204 / 261
第二部 魔法少女は、ふたつの世界を天秤にかける
第13話 狩る側の魔法少女たち その二
しおりを挟む
突如姿を現し、いつきに襲いかかったボルーク。
その巨体からは通常の野生動物では有り得ないはずの魔力を感じる。
いつきの無事を確認した白音は、この危険なボルークを狩るべく対峙した。
「これは危険ね。絶対放置しておけない」
この異世界の動植物は高度に発達すると、希に体内に魔力発生器官、すなわち魔核を発生させて凶暴化することがある。
『魔獣化』と呼ばれて恐れられている現象だ。
現象としては白音たちが星石を得て魔法少女になるのと似ているが、こちらは大気中の魔力を取り込んで、それに適応進化しているのだろうと考えられている。
星石ではなく、濃縮されたエーテルが結晶化して魔核の形を取るのだ。
『魔獣化』した生物は、もはや別物と呼べるほどの強力な個体へと変貌する。
目の前のボスボルークにはその予兆が現れているのだ。
そして突然魔力に目覚めた生物は、体内を駆け巡る未知の力が理解できず、翻弄されて、そのほとんどが凶暴化してしまう。
この魔物を放置すれば、いずれ恐るべき怪物へと成長するだろう。
魔力を持たない人族の集落などあっという間に壊滅させてしまうはずだ。
小山のような巨体でありながら、気配の殺し方が完璧だった。
多分自然の技ではないだろう。
魔法に近い技のように白音には思えた。
それに先程切りつけた時の手応えからすれば、魔法に対する防御もできるらしい。
ちびそらが目を覚ましてくれたことは泣きそうになるくらい嬉しいのだが、今はそれどころではない。
「とにかくこのバアムに集中するわ。それ以外のことは後で!」
「頑張れ!!」
胸の谷間からちびそらが声をかけてくれた。
その頭を人差し指の腹で軽く撫でる。
白音がふーっと息を吐きながら全身に気迫を込めると、それに呼応してボルークも突進の構えに入った。
白音の魔力が高まるのを、ボルークは感じ取っているのだ。
先日のランドルメアとの戦いのことが少しだけ白音の脳裏に過ぎる。
あの時はコスチュームを角で引っかけられて宙を舞った。
食料として狩るつもりが、危うく食べられるところだった。
「あんな格好悪いとこ、うちの子たちに見せるわけにいかないのっ!!」
『うちの子たち』と呼ばれて、いつきとリプリンが思わず「にへっ」と笑った。
ふたりは白音の勝利を信じて少しも疑っていない。
安心して戦いを見守っていた。
観衆の数は圧倒的に向こう側が多いが、信頼の厚さはこちらの方が遥かに上だろう。
「あなた、固いわね。でも、要するに、わたしの剣がそれより上ならいいんでしょ? そういう勝負は得意なのよ。三重増幅強化!!」
ボルークに語りかけるようにそう言って白音は、さらに強化の倍率を上げた。
リーパーの効果を高めていくと、同じ魔法が何度も増幅されては入力される、という循環が体内で起こる。
それは意図的に魔力の暴走を起こすようなものであるため、どうしても白音の体にかかる負担は跳ね上がる。
しかし今の白音なら、自分ひとりに三重増幅をかける分には何とか耐えられる。
自身には三重増幅を、いつきとリプリンには身を守ってもらうための二重増幅を施す。
それぞれの対象によって魔法の強度を変えられるようになったことで、可能になった技だった。
お互いが驚異的なエネルギーをその内に秘めながら、静かに白音とボルークが対峙する。
動けば一瞬で片がつくことを知っているからこそ、両者は激突のタイミングを慎重に探り合っていた。
やがて、先に動いたのはボルークの方だった。
2トンを超すであろう巨体が、地鳴りのような音を立てて揺れる。
臨戦態勢を長時間維持するのは、巨体のボルークにとっては消耗が激しい。
それに、ボルークが勝利するためには、自身の攻撃を白音という小さくて素早い標的に先に届かせる必要がある。
一歩でも先んじて動かなければならなかったのだ。
しかしこのボルークの突進には致命的な欠点があり、白音は既にそれを見抜いていた。
初動が遅いのである。
いかに魔法的な進化を経て強大な脚力を得たと言えども、その巨体がトップスピードに達するにはそれなりに時間がかかってしまう。
ボルークが白音を見据えて一歩目を踏み出そうとした瞬間、それを待っていた白音は翼を開いた。
そして迎え撃つどころか逆に、ボルークに向かって飛び出した。
翼の魔法による爆発的な加速力で水面すれすれを低空飛行し、空間を切り取ったのかと思うような速度であっという間に肉迫する。
ボルークが踏み出した一歩目の足がまだ水面に着く前に、白音はその真横に到達してしまっていた。
もちろん欠点だったからといって、それを突くような真似ができる者もそうはいない。
白音は、渾身の力を込めて光の剣を振り抜いた。
ボルークは、おのが敗北を知る前にその命を絶たれた。
白音は頸動脈を正確に狙ったつもりだったのだが、斬撃の威力があまりに高すぎてボルークの頚部が完全に両断されてしまった。
巨大な敵を相手に手加減などできなかったし、するつもりもなかった。
群れを率いたボスに、敬意を表した本気の一撃だった。
明らかに白音の身長よりも大きなボルークの頭部が、大きく刎ね跳んだ。
いつきとリプリンには、正直なところ何が起こったのかよく分からなかった。
ボルークが動き始めたと思ったら、白音の姿が爆音と共に忽然と消えた。
そして気がついたらボルークの首が刎ねられてしまっていた。
それだけしか認識できなかった。
白音がふーっと息を吐き出す。
またこれより大きな奴が現れたりしないよねと思いながら油断無く周囲を見回す。
もはや可愛いサイズにすら思える他のボルークたちは、ボスが倒されたのを見て一斉に逃げ出していた。
他に何か潜んでいるような気配がないことを慎重に探ってから、白音はリーパーを解いた。
ちびそらが白音の胸元から首を伸ばして、倒した巨大ボルークを観察している。
彼女からすれば、何千倍では利かない大きさがありそうだ。
「ビタミンB1補給」
ちびそらは現状をそのように分析したらしい。
宣言するようにそう言った。
いつきは一瞬、ちびそらが壊れておかしなことを言い始めたのかと思ってドキッとした。
しかし白音はその言葉を肯定して頷いた
「ええ、そう」
やはりちびそらも気づいていたようだった。
メイアの父親ニコラスが歩けなくなった理由。
それは肉類の摂取不足によるビタミンB1の欠乏にあるのではないかと白音は推測していた。
そしてこのまま食糧不足が続けば、いずれ村全体に同様の症状が広がってしまう可能性が高い。
ちびそらは今のこの状況を見て、『ニコラスの現状を認識した白音が、彼らに肉を食べさせるためにボルークを狩りに来た』と判断したのだろう。
細部は異なるが、おおむねそれで合っている。
「ビタミン……っすか?」
いつきにすれば、ビタミンと言えばエレスケのみんなが美容のためにと飲んでいたサプリメントくらいのものである。
不足すれば歩けなくなってしまうとは知らなかった。
「ええ。ちびそらちゃんもそう判断してたんなら間違いなさそう。詳しくはまた帰ってから説明するね」
「あ、そ、そうっすね」
巨大なボルークの亡骸二体を前にして、血まみれ、泥まみれで語ることでもないだろう。
「リプリン、ちょっと大きいけど、全部いける?」
「あーい! いただき…………食べないよ?」
「ええ、お願いね。ほんとに」
リプリンにとってはビタミンと言えば、だいたいは美味しい食べ物に入っているもののことだ。
これは期待できそうなので全部持って帰らねば、と張り切っている。
二体のボルークは合計で3トンに迫る重量だろう。
リプリンはその全てを包み込めそうなほどの大きさに膨れあがった。
白音は大型バスくらいの大きさになったリプリンを見上げながら、本当にどこまで大きくなれるんだろうかと思った。
機会があれば確かめてみたくなった。
そして、リーパーを使えばさらにいけるのかも、と余計なことも思いついてしまった。
その巨体からは通常の野生動物では有り得ないはずの魔力を感じる。
いつきの無事を確認した白音は、この危険なボルークを狩るべく対峙した。
「これは危険ね。絶対放置しておけない」
この異世界の動植物は高度に発達すると、希に体内に魔力発生器官、すなわち魔核を発生させて凶暴化することがある。
『魔獣化』と呼ばれて恐れられている現象だ。
現象としては白音たちが星石を得て魔法少女になるのと似ているが、こちらは大気中の魔力を取り込んで、それに適応進化しているのだろうと考えられている。
星石ではなく、濃縮されたエーテルが結晶化して魔核の形を取るのだ。
『魔獣化』した生物は、もはや別物と呼べるほどの強力な個体へと変貌する。
目の前のボスボルークにはその予兆が現れているのだ。
そして突然魔力に目覚めた生物は、体内を駆け巡る未知の力が理解できず、翻弄されて、そのほとんどが凶暴化してしまう。
この魔物を放置すれば、いずれ恐るべき怪物へと成長するだろう。
魔力を持たない人族の集落などあっという間に壊滅させてしまうはずだ。
小山のような巨体でありながら、気配の殺し方が完璧だった。
多分自然の技ではないだろう。
魔法に近い技のように白音には思えた。
それに先程切りつけた時の手応えからすれば、魔法に対する防御もできるらしい。
ちびそらが目を覚ましてくれたことは泣きそうになるくらい嬉しいのだが、今はそれどころではない。
「とにかくこのバアムに集中するわ。それ以外のことは後で!」
「頑張れ!!」
胸の谷間からちびそらが声をかけてくれた。
その頭を人差し指の腹で軽く撫でる。
白音がふーっと息を吐きながら全身に気迫を込めると、それに呼応してボルークも突進の構えに入った。
白音の魔力が高まるのを、ボルークは感じ取っているのだ。
先日のランドルメアとの戦いのことが少しだけ白音の脳裏に過ぎる。
あの時はコスチュームを角で引っかけられて宙を舞った。
食料として狩るつもりが、危うく食べられるところだった。
「あんな格好悪いとこ、うちの子たちに見せるわけにいかないのっ!!」
『うちの子たち』と呼ばれて、いつきとリプリンが思わず「にへっ」と笑った。
ふたりは白音の勝利を信じて少しも疑っていない。
安心して戦いを見守っていた。
観衆の数は圧倒的に向こう側が多いが、信頼の厚さはこちらの方が遥かに上だろう。
「あなた、固いわね。でも、要するに、わたしの剣がそれより上ならいいんでしょ? そういう勝負は得意なのよ。三重増幅強化!!」
ボルークに語りかけるようにそう言って白音は、さらに強化の倍率を上げた。
リーパーの効果を高めていくと、同じ魔法が何度も増幅されては入力される、という循環が体内で起こる。
それは意図的に魔力の暴走を起こすようなものであるため、どうしても白音の体にかかる負担は跳ね上がる。
しかし今の白音なら、自分ひとりに三重増幅をかける分には何とか耐えられる。
自身には三重増幅を、いつきとリプリンには身を守ってもらうための二重増幅を施す。
それぞれの対象によって魔法の強度を変えられるようになったことで、可能になった技だった。
お互いが驚異的なエネルギーをその内に秘めながら、静かに白音とボルークが対峙する。
動けば一瞬で片がつくことを知っているからこそ、両者は激突のタイミングを慎重に探り合っていた。
やがて、先に動いたのはボルークの方だった。
2トンを超すであろう巨体が、地鳴りのような音を立てて揺れる。
臨戦態勢を長時間維持するのは、巨体のボルークにとっては消耗が激しい。
それに、ボルークが勝利するためには、自身の攻撃を白音という小さくて素早い標的に先に届かせる必要がある。
一歩でも先んじて動かなければならなかったのだ。
しかしこのボルークの突進には致命的な欠点があり、白音は既にそれを見抜いていた。
初動が遅いのである。
いかに魔法的な進化を経て強大な脚力を得たと言えども、その巨体がトップスピードに達するにはそれなりに時間がかかってしまう。
ボルークが白音を見据えて一歩目を踏み出そうとした瞬間、それを待っていた白音は翼を開いた。
そして迎え撃つどころか逆に、ボルークに向かって飛び出した。
翼の魔法による爆発的な加速力で水面すれすれを低空飛行し、空間を切り取ったのかと思うような速度であっという間に肉迫する。
ボルークが踏み出した一歩目の足がまだ水面に着く前に、白音はその真横に到達してしまっていた。
もちろん欠点だったからといって、それを突くような真似ができる者もそうはいない。
白音は、渾身の力を込めて光の剣を振り抜いた。
ボルークは、おのが敗北を知る前にその命を絶たれた。
白音は頸動脈を正確に狙ったつもりだったのだが、斬撃の威力があまりに高すぎてボルークの頚部が完全に両断されてしまった。
巨大な敵を相手に手加減などできなかったし、するつもりもなかった。
群れを率いたボスに、敬意を表した本気の一撃だった。
明らかに白音の身長よりも大きなボルークの頭部が、大きく刎ね跳んだ。
いつきとリプリンには、正直なところ何が起こったのかよく分からなかった。
ボルークが動き始めたと思ったら、白音の姿が爆音と共に忽然と消えた。
そして気がついたらボルークの首が刎ねられてしまっていた。
それだけしか認識できなかった。
白音がふーっと息を吐き出す。
またこれより大きな奴が現れたりしないよねと思いながら油断無く周囲を見回す。
もはや可愛いサイズにすら思える他のボルークたちは、ボスが倒されたのを見て一斉に逃げ出していた。
他に何か潜んでいるような気配がないことを慎重に探ってから、白音はリーパーを解いた。
ちびそらが白音の胸元から首を伸ばして、倒した巨大ボルークを観察している。
彼女からすれば、何千倍では利かない大きさがありそうだ。
「ビタミンB1補給」
ちびそらは現状をそのように分析したらしい。
宣言するようにそう言った。
いつきは一瞬、ちびそらが壊れておかしなことを言い始めたのかと思ってドキッとした。
しかし白音はその言葉を肯定して頷いた
「ええ、そう」
やはりちびそらも気づいていたようだった。
メイアの父親ニコラスが歩けなくなった理由。
それは肉類の摂取不足によるビタミンB1の欠乏にあるのではないかと白音は推測していた。
そしてこのまま食糧不足が続けば、いずれ村全体に同様の症状が広がってしまう可能性が高い。
ちびそらは今のこの状況を見て、『ニコラスの現状を認識した白音が、彼らに肉を食べさせるためにボルークを狩りに来た』と判断したのだろう。
細部は異なるが、おおむねそれで合っている。
「ビタミン……っすか?」
いつきにすれば、ビタミンと言えばエレスケのみんなが美容のためにと飲んでいたサプリメントくらいのものである。
不足すれば歩けなくなってしまうとは知らなかった。
「ええ。ちびそらちゃんもそう判断してたんなら間違いなさそう。詳しくはまた帰ってから説明するね」
「あ、そ、そうっすね」
巨大なボルークの亡骸二体を前にして、血まみれ、泥まみれで語ることでもないだろう。
「リプリン、ちょっと大きいけど、全部いける?」
「あーい! いただき…………食べないよ?」
「ええ、お願いね。ほんとに」
リプリンにとってはビタミンと言えば、だいたいは美味しい食べ物に入っているもののことだ。
これは期待できそうなので全部持って帰らねば、と張り切っている。
二体のボルークは合計で3トンに迫る重量だろう。
リプリンはその全てを包み込めそうなほどの大きさに膨れあがった。
白音は大型バスくらいの大きさになったリプリンを見上げながら、本当にどこまで大きくなれるんだろうかと思った。
機会があれば確かめてみたくなった。
そして、リーパーを使えばさらにいけるのかも、と余計なことも思いついてしまった。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる