680 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第803話 迷宮都市&摩天楼のダンジョン(99階・90階) 警備用の新しい魔物のテイム
子供を誘拐しようとした犯人の特徴を、それとなく聞き出してから無事に家まで送り届けガーグ老の工房へ向かった。
稽古が終わり、父、兄、旭、奏伯父さん、シュウゲンさんはガーグ老達を相手に将棋を指している。
それ以外のメンバーはトランプをしていた。
テーブルの上に載った銀貨は掛け金だろうか? 1万円を掛けるとは……。
雫ちゃんのところが一番枚数が多いので、独り勝ちしているようだ。
私に駆け寄ってくるガルちゃん達を1匹ずつ撫でながら、ガーグ老の下へ進む。
「ガーグ老、遅くなってすみません。メンバーを迎えにきました」
「おお、サラ……ちゃん、お昼前に来てくれると助かるんだがの……」
顔を引き攣らせながら、しみじみと言われて昼食の内容を察した。
雫ちゃんのお母さんは何を作ったんだろう? 今日も、妖精さんは木から落ちたのかも知れない。
「子供達と一緒に遊んでいたんです」
「そうか、サラ……ちゃんが支援している子供達なら仕方ない」
稽古のお礼を言い、ショートブレッドを渡し家まで戻る。
ホームへ帰る前に子供から聞いた内容を皆に伝えた。
「犯罪者の問題は、いたちごっこだな。新しい政策も冒険者に限ったものだし、冒険者登録出来ない子供を狙うとは……」
話を聞いた父が表情を曇らせ考え込む。
「今回は、お守りとして渡したドレインの魔石が役に立って良かったけど、次も同じ状況とは限らないでしょう? 子供達が取れる自衛手段を考えておかないと……。あと、この家に警備用の従魔を置きたいの。楽器の練習をしに来る子供達は送迎馬車を借りてるから行き帰りの心配はいらなくても、空を飛ぶ騎獣で侵入されたらと思うと心配で……。テイムに必要な魔力は、毎日飴を舐めてるから充分あるよ!」
兄から反対される前に、不安要素がない事を事前に言っておく。
「確かに、この家は俺達が冒険者活動している間、子供達だけになるな。従魔がいれば安心か……」
「じゃあ、テイムしていい?」
「あぁ、魔力に問題がなければいいぞ」
思案する様子を見せる兄に確認を取り了解をもらった。
「じゃあ、皆をホームへ送ってから茜とダンジョンに行くね」
「どのダンジョンに行くんだ?」
「強い魔物がいいから、摩天楼のダンジョンにする」
「待て待て、俺も一緒に連れていけ」
父がすかさず口を挟み、
「私も、ご一緒します」
セイさんまでもついてくると言う。
「じゃあ、俺も!」
何故か、樹おじさんも同行者に声を上げた。
私としては茜だけで充分だったのに……。
4人が一緒なので、流石に兄も同行するとは言わなかった。
同行者以外のメンバーをホームに送り、5人で摩天楼ダンジョン99階へ移転する。
兄に内緒でLv上げをした時から、ずっと気になっていた魔物をテイムしよう。
安全地帯から出ずに、マッピングで目当ての魔物を魅了しアイテムBOXに収納して取り出す。
「沙良……。どうして、この魔物にしたんだ?」
「だって、強そうでしょ?」
目の前に現れた体長5mのカンガルー2匹を見た父が、頭が痛いといったように手を額に載せた。
筋肉ムキムキのカンガルーは騎獣に向かないけど警備用なら問題ない。
「あなた達の名前は、カンボとガルシングよ!」
ステータスを見て、名付けが済んでいるのを確認。
●カンボ Lv105(消費MP500)HP1,050/MP1,050 ファイト・カンガルー(雄)
使用魔法 アースボールLv20(MP消費40)
体術 Lv20
●ガルシング Lv105(消費MP500)HP1,050/MP1,050 ファイト・カンガルー(雄)
使用魔法 アースボールLv20(MP消費40)
体術 Lv20
おお、魔法以外の能力を持つ魔物は初めてみた。
体術があるなら、パンチやキックが出来るのかな?
99階にいた魔物なので消費MPも多い。
「茜、結界魔法を使用する魔物を知らない?」
摩天楼のダンジョンにいる魔物に一番詳しいのは、13年ダンジョンマスターをしていた妹だ。
樹おじさんに結界の魔法を習得してほしいから尋ねてみる。
「う~ん、やけに硬い魔物がいたような気がする。確か90階にいたゴリラだ」
「よし、じゃあ90階に行こう!」
返事も聞かず90階へ移転して、ゴリラを探す。
イメージ的に黒色を想像していたけど、発見したのは蛍光ピンクの体毛をしたゴリラだった。
結界魔法を使用するなら、自身に向けて使うだろう。
私達は身に受けた魔法しか習得出来ないから、方法を考えないと……。
そう思って、一度従魔にすればいいと気付いた。
魅了を掛け、ゴリラをテイムして能力の確認をする。
あった、結界魔法!
従魔にしたゴリラに結界魔法を掛けてくれるようお願いする。
全員が魔法を覚えたあと、役に立ってくれた魔物を即座に殺すのは忍びないのでテイムを解除し、生きたままアイテムBOXに収納した。
「樹おじさん、結界魔法を魔石にした物を子供達に渡してあげたいの。Lv0だと効果が低いから、MAXのLv20まで上げて下さい」
「結界魔法の魔石は役に立ちそうだな。なんとかしてみよう」
「よろしくお願いします。このまま、従魔登録に向かってもいいですか?」
「あぁ、それなら王都の冒険者ギルドがいい。迷宮都市のダンジョンにいない魔物だしな」
ファイト・カンガルーは、摩天楼ダンジョンの攻略されていない階層の魔物だ。
迷宮都市のオリビアさんや摩天楼のヒューさんも、従魔登録されたら困るだろう。
王都の冒険者ギルドなら、他領のダンジョンに出現する魔物を登録しても大丈夫かしら?
茜の従魔登録も出来たし問題ないかな?
樹おじさんの提案を受けて、王都の冒険者ギルドへ行く事にした。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
稽古が終わり、父、兄、旭、奏伯父さん、シュウゲンさんはガーグ老達を相手に将棋を指している。
それ以外のメンバーはトランプをしていた。
テーブルの上に載った銀貨は掛け金だろうか? 1万円を掛けるとは……。
雫ちゃんのところが一番枚数が多いので、独り勝ちしているようだ。
私に駆け寄ってくるガルちゃん達を1匹ずつ撫でながら、ガーグ老の下へ進む。
「ガーグ老、遅くなってすみません。メンバーを迎えにきました」
「おお、サラ……ちゃん、お昼前に来てくれると助かるんだがの……」
顔を引き攣らせながら、しみじみと言われて昼食の内容を察した。
雫ちゃんのお母さんは何を作ったんだろう? 今日も、妖精さんは木から落ちたのかも知れない。
「子供達と一緒に遊んでいたんです」
「そうか、サラ……ちゃんが支援している子供達なら仕方ない」
稽古のお礼を言い、ショートブレッドを渡し家まで戻る。
ホームへ帰る前に子供から聞いた内容を皆に伝えた。
「犯罪者の問題は、いたちごっこだな。新しい政策も冒険者に限ったものだし、冒険者登録出来ない子供を狙うとは……」
話を聞いた父が表情を曇らせ考え込む。
「今回は、お守りとして渡したドレインの魔石が役に立って良かったけど、次も同じ状況とは限らないでしょう? 子供達が取れる自衛手段を考えておかないと……。あと、この家に警備用の従魔を置きたいの。楽器の練習をしに来る子供達は送迎馬車を借りてるから行き帰りの心配はいらなくても、空を飛ぶ騎獣で侵入されたらと思うと心配で……。テイムに必要な魔力は、毎日飴を舐めてるから充分あるよ!」
兄から反対される前に、不安要素がない事を事前に言っておく。
「確かに、この家は俺達が冒険者活動している間、子供達だけになるな。従魔がいれば安心か……」
「じゃあ、テイムしていい?」
「あぁ、魔力に問題がなければいいぞ」
思案する様子を見せる兄に確認を取り了解をもらった。
「じゃあ、皆をホームへ送ってから茜とダンジョンに行くね」
「どのダンジョンに行くんだ?」
「強い魔物がいいから、摩天楼のダンジョンにする」
「待て待て、俺も一緒に連れていけ」
父がすかさず口を挟み、
「私も、ご一緒します」
セイさんまでもついてくると言う。
「じゃあ、俺も!」
何故か、樹おじさんも同行者に声を上げた。
私としては茜だけで充分だったのに……。
4人が一緒なので、流石に兄も同行するとは言わなかった。
同行者以外のメンバーをホームに送り、5人で摩天楼ダンジョン99階へ移転する。
兄に内緒でLv上げをした時から、ずっと気になっていた魔物をテイムしよう。
安全地帯から出ずに、マッピングで目当ての魔物を魅了しアイテムBOXに収納して取り出す。
「沙良……。どうして、この魔物にしたんだ?」
「だって、強そうでしょ?」
目の前に現れた体長5mのカンガルー2匹を見た父が、頭が痛いといったように手を額に載せた。
筋肉ムキムキのカンガルーは騎獣に向かないけど警備用なら問題ない。
「あなた達の名前は、カンボとガルシングよ!」
ステータスを見て、名付けが済んでいるのを確認。
●カンボ Lv105(消費MP500)HP1,050/MP1,050 ファイト・カンガルー(雄)
使用魔法 アースボールLv20(MP消費40)
体術 Lv20
●ガルシング Lv105(消費MP500)HP1,050/MP1,050 ファイト・カンガルー(雄)
使用魔法 アースボールLv20(MP消費40)
体術 Lv20
おお、魔法以外の能力を持つ魔物は初めてみた。
体術があるなら、パンチやキックが出来るのかな?
99階にいた魔物なので消費MPも多い。
「茜、結界魔法を使用する魔物を知らない?」
摩天楼のダンジョンにいる魔物に一番詳しいのは、13年ダンジョンマスターをしていた妹だ。
樹おじさんに結界の魔法を習得してほしいから尋ねてみる。
「う~ん、やけに硬い魔物がいたような気がする。確か90階にいたゴリラだ」
「よし、じゃあ90階に行こう!」
返事も聞かず90階へ移転して、ゴリラを探す。
イメージ的に黒色を想像していたけど、発見したのは蛍光ピンクの体毛をしたゴリラだった。
結界魔法を使用するなら、自身に向けて使うだろう。
私達は身に受けた魔法しか習得出来ないから、方法を考えないと……。
そう思って、一度従魔にすればいいと気付いた。
魅了を掛け、ゴリラをテイムして能力の確認をする。
あった、結界魔法!
従魔にしたゴリラに結界魔法を掛けてくれるようお願いする。
全員が魔法を覚えたあと、役に立ってくれた魔物を即座に殺すのは忍びないのでテイムを解除し、生きたままアイテムBOXに収納した。
「樹おじさん、結界魔法を魔石にした物を子供達に渡してあげたいの。Lv0だと効果が低いから、MAXのLv20まで上げて下さい」
「結界魔法の魔石は役に立ちそうだな。なんとかしてみよう」
「よろしくお願いします。このまま、従魔登録に向かってもいいですか?」
「あぁ、それなら王都の冒険者ギルドがいい。迷宮都市のダンジョンにいない魔物だしな」
ファイト・カンガルーは、摩天楼ダンジョンの攻略されていない階層の魔物だ。
迷宮都市のオリビアさんや摩天楼のヒューさんも、従魔登録されたら困るだろう。
王都の冒険者ギルドなら、他領のダンジョンに出現する魔物を登録しても大丈夫かしら?
茜の従魔登録も出来たし問題ないかな?
樹おじさんの提案を受けて、王都の冒険者ギルドへ行く事にした。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇