737 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第860話 シュウゲン 43 茜のステータスと従魔
茜に問いただそうとする前に、沙良が口を開く。
「それと私も、もう直ぐ結婚式を挙げる予定なの」
「はっ!? 相手は誰なんだ!!」
流石に、この発言は無視出来なかったのか茜の表情が険しくなる。
「でも、アシュカナ帝国の王に9番目の妻として狙われているためにする偽装結婚なのよ」
フォローを入れないと拙いと思ったのか、沙良がすかさず言葉を続けた。
「万死に値する」
が、それを聞いた茜は物騒な台詞を吐き鼻で笑った。
兄が尚人君と結婚するのは良くとも、姉がする偽装結婚は許せぬらしい。
その違いは何だ?
この話題を避けるために沙良は茜が召喚された時、『手紙』がなかったか確認する。
儂も読んでみたが、授かった能力に違和感を覚えた。
大型のダンジョンマスターになったから、召喚出来る魔物が30個体あるのは理解出来るが……。
ホームの能力にある一文は、どういう意味じゃ?
『冒険者がいる階層には移動出来ません』とあるが、それなら茜は51階層から攻略しなければならん。
「あの……、これだと茜さんは51階からしか移動出来ませんよね?」
儂と同じ疑問を持ったセイが質問すると、
「そこが憎いところだな。武器も防具もなくLv0の状態で、いきなり51階の魔物と戦う羽目になった。今となっては、あれも良い思い出だよ……」
茜は遠い目をしながら話す。
「茜、51階の魔物なら相当強い筈よ? 武器がないのに倒せたの?」
聞いた沙良が驚きに目を瞠り、疑問を呈した。
「幸い風魔法が使用出来たから、ウィンドウォールで防御しつつウィンドボールを何度も撃った。それで最初の内は魔法Lvを上げ、一つ目の二足歩行していた大きな魔物に狙いを定め、足を徹底的に蹴り続けた。膝を落とし立てなくなったところで、延髄にLvを上げた魔法を撃ち倒したんだ。1ヶ月も掛かり大変だったが1匹倒した後はLvが一気に50まで上がったから、その後は体術を鍛え敵の持っている武器を奪い剣術や槍術Lvを上げたよ」
それを受け、茜が魔物を倒した方法を語って聞かせた。
一つ目の二足歩行する大きな魔物なら、サイプロクスじゃないか!!
ありゃ、大型ダンジョンの深層やS級ダンジョンの1階層に出現する魔物だ。
12歳の時に受ける儀式で、儂が初めて倒した魔物が角ウサギだったのを思えば、難易度は段違いに高い。
しかも武器もなく体術だけで倒すとは……、儂の孫は大物だな。
しかし、同じダンジョンマスターとして召喚された尚人君との差がありすぎんか?
どうやら沙良が『手紙の人』と呼んでいる人物は、異世界に召喚する際の難易度を選んでいる節がある。
当人の実力や技能を加味して、能力を授けていそうでもあるな。
儂が感心していると、沙良は妹を凄いと褒め称える。
話が自然と宝箱の中身について移り、茜はその存在自体知らなかったと言う。
行動範囲外の30階で、宝箱が出現する事は知りようがない。
なら、宝箱の中身はダンジョンの意志によるものなのか?
いや、これは『手紙の人』が操作した可能性が高いじゃろう。
儂は沙良達を茜と引き合わせるためにしたと踏んでおる。
沙良達が摩天楼ダンジョンの100階層に行くまで時間がかかり過ぎるため、宝箱の中身を役に立たない物にして、ダンジョンマスターに会いに行くよう仕向けたのではないか?
現に尚人君も同じような事を言っておる。
話題が変わり、茜の夫を召喚する話になった。
本人は呼ばなくていいと言うが……、旦那と離れて寂しくないのかの。
それより、沙良達のように若返らせてほしいらしい。
それを聞いた美佐子が反対し、孫の顔を見せろと厳しく注意していた。
美佐子のところは孫が1人もおらんから、そう意見するのも分かる。
儂は孫も曾孫も沢山いて幸せじゃ。
母親の勢いに押され、茜が嫌々了解した。
沙良が茜を召喚すると、一瞬で彼女は18歳の姿に変わる。
これで皆の年齢が揃ったな。
結花さんだけは雫ちゃんと同時に異世界転生したので、娘と同い年になっておるが……。
沙良は茜に床に落ちた『手紙』を渡すと、一緒に冒険者をするか提案する。
茜が了承したのを受け、現在のステータスを書かせた。
うん? んんん?
テイム魔法を習得済みで従魔が7匹おるとな?
「茜、テイム魔法があるんだけど……」
スタータスの内容を見て気付いた沙良が聞く。
「あぁ何か魔物と死闘を演じている間に懐いたんで、ステータスを確認したら勝手に覚えてた」
成程……、魔物を屈服させてテイム魔法を習得したんだな。
直ぐに殺してしまう儂は、覚えられんかった筈じゃ。
手加減しながら長時間魔物と向き合えば、儂にも習得出来るか?
「こいつらがいたから、寂しくなかったんだ。あぁ、後で連れてこないと」
13年間、独りきりでいたわけではなく、従魔達が傍にいたみたいだ。
茜に儂らのステータスを書いた紙を見せると、習得済みの魔法の多さに驚いている。
沙良に、転移組は魔物から魔法を受けて覚えた話を聞き声を上げた。
「はぁ!? そんな、滅茶苦茶な方法で覚えられるのか!」
これが普通の反応だろう。
治癒魔法を習得していない限り、魔物の魔法攻撃を受けようとは思うまい。
残念ながら、儂はその方法で魔法を覚えられんがな。
茜は沙良の家に泊まると言い、帰っていった。
翌日、水曜日。
茜は直ぐにでも冒険者として活動したいらしく、沙良と王都で冒険者登録と従魔登録をすると言う。
13年もダンジョン攻略をしていたくらいだ、何の心配もない。
むしろ若返った分、体の動きが良くなるじゃろう。
昼食後。沙良に摩天楼のダンジョンまで送ってもらい、儂はLvを上げるため黄金に騎乗し魔物を狩った。
ただ31階層より、もっと上の階層へ行きたいが……。
沙良は茜に魔物から魔法を受け習得させるため、迷宮都市のダンジョンへ戻った。
現在覚えられる全ての魔法を習得後、摩天楼のダンジョンに帰ってきた茜から7匹の従魔を見せてもらう。
一番大きなクインレパードのダンアンは体長5mはありそうだ。
額にある第三の目は閉じられて見えない。
群れを成す6匹のキングレパード(アーサー1号~6号)の体長は4mくらいか。
大体、ゴールデンウルフに進化したシルバーと同じじゃな。
儂がその体を撫でようと近付いた途端、7匹が一斉に逃げ茜の後ろに隠れてしまった。
いや、体が大きくて隠れておらんが……。
これは、茜を盾にしておるのかの?
どうやら儂は、ある一定の高位の魔物から怖がられる存在のようだ。
美佐子、沙良、結花さんの従魔達は大丈夫だったのになぁ。
美しい黒い毛並みを見て黒曜を思い出した儂は、触れられんのを淋しく思った。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、いいねやエールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
「それと私も、もう直ぐ結婚式を挙げる予定なの」
「はっ!? 相手は誰なんだ!!」
流石に、この発言は無視出来なかったのか茜の表情が険しくなる。
「でも、アシュカナ帝国の王に9番目の妻として狙われているためにする偽装結婚なのよ」
フォローを入れないと拙いと思ったのか、沙良がすかさず言葉を続けた。
「万死に値する」
が、それを聞いた茜は物騒な台詞を吐き鼻で笑った。
兄が尚人君と結婚するのは良くとも、姉がする偽装結婚は許せぬらしい。
その違いは何だ?
この話題を避けるために沙良は茜が召喚された時、『手紙』がなかったか確認する。
儂も読んでみたが、授かった能力に違和感を覚えた。
大型のダンジョンマスターになったから、召喚出来る魔物が30個体あるのは理解出来るが……。
ホームの能力にある一文は、どういう意味じゃ?
『冒険者がいる階層には移動出来ません』とあるが、それなら茜は51階層から攻略しなければならん。
「あの……、これだと茜さんは51階からしか移動出来ませんよね?」
儂と同じ疑問を持ったセイが質問すると、
「そこが憎いところだな。武器も防具もなくLv0の状態で、いきなり51階の魔物と戦う羽目になった。今となっては、あれも良い思い出だよ……」
茜は遠い目をしながら話す。
「茜、51階の魔物なら相当強い筈よ? 武器がないのに倒せたの?」
聞いた沙良が驚きに目を瞠り、疑問を呈した。
「幸い風魔法が使用出来たから、ウィンドウォールで防御しつつウィンドボールを何度も撃った。それで最初の内は魔法Lvを上げ、一つ目の二足歩行していた大きな魔物に狙いを定め、足を徹底的に蹴り続けた。膝を落とし立てなくなったところで、延髄にLvを上げた魔法を撃ち倒したんだ。1ヶ月も掛かり大変だったが1匹倒した後はLvが一気に50まで上がったから、その後は体術を鍛え敵の持っている武器を奪い剣術や槍術Lvを上げたよ」
それを受け、茜が魔物を倒した方法を語って聞かせた。
一つ目の二足歩行する大きな魔物なら、サイプロクスじゃないか!!
ありゃ、大型ダンジョンの深層やS級ダンジョンの1階層に出現する魔物だ。
12歳の時に受ける儀式で、儂が初めて倒した魔物が角ウサギだったのを思えば、難易度は段違いに高い。
しかも武器もなく体術だけで倒すとは……、儂の孫は大物だな。
しかし、同じダンジョンマスターとして召喚された尚人君との差がありすぎんか?
どうやら沙良が『手紙の人』と呼んでいる人物は、異世界に召喚する際の難易度を選んでいる節がある。
当人の実力や技能を加味して、能力を授けていそうでもあるな。
儂が感心していると、沙良は妹を凄いと褒め称える。
話が自然と宝箱の中身について移り、茜はその存在自体知らなかったと言う。
行動範囲外の30階で、宝箱が出現する事は知りようがない。
なら、宝箱の中身はダンジョンの意志によるものなのか?
いや、これは『手紙の人』が操作した可能性が高いじゃろう。
儂は沙良達を茜と引き合わせるためにしたと踏んでおる。
沙良達が摩天楼ダンジョンの100階層に行くまで時間がかかり過ぎるため、宝箱の中身を役に立たない物にして、ダンジョンマスターに会いに行くよう仕向けたのではないか?
現に尚人君も同じような事を言っておる。
話題が変わり、茜の夫を召喚する話になった。
本人は呼ばなくていいと言うが……、旦那と離れて寂しくないのかの。
それより、沙良達のように若返らせてほしいらしい。
それを聞いた美佐子が反対し、孫の顔を見せろと厳しく注意していた。
美佐子のところは孫が1人もおらんから、そう意見するのも分かる。
儂は孫も曾孫も沢山いて幸せじゃ。
母親の勢いに押され、茜が嫌々了解した。
沙良が茜を召喚すると、一瞬で彼女は18歳の姿に変わる。
これで皆の年齢が揃ったな。
結花さんだけは雫ちゃんと同時に異世界転生したので、娘と同い年になっておるが……。
沙良は茜に床に落ちた『手紙』を渡すと、一緒に冒険者をするか提案する。
茜が了承したのを受け、現在のステータスを書かせた。
うん? んんん?
テイム魔法を習得済みで従魔が7匹おるとな?
「茜、テイム魔法があるんだけど……」
スタータスの内容を見て気付いた沙良が聞く。
「あぁ何か魔物と死闘を演じている間に懐いたんで、ステータスを確認したら勝手に覚えてた」
成程……、魔物を屈服させてテイム魔法を習得したんだな。
直ぐに殺してしまう儂は、覚えられんかった筈じゃ。
手加減しながら長時間魔物と向き合えば、儂にも習得出来るか?
「こいつらがいたから、寂しくなかったんだ。あぁ、後で連れてこないと」
13年間、独りきりでいたわけではなく、従魔達が傍にいたみたいだ。
茜に儂らのステータスを書いた紙を見せると、習得済みの魔法の多さに驚いている。
沙良に、転移組は魔物から魔法を受けて覚えた話を聞き声を上げた。
「はぁ!? そんな、滅茶苦茶な方法で覚えられるのか!」
これが普通の反応だろう。
治癒魔法を習得していない限り、魔物の魔法攻撃を受けようとは思うまい。
残念ながら、儂はその方法で魔法を覚えられんがな。
茜は沙良の家に泊まると言い、帰っていった。
翌日、水曜日。
茜は直ぐにでも冒険者として活動したいらしく、沙良と王都で冒険者登録と従魔登録をすると言う。
13年もダンジョン攻略をしていたくらいだ、何の心配もない。
むしろ若返った分、体の動きが良くなるじゃろう。
昼食後。沙良に摩天楼のダンジョンまで送ってもらい、儂はLvを上げるため黄金に騎乗し魔物を狩った。
ただ31階層より、もっと上の階層へ行きたいが……。
沙良は茜に魔物から魔法を受け習得させるため、迷宮都市のダンジョンへ戻った。
現在覚えられる全ての魔法を習得後、摩天楼のダンジョンに帰ってきた茜から7匹の従魔を見せてもらう。
一番大きなクインレパードのダンアンは体長5mはありそうだ。
額にある第三の目は閉じられて見えない。
群れを成す6匹のキングレパード(アーサー1号~6号)の体長は4mくらいか。
大体、ゴールデンウルフに進化したシルバーと同じじゃな。
儂がその体を撫でようと近付いた途端、7匹が一斉に逃げ茜の後ろに隠れてしまった。
いや、体が大きくて隠れておらんが……。
これは、茜を盾にしておるのかの?
どうやら儂は、ある一定の高位の魔物から怖がられる存在のようだ。
美佐子、沙良、結花さんの従魔達は大丈夫だったのになぁ。
美しい黒い毛並みを見て黒曜を思い出した儂は、触れられんのを淋しく思った。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、いいねやエールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇