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第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第800話 迷宮都市 摩天楼のダンジョン(132階~141階)南大陸&東大陸
巫女を奪還するのは暫く時間が掛かるだろうと、一度ホームへ帰り茜を連れ迷宮都市のダンジョンに向かう。
ハニー達の下に行きマジックバッグから薬草を回収したあと、兄、旭、お母さんを連れて薬師ギルドへ。
3人がポーションに魔法を掛ける間、受付嬢からポーション類を大量に購入する。
部屋へ戻るとゼリアさんが3人に、お金を渡しているところだった。
私も薬草を取り出し換金してもらう。
そのまま奏屋に寄り果物を卸して、ホームへ戻った。
ルシファーの爵位を上げたので、漸く次の行き先を調べられる。
元々、土曜日はガーグ老達に護衛をお願いし、摩天楼ダンジョン99階で発見した魔法陣を調査する予定だった。
アマンダさんからの依頼を受け延び延びになっていたけど、今日は行けるだろう。
父、樹おじさん、茜、セイさんと一緒に異世界へ移転する。
ガーグ老の工房に到着すると、全員が出迎えてくれた。
摩天楼のダンジョンまで、ガルちゃんとダイアン&アーサー達に乗り移動。
ガーグ老達は別大陸に到着するまで、移転の能力を知られないよう私のアイテムBOX内に待機してもらおう。
摩天楼ダンジョン99階まで何度もマッピングで移動して、魔法陣がある小屋に辿り着く。
父、樹おじさん、セイさん、従魔達をアイテムBOXに入れ、床に描かれた魔法陣の上へ乗り132階と表示された部分をタップする。
131階は南大陸で、ケスラーの民がいた集落に繋がっていた。
132階も多分、南大陸の何処かだろう。
132階に移転したのを確認し、小屋から出てガーグ老達と3人&従魔達をアイテムBOXから出す。
それぞれ従魔に騎乗して、上空から人がいる場所を探そう。
それ程、時間も掛からず町が見えてきた。
私達は地上へ降り、町の中に入っていく。
国名を聞き出すのは茜の役目だ。
魅了魔法を使わずとも若い娘さんに声を掛けるだけで、兄に良く似た妹の顔に見惚れペラペラ話してくれるからね。
まぁ樹おじさんが男性に声を掛けても聞けるだろうけど、勘違いされそうだから止めておこう。
私の姿は異世界で子供に映るから、警戒心を解くのに役立つ。
ニコニコ笑っていれば、家族連れに見えるだろう。
その場合、両親は父と樹おじさんで娘は私かな? 茜とセイさんを兄妹とするには、似てなさすぎて難しいかも……。
護衛のガーグ老達は、少し離れた場所で周囲を見張っていた。
茜が聞き出した国名を地図で確認して、再び小屋へ戻る。
133階~139階まで順調に南大陸へ繋がる国を調べ140階へ移転した瞬間、女官長に貰った腕輪が光り出し、何事が起きたのかと慌てている間に小屋内へ美しい男性が現れ驚いた。
初めて目にしたその人は、何故か懐かしい感じがして戸惑う。
記憶のどこにもないんだけど、なんとなく人ではない存在だと思った。
「茜。ここに男性がいるんだけど見える?」
「いや私には見えないよ、姉さん」
となると、彼は精霊かも知れない。
腰まで届く豊かな長い髪は金髪で、それ自体が発光しているかのように輝いて見える。
非常に美しいのは、精霊という種族の特徴かしら?
彼が口を開き何かを伝え、首を横に振っていた。
残念ながら、私には何を言っているのか分からない。
エルフなら精霊と会話出来るだろうか? アイテムBOXからガーグ老を出してみよう。
ガーグ老は男性を見た途端大きく目を瞠り、跪いて騎士の礼をする。
その態度を見ると、精霊の中でも高位なのだろう。
『光の精霊王様。どうかされましたかの?』
『この先は、アシュカナ帝国です。巫女姫が行くのは危険すぎるから、引き返しなさい』
『おおっ、そうであったか。助言に感謝致す』
精霊はガーグ老と少し言葉を交わしたあと、軽く頷いて姿を消した。
「ガーグ老。精霊は何と言っていたの?」
「うむ、この先はアシュカナ帝国だそうだ。危険だからと忠告にみえたらしい」
「じゃあ、小屋から先には行かない方がいいですね」
エルフの血を引くリーシャを心配し、来てくれたのか……。
精霊とエルフは仲が良いんだな。
131階~140階は南大陸で、140階はアシュカナ帝国だった。
帝国に直接繋がる階層が分かっただけでも上出来だ。
いずれ、この移転陣が役に立つ日がくるだろう。
再び、ガーグ老をアイテムBOXに入れ141階へ移転する。
茜が聞き出した結果、東大陸だと判明。
この日は、ここまでで調査を終えた。
護衛のお礼に、ガーグ老達へ料理を振る舞う。
アイテムBOXの能力を知っているなら問題ないかと、作り置きの料理を幾つか出した。
『鰻の蒲焼と肝焼き』、『トンカツ』、『唐揚げ』、『卵サンド』に『シチュー』。
これだけあれば、健啖家のご老人達も満足するよね。
『鰻の蒲焼と肝焼き』だけは、笑いながら遠慮されてしまった。
今日は樹おじさんがバクバク食べている。
どうせなら女性化した今じゃなく、姿が戻ってから食べてほしいんだけどなぁ。
あっ、セイさんは大丈夫だろうか? 今更だけど心配になった。
兄、旭、茜、私には効果がない迷宮ウナギはセイさんに効くかな?
問題があれば卵型のお世話になるだろうから、そこまで気にしなくてもいいかしら?
少し早い夕食を済ませて、ガーグ老の工房を後にする。
従魔達に乗り家まで戻ると、ルシファーの父親が庭にいた。
こちらから召喚しなくても、私達が描いた召喚陣を使用し異世界に来たのだろう。
また、息子を心配してるのかな?
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お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
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ハニー達の下に行きマジックバッグから薬草を回収したあと、兄、旭、お母さんを連れて薬師ギルドへ。
3人がポーションに魔法を掛ける間、受付嬢からポーション類を大量に購入する。
部屋へ戻るとゼリアさんが3人に、お金を渡しているところだった。
私も薬草を取り出し換金してもらう。
そのまま奏屋に寄り果物を卸して、ホームへ戻った。
ルシファーの爵位を上げたので、漸く次の行き先を調べられる。
元々、土曜日はガーグ老達に護衛をお願いし、摩天楼ダンジョン99階で発見した魔法陣を調査する予定だった。
アマンダさんからの依頼を受け延び延びになっていたけど、今日は行けるだろう。
父、樹おじさん、茜、セイさんと一緒に異世界へ移転する。
ガーグ老の工房に到着すると、全員が出迎えてくれた。
摩天楼のダンジョンまで、ガルちゃんとダイアン&アーサー達に乗り移動。
ガーグ老達は別大陸に到着するまで、移転の能力を知られないよう私のアイテムBOX内に待機してもらおう。
摩天楼ダンジョン99階まで何度もマッピングで移動して、魔法陣がある小屋に辿り着く。
父、樹おじさん、セイさん、従魔達をアイテムBOXに入れ、床に描かれた魔法陣の上へ乗り132階と表示された部分をタップする。
131階は南大陸で、ケスラーの民がいた集落に繋がっていた。
132階も多分、南大陸の何処かだろう。
132階に移転したのを確認し、小屋から出てガーグ老達と3人&従魔達をアイテムBOXから出す。
それぞれ従魔に騎乗して、上空から人がいる場所を探そう。
それ程、時間も掛からず町が見えてきた。
私達は地上へ降り、町の中に入っていく。
国名を聞き出すのは茜の役目だ。
魅了魔法を使わずとも若い娘さんに声を掛けるだけで、兄に良く似た妹の顔に見惚れペラペラ話してくれるからね。
まぁ樹おじさんが男性に声を掛けても聞けるだろうけど、勘違いされそうだから止めておこう。
私の姿は異世界で子供に映るから、警戒心を解くのに役立つ。
ニコニコ笑っていれば、家族連れに見えるだろう。
その場合、両親は父と樹おじさんで娘は私かな? 茜とセイさんを兄妹とするには、似てなさすぎて難しいかも……。
護衛のガーグ老達は、少し離れた場所で周囲を見張っていた。
茜が聞き出した国名を地図で確認して、再び小屋へ戻る。
133階~139階まで順調に南大陸へ繋がる国を調べ140階へ移転した瞬間、女官長に貰った腕輪が光り出し、何事が起きたのかと慌てている間に小屋内へ美しい男性が現れ驚いた。
初めて目にしたその人は、何故か懐かしい感じがして戸惑う。
記憶のどこにもないんだけど、なんとなく人ではない存在だと思った。
「茜。ここに男性がいるんだけど見える?」
「いや私には見えないよ、姉さん」
となると、彼は精霊かも知れない。
腰まで届く豊かな長い髪は金髪で、それ自体が発光しているかのように輝いて見える。
非常に美しいのは、精霊という種族の特徴かしら?
彼が口を開き何かを伝え、首を横に振っていた。
残念ながら、私には何を言っているのか分からない。
エルフなら精霊と会話出来るだろうか? アイテムBOXからガーグ老を出してみよう。
ガーグ老は男性を見た途端大きく目を瞠り、跪いて騎士の礼をする。
その態度を見ると、精霊の中でも高位なのだろう。
『光の精霊王様。どうかされましたかの?』
『この先は、アシュカナ帝国です。巫女姫が行くのは危険すぎるから、引き返しなさい』
『おおっ、そうであったか。助言に感謝致す』
精霊はガーグ老と少し言葉を交わしたあと、軽く頷いて姿を消した。
「ガーグ老。精霊は何と言っていたの?」
「うむ、この先はアシュカナ帝国だそうだ。危険だからと忠告にみえたらしい」
「じゃあ、小屋から先には行かない方がいいですね」
エルフの血を引くリーシャを心配し、来てくれたのか……。
精霊とエルフは仲が良いんだな。
131階~140階は南大陸で、140階はアシュカナ帝国だった。
帝国に直接繋がる階層が分かっただけでも上出来だ。
いずれ、この移転陣が役に立つ日がくるだろう。
再び、ガーグ老をアイテムBOXに入れ141階へ移転する。
茜が聞き出した結果、東大陸だと判明。
この日は、ここまでで調査を終えた。
護衛のお礼に、ガーグ老達へ料理を振る舞う。
アイテムBOXの能力を知っているなら問題ないかと、作り置きの料理を幾つか出した。
『鰻の蒲焼と肝焼き』、『トンカツ』、『唐揚げ』、『卵サンド』に『シチュー』。
これだけあれば、健啖家のご老人達も満足するよね。
『鰻の蒲焼と肝焼き』だけは、笑いながら遠慮されてしまった。
今日は樹おじさんがバクバク食べている。
どうせなら女性化した今じゃなく、姿が戻ってから食べてほしいんだけどなぁ。
あっ、セイさんは大丈夫だろうか? 今更だけど心配になった。
兄、旭、茜、私には効果がない迷宮ウナギはセイさんに効くかな?
問題があれば卵型のお世話になるだろうから、そこまで気にしなくてもいいかしら?
少し早い夕食を済ませて、ガーグ老の工房を後にする。
従魔達に乗り家まで戻ると、ルシファーの父親が庭にいた。
こちらから召喚しなくても、私達が描いた召喚陣を使用し異世界に来たのだろう。
また、息子を心配してるのかな?
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