51 / 82
京都繚乱
京都繚乱⑭ 南紀伊攻防戦⑧ 圧倒的魔砲
しおりを挟む
ナーガは自在に重量を変化することができるスキルを持つ。
悪魔としての身分は悪魔将であるが魔鬼族であるナーガは悪魔将の中でも上位に位置する、魔鬼族は元々冥界の住人であり、性別が存在する、魔人に近い存在である。
魔界に置いても、その戦闘力の高さから各魔王により雇われている、生まれた時の力は下級悪魔クラスだが成長するにしたがって進化もする、 悪魔公クラスも複数存在し、孤高の悪魔の中では団体行動をとる種族でもある。
ナーガもその変化自在な重力で水に浮かぶことは可能だが、比重を軽くしている時は必然的に体がもろくなる、本来大筒くらいの攻撃ならその強靭な体で弾き返すところだが、比重を軽くしている状態ではダメージを喰らってしまう、魔鬼族特有の超回復能力をもってしても、立て続けにダメージを喰らえば生命値は落ちていく。
故に九鬼嘉隆が放とうとしてカルバリン砲からは逃げ出した
「くそ!人間め・・・」
ナーガが地上につくころにはその体は回復を完了していた
ナーガは直に比重を重くする、ナーガの足元が少し沈み始める、比重が重くなれば動きも遅くなるがその体の密度は高くなりものすごく硬くなる。
今のナーガはただでさえ硬い魔鬼族の皮膚を通り越して鋼鉄を超える硬さを誇っている
そして比重が重くなると力も増加する、その辺に落ちている石を砲弾のように投げることなどもできるようになるのだ
ナーガは力任せに『鬼宿丸』に向けて石を投げ始める、その石は弾丸のように『鬼宿丸』を襲う、だが距離もある為さほどの損害を与えることはできぬ、それに石がぶつかったことで『鬼宿丸』は沖に動き始めてしまう
「忌々しい」
ナーガは先ほどまで見ていた『鬼宿丸』の奥にさらに大きな黒い船があるのを確認した
「うん?あれは軍船か?この世界にもあるのか?」
ナーガも長く生きているので異世界がはじめてではない、ナーガが依然され魔王に連れられ滅ぼした世界にも大きな船があった、 悪魔公すら破壊する砲で多くの魔鬼族がその世界で散った記憶がよみがえる。
「結界を!く!この世界には魔力がないのなか!・・・そうかならば魔砲もない筈・・・」
その時その大船から閃光が走ると同時にナーガ含めて付近に魔砲が着弾した・・・体の細胞が砕け散る間隔を味わいながらナーガは叫ぶことも許されなかった
---------------------
上野山ではラーガと塚原卜伝の戦いが始まっていた
魔鬼族ラーガ、愛用の金棒を持ち塚原卜伝を攻撃する、
「はは!ヤルナ!仙人!・・俺は楽しいぞ!」
「ほっほ~・・それだけの金棒をこうも操るとは・・・かの茨木童子も真っ青であろう・・・おっと・・青いのはお主の皮膚じゃったな!」
1トンを超える金棒を振りまわす、もしそれを剣で受け止めようものなら剣がすぐに折れてしまうであろう、しかもまるで竹棒を操るがごとく軽くその金棒を使いこなすラーガ
金棒には凸凹もあり鉤状の返しが各箇所にある、少しでも衣服に触れれば返しに引っかかり直に金棒の餌食になってしまうであろう
「がはははは!メイドの土産に教えてやろう!」
「なんじゃ?」
「俺様はこの世界を気に入っている・・なにせ魔法が無いからな」
「ほぅ・・・魔法とは?」
そういい塚原卜伝は残像を残しラーガの首に『壱の太刀』を切り込む
だがラーガはそれを掴みとり金棒ごと塚原卜伝を殴り飛ばす
塚原卜伝は『壱の太刀』を話後方に飛ぶがその圧に巻き込まれ土煙を上げながら後方の大木に吹き飛ばされた
卜伝は体を入れ替えて衝撃を緩和するが左腕の骨が折れたようである
そして卜伝の愛刀『壱の太刀』はラーガによりぐにゃりとおられてしまった
「俺は魔法に弱いからな!だが魔法を使わない相手には例え魔王にも負けない」
「魔王だのよくわからんがお主がでたらめに強いのは分かった」
卜伝は予備の刀を出すが愛刀に比べればどうしても弱い・・この刀ではあの首を落とすのは不可能であると悟る。
どうしたもんか・・・・
「仙人!ここまでの様だな!お前の魂を喰わせ!」
そう言いかけた所にラーガに魔砲が着弾する・・・あれだけ硬いラーガの体が吹き飛ぶ
下半身が吹き飛んだ状態でラーガが叫ぶ
「なぜだ!なぜ魔法が!・・・魔砲か?・・・どこから?」
ラーガが海の方を向こうとした時にもう一発の魔砲がラーガを直撃してラーガが消滅した
その砲による攻撃はまるで塚原卜伝を避けるかのように周りの悪魔達も襲い掛かる
「なんじゃ・・まほう?まほうと・・・あの船か・・・すさまじいのぅ」
塚原卜伝は折れた左腕を自らはめて上野山から海を見ていた、海上から大きな黒船が絶えずに地上に向けて砲撃していた
「ほほほほ・・・これでは刀の時代も終わりを見せるかもしれないのぅ・・・」
--------------
上泉信綱とハサクの戦いは上泉信綱が圧倒的に優勢であった
「くそ!人間風情が・・・」
「ふん!動きに無駄が多い!身体能力だけで戦う者なのに負けるわけが無かろう!」
「ふ! 中級悪魔ども!こいつを足止めしろ!我は後方に退く」
「おい!逃げるか豚!」
「ははは!我ら名持ちは貴重であるからな!」
ハサクは中級悪魔を盾に後方に走り出す、その逃げ足の速さは見た目に似合わず早い。
直に追おうとするが中級悪魔とて弱くは無い、特にハサクは指揮型の悪魔で配下の悪魔の能力を向上する力を持つ、さすがの上泉信綱も複数の中級悪魔を縫って追うのは難しい、それに信綱がここを離れれば前線が崩壊する。
「くそ!逃げ足が速い豚だ」
個別の能力ではナーガ、ラーガに比べればハサクは弱いが、先陣を任せられるのにはわけがある、配下強化スキルを持つハサクの下では、死人兵でさえも通常の倍強い、下級悪魔や中級悪魔も当然強くなる、その条件はハサクより弱く、ハサクの支配下である事である。
個体能力では他の悪魔将に劣るが、ハサク自身も人間に比べれば相当に強い、その能力から異世界制圧に魔王から呼ばれることも多く経験も豊富である。
「がはは・・・危うくやられるところであった・・・どの世界にも悪魔を脅かす人間が現れる物である、がははは」
その時ハサクが爆発した
ハサクの後ろを守っていた中級悪魔は何が起きたか考えるも、その答えを見出すことは無かった、海上から無数の魔砲が悪魔達に降り注ぐ、魔砲弾は爆裂し悪魔達を粉微塵にしていく、死人兵は再生する依り代すら残さずに魔砲弾は悪魔達に降り注ぐ
---------------
「なんだ!あの船は!あんな船聞いていないぞ!」
悪魔達に魔法弾を撃ち込む相模丸を見ながら池田恒興は叫ぶ、その砲弾が池田恒興に向く恒興の周りに降り注いだ
恒興以外の悪魔達はその砲弾を浴びる、なぜが恒興だけは攻撃されない
「なんだ・・・なぜ魔法がある?魔力がある?・・どういうことだなぜ俺は攻撃されない?」
自身が乗る奇形悪魔キマイラにも魔砲弾が着弾し恒興は吹き飛ばされる
「・・・・・悪魔軍40000だぞ!・・・信長様になんといえばいい・・・ああああああああ!」
ドガアアアアアン!
恒興に一つの砲弾が着弾する、その砲弾を放ったのは『相模丸』ではなく『鬼宿丸』のカルバリン砲であった
「はははは・・・人間が!・・・・くそが!・・・・」
池田恒興は首だけになり叫ぶがやがてその声に力が無くなって行った
---------------------
「氏政様!私の友人が南紀伊で戦っているはずです」
「ほぅ!お前の友人か?名前は?」
「竹中半兵衛という美濃出身のやつなんですけどめちゃくちゃ頭が切れる男です」
「なに!竹中半兵衛!・・・今孔明じゃないか!」
「今孔明?・・・まあ半兵衛が南紀伊に旅たつ前に私に伝えていったのですが、もし
氏政様が戻りになる時には是非南紀伊で海上支援をお願いしたいと」
「うーん、あまり時間を欠けれないから、海上から支援砲撃位だな」
「砲撃!この船はどんな砲を?」
「ひみつ!」
「そんなああ」
「ははは藤吉郎!その時が来れば度肝を抜かれるぞ!」
「清水船長!教えて下され!」
「秘密!」
「そんなああ」
------
「氏政様!紀伊古座川付近にて大規模な戦闘!」
「近づけよ!」
「大型の阿宅船が悪魔に砲撃しています・・九鬼水軍と思われます!」
「ほぅ・・・あれが『鬼宿丸』か!」
氏政は鬼宿丸を見る。所々に鉄が貼ってある、信長がいなくても鉄甲船としてこの世界にあるようだ
「よし政勝魔石をセット!」
「魔石セット!よーそろ~」
「打て!、続けて魔石装填!打ちまくれ!」
「了解!」
デーモンキラー砲、氏政が持つ前世界の武具である、魔石をセットすれば魔石の属性に合わせた魔砲を打てる、
デーモンキラー砲は同士討ちを避けるために人間を攻撃しない術がほどこさえている砲である。
だが弱点は魔人など、半分人間が残る者にも攻撃しない。この世界の信長は人間要素を持っているという事なので信長には攻撃できない可能性も有る、だが混戦の戦場では悪魔だけ攻撃するので地上支援兵器として優秀な武具だ。
魔人を攻撃したければ砲を変えればいいだけである、氏政の亜空間収納には沢山ある。
「よし!この場を離脱し江戸に向かう!」
「よ~そろ~」
----------------
「すさまじい威力・・・この戦・・負けていました・・・北条殿に助けられた」
竹中半兵衛は戦場を見ながらつぶやいた
相手が人間であったならこの布陣で勝てていたのかもしれないが、悪魔は噂以上に強かった・・
塚原卜伝様や上泉信綱様と言った剣聖を味方につけていながらも前線は崩壊していた・・・鉄砲も弓も聞かない悪魔達にどう立ち向かうかより、最小限の被害でどうこの場を撤退するか考え始めた所に現れた北条氏政の『相模丸』による砲撃・・・堺が用意したカノン砲、九鬼水軍が持つカルバリン砲そのどちらを凌駕する威力である。
「ふぉふぉ・・・世の中面白いのぅ・・・刀の時代は終わるか・・・いやはや」
「いえ!悪魔には鉄砲も弓も効きません、刀は人間が悪魔にあがらうには有効な武器です」
「その通りだ・・あの砲撃相手には戦えないが北条が毎回いてくれるわけではない」
「俺はあの船に乗りたい・・・」
「すべての骸を焼き尽くしました」
「ご苦労様じゃ・・わしはこれより京に向かう、弟子の一人があやういようでのぅ・・それに『壱の太刀』に変わる太刀をその弟子から頂戴してくる」
「その弟子とはまさか?」
「はははは、わしにとっては可愛い弟子じゃ」
「では私は南紀伊に残り具教を助けよう、大和の柳生の様子も気になるが南紀伊は重要である」
「私は堺に戻ります、三好勢に不穏な動きがありますので、それに岸和田の十河一存、どうも怪しく思います」
「我らは紀伊を守る!」
こうして南紀伊攻防戦で悪魔軍は悪魔将6体 魔人1人を失う大損害を出した
南紀伊は今宮まで前線を戻し、今宮を要塞化していく
堺は南紀伊に食料などを援助しその強化に協力する。
竹中半兵衛は松永久秀が大和に侵攻準備をするとのことで大和に向かい筒井家に松永久秀への恭順を進める、大和に置いて力のある松永久秀を大将に据えて紀伊の安定を図る、松永家と対立していた畠山家も竹中半兵衛の説得に応じ、筒井家が恭順した際には畠山家もそれに協力する、堺は対悪魔に松永家が鍛冶を取るなら全面的に協力をする手はずになっていた。
雑賀衆は岸和田の十河家と根来衆の様子がおかしいとしてそれを監視する。
悪魔としての身分は悪魔将であるが魔鬼族であるナーガは悪魔将の中でも上位に位置する、魔鬼族は元々冥界の住人であり、性別が存在する、魔人に近い存在である。
魔界に置いても、その戦闘力の高さから各魔王により雇われている、生まれた時の力は下級悪魔クラスだが成長するにしたがって進化もする、 悪魔公クラスも複数存在し、孤高の悪魔の中では団体行動をとる種族でもある。
ナーガもその変化自在な重力で水に浮かぶことは可能だが、比重を軽くしている時は必然的に体がもろくなる、本来大筒くらいの攻撃ならその強靭な体で弾き返すところだが、比重を軽くしている状態ではダメージを喰らってしまう、魔鬼族特有の超回復能力をもってしても、立て続けにダメージを喰らえば生命値は落ちていく。
故に九鬼嘉隆が放とうとしてカルバリン砲からは逃げ出した
「くそ!人間め・・・」
ナーガが地上につくころにはその体は回復を完了していた
ナーガは直に比重を重くする、ナーガの足元が少し沈み始める、比重が重くなれば動きも遅くなるがその体の密度は高くなりものすごく硬くなる。
今のナーガはただでさえ硬い魔鬼族の皮膚を通り越して鋼鉄を超える硬さを誇っている
そして比重が重くなると力も増加する、その辺に落ちている石を砲弾のように投げることなどもできるようになるのだ
ナーガは力任せに『鬼宿丸』に向けて石を投げ始める、その石は弾丸のように『鬼宿丸』を襲う、だが距離もある為さほどの損害を与えることはできぬ、それに石がぶつかったことで『鬼宿丸』は沖に動き始めてしまう
「忌々しい」
ナーガは先ほどまで見ていた『鬼宿丸』の奥にさらに大きな黒い船があるのを確認した
「うん?あれは軍船か?この世界にもあるのか?」
ナーガも長く生きているので異世界がはじめてではない、ナーガが依然され魔王に連れられ滅ぼした世界にも大きな船があった、 悪魔公すら破壊する砲で多くの魔鬼族がその世界で散った記憶がよみがえる。
「結界を!く!この世界には魔力がないのなか!・・・そうかならば魔砲もない筈・・・」
その時その大船から閃光が走ると同時にナーガ含めて付近に魔砲が着弾した・・・体の細胞が砕け散る間隔を味わいながらナーガは叫ぶことも許されなかった
---------------------
上野山ではラーガと塚原卜伝の戦いが始まっていた
魔鬼族ラーガ、愛用の金棒を持ち塚原卜伝を攻撃する、
「はは!ヤルナ!仙人!・・俺は楽しいぞ!」
「ほっほ~・・それだけの金棒をこうも操るとは・・・かの茨木童子も真っ青であろう・・・おっと・・青いのはお主の皮膚じゃったな!」
1トンを超える金棒を振りまわす、もしそれを剣で受け止めようものなら剣がすぐに折れてしまうであろう、しかもまるで竹棒を操るがごとく軽くその金棒を使いこなすラーガ
金棒には凸凹もあり鉤状の返しが各箇所にある、少しでも衣服に触れれば返しに引っかかり直に金棒の餌食になってしまうであろう
「がはははは!メイドの土産に教えてやろう!」
「なんじゃ?」
「俺様はこの世界を気に入っている・・なにせ魔法が無いからな」
「ほぅ・・・魔法とは?」
そういい塚原卜伝は残像を残しラーガの首に『壱の太刀』を切り込む
だがラーガはそれを掴みとり金棒ごと塚原卜伝を殴り飛ばす
塚原卜伝は『壱の太刀』を話後方に飛ぶがその圧に巻き込まれ土煙を上げながら後方の大木に吹き飛ばされた
卜伝は体を入れ替えて衝撃を緩和するが左腕の骨が折れたようである
そして卜伝の愛刀『壱の太刀』はラーガによりぐにゃりとおられてしまった
「俺は魔法に弱いからな!だが魔法を使わない相手には例え魔王にも負けない」
「魔王だのよくわからんがお主がでたらめに強いのは分かった」
卜伝は予備の刀を出すが愛刀に比べればどうしても弱い・・この刀ではあの首を落とすのは不可能であると悟る。
どうしたもんか・・・・
「仙人!ここまでの様だな!お前の魂を喰わせ!」
そう言いかけた所にラーガに魔砲が着弾する・・・あれだけ硬いラーガの体が吹き飛ぶ
下半身が吹き飛んだ状態でラーガが叫ぶ
「なぜだ!なぜ魔法が!・・・魔砲か?・・・どこから?」
ラーガが海の方を向こうとした時にもう一発の魔砲がラーガを直撃してラーガが消滅した
その砲による攻撃はまるで塚原卜伝を避けるかのように周りの悪魔達も襲い掛かる
「なんじゃ・・まほう?まほうと・・・あの船か・・・すさまじいのぅ」
塚原卜伝は折れた左腕を自らはめて上野山から海を見ていた、海上から大きな黒船が絶えずに地上に向けて砲撃していた
「ほほほほ・・・これでは刀の時代も終わりを見せるかもしれないのぅ・・・」
--------------
上泉信綱とハサクの戦いは上泉信綱が圧倒的に優勢であった
「くそ!人間風情が・・・」
「ふん!動きに無駄が多い!身体能力だけで戦う者なのに負けるわけが無かろう!」
「ふ! 中級悪魔ども!こいつを足止めしろ!我は後方に退く」
「おい!逃げるか豚!」
「ははは!我ら名持ちは貴重であるからな!」
ハサクは中級悪魔を盾に後方に走り出す、その逃げ足の速さは見た目に似合わず早い。
直に追おうとするが中級悪魔とて弱くは無い、特にハサクは指揮型の悪魔で配下の悪魔の能力を向上する力を持つ、さすがの上泉信綱も複数の中級悪魔を縫って追うのは難しい、それに信綱がここを離れれば前線が崩壊する。
「くそ!逃げ足が速い豚だ」
個別の能力ではナーガ、ラーガに比べればハサクは弱いが、先陣を任せられるのにはわけがある、配下強化スキルを持つハサクの下では、死人兵でさえも通常の倍強い、下級悪魔や中級悪魔も当然強くなる、その条件はハサクより弱く、ハサクの支配下である事である。
個体能力では他の悪魔将に劣るが、ハサク自身も人間に比べれば相当に強い、その能力から異世界制圧に魔王から呼ばれることも多く経験も豊富である。
「がはは・・・危うくやられるところであった・・・どの世界にも悪魔を脅かす人間が現れる物である、がははは」
その時ハサクが爆発した
ハサクの後ろを守っていた中級悪魔は何が起きたか考えるも、その答えを見出すことは無かった、海上から無数の魔砲が悪魔達に降り注ぐ、魔砲弾は爆裂し悪魔達を粉微塵にしていく、死人兵は再生する依り代すら残さずに魔砲弾は悪魔達に降り注ぐ
---------------
「なんだ!あの船は!あんな船聞いていないぞ!」
悪魔達に魔法弾を撃ち込む相模丸を見ながら池田恒興は叫ぶ、その砲弾が池田恒興に向く恒興の周りに降り注いだ
恒興以外の悪魔達はその砲弾を浴びる、なぜが恒興だけは攻撃されない
「なんだ・・・なぜ魔法がある?魔力がある?・・どういうことだなぜ俺は攻撃されない?」
自身が乗る奇形悪魔キマイラにも魔砲弾が着弾し恒興は吹き飛ばされる
「・・・・・悪魔軍40000だぞ!・・・信長様になんといえばいい・・・ああああああああ!」
ドガアアアアアン!
恒興に一つの砲弾が着弾する、その砲弾を放ったのは『相模丸』ではなく『鬼宿丸』のカルバリン砲であった
「はははは・・・人間が!・・・・くそが!・・・・」
池田恒興は首だけになり叫ぶがやがてその声に力が無くなって行った
---------------------
「氏政様!私の友人が南紀伊で戦っているはずです」
「ほぅ!お前の友人か?名前は?」
「竹中半兵衛という美濃出身のやつなんですけどめちゃくちゃ頭が切れる男です」
「なに!竹中半兵衛!・・・今孔明じゃないか!」
「今孔明?・・・まあ半兵衛が南紀伊に旅たつ前に私に伝えていったのですが、もし
氏政様が戻りになる時には是非南紀伊で海上支援をお願いしたいと」
「うーん、あまり時間を欠けれないから、海上から支援砲撃位だな」
「砲撃!この船はどんな砲を?」
「ひみつ!」
「そんなああ」
「ははは藤吉郎!その時が来れば度肝を抜かれるぞ!」
「清水船長!教えて下され!」
「秘密!」
「そんなああ」
------
「氏政様!紀伊古座川付近にて大規模な戦闘!」
「近づけよ!」
「大型の阿宅船が悪魔に砲撃しています・・九鬼水軍と思われます!」
「ほぅ・・・あれが『鬼宿丸』か!」
氏政は鬼宿丸を見る。所々に鉄が貼ってある、信長がいなくても鉄甲船としてこの世界にあるようだ
「よし政勝魔石をセット!」
「魔石セット!よーそろ~」
「打て!、続けて魔石装填!打ちまくれ!」
「了解!」
デーモンキラー砲、氏政が持つ前世界の武具である、魔石をセットすれば魔石の属性に合わせた魔砲を打てる、
デーモンキラー砲は同士討ちを避けるために人間を攻撃しない術がほどこさえている砲である。
だが弱点は魔人など、半分人間が残る者にも攻撃しない。この世界の信長は人間要素を持っているという事なので信長には攻撃できない可能性も有る、だが混戦の戦場では悪魔だけ攻撃するので地上支援兵器として優秀な武具だ。
魔人を攻撃したければ砲を変えればいいだけである、氏政の亜空間収納には沢山ある。
「よし!この場を離脱し江戸に向かう!」
「よ~そろ~」
----------------
「すさまじい威力・・・この戦・・負けていました・・・北条殿に助けられた」
竹中半兵衛は戦場を見ながらつぶやいた
相手が人間であったならこの布陣で勝てていたのかもしれないが、悪魔は噂以上に強かった・・
塚原卜伝様や上泉信綱様と言った剣聖を味方につけていながらも前線は崩壊していた・・・鉄砲も弓も聞かない悪魔達にどう立ち向かうかより、最小限の被害でどうこの場を撤退するか考え始めた所に現れた北条氏政の『相模丸』による砲撃・・・堺が用意したカノン砲、九鬼水軍が持つカルバリン砲そのどちらを凌駕する威力である。
「ふぉふぉ・・・世の中面白いのぅ・・・刀の時代は終わるか・・・いやはや」
「いえ!悪魔には鉄砲も弓も効きません、刀は人間が悪魔にあがらうには有効な武器です」
「その通りだ・・あの砲撃相手には戦えないが北条が毎回いてくれるわけではない」
「俺はあの船に乗りたい・・・」
「すべての骸を焼き尽くしました」
「ご苦労様じゃ・・わしはこれより京に向かう、弟子の一人があやういようでのぅ・・それに『壱の太刀』に変わる太刀をその弟子から頂戴してくる」
「その弟子とはまさか?」
「はははは、わしにとっては可愛い弟子じゃ」
「では私は南紀伊に残り具教を助けよう、大和の柳生の様子も気になるが南紀伊は重要である」
「私は堺に戻ります、三好勢に不穏な動きがありますので、それに岸和田の十河一存、どうも怪しく思います」
「我らは紀伊を守る!」
こうして南紀伊攻防戦で悪魔軍は悪魔将6体 魔人1人を失う大損害を出した
南紀伊は今宮まで前線を戻し、今宮を要塞化していく
堺は南紀伊に食料などを援助しその強化に協力する。
竹中半兵衛は松永久秀が大和に侵攻準備をするとのことで大和に向かい筒井家に松永久秀への恭順を進める、大和に置いて力のある松永久秀を大将に据えて紀伊の安定を図る、松永家と対立していた畠山家も竹中半兵衛の説得に応じ、筒井家が恭順した際には畠山家もそれに協力する、堺は対悪魔に松永家が鍛冶を取るなら全面的に協力をする手はずになっていた。
雑賀衆は岸和田の十河家と根来衆の様子がおかしいとしてそれを監視する。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生したら『塔』の主になった。ポイントでガチャ回してフロア増やしたら、いつの間にか世界最強のダンジョンになってた
季未
ファンタジー
【書き溜めがなくなるまで高頻度更新!♡٩( 'ω' )و】
気がつくとダンジョンコア(石)になっていた。
手持ちの資源はわずか。迫りくる野生の魔物やコアを狙う冒険者たち。 頼れるのは怪しげな「魔物ガチャ」だけ!?
傷ついた少女・リナを保護したことをきっかけにダンジョンは急速に進化を始める。
罠を張り巡らせた塔を建築し、資源を集め、強力な魔物をガチャで召喚!
人間と魔族、どこの勢力にも属さない独立した「最強のダンジョン」が今、産声を上げる!
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる