36 / 261
第一部 魔法少女は、ふたつの世界を天翔る
第11話 魔法少女キャラクターショーと怪物 その三
しおりを挟む
巨大な人型生物がショッピングモールに突如現れて暴れ始めた。
逃げ遅れた人たちを救うため、白音は魔法少女に変身する。
彼女はリンクスが運転する車から飛び降りて走るつもりだった。
しかしそれをリンクスが引き留めた。彼も覚悟を決め、その怪物の方へともろともにハンドルを切る
「白音君、やれるかい?」
『魔神の尖兵』、相手はそう呼ばれるモノだった。
真偽の程は定かではない。
しかし異世界に住むという魔神がその手駒として使っていた兵士だと言われている。
今は主のいないそのモノは、ただ意思のない機械のように動き、破壊の限りを尽くす。
魔獣のような生命体なのか、ミスリルゴーレムのような非生命体の兵器なのかもはっきりしない。
知性のない破壊装置だ。
出会ったらやるかやられるかしかない。
食欲などではない。破壊衝動にのみ突き動かされる、それはモノだ。
リンクスに「やれるか」と問われて、白音の脳裏にとんでもなくやばそうな情報が次々に記憶として引き出されてきた。
やはりミスリルゴーレムの時のように、一旦退くべきとの警告が思考をよぎる。
しかし、と白音は思う。
この記憶がどうであれ、今の自分はどうやらもっと強くなっている。
蘇りつつある記憶は魔法少女である自分にとって重要なヒントを与えてくれる。
だけどそんなに臆病にならなくてもいいのではないかと思うのだ。
「被害が拡がる前に、わたしがやりますっ! 能力強化!!」
白音の魔法によってリンクスの魔力も向上していくのが分かる。
リンクスは即座にその意図を察する。
「OK、頼んだ。支援は任せて」
白音が魔力を収束させて光の剣を作り出すと、リンクスが筋力増強、武装強化、防御強化、速度増加と次々に支援魔法を重ねがけしてくれた。
白音は何故だか少し懐かしい感じがした。
デジャヴなのかとも思ったのだが違う。
この魔法は、以前にかけてもらったことがあるのだろうと感じる。
そしてさらには、支援魔法のひとつひとつがリーパーで強化されて通常を大きく上回る効果になっている。
リンクスが愛車のアクセルを全開にした。
「核が頭蓋内にある。それを狙ってくれ」
「はいっ!!」
しかし白音も、そのことは既に「知って」いた。
リンクスの言った『核』とは『魔核』と呼ばれているものの事で、魔法少女の星石のように魔法的な力を発生させる源となっているものだ。
これを潰されれば生物は死亡し、非生物ならばエネルギーの供給源を絶たれて動きを止める。
リンクスも迷いを捨て、白音を信じて魔神の尖兵に向かって車を突進させる。
白音が攻撃しやすいよう、怪物の脇すれすれを走り抜けるつもりだ。
白音は相手の巨体に対応するため、剣をできるだけ長い形状に収束させる。
それはさながら、騎馬突撃のようだった。
ただそれでも尖兵の背が高すぎて、一撃で頭部を狙えそうにはない。
だから白音は、まずは殴って攻撃してくるであろうその腕を狙うつもりでいた。
対する魔神の尖兵は破壊のための本能しか持っていない。
だがそれ故に破壊欲求への嗅覚とでも言うべきものを備えていた。
効率よく相手を壊すために特化された能力。
白音の突撃に対し、それは尻尾を使って迎撃した。
振りが鋭く、リーチも拳の倍以上はある。
白音が想定していたよりも遥かに遠い間合い、それも怪物自身の巨体で死角となるような位置から鞭のような尻尾が飛んできた。
虚を突かれた白音は、うなる尻尾を剣で受け流すだけで精一杯だった。
そうやって隙のできた真正面に、怪物は拳を叩き込んだ。
白音の顔面を狙っていた。
避けるすべのなかった白音は上半身を横にひねり、左側の肩と肘、腰、膝でなんとか面を作って衝撃を分散させる。
おかげで顔面を粉砕されるようなことはなんとか免れた。
しかし白音は軽々と50メートルは吹っ飛ばされ、駐車されていた複数の車を巻き込んで転がっていった。
「白音君っ!!」
スキール音を引きずって、リンクスが白音の飛ばされた方へ向かう。
白音が作ったくず鉄の山に車を横付けすると、しかしその中から白音がよろよろと立ち上がった。
あの一瞬でコスチュームはボロボロに引き裂かれ、体のあちこちに浅くはない傷ができている。
リンクスの支援魔法がなかったら死んでいたかもしれない。
「平気か? 応援が来るまで一時退避しよう」
怪物は白音たちを一番の敵と見定めたらしい。
他の人間たちは無視して、ふたりの方へと歩き始めた。
ただ、大きく吹き飛ばされたおかげで少し距離ができている。
「いえ、もう一度お願いします」
「しかし、白音君……」
「お願いします」
白音の頭の中では再び、「死にたくなければリンクスを連れて逃げろ」と記憶が本能に語りかけている。
(ごめんね。わたしの事心配してくれてるのよね。でもわたし、記憶の中のあなたが思っているよりずっと強いわ。それに、一緒に戦ってくれる人がいる。リンクスさんだって、他の人たちだって、誰ひとり死なせないから!!)
「…………分かった。勝算はあるんだね?」
「はい!」
白音はもう一度、能力強化の魔法を投射した。
先程よりも出力を上げ、味方全員に効果が及ぶようにと意識する。
そして、今度は車の前方、ボンネットの方に乗った。
ブーツでボンネットに乗ればへこんでもおかしくはないのだが、何故か傷ひとつ付かなかった。
頑丈な戦車の装甲の上を歩くような硬質の音がする。
白音は、車をリンクスの騎馬に見立ててリーパーの効果範囲に含めてしまったのだ。
思いつきをぶっつけで試したのだが上手く行った。
やはりリーパーは白音が『仲間だと感じている者』であれば、たとえ無生物でも効果を及ぼせるらしい。
「お行儀が悪くてすみませんっ!」
「いや、非常事態だ。気にするな」
運転席にいるリンクスの目の前には白音のお尻がある。
多分ソレのことを言っているのではないだろうとは思う。
今度はしっかり攻撃が届くよう、白音はできるだけフロントノーズの前方ぎりぎりに立つ。
リンクスが白音のブーツと車体の間の摩擦を増加させる魔法をかけてくれる。
「ありがとうございます」
「では、行くよっ!」
リンクスが車を前方に少し走らせてから、ハンドブレーキを使って後輪を滑らせた
白音はタイミングを合わせて一瞬しゃがみ、右足を側方に伸ばしてその横Gに耐える。
こういう車の挙動はいきなり練習もなしにできるものではないだろう。
リンクスは魔法以外にも、有事に備えて様々な訓練をしているのだろうと白音は感じた。
百八十度ターンした車は、怪物の方に鼻先を向けて再加速する。
リンクスはブレーキとアクセルを右足のつま先と踵で操作して減速ショックをできるだけ白音に伝えないようにする。
フォン。
いななきのようなエンジン音を上げてリンクスの愛車が強烈な加速を見せた。
リーパーで強化されたそれは、まるでドラッグカーのように一瞬でレッドゾーンに達する。
怪物が、今度はこれ見よがしに尻尾を振り上げて構えた。
白音は剣を槍のように長くしてはいるが、それでも明らかに尻尾の方がリーチが長い。
それに今度は構えて待っている分、さっきよりも速い攻撃が来るだろう。
やはりこの怪物は知性を持たないくせに、破壊のための学習能力が高い。
白音という破壊対象の行動を予測し、対応してきているのだ。
既にこちらも相当な速度が出ているから、このまま尻尾の一撃を食らえば白音もさすがに無事ではすみそうにない。
「白音君、避けるかっ?」
「いいえ、そのまま突っ込んでっ!!」
「オーーーケイ! 信じるよっ!!」
尻尾の射程に入る直前、白音は左手にもう一本、光の剣を出現させた。
「これは、予測できなかったでしょ?」
逃げ遅れた人たちを救うため、白音は魔法少女に変身する。
彼女はリンクスが運転する車から飛び降りて走るつもりだった。
しかしそれをリンクスが引き留めた。彼も覚悟を決め、その怪物の方へともろともにハンドルを切る
「白音君、やれるかい?」
『魔神の尖兵』、相手はそう呼ばれるモノだった。
真偽の程は定かではない。
しかし異世界に住むという魔神がその手駒として使っていた兵士だと言われている。
今は主のいないそのモノは、ただ意思のない機械のように動き、破壊の限りを尽くす。
魔獣のような生命体なのか、ミスリルゴーレムのような非生命体の兵器なのかもはっきりしない。
知性のない破壊装置だ。
出会ったらやるかやられるかしかない。
食欲などではない。破壊衝動にのみ突き動かされる、それはモノだ。
リンクスに「やれるか」と問われて、白音の脳裏にとんでもなくやばそうな情報が次々に記憶として引き出されてきた。
やはりミスリルゴーレムの時のように、一旦退くべきとの警告が思考をよぎる。
しかし、と白音は思う。
この記憶がどうであれ、今の自分はどうやらもっと強くなっている。
蘇りつつある記憶は魔法少女である自分にとって重要なヒントを与えてくれる。
だけどそんなに臆病にならなくてもいいのではないかと思うのだ。
「被害が拡がる前に、わたしがやりますっ! 能力強化!!」
白音の魔法によってリンクスの魔力も向上していくのが分かる。
リンクスは即座にその意図を察する。
「OK、頼んだ。支援は任せて」
白音が魔力を収束させて光の剣を作り出すと、リンクスが筋力増強、武装強化、防御強化、速度増加と次々に支援魔法を重ねがけしてくれた。
白音は何故だか少し懐かしい感じがした。
デジャヴなのかとも思ったのだが違う。
この魔法は、以前にかけてもらったことがあるのだろうと感じる。
そしてさらには、支援魔法のひとつひとつがリーパーで強化されて通常を大きく上回る効果になっている。
リンクスが愛車のアクセルを全開にした。
「核が頭蓋内にある。それを狙ってくれ」
「はいっ!!」
しかし白音も、そのことは既に「知って」いた。
リンクスの言った『核』とは『魔核』と呼ばれているものの事で、魔法少女の星石のように魔法的な力を発生させる源となっているものだ。
これを潰されれば生物は死亡し、非生物ならばエネルギーの供給源を絶たれて動きを止める。
リンクスも迷いを捨て、白音を信じて魔神の尖兵に向かって車を突進させる。
白音が攻撃しやすいよう、怪物の脇すれすれを走り抜けるつもりだ。
白音は相手の巨体に対応するため、剣をできるだけ長い形状に収束させる。
それはさながら、騎馬突撃のようだった。
ただそれでも尖兵の背が高すぎて、一撃で頭部を狙えそうにはない。
だから白音は、まずは殴って攻撃してくるであろうその腕を狙うつもりでいた。
対する魔神の尖兵は破壊のための本能しか持っていない。
だがそれ故に破壊欲求への嗅覚とでも言うべきものを備えていた。
効率よく相手を壊すために特化された能力。
白音の突撃に対し、それは尻尾を使って迎撃した。
振りが鋭く、リーチも拳の倍以上はある。
白音が想定していたよりも遥かに遠い間合い、それも怪物自身の巨体で死角となるような位置から鞭のような尻尾が飛んできた。
虚を突かれた白音は、うなる尻尾を剣で受け流すだけで精一杯だった。
そうやって隙のできた真正面に、怪物は拳を叩き込んだ。
白音の顔面を狙っていた。
避けるすべのなかった白音は上半身を横にひねり、左側の肩と肘、腰、膝でなんとか面を作って衝撃を分散させる。
おかげで顔面を粉砕されるようなことはなんとか免れた。
しかし白音は軽々と50メートルは吹っ飛ばされ、駐車されていた複数の車を巻き込んで転がっていった。
「白音君っ!!」
スキール音を引きずって、リンクスが白音の飛ばされた方へ向かう。
白音が作ったくず鉄の山に車を横付けすると、しかしその中から白音がよろよろと立ち上がった。
あの一瞬でコスチュームはボロボロに引き裂かれ、体のあちこちに浅くはない傷ができている。
リンクスの支援魔法がなかったら死んでいたかもしれない。
「平気か? 応援が来るまで一時退避しよう」
怪物は白音たちを一番の敵と見定めたらしい。
他の人間たちは無視して、ふたりの方へと歩き始めた。
ただ、大きく吹き飛ばされたおかげで少し距離ができている。
「いえ、もう一度お願いします」
「しかし、白音君……」
「お願いします」
白音の頭の中では再び、「死にたくなければリンクスを連れて逃げろ」と記憶が本能に語りかけている。
(ごめんね。わたしの事心配してくれてるのよね。でもわたし、記憶の中のあなたが思っているよりずっと強いわ。それに、一緒に戦ってくれる人がいる。リンクスさんだって、他の人たちだって、誰ひとり死なせないから!!)
「…………分かった。勝算はあるんだね?」
「はい!」
白音はもう一度、能力強化の魔法を投射した。
先程よりも出力を上げ、味方全員に効果が及ぶようにと意識する。
そして、今度は車の前方、ボンネットの方に乗った。
ブーツでボンネットに乗ればへこんでもおかしくはないのだが、何故か傷ひとつ付かなかった。
頑丈な戦車の装甲の上を歩くような硬質の音がする。
白音は、車をリンクスの騎馬に見立ててリーパーの効果範囲に含めてしまったのだ。
思いつきをぶっつけで試したのだが上手く行った。
やはりリーパーは白音が『仲間だと感じている者』であれば、たとえ無生物でも効果を及ぼせるらしい。
「お行儀が悪くてすみませんっ!」
「いや、非常事態だ。気にするな」
運転席にいるリンクスの目の前には白音のお尻がある。
多分ソレのことを言っているのではないだろうとは思う。
今度はしっかり攻撃が届くよう、白音はできるだけフロントノーズの前方ぎりぎりに立つ。
リンクスが白音のブーツと車体の間の摩擦を増加させる魔法をかけてくれる。
「ありがとうございます」
「では、行くよっ!」
リンクスが車を前方に少し走らせてから、ハンドブレーキを使って後輪を滑らせた
白音はタイミングを合わせて一瞬しゃがみ、右足を側方に伸ばしてその横Gに耐える。
こういう車の挙動はいきなり練習もなしにできるものではないだろう。
リンクスは魔法以外にも、有事に備えて様々な訓練をしているのだろうと白音は感じた。
百八十度ターンした車は、怪物の方に鼻先を向けて再加速する。
リンクスはブレーキとアクセルを右足のつま先と踵で操作して減速ショックをできるだけ白音に伝えないようにする。
フォン。
いななきのようなエンジン音を上げてリンクスの愛車が強烈な加速を見せた。
リーパーで強化されたそれは、まるでドラッグカーのように一瞬でレッドゾーンに達する。
怪物が、今度はこれ見よがしに尻尾を振り上げて構えた。
白音は剣を槍のように長くしてはいるが、それでも明らかに尻尾の方がリーチが長い。
それに今度は構えて待っている分、さっきよりも速い攻撃が来るだろう。
やはりこの怪物は知性を持たないくせに、破壊のための学習能力が高い。
白音という破壊対象の行動を予測し、対応してきているのだ。
既にこちらも相当な速度が出ているから、このまま尻尾の一撃を食らえば白音もさすがに無事ではすみそうにない。
「白音君、避けるかっ?」
「いいえ、そのまま突っ込んでっ!!」
「オーーーケイ! 信じるよっ!!」
尻尾の射程に入る直前、白音は左手にもう一本、光の剣を出現させた。
「これは、予測できなかったでしょ?」
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる