演じるは愛しき罪人達

あとがき

　こんにちは。或いはこんばんは。もしかしたらおはようございますなんて事もあるのでしょうか。どうも暇神です。

　では最初に、この作品を読んでくださった皆様に感謝を。この度は、『演じるは愛しき罪人達』をクリックし、そして読んでくださり、誠にありがとうございます。

　少し話が変わりますが、この作品、実の所私が以前投稿した作品である、『『　　　』は、他人の死を嘆くヒーローじゃない』という作品のリメイクに当たる作品なのです。「そっちは未読だ」という方もいらっしゃるでしょう。まぁそれはそれで良いのですが、既にそっちを読んでいた方は、「結構話変わったな」と思うかも知れません。はいアレは完成品とは呼べない物を出してしまいました済みませんでした。
　本当に申し訳無く思っております。話を上手く纏める技量が当時の私には無く、結局あのような変な形になってしまったのです。そして不完全燃焼となったあの作品を、もう一度形にしようと思い立った結果が、皆さんが読んだ、この作品です。言い訳にしかなりませんが、この場を借りて、謝罪せていただきます。済みませんでした。

　さて。ではこの作品を書いた、私の感想……反省……？まぁそんな感じの事をして行きます。今回の作品、自分ではそこそこできたと思っております。演劇のシーンは今一つといった感触でしたが、それでもまだ、以前の作品達よりかは良い物になったと思っております。皆さんにも気に入って頂ければ、こんなに嬉しい事は無いでしょう。
　しかし、やはり後悔はあります。演劇部部長である高橋葵です。作品を通して不可解な行動をし続ける彼の、その正体に関する話が殆どできなかった点です。彼には並々ならぬ裏設定が……などとここで語るのは、少し無粋ですかね。「それでも気になる！」と言っている、子供のごとき好奇心を忘れずにいる素敵なそこの貴方。或いは貴女。朗報という程でもないですが、彼の正体を推測する方法はあります。
　実の所私の作品、全ての作品が、一つの世界観の下繰り広げられているのです。あの作品で出たキャラがこんな所に……あの建物がこの作品にも……という事もあるのです。それはこの作品も例外ではないので、高橋葵の正体や、その他の不思議な出来事の真相が気になる読者様は、私の他の作品も読んで、それらについて考えを巡らせてみるのがオススメです。因みに、彼の正体が直接明かされる事は無いので、そこは悪しからず。

　では、そろそろこのあとがきも締めとしましょう。現実であれば「ぃよ～っ」の合図で一本締めでもしたい所ですが、ネット上……それも文章ではできそうにありません。ここは大人しく、感謝と願望で締めさせて頂きます。

　この度は、私の拙い文章を最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。またいつか、文章越しに皆様と合える日を、心待ちにしております。