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第五話 トラウマ克服!?ゴブリン退治 ~チャプター2~
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クエストの現場となる林道。
俺はブラックエッジを貰って以降あまり使っていなかったロングソードを構え、ゴブリンを警戒していた。
「ゴブリン~?どこだ~?ゴブリ~ン?」
「そんなに気を張ってたらゴブリンが出てくる前に疲れちゃうよ?」
「そうですわ。逆にゴブリンの方が警戒して出てこられなくなってるかも知れませんね。あちらの二人をご覧になってください。」
シエルにそう言われメルとノルンの方を見てみると…
「へぇ、そのネイルイケてるじゃん。」
「でしょ~。昨日、宿屋の近所の雑貨屋に売ってたんだ~。」
「そうなの?ルクスにもそういうの売ってるのね。」
「他にもコスメとか可愛いアクセも置いてあったりしてさ~。」
「すごいじゃない!アタシも行ってみたいわ!」
「ホント!?連れてく連れてく!今度一緒に行こ!」
なんか普通にガールズトークしてるんだけど!?
「きっとああやってガールズトークをすることによってゴブリンをおびき寄せる為の囮になってもらってるのですわ。」
「そうかぁ?」
とは言うものの、あんな気楽な二人を見てたら変に身構えてたのがアホらしくなってきた。
しかし―――
「!?…待って。」
リーナが異変に気付いたようだ。
改めて注意すると周囲の植え込みがガサゴソと蠢いているのを感じ取れた。
「来るよッ!」
リーナが警告した直後、植え込みから十数匹のゴブリンが一斉に飛び出しあっという間に囲まれてしまった。
「ギギャア!」
「何よ急に!人がせっかく気持ちよくガールズトークしてたのに!」
お前らマジで駄弁ってたのかよ!
そうして俺たちは戦闘に入った!
「ウィンドスラッシャー!」
「ファイアバレット!」
ノルンは風と水、シエルは火と地属性とそれぞれ得意な魔術でゴブリンを次々と撃退していく。しかもその術はリーナやメルが使っていたものと同じだが威力も一度に発射する弾数も段違いだ。
「よーし。私も負けてられないわ!」
メルも負けじとファイアバレットで応戦する。
「メルもやるじゃない!」
「!、姫様後ろ!」
ノルンがメルを方を見た瞬間、ノルンの背後にゴブリンが襲い掛かる!
「甘いわ。」
しかし、ノルンは後ろに振り向くと同時に腰に差していた剣を抜き、そのままゴブリンを両断した。
「アタシの尻を狙うなんてとんだ変態ゴブリンね。」
そうしてノルンは遠距離の敵には魔術、近距離には剣技と使い分け華麗にゴブリンを倒していく。その姿はまさに姫騎士と呼ぶにふさわしい振る舞いだった。黙っていれば。
そう関心しながら俺はノルンの方を眺めていると―――
「ユウヤ危ない!」
ぼーっとよそ見して隙だらけになってた俺にゴブリンが襲い掛かる!
「フレアショット!」
「ギャア!」
「おわっ!」
シエルが放った火球がゴブリンの頭に命中すると火球は勢いよく破裂しゴブリンの頭部を吹き飛ばした。その爆風で俺もよろけてしまう。
「戦闘中によそ見とは、そんなにノルンさんの戦う姿に見惚れてしまったのですか?」
「え、キモ。」
「う…るせいやい!」
こうして戦っていくうちにゴブリンは勝てないと悟ったのか、次々と撤退し始めた。
「あ、コラ!待ちなさい!」
ノルンは逃げていくゴブリンに向かって小さい光弾を放つ。光弾はゴブリンの一匹に命中するがゴブリンは何の反応もなく逃げ去っていった。
「おい、効いてないぞアレ。逃げられちまったじゃねぇか。」
「うっさいわね。いいのよアレで。」
そう言うとノルンは何も書かれてない羊皮紙を取り出すと、それに手をかざす。
「サイティング。」
ノルンがそう唱えると、羊皮紙にこの辺りの地図が浮かび上がり、中心に青い矢印と、動き回る赤い点が現れる。
「うお、すげぇ。」
「さっきのゴブリンには追跡魔術を仕掛けたわ。青い矢印はアタシ、それとこの赤い点がそのゴブリンね。」
「なるほど。そのゴブリンに巣窟まで案内していただこうという事ですね。」
「ええ。恐らくそこに攫われた人たちもいる筈よ。」
こうして俺たちは地図のアイコンを頼りにゴブリンの跡を追っていく。
地図を見ていると動き回っていた赤い点がその動きを止めた。
「ゴブリンの動きが止まったわ。きっとここが巣窟ね。ここからは慎重に進むわよ。」
周りを警戒しながら進んでいき、赤い点が動きを止めた地点までたどり着くが……
「え…?何なのよコレ!?」
そこにあったのは、とてもゴブリンが建てたようには思えない木造の巨大な砦だった。
俺はブラックエッジを貰って以降あまり使っていなかったロングソードを構え、ゴブリンを警戒していた。
「ゴブリン~?どこだ~?ゴブリ~ン?」
「そんなに気を張ってたらゴブリンが出てくる前に疲れちゃうよ?」
「そうですわ。逆にゴブリンの方が警戒して出てこられなくなってるかも知れませんね。あちらの二人をご覧になってください。」
シエルにそう言われメルとノルンの方を見てみると…
「へぇ、そのネイルイケてるじゃん。」
「でしょ~。昨日、宿屋の近所の雑貨屋に売ってたんだ~。」
「そうなの?ルクスにもそういうの売ってるのね。」
「他にもコスメとか可愛いアクセも置いてあったりしてさ~。」
「すごいじゃない!アタシも行ってみたいわ!」
「ホント!?連れてく連れてく!今度一緒に行こ!」
なんか普通にガールズトークしてるんだけど!?
「きっとああやってガールズトークをすることによってゴブリンをおびき寄せる為の囮になってもらってるのですわ。」
「そうかぁ?」
とは言うものの、あんな気楽な二人を見てたら変に身構えてたのがアホらしくなってきた。
しかし―――
「!?…待って。」
リーナが異変に気付いたようだ。
改めて注意すると周囲の植え込みがガサゴソと蠢いているのを感じ取れた。
「来るよッ!」
リーナが警告した直後、植え込みから十数匹のゴブリンが一斉に飛び出しあっという間に囲まれてしまった。
「ギギャア!」
「何よ急に!人がせっかく気持ちよくガールズトークしてたのに!」
お前らマジで駄弁ってたのかよ!
そうして俺たちは戦闘に入った!
「ウィンドスラッシャー!」
「ファイアバレット!」
ノルンは風と水、シエルは火と地属性とそれぞれ得意な魔術でゴブリンを次々と撃退していく。しかもその術はリーナやメルが使っていたものと同じだが威力も一度に発射する弾数も段違いだ。
「よーし。私も負けてられないわ!」
メルも負けじとファイアバレットで応戦する。
「メルもやるじゃない!」
「!、姫様後ろ!」
ノルンがメルを方を見た瞬間、ノルンの背後にゴブリンが襲い掛かる!
「甘いわ。」
しかし、ノルンは後ろに振り向くと同時に腰に差していた剣を抜き、そのままゴブリンを両断した。
「アタシの尻を狙うなんてとんだ変態ゴブリンね。」
そうしてノルンは遠距離の敵には魔術、近距離には剣技と使い分け華麗にゴブリンを倒していく。その姿はまさに姫騎士と呼ぶにふさわしい振る舞いだった。黙っていれば。
そう関心しながら俺はノルンの方を眺めていると―――
「ユウヤ危ない!」
ぼーっとよそ見して隙だらけになってた俺にゴブリンが襲い掛かる!
「フレアショット!」
「ギャア!」
「おわっ!」
シエルが放った火球がゴブリンの頭に命中すると火球は勢いよく破裂しゴブリンの頭部を吹き飛ばした。その爆風で俺もよろけてしまう。
「戦闘中によそ見とは、そんなにノルンさんの戦う姿に見惚れてしまったのですか?」
「え、キモ。」
「う…るせいやい!」
こうして戦っていくうちにゴブリンは勝てないと悟ったのか、次々と撤退し始めた。
「あ、コラ!待ちなさい!」
ノルンは逃げていくゴブリンに向かって小さい光弾を放つ。光弾はゴブリンの一匹に命中するがゴブリンは何の反応もなく逃げ去っていった。
「おい、効いてないぞアレ。逃げられちまったじゃねぇか。」
「うっさいわね。いいのよアレで。」
そう言うとノルンは何も書かれてない羊皮紙を取り出すと、それに手をかざす。
「サイティング。」
ノルンがそう唱えると、羊皮紙にこの辺りの地図が浮かび上がり、中心に青い矢印と、動き回る赤い点が現れる。
「うお、すげぇ。」
「さっきのゴブリンには追跡魔術を仕掛けたわ。青い矢印はアタシ、それとこの赤い点がそのゴブリンね。」
「なるほど。そのゴブリンに巣窟まで案内していただこうという事ですね。」
「ええ。恐らくそこに攫われた人たちもいる筈よ。」
こうして俺たちは地図のアイコンを頼りにゴブリンの跡を追っていく。
地図を見ていると動き回っていた赤い点がその動きを止めた。
「ゴブリンの動きが止まったわ。きっとここが巣窟ね。ここからは慎重に進むわよ。」
周りを警戒しながら進んでいき、赤い点が動きを止めた地点までたどり着くが……
「え…?何なのよコレ!?」
そこにあったのは、とてもゴブリンが建てたようには思えない木造の巨大な砦だった。
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