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京都繚乱
京都繚乱21 本願寺奪還その1
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氏政率いる北条軍と堺連合軍はそのまま北上を開始する。
既に鳩連絡による通信により、天皇と京駐留の北条軍は渡月橋付近にて保護状態であるが、いかんせん敵の数が多くともに避難してきた京の民達の数が多い為桂川の南下を阻まれている。
尾張からは離れている京でこの騒動である・・・氏政は考えていた
信長がベルモンドだとすると・・・この能力は・・・・ベアトリス・・・
悪魔公ベアトリス、前世界シモンズベアの世界でも戦っている。まだ成長途中で激突した悪魔公ベアトリス・・・その能力は自分のコピーを作る力、しかもコピーでありながら魔人を作りだし、かなり上位の魔人を藻作り出す力を持つ。
シモンズベアではベアトリスが現れたことにより1つの国が滅んでいる。
厄災級・・・まさに非常に危険な悪魔だ・・・
そもそも魔人は魔虫と言う悪魔が作り出した生物により操られる存在で。人間の思考回路を持ちながらその思考回路の憎しみや怒りと言った者を増長する、本来人間の魔人化などはそうそう成功するものではないがベアトリスが作り出す魔虫はかなり高い確率で人間の魔人化を成功させる。
しかもベアトリスの人形としてベアトリスの能力の一部を授かることができる。
その能力や身体能力の上昇を加味すれば悪魔将いや低級の悪魔公くらいの力を持つ魔人が出来上がる。
だが制約もある
普通の魔人は人間を活かしつつ乗っ取る魔虫に対し、ベアトリスの魔虫は支配率が高い代わりに人間としての生殖活動は消えうせる・・アンデットに近い・・・それは魔人でありながら繁殖が出来ないのである。
故に正確には魔人ではないベアトリスノ操り人形でしかない・・・厄介な操り人形だが・・・
だがシモンズベアでは賢者メリッサの浄化によりベアトリスの魔人は弱体化した・・・再生能力を封じられ・・徐々に人間の思考が戻り・・・そして魔虫が消えうせると共に人間として死んでいった
人形を奪われたベアトリスは怒り狂ったが俺たち4人の前で力尽き再び魔界に封印された
賢者メリッサ・・・今の梅だが・・・魔力が無いこの世界で梅が行える浄化は『聖女』スキルによる浄化のみである、シモンズベアではそのスキルを星全体に広げた魔法を使ったが、この世界ではせいぜい半径500Mくらいであろうか・・・それでもアンデット中心の今の織田軍には脅威な存在であろうが・・・
だがこの世界・・・微妙に俺の知る地球とも違うのだ・・・それは魔王が出るくらいだから違うのは当たり前だが・・・人間も違う・・・利家などはシモンズベアの世界でも最高位の戦士であろう・・・半蔵もそうだ・・・俺の支配下と言う加護が発動しているとはいえ、既に人間の限界を超えさらに上昇している・・・そしてそれは俺の籠下ではない人物もそれが見受けられる。
今は客将として加護下にいる小島弥太郎・・・それに最近加護下になった前田慶次郎・・・既に出会った時から人間の範疇を凌駕していた。
それに南紀伊では魔将クラスの悪魔を人間が一人で討伐する話が出ている・・魔将クラスを人間一人で討伐などシモンズベアでも『英雄』クラスの人間である・・・そう考えればこの世界にも『仙人』や『聖人』といった者が存在してもおかしくない
かつてシモンズベアの仙人に言われた
「光と闇の戦いには終わりはない・・・光が強くなれば闇は強くなり。闇が強くなれば光が強くなる、勇者ユキトは強い・・・しかし聖属性である勇者が強ければ魔属性の悪魔も強くなる・・いかなることにも対処できるようにしなさい、バランスが崩れた時、シモンズベアのみならず空間そのものが全て飲まれてしまう事もあると」
俺は半信半疑だった
事実魔王ベルモンド含め自分が強くなればなるほどに魔に属する者は弱く感じた・・・まあそんな油断から魔王ベルモンドの決死の罠によってこの世界に転生させられた訳だが・・・
だがこの世界の人間の強化具合を見る限りバフがかかっているといっていい。
利家など1トンもの巨石を持ち上げる事が出来る。俺の加護の力があるとはいえ人間では俺の記憶にある地球では考えられない怪力である。俺の加護が無かった小島弥太郎や前田慶次がそんな利家と謙遜ない実力を持っているのもおかしいと言える・・・・
そしてそんな変化がありながら抜きんでてくる人間は俺が知っている歴史上の人間である・・・
新たな人物が出てもおかしくないのに・・・実際配下の中でも、歴史上名を馳せた人物の成長具合は異常ともいえる・・・
氏政が見る先
中央から前田利家隊 右舷から前田慶次郎隊 左舷から小島弥太郎隊
遊撃に上泉秀胤隊
堺衆の兵達はそれぞれに配属され猛進する三軍についていく。
戦国一の堅城の一つに数えられる大阪城の前身である石山本願寺、幾万の死人兵や魔人が襲い掛かるが三軍の勢いは止まらない
禍々しいほどの堅城である・・悪魔軍に占拠され、絶望、恨みなどの気が充満している
石山本願寺・・・氏政であるキリトは現代世界の歴史を思い浮かべる。
信長を三度苦しめた宗教勢力とでも言おうか・・・現代にも続く浄土真宗だが・・当時の本願寺勢力は大名であったと言える。しかも各地に信徒と呼べる兵を持ち供物が集まる、一向宗を恐れた大名は本願寺を恐れ、政治にまで介入していた。
信長包囲網の一環であり、石山と言う京から近い場所にありながら3度信長の侵攻を食い止めた。
豊臣政権下でも影響があり下間家は大名にとりたてられたとされていたな・・・
現実世界でなぜ大名は一向宗を恐れたか・・・現実に各地に起きた一向一揆は結構鎮圧されている、だが一向一揆に参加するのは自国の領民である、領民は戦時には足軽にもなる、つまり一向一揆は内乱であり、鎮圧しても自国の力が落ちるだけである。
武田信玄も上杉謙信も一向宗対策で僧籍になったという伝えもある。
一方で北条家は兵農分離を行っているし、職業を変える事も可能だ。 農民の地位も保障されている、一向宗や浄土真宗の寺院も禁止していない、だが一揆は起きていない・・・何より一度も飢饉が起きていない。毎年豊作である・・俺にはそんなスキルが無いがおそらく葵だろう・・・聖女の梅のスキルもあるのだろう・・・
そんなことを考えながらも前田利家の隊が本願寺に到着したようである
堺から本願寺は目と鼻の先である、本願寺落城は堺の危機でった・・・だが氏政は間に合った、本願寺奪回に向けて前田利家は城門を蹴破った。
『日の本一のロリコン男、前田利家!ここにあり!』
その時右舷の門にも異変が起きる!
『うらうらうら~!北条一のロリコン前田慶次郎!ここに参上!』
左舷でも
『越後一のロリコン!それが俺、鬼小島弥太郎よ!」
---------------------------------------
「はははは・・・これが進化か・・・おおおお」
岩成友通は奪った魂数が規定数に達したので進化が始まった。石山本願寺に置いてその広大な魂を喰らい、特定魔人種から魔人種に進化をした、正確には岩成友通が進化したのではなく岩成友通に取りついた魔虫が進化条件を満たして悪魔に変化したためである。
その為その体に変化が起きる・・・皮膚に鱗が生え、額の真ん中にもう一つの目ができ始める
そして悪魔種となる事でスキルが生まれる・・・
「おい、そこの人間を連れてこい」
岩成友通は魔人に命令を下す
魔人は言われたままに一人の若い女を連れてきた
「おたすけを・・・・ひぃいいい」
若い女はおびえながら慈悲を請う友通の顔をみる・・・その顔に恐怖した・・・目が赤いのは魔人種の特徴であるが三つ目でその額の目を見ると女は恐怖から動けなくなる・・・
「ひぃいいいいい」
女は恐怖から這いずり逃げ出そうとする
「はははは・・・いい声だ・心地いい・・・」
友通の指から、闇の液体がこぼれ女に向かって流れていく・・・その液体は女にまとわりつき、様々な穴から女に入り込み
「あ・・・・があ・・・・・・・・・あああ」
女は光悦とした顔をしながらやがてしぼみ始め骨と皮のみになる・・・・
「はははは!『どれいん』とはこういう物であるか・・・」
『ドレイン』は闇魔法であるが・・スキルで現れる事は滅多にない・・・スキルで現れる場合は魔力を消費しない事も多い・・・そしてそれをかけられれば生命力を奪う事が出来る。
「素晴らしいではないか・・・おい生きて投降してきた人間共を集めよ」
「・・・」
無言で魔人達は動き出した
本願寺の殺伐とした広場に投降した石山の民が集められる
最初は皆死人兵にしてしまう予定であったが友通は新たに生まれたスキルによりその集められた民達に闇の液体をたらす
「ああああ!あああああああああああああ」
「ひぃいいいやあああああ・・・あああああ」
「わああああたすけ・・・・ああああああ」
集められた民達はそれ添えに悲鳴から喘ぐように光悦とした表情を浮かべ、やがてしぼんでいく
「ふははははは!力がみなぎる・・・なんだ?さらに能力が・・・」
友通のスキル『ドレイン』は友通がベアトリスから受け継いだ能力『魔虫精製』と干渉しあって新たな能力が生まれる・・・『能力吸収』
~人間の能力を吸収しました『繁殖』『成長』を獲得しました~
友通の頭に言葉が流れる
「なんだと・・・うん?」
魔人化してから興味のなくなった女・・さっきのドレインから逃れた女が絶望の顔で広場にいる
「ほほほ・・・そうか・・・これは愉快・・・」
友通は女を引き寄せその衣服をひん剥いた・・・友通の下腹部から蛇のような触手が女の下腹部に入り込む
女は気がふれたように上の空であったがその衝撃に再び悲鳴を上げた
「いやああああああああああ」
やがて女は捨て置かれる・・直に女の下腹部が膨らみ始めそれを蹴破るように魔人の子供が生まれた・・・
友通を子供にしたような魔人は生き残った女に襲い掛かり触手を女たちに送り出す・・・
そして女の下腹部は膨らみ始める
男たちは新たに生まれた友通に似た魔人により『ドレイン』をかけられ骨と皮になり絶命した・・・絶命しやがて死人兵となり立ち上がるが、筋肉組織の無い死人兵は立っているのがやっとの状態であった。
「ふははははは・・・これはわが軍がさらに強くなる・・・」
広場で繰り広げられる凌辱と殺戮に満足げな笑みを見せながら、友通は焼け落ち本殿に入り込む。
友通に性欲が強くなったわけではない強くなったのは元から強かった『野心』である。
帰蝶ことベアトリスから三好勢はそれぞれスキルも獲得している
岩成友通がもらったスキルは『魔虫精製』
三好宗渭は『剛力』
三好長逸は『分裂』
三好長慶は『支配』
十河一存は『毒霧』
それぞれ固有スキルとして持っている
ベアトリスが作り出す魔虫によって魔人化したものは本来成長はしない、ただ魔虫自体は悪魔なので特定の魂を喰えば進化をする。
岩成友通は偶然が重なりながらも進化をした・・もともと『野心』『妬み』が強い人間が魔人化すれば進化が早くなる。三好衆の中で一番の『野心家』であったのであろう真っ先に進化したのである。
そして得たスキルが『ドレイン』それがさらに進化し『能力吸収』を得た
そして人間の『繁殖』と『成長』を得た
こうなると特定魔人種ではなく魔人種である。むしろ魔人を超える存在ともいえる
『魔虫』から生まれた魔人は人間の身体能力を上げただけであるが
友通の繁殖から生まれた魔人は友通のコピーでもある。身体能力などは一般魔人と変わらないがスキルを持つため強力な魔人と言える、しかも女さえいればさらに増やすことが可能である。
「ふふふふふ・・・いずれあの女も孕ませてやる・・・」
友通は帰蝶を思い出す・・帰蝶の支配下ではあるがその野心から帰蝶を自分のものにしたいという考えを持っていた・・・
だが長慶の持つ『支配』の元でそれをすることはできない・・・
その『支配』の力で他に魔人や死人兵も手ごまのように使える訳である
「あの男の能力を我の能力にしないとな・・・そして信長様の一番の将となろう・・・ふははははは」
ベアトリスに従う事で信長への忠誠は絶対になる、しかし信長配下の悪魔には絶対ではない、それは他の悪魔も変わらない、しかし悪魔公レベルになると『支配』スキルをもつ者が多い
その支配下になれば階級が上の者には逆らう事が出来ない
そしてベアトリスにより京を抑える人物に選ばれた三好長慶にはそのスキルが与えられた・・・
「忌々しい・・・俺こそが王にふさわしいのに・・・力をつけてスキルを奪ってやる・・」
友通は野心にあふれた
もっともっと人間の力を手に入れてやる・・・
そんな思いに野心が燃え上がっていると支配下の魔人、三好伊三の気配が消滅した。
「ほぅ!伊三を破るか・・・これはいい・・・そいつの生命力を吸い尽くしてやる」
広場の中に巧みに気配を消す男を見つける・・・友通の分身である魔人をその男は切り捨てた
「ほぅ・・・お主、忍か!、なかなかの腕」
「このような非道な・・悪魔め・・・」
男の名は美濃部茂濃・・・甲賀美濃部流の使い手である、堺の依頼で本願寺に潜伏していたが今回は本願寺をつぶした人物の偵察に来ていた。
わざと捕まり内情を探り堺に知らせる予定であったが逃げられなくなってしまった状態であった・・・
美濃部茂濃は懐に隠していた脇差を持ち友通に切りかかる・・しかし網の目の世に張り巡らされた闇の液体に捕まってしまった
「く!これはなんだ!悪魔!」
「ふふふふ・・・お前はどんな味だ?」
「うぁ・・・・がああああああ・・・ああああ」
美濃部茂濃は絞れていく・・・・
「ほ~なんという力の上昇・・・それにスキルも吸収したか・・・『隠密』であるか・・・・ははははは」
広間に集められた人間は女は凌辱され『友通魔人』を産まされ、男は『ドレイン』によって生命値を吸い取られた。
生命値を吸い取った『友通魔人』は4.5人の男の生命値を吸う事で大人の姿になり高い能力を要するようになる。
数千の人間が本願寺の広場でその絶望とともに友通の糧となり消えていた
友通そしてゆっくりと顕如の間に戻り、来客をまつ。
そしてそれはやってきたのだ。自らを『ロリコン』と名乗りながら
既に鳩連絡による通信により、天皇と京駐留の北条軍は渡月橋付近にて保護状態であるが、いかんせん敵の数が多くともに避難してきた京の民達の数が多い為桂川の南下を阻まれている。
尾張からは離れている京でこの騒動である・・・氏政は考えていた
信長がベルモンドだとすると・・・この能力は・・・・ベアトリス・・・
悪魔公ベアトリス、前世界シモンズベアの世界でも戦っている。まだ成長途中で激突した悪魔公ベアトリス・・・その能力は自分のコピーを作る力、しかもコピーでありながら魔人を作りだし、かなり上位の魔人を藻作り出す力を持つ。
シモンズベアではベアトリスが現れたことにより1つの国が滅んでいる。
厄災級・・・まさに非常に危険な悪魔だ・・・
そもそも魔人は魔虫と言う悪魔が作り出した生物により操られる存在で。人間の思考回路を持ちながらその思考回路の憎しみや怒りと言った者を増長する、本来人間の魔人化などはそうそう成功するものではないがベアトリスが作り出す魔虫はかなり高い確率で人間の魔人化を成功させる。
しかもベアトリスの人形としてベアトリスの能力の一部を授かることができる。
その能力や身体能力の上昇を加味すれば悪魔将いや低級の悪魔公くらいの力を持つ魔人が出来上がる。
だが制約もある
普通の魔人は人間を活かしつつ乗っ取る魔虫に対し、ベアトリスの魔虫は支配率が高い代わりに人間としての生殖活動は消えうせる・・アンデットに近い・・・それは魔人でありながら繁殖が出来ないのである。
故に正確には魔人ではないベアトリスノ操り人形でしかない・・・厄介な操り人形だが・・・
だがシモンズベアでは賢者メリッサの浄化によりベアトリスの魔人は弱体化した・・・再生能力を封じられ・・徐々に人間の思考が戻り・・・そして魔虫が消えうせると共に人間として死んでいった
人形を奪われたベアトリスは怒り狂ったが俺たち4人の前で力尽き再び魔界に封印された
賢者メリッサ・・・今の梅だが・・・魔力が無いこの世界で梅が行える浄化は『聖女』スキルによる浄化のみである、シモンズベアではそのスキルを星全体に広げた魔法を使ったが、この世界ではせいぜい半径500Mくらいであろうか・・・それでもアンデット中心の今の織田軍には脅威な存在であろうが・・・
だがこの世界・・・微妙に俺の知る地球とも違うのだ・・・それは魔王が出るくらいだから違うのは当たり前だが・・・人間も違う・・・利家などはシモンズベアの世界でも最高位の戦士であろう・・・半蔵もそうだ・・・俺の支配下と言う加護が発動しているとはいえ、既に人間の限界を超えさらに上昇している・・・そしてそれは俺の籠下ではない人物もそれが見受けられる。
今は客将として加護下にいる小島弥太郎・・・それに最近加護下になった前田慶次郎・・・既に出会った時から人間の範疇を凌駕していた。
それに南紀伊では魔将クラスの悪魔を人間が一人で討伐する話が出ている・・魔将クラスを人間一人で討伐などシモンズベアでも『英雄』クラスの人間である・・・そう考えればこの世界にも『仙人』や『聖人』といった者が存在してもおかしくない
かつてシモンズベアの仙人に言われた
「光と闇の戦いには終わりはない・・・光が強くなれば闇は強くなり。闇が強くなれば光が強くなる、勇者ユキトは強い・・・しかし聖属性である勇者が強ければ魔属性の悪魔も強くなる・・いかなることにも対処できるようにしなさい、バランスが崩れた時、シモンズベアのみならず空間そのものが全て飲まれてしまう事もあると」
俺は半信半疑だった
事実魔王ベルモンド含め自分が強くなればなるほどに魔に属する者は弱く感じた・・・まあそんな油断から魔王ベルモンドの決死の罠によってこの世界に転生させられた訳だが・・・
だがこの世界の人間の強化具合を見る限りバフがかかっているといっていい。
利家など1トンもの巨石を持ち上げる事が出来る。俺の加護の力があるとはいえ人間では俺の記憶にある地球では考えられない怪力である。俺の加護が無かった小島弥太郎や前田慶次がそんな利家と謙遜ない実力を持っているのもおかしいと言える・・・・
そしてそんな変化がありながら抜きんでてくる人間は俺が知っている歴史上の人間である・・・
新たな人物が出てもおかしくないのに・・・実際配下の中でも、歴史上名を馳せた人物の成長具合は異常ともいえる・・・
氏政が見る先
中央から前田利家隊 右舷から前田慶次郎隊 左舷から小島弥太郎隊
遊撃に上泉秀胤隊
堺衆の兵達はそれぞれに配属され猛進する三軍についていく。
戦国一の堅城の一つに数えられる大阪城の前身である石山本願寺、幾万の死人兵や魔人が襲い掛かるが三軍の勢いは止まらない
禍々しいほどの堅城である・・悪魔軍に占拠され、絶望、恨みなどの気が充満している
石山本願寺・・・氏政であるキリトは現代世界の歴史を思い浮かべる。
信長を三度苦しめた宗教勢力とでも言おうか・・・現代にも続く浄土真宗だが・・当時の本願寺勢力は大名であったと言える。しかも各地に信徒と呼べる兵を持ち供物が集まる、一向宗を恐れた大名は本願寺を恐れ、政治にまで介入していた。
信長包囲網の一環であり、石山と言う京から近い場所にありながら3度信長の侵攻を食い止めた。
豊臣政権下でも影響があり下間家は大名にとりたてられたとされていたな・・・
現実世界でなぜ大名は一向宗を恐れたか・・・現実に各地に起きた一向一揆は結構鎮圧されている、だが一向一揆に参加するのは自国の領民である、領民は戦時には足軽にもなる、つまり一向一揆は内乱であり、鎮圧しても自国の力が落ちるだけである。
武田信玄も上杉謙信も一向宗対策で僧籍になったという伝えもある。
一方で北条家は兵農分離を行っているし、職業を変える事も可能だ。 農民の地位も保障されている、一向宗や浄土真宗の寺院も禁止していない、だが一揆は起きていない・・・何より一度も飢饉が起きていない。毎年豊作である・・俺にはそんなスキルが無いがおそらく葵だろう・・・聖女の梅のスキルもあるのだろう・・・
そんなことを考えながらも前田利家の隊が本願寺に到着したようである
堺から本願寺は目と鼻の先である、本願寺落城は堺の危機でった・・・だが氏政は間に合った、本願寺奪回に向けて前田利家は城門を蹴破った。
『日の本一のロリコン男、前田利家!ここにあり!』
その時右舷の門にも異変が起きる!
『うらうらうら~!北条一のロリコン前田慶次郎!ここに参上!』
左舷でも
『越後一のロリコン!それが俺、鬼小島弥太郎よ!」
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「はははは・・・これが進化か・・・おおおお」
岩成友通は奪った魂数が規定数に達したので進化が始まった。石山本願寺に置いてその広大な魂を喰らい、特定魔人種から魔人種に進化をした、正確には岩成友通が進化したのではなく岩成友通に取りついた魔虫が進化条件を満たして悪魔に変化したためである。
その為その体に変化が起きる・・・皮膚に鱗が生え、額の真ん中にもう一つの目ができ始める
そして悪魔種となる事でスキルが生まれる・・・
「おい、そこの人間を連れてこい」
岩成友通は魔人に命令を下す
魔人は言われたままに一人の若い女を連れてきた
「おたすけを・・・・ひぃいいい」
若い女はおびえながら慈悲を請う友通の顔をみる・・・その顔に恐怖した・・・目が赤いのは魔人種の特徴であるが三つ目でその額の目を見ると女は恐怖から動けなくなる・・・
「ひぃいいいいい」
女は恐怖から這いずり逃げ出そうとする
「はははは・・・いい声だ・心地いい・・・」
友通の指から、闇の液体がこぼれ女に向かって流れていく・・・その液体は女にまとわりつき、様々な穴から女に入り込み
「あ・・・・があ・・・・・・・・・あああ」
女は光悦とした顔をしながらやがてしぼみ始め骨と皮のみになる・・・・
「はははは!『どれいん』とはこういう物であるか・・・」
『ドレイン』は闇魔法であるが・・スキルで現れる事は滅多にない・・・スキルで現れる場合は魔力を消費しない事も多い・・・そしてそれをかけられれば生命力を奪う事が出来る。
「素晴らしいではないか・・・おい生きて投降してきた人間共を集めよ」
「・・・」
無言で魔人達は動き出した
本願寺の殺伐とした広場に投降した石山の民が集められる
最初は皆死人兵にしてしまう予定であったが友通は新たに生まれたスキルによりその集められた民達に闇の液体をたらす
「ああああ!あああああああああああああ」
「ひぃいいいやあああああ・・・あああああ」
「わああああたすけ・・・・ああああああ」
集められた民達はそれ添えに悲鳴から喘ぐように光悦とした表情を浮かべ、やがてしぼんでいく
「ふははははは!力がみなぎる・・・なんだ?さらに能力が・・・」
友通のスキル『ドレイン』は友通がベアトリスから受け継いだ能力『魔虫精製』と干渉しあって新たな能力が生まれる・・・『能力吸収』
~人間の能力を吸収しました『繁殖』『成長』を獲得しました~
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「なんだと・・・うん?」
魔人化してから興味のなくなった女・・さっきのドレインから逃れた女が絶望の顔で広場にいる
「ほほほ・・・そうか・・・これは愉快・・・」
友通は女を引き寄せその衣服をひん剥いた・・・友通の下腹部から蛇のような触手が女の下腹部に入り込む
女は気がふれたように上の空であったがその衝撃に再び悲鳴を上げた
「いやああああああああああ」
やがて女は捨て置かれる・・直に女の下腹部が膨らみ始めそれを蹴破るように魔人の子供が生まれた・・・
友通を子供にしたような魔人は生き残った女に襲い掛かり触手を女たちに送り出す・・・
そして女の下腹部は膨らみ始める
男たちは新たに生まれた友通に似た魔人により『ドレイン』をかけられ骨と皮になり絶命した・・・絶命しやがて死人兵となり立ち上がるが、筋肉組織の無い死人兵は立っているのがやっとの状態であった。
「ふははははは・・・これはわが軍がさらに強くなる・・・」
広場で繰り広げられる凌辱と殺戮に満足げな笑みを見せながら、友通は焼け落ち本殿に入り込む。
友通に性欲が強くなったわけではない強くなったのは元から強かった『野心』である。
帰蝶ことベアトリスから三好勢はそれぞれスキルも獲得している
岩成友通がもらったスキルは『魔虫精製』
三好宗渭は『剛力』
三好長逸は『分裂』
三好長慶は『支配』
十河一存は『毒霧』
それぞれ固有スキルとして持っている
ベアトリスが作り出す魔虫によって魔人化したものは本来成長はしない、ただ魔虫自体は悪魔なので特定の魂を喰えば進化をする。
岩成友通は偶然が重なりながらも進化をした・・もともと『野心』『妬み』が強い人間が魔人化すれば進化が早くなる。三好衆の中で一番の『野心家』であったのであろう真っ先に進化したのである。
そして得たスキルが『ドレイン』それがさらに進化し『能力吸収』を得た
そして人間の『繁殖』と『成長』を得た
こうなると特定魔人種ではなく魔人種である。むしろ魔人を超える存在ともいえる
『魔虫』から生まれた魔人は人間の身体能力を上げただけであるが
友通の繁殖から生まれた魔人は友通のコピーでもある。身体能力などは一般魔人と変わらないがスキルを持つため強力な魔人と言える、しかも女さえいればさらに増やすことが可能である。
「ふふふふふ・・・いずれあの女も孕ませてやる・・・」
友通は帰蝶を思い出す・・帰蝶の支配下ではあるがその野心から帰蝶を自分のものにしたいという考えを持っていた・・・
だが長慶の持つ『支配』の元でそれをすることはできない・・・
その『支配』の力で他に魔人や死人兵も手ごまのように使える訳である
「あの男の能力を我の能力にしないとな・・・そして信長様の一番の将となろう・・・ふははははは」
ベアトリスに従う事で信長への忠誠は絶対になる、しかし信長配下の悪魔には絶対ではない、それは他の悪魔も変わらない、しかし悪魔公レベルになると『支配』スキルをもつ者が多い
その支配下になれば階級が上の者には逆らう事が出来ない
そしてベアトリスにより京を抑える人物に選ばれた三好長慶にはそのスキルが与えられた・・・
「忌々しい・・・俺こそが王にふさわしいのに・・・力をつけてスキルを奪ってやる・・」
友通は野心にあふれた
もっともっと人間の力を手に入れてやる・・・
そんな思いに野心が燃え上がっていると支配下の魔人、三好伊三の気配が消滅した。
「ほぅ!伊三を破るか・・・これはいい・・・そいつの生命力を吸い尽くしてやる」
広場の中に巧みに気配を消す男を見つける・・・友通の分身である魔人をその男は切り捨てた
「ほぅ・・・お主、忍か!、なかなかの腕」
「このような非道な・・悪魔め・・・」
男の名は美濃部茂濃・・・甲賀美濃部流の使い手である、堺の依頼で本願寺に潜伏していたが今回は本願寺をつぶした人物の偵察に来ていた。
わざと捕まり内情を探り堺に知らせる予定であったが逃げられなくなってしまった状態であった・・・
美濃部茂濃は懐に隠していた脇差を持ち友通に切りかかる・・しかし網の目の世に張り巡らされた闇の液体に捕まってしまった
「く!これはなんだ!悪魔!」
「ふふふふ・・・お前はどんな味だ?」
「うぁ・・・・がああああああ・・・ああああ」
美濃部茂濃は絞れていく・・・・
「ほ~なんという力の上昇・・・それにスキルも吸収したか・・・『隠密』であるか・・・・ははははは」
広間に集められた人間は女は凌辱され『友通魔人』を産まされ、男は『ドレイン』によって生命値を吸い取られた。
生命値を吸い取った『友通魔人』は4.5人の男の生命値を吸う事で大人の姿になり高い能力を要するようになる。
数千の人間が本願寺の広場でその絶望とともに友通の糧となり消えていた
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呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
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俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
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世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
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男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
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99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
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主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
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