
俺は娘を抱き上げたまま響のところへ戻り、
「娘が可愛い!」
大絶賛した。
父親に言うのもなんだが、自慢出来る相手がいないので仕方ない。
「あぁ、お前にそっくりだよ」
「だよな!」
花嫁衣裳を着た娘は本当に可愛らしく、いつか嫁にいってしまうのが残念なくらいだ。
実年齢から考えると、それほど遠い未来の話ではないだろう。
もう少し触れていたかったが離してほしいと催促され、ゆっくり地面に降ろす。
娘はその場で姿見を出し、自分の姿を確認していた。
「どうかな?」
「あぁ、とても良く似合っているよ。俺の娘が世界で一番綺麗だ」
響の返事を聞き、少し照れたように笑う。
俺は同意するよう頷いた。
「皆さん、昼食を作ったので食べましょう!」
「まぁサラ様自ら、お作りになられたのですか?」
俺が着替えをしている間、娘は昼食を作っていたようだ。
王族が料理をする事は滅多にないので、女官長が驚いている。
ちなみに王女時代、俺は一度も料理した経験がない。
「サラ……ちゃんは料理が得意でなぁ。毎週、儂らはご馳走してもらっておるわ」
何故か、ガーグ老が胸を張り得意げな様子をみせる。
いつもは三男役の影衆が配膳を行うが、俺がいるため女官達が動き出す。
いつの間に用意したのか、俺と娘と響の食器だけが王族仕様へ変わっていた。
沙良ちゃんが、少し不思議そうな顔をしている。
王族が食べる食器を同じ物に出来なかったんだろう。
毒を警戒してかスプーンは銀製だ。
「サラ様。見た事のない料理ですが、これはどうやって頂くのでしょう?」
サンドイッチを初めて見た女官長が娘に質問する。
「そのまま、手に持ち食べて下さい。ナイフやフォークを使用する必要はありませんよ」
「軽食なのですね? 分かりました。少し、お待ち下さい」
毒見役の女官が一口ずつ食べ毒の有無を確認していた。
本人が作っているから毒見の必要はないと思うが、この過程は王族が食べる際に省けない。
「お待たせ致しました。ではサラ様の手料理を、ありがたく頂きます」
暫く経過をみたあと、女官長がコーンスープを一口飲んだ。
次にカツサンドを食べて、大きく目を瞠る。
「これは……。料理長も再現出来ない味ですわね。姫様が食べたがっていたのは、このような物でしたか……」
俺が昔、料理が不味いと散々文句を言ったのを覚えているらしい。
そうなんだよ、求めてたのはこの味だ!
娘の料理を食べながら、うんうんと首を上下に動かす。
「ガーグ老。美味しい料理を頂き、さぞかし満足だったのでしょうね。この私へ連絡を忘れるくらい」
おや……雲行きが怪しい。
言われた爺の表情に焦りが浮かぶ。
後で第二弾が待っていそうな感じだな。
食事を終えてから、着替えを済ませガーグ老の工房を後にした。
女官長には明日、娘に着けてほしいと言い守護石が入った額飾りを渡してある。
明日の結婚式に備え色々準備をしておこう。
妻宛てに少しの間、別行動する旨の手紙を書いておく。
最後にもう少し、魅惑魔法のLvを上げておきたかったが……。
あれから響に掛けても秘密を打ち明ける事はなく、結局Lv7になっただけで終わった。
この魔法、アシュカナ帝国の王に掛けて効果があるんだろうか?
妻と離れる前に男のロマンを達成しようと思ったら、美容ポーションを飲んだ結花が直ぐに寝てしまい、俺の都合で起こすわけにもいかないため、未知の世界を体験する夢は叶わなかった。
女性化している間に誘ってみよう。
結婚式当日。
朝早くから異世界の家へ移転する。
俺の女装化した姿を改めて見た茜ちゃんが、何度も娘と見比べていた。
「樹おじさんだと聞いても信じられない!」
茜ちゃんはそう言い、娘と俺を隣同士にしスマホで写真を撮った。
あっ、その写真は俺も欲しい!
「見た目年齢に差があるのは、元の年齢と比例しているのかな?」
「俺も初めて女性化したから、全く同じにはなれなかったのかも知れない」
本当はヒルダの姿にしかなれない魔法だけどな。
セイさんは何故か、俺の言葉に何とも言えないような顔をしている。
もしかして記憶が戻っているのか? 昨日も俺の姿を見るなり、目を潤ませていたような……。
敵の襲撃に備え、結婚式の時間は12時だと嘘を流している。
実際は、その前に披露宴をし出席する冒険者達に料理を振る舞う予定だ。
花嫁役の俺は衣装へ着替えにいく。
家の2階は6部屋あり、その中で一番奥の部屋へ案内された。
室内には、王族仕様の豪華な家具が置いてある。
ここは娘の部屋だろうか?
天蓋付きのベッドの柱には、四属性の精霊王の姿が彫られている。
皆、非常に美しい女性達だ。
人間は精霊王を見た事がない筈だから、この家具を作製したのは誰だろう?
もしかしてガーグ老達影衆か?
今日も、笑顔の女官達が張り切って俺の服を脱がせにかかる。
これからは、じっと我慢だ。
漸く全ての支度が整った頃には、まだ何もしていないのに疲れ切っていた。
花嫁衣裳を着た俺は披露宴会場へ向かう。
登場した瞬間、冒険者達が騒然となった。
今の娘の姿より年齢が高い事に気付いたんだろう。
娘が俺を生みの母親だと説明し、紹介してくれた。
そうでも言わないと、そっくりな容姿を納得させられないからだと思うが……、ちょっと嬉しい。
「皆さん本日は結婚式にご出席下さり、ありがとうございます。変則的ですが、先に料理を食べて下さいね。式にはアシュカナ帝国からの襲撃が予想されるため、お酒はありませんが、その分ご馳走を用意しましたから楽しんで下さい」
娘の挨拶と同時に、冒険者達から歓声が上がる。
テーブルの上に用意された見慣れぬ料理を、早く食べたくて仕方なかったみたいだな。
花嫁役の俺には目もくれず、料理に手を付け始めた。
ただ、その中でも一瞬行動が遅れた冒険者達が複数いる。
あれはアマンダ嬢のクランメンバーか……。
全員が参加すると聞いていたが、まさかクランメンバー全員が彼女の国の出身者だと思わなかった。
王族であるアマンダ嬢が口にする前に、食べられなかったんだろう。
さりげなく、料理担当者のケンさんが毎回毒見してるしな。
まだ何も食べてない俺も、披露宴の料理を口にしようと響達がいるテーブルに向かう。
義祖父の隣に座らされ、
「ヒルダちゃん。お礼は、いつでもいいからの」
小声で囁かれた言葉に耳を疑った。
バレてるじゃないか! そして孫の夫だと知っても、お礼を受け取る気なのかよ……。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
女官達は、お揃いの花嫁衣裳を準備してくれたらしい。
俺とティーナの生存を知ったのは1週間前なのに、よく作れたよな~。
俺は娘を抱き上げたまま響のところへ戻り、
「娘が可愛い!」
大絶賛した。
父親に言うのもなんだが、自慢出来る相手がいないので仕方ない。
「あぁ、お前にそっくりだよ」
「だよな!」
花嫁衣裳を着た娘は本当に可愛らしく、いつか嫁にいってしまうのが残念なくらいだ。
実年齢から考えると、それほど遠い未来の話ではないだろう。
もう少し触れていたかったが離してほしいと催促され、ゆっくり地面に降ろす。
娘はその場で姿見を出し、自分の姿を確認していた。
「どうかな?」
「あぁ、とても良く似合っているよ。俺の娘が世界で一番綺麗だ」
響の返事を聞き、少し照れたように笑う。
俺は同意するよう頷いた。
「皆さん、昼食を作ったので食べましょう!」
「まぁサラ様自ら、お作りになられたのですか?」
俺が着替えをしている間、娘は昼食を作っていたようだ。
王族が料理をする事は滅多にないので、女官長が驚いている。
ちなみに王女時代、俺は一度も料理した経験がない。
「サラ……ちゃんは料理が得意でなぁ。毎週、儂らはご馳走してもらっておるわ」
何故か、ガーグ老が胸を張り得意げな様子をみせる。
いつもは三男役の影衆が配膳を行うが、俺がいるため女官達が動き出す。
いつの間に用意したのか、俺と娘と響の食器だけが王族仕様へ変わっていた。
沙良ちゃんが、少し不思議そうな顔をしている。
王族が食べる食器を同じ物に出来なかったんだろう。
毒を警戒してかスプーンは銀製だ。
「サラ様。見た事のない料理ですが、これはどうやって頂くのでしょう?」
サンドイッチを初めて見た女官長が娘に質問する。
「そのまま、手に持ち食べて下さい。ナイフやフォークを使用する必要はありませんよ」
「軽食なのですね? 分かりました。少し、お待ち下さい」
毒見役の女官が一口ずつ食べ毒の有無を確認していた。
本人が作っているから毒見の必要はないと思うが、この過程は王族が食べる際に省けない。
「お待たせ致しました。ではサラ様の手料理を、ありがたく頂きます」
暫く経過をみたあと、女官長がコーンスープを一口飲んだ。
次にカツサンドを食べて、大きく目を瞠る。
「これは……。料理長も再現出来ない味ですわね。姫様が食べたがっていたのは、このような物でしたか……」
俺が昔、料理が不味いと散々文句を言ったのを覚えているらしい。
そうなんだよ、求めてたのはこの味だ!
娘の料理を食べながら、うんうんと首を上下に動かす。
「ガーグ老。美味しい料理を頂き、さぞかし満足だったのでしょうね。この私へ連絡を忘れるくらい」
おや……雲行きが怪しい。
言われた爺の表情に焦りが浮かぶ。
後で第二弾が待っていそうな感じだな。
食事を終えてから、着替えを済ませガーグ老の工房を後にした。
女官長には明日、娘に着けてほしいと言い守護石が入った額飾りを渡してある。
明日の結婚式に備え色々準備をしておこう。
妻宛てに少しの間、別行動する旨の手紙を書いておく。
最後にもう少し、魅惑魔法のLvを上げておきたかったが……。
あれから響に掛けても秘密を打ち明ける事はなく、結局Lv7になっただけで終わった。
この魔法、アシュカナ帝国の王に掛けて効果があるんだろうか?
妻と離れる前に男のロマンを達成しようと思ったら、美容ポーションを飲んだ結花が直ぐに寝てしまい、俺の都合で起こすわけにもいかないため、未知の世界を体験する夢は叶わなかった。
女性化している間に誘ってみよう。
結婚式当日。
朝早くから異世界の家へ移転する。
俺の女装化した姿を改めて見た茜ちゃんが、何度も娘と見比べていた。
「樹おじさんだと聞いても信じられない!」
茜ちゃんはそう言い、娘と俺を隣同士にしスマホで写真を撮った。
あっ、その写真は俺も欲しい!
「見た目年齢に差があるのは、元の年齢と比例しているのかな?」
「俺も初めて女性化したから、全く同じにはなれなかったのかも知れない」
本当はヒルダの姿にしかなれない魔法だけどな。
セイさんは何故か、俺の言葉に何とも言えないような顔をしている。
もしかして記憶が戻っているのか? 昨日も俺の姿を見るなり、目を潤ませていたような……。
敵の襲撃に備え、結婚式の時間は12時だと嘘を流している。
実際は、その前に披露宴をし出席する冒険者達に料理を振る舞う予定だ。
花嫁役の俺は衣装へ着替えにいく。
家の2階は6部屋あり、その中で一番奥の部屋へ案内された。
室内には、王族仕様の豪華な家具が置いてある。
ここは娘の部屋だろうか?
天蓋付きのベッドの柱には、四属性の精霊王の姿が彫られている。
皆、非常に美しい女性達だ。
人間は精霊王を見た事がない筈だから、この家具を作製したのは誰だろう?
もしかしてガーグ老達影衆か?
今日も、笑顔の女官達が張り切って俺の服を脱がせにかかる。
これからは、じっと我慢だ。
漸く全ての支度が整った頃には、まだ何もしていないのに疲れ切っていた。
花嫁衣裳を着た俺は披露宴会場へ向かう。
登場した瞬間、冒険者達が騒然となった。
今の娘の姿より年齢が高い事に気付いたんだろう。
娘が俺を生みの母親だと説明し、紹介してくれた。
そうでも言わないと、そっくりな容姿を納得させられないからだと思うが……、ちょっと嬉しい。
「皆さん本日は結婚式にご出席下さり、ありがとうございます。変則的ですが、先に料理を食べて下さいね。式にはアシュカナ帝国からの襲撃が予想されるため、お酒はありませんが、その分ご馳走を用意しましたから楽しんで下さい」
娘の挨拶と同時に、冒険者達から歓声が上がる。
テーブルの上に用意された見慣れぬ料理を、早く食べたくて仕方なかったみたいだな。
花嫁役の俺には目もくれず、料理に手を付け始めた。
ただ、その中でも一瞬行動が遅れた冒険者達が複数いる。
あれはアマンダ嬢のクランメンバーか……。
全員が参加すると聞いていたが、まさかクランメンバー全員が彼女の国の出身者だと思わなかった。
王族であるアマンダ嬢が口にする前に、食べられなかったんだろう。
さりげなく、料理担当者のケンさんが毎回毒見してるしな。
まだ何も食べてない俺も、披露宴の料理を口にしようと響達がいるテーブルに向かう。
義祖父の隣に座らされ、
「ヒルダちゃん。お礼は、いつでもいいからの」
小声で囁かれた言葉に耳を疑った。
バレてるじゃないか! そして孫の夫だと知っても、お礼を受け取る気なのかよ……。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇