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北条包囲網
閑話 風魔新十郎
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新十郎を生んだのは蛍である・・北条氏政の影の守り人である、風魔の里に生まれた新十郎は、5代目風魔小太郎の養子となる。
だが父は北条氏政でありその夜の練習台として使用される。特段戦国時代では珍しくないが、くノ一でもある蛍もまた木偶によりその練習をしていた、生まれしころより時期北条の頭目の守役とされていた蛍である為、性技は伝えによるもので氏政が最初の生身の男でもあった、当然子を産んではいけない貯め避妊を行っていたはずであった。
だが氏政が持つスキルで懐妊してしまったのである。
順序がもう少し後なら蛍も側室に加わったのであろうが、氏直の前に長子がいるのでは争いの種に成るため新十郎は風魔家の養子となった、蛍も4代目の子でもあり風魔家としても時期棟梁を風魔家から出すという事に異存はないそのため新十郎は叔父にあたる5代目小太郎の養子となったのである。
だが氏政も自分の子である、氏直を自身の幼名である新九郎を名乗らせ、蛍の子には新十郎を与えた。
また風魔の里にもよく来歴して新十郎をともに育てる。
5代目風魔小太郎は北条特選隊の一員となり各地で風魔衆を率い大活躍をする。
一方で風魔新十郎は4代目小太郎の元で忍として鍛錬を続けていた。
風魔衆には各地より修行に来る忍びがおり甲斐から加藤段蔵、二曲輪猪助など歴史上の有名な忍びの他江頭重十郎がいた。その中で加藤段蔵はすでに甲斐に戻り二曲輪猪助は北条綱房と共に北関東の守備に就いた。
「この杉の幼木を毎日飛び越えるのだ」
芽吹いたばかりの杉はいまだ10cmもないそんな幼木が広間に植わっていた
新十郎と共に同世代の子供30人
「そんなの簡単だい!」
「いや・・・杉は高くなる・・・難しいのではないのか?」
活発な佐助は簡単だといい計算高い才蔵は難しいという。
「おははは!お前たちじゃそうだな、3年続けば俺が術を教えてやる」
「重十蔵兄さん・・・言いましたね!絶対ですよ」
「はははは・・・まあ例えできても俺の術がすぐに使えるもんでもねえしな」
杉は1年目で1メートルを軽く超え2mに到達しようとしていた
「くそ・・・・俺はもうだめだ・・・」
六郎が断念した・・・彼は物作りが得意な子供で運動は苦手であった。
続いて青海と伊三兄弟が断念する
「俺らは力が強いからなあ」
「いや待つでござる・・・なにも失敗したから参加できないわけではないのではないか?お主らにはお主らの仕事がござろう」
十蔵は冷静に失敗した兄弟を叱る
「でも新十郎はすごいな・・・佐助も・・」
「そんなことないよ・・・でも重十郎兄さんの鋼糸・・・あれは覚えたいね・・・法力学をこれから学ぶし」
新十郎はそんな仲間たちに答える。
彼らは新十郎が将来率いる軍の一員となる、義父である小太郎や父である氏政が支配下の町から有能な子供を集めた集団でもある。
2mに達した杉を飛び越えたのは5人
風魔新十郎 そして佐助、才蔵、十蔵、鎌之助である
動き共に新十郎と兼職のない佐助
冷静でありながら法力の素質が高く、なおかつ身体能力も上の二人に次ぐ才蔵
計算が早く、杉の成長速度をもすぐに計算しだしたのが十蔵
そして表だって静かで目立たないがそつなく課題をこなす鎌之助
ほかに8歳にして大岩を持ち上げ、忌子でありながら二人して怪力の双子
青海と入三
六郎は二人いて 山野六郎は工作が得意ですでに火薬の扱いにもたけている
もう一人の六郎は込山六郎、武家の子であるが父の戦士により風魔に預けられた、剣術に優れている、
山野六郎は六郎と呼ばれているが込山六郎は後から参加し、剣術がうまいので剣六と呼ばれていた。
そして剣六に匹敵する剣術を持ち、ひそかに氏政の子である新十郎の護衛としてこの中にいるのが小助
最後に負けん気が強く成長はこの中では遅いが何事も努力してなんだかんだ課題をクリアする甚八
彼らがこのような名前なのは偶然である、偶然である・・・
だが信濃の山奥の豪族であるあの一族とは関係がない・・・関係がない・・・そういうものが大好物な氏政が作り出した集団・・・・・否定はしない。
実際青海と伊三はすでにこの世界では魔人となり死んでいる。しかしそれとは関係なく氏政が作らせた集団、というのも新十郎を育てるにあたって、ともに成長する集団・・そうだな佐助とか才蔵とか・・・いいなあ・・・こういう名前の子で孤児とかいたら集めてみない?
なんてことを気軽に提案して実際にそれを作り上げてしまったのは風魔衆である。
孤児ではないが風魔衆は関東中にすでに有名な特選隊三番隊であり、風魔衆に入れるとあれば喜んで子供を出す親もいた。
風魔新十郎を筆頭に
佐助 才蔵 十蔵 鎌之介 青海 伊三 六郎 剣六 小助 甚八
ほか10数名で作られた集団である
特に名前を挙げた10名の能力は突出しているといえた、なぜ?
この世界には魔力という概念はない、だが似たようなものはあるのである、それは氏政でさえも使えない、なぜなら氏政にその概念がないのである。 法力、自然の中から力を借りて操る力で光・闇・火・水・空気から力を利用する。
正に魔法と変わらないが違うのである、だが根本的には同じである。だがそれは忍びの世界にある概念であり、忍びとして育った者にしか使えない。
同じように氏政や悪魔が使うスキルはこの世界で育った普通の人間には使えない、だがそれを幼少期より叩き込まれれば違う、氏政のもとで育った氏直もいくつかスキルを使う、それは近い人間である氏政や梅がスキルを使う為、氏直も使えるのである。
魔力に必要な魔素であるが、宇宙には当たり前のように存在している、宇宙を形成しているものでありすべての物質の素でもある、それは地球も同じであり魔界も同じである、だが魔素から作られる力では多岐にわたる、その中で法力は一つの力なのである、地球の一組織のみ使える力、別にこれは珍しいものではない、現代地球においても科学で証明できない物は多岐にわたる、超能力、霊能力さまざまである、しかしそれをつかさどり力は同じものであり、概念があるか無いかで存在するかしないかが決まる、またそれを封印することなどは想像せしめる神にとっては難しい事ではない、地球では魔力が封印されているということであろう。
そんな魔力に匹敵する概念を持つ集団である忍衆で育ち、なお父氏政からスキルをも受け継いだ人間、それが風魔新十郎である、
--------------------------------
北信濃の真田の庄
「おお源二郎は立派になりそうなヘノコじゃな」
「父上・・・下品であろう・・・源二郎は将来この北信濃だけでなく日本を救う存在となってもらうのです」
真田昌幸の元に二男が生まれた、長男は原三郎で二男が源二郎である、祖父である真田幸隆が源二郎の股の間に生える物を見てうれしそうに昌幸に言うが昌幸はそれを諌めたところである。
「父上!へのことはなんですの?」
「村松はまだ知らなくていい」
「でも弟のことはなんでもしっておきたいのでしゅ」
姉である村松は父にくいさがるが・・昌幸もこまる
「はははは!村松もいずれはそれでややごができるんじゃ」
「なんでしゅか?おじい様!村松が母様になれるのでしゅか?」
「はああ・・・・なにか・・・大事なものを誰かにとられてしまった気もするが・・・真田は今は平和だ・・・上杉とも北条を通じて戦も起きず北関東とも北条家と争うことはない・・・戦がなき事はいいことだが、上田の衆は戦あっての上田衆だからなあ・・・父上もぼけてしまうぞ」
「何を言うか!親方様がいずれ松平と戦を起こそう、それに南信濃では何度か織田とも衝突している、のんきに毎年子供を作り追ってお前こそ平和ボケしているのでないか?」
昌幸が感じた大事なもの・・・真田源二郎こと真田信繁は将来雪村と名乗り大坂の陣を戦うことはない、そのため創作とはいえ真田十勇士が現れる事もない。それが真田雪村が生まれたころ正に信濃上田ではなく相模風祭に風魔十勇士という物が産声を上げたのでった。
ちなみに村松殿、真田信之、信繁と妻と仲良く子作りを毎年のようにしていたのも事実である
-------------------------------------
こうして育っていった新十郎、氏政もまた自分の子でありながら自分の子として育てられないのだが、風魔の里のある風祭は遠くはないので足しげく通っていた
しかし氏政は目を疑う光景をみる
「火遁平面火」
なんと・・・新十郎が魔法を使っている・・・・・
「新十郎・・・なんだそれは?」
「これは法術です、火の法術を伊賀衆の方から教わり練習していました」
「ふむ・・・平面火か・・・・素晴らしい法術・・・しかし伝えられない法力をすぐに取得できるのは新十郎だけだからな・・・・わしも使ってみたい物ですじゃ」
先代の小太郎殿も新十郎を優しい目で見ているが・・・それってすごくね?
「新十郎に負けない!平面火」
もう一人の新十郎と同じくらいの子供が同じ術を使う、彼の名は才蔵
「え・・・才蔵?霧隠才蔵?」
「何を申します氏政殿!彼にはまだ苗字はありませぬ。彼らは氏政が言っていた名前を持つ子供たちですぞ・・・いやはや・・・名前だけでと思っていたが、こうも才能のある子供ばかり集まるとふむ何か名前と深い縁があるんですなあ」
白いひげを触りながら先代が答える
「できた!この炮烙ならきっと悪魔も倒せる」
「どれ!俺が投げてやる」
「兄ちゃんには負けん!」
まだ幼さが残る子供と新十郎とと同じ年齢とは思えない体格をした双子・・・名は山野六郎と青海と伊三・・・
「海野六郎!」
「何を申されます彼は山野家の六男風魔上忍の子供です」
そうか、すでに苗字も持つ者もいるわけだが若干違う
そして大きな子供二人が炮烙を投げる・・・ものすごい遠くまで飛んだ・・・えっと9歳だよね・・・・・・
しかもその炮烙は大爆発を起こす
その爆発力は北条軍が使う炮烙を超えていた
「おおおいいぞ!六郎の炮烙はやはりいいな」
「おいそういって話をそらすな青海より俺のほうが飛んだぞ」
そしてそれを飛ばすこの兄弟も凄い・・・・
少し前にそのモデルとされている二人が魔人となり討伐したのだが・・・・・
「父上・・・あ・・氏政様!見てくだされ!」
「鋼糸!螺旋!」
新十郎から放たれた針金が生き物用に動きだし太い丸太を切り刻む・・・・・すごい・・・
「ふん!新十郎まけるか!」
ものすごい速さで飛び出した少年がその短刀で丸太を切り刻む・・・・・早さだけならこの子にかなう北条兵はいない・・・・
新しい力・・・正に氏政のすぐそばで躍動していたのである
氏政は厳しい顔になる
「みんなを集めてくれるか先代」
「ふむ・・・」
こうして新十郎率いる風魔衆の子供たちが集められた。
そして可能な限り氏政が直接指導をするとともに各地の忍びで使われている法術を集める、そして法術の研究を紺碧衆に命じた
そして20歳以下で作られた新十郎率いる風魔の新風は風魔衆第2小隊となり初めての戦場を駿河奪還作戦に出陣する運びとなった、武田の嫡男である義信が現実社会で謀反を起こすことを思い出した氏政が今回の武田の動きでもし義信が謀反を起こせば晴信が危ないと感じとった氏政によって、風魔衆には武田晴信の守護を言い渡されたのである
だが父は北条氏政でありその夜の練習台として使用される。特段戦国時代では珍しくないが、くノ一でもある蛍もまた木偶によりその練習をしていた、生まれしころより時期北条の頭目の守役とされていた蛍である為、性技は伝えによるもので氏政が最初の生身の男でもあった、当然子を産んではいけない貯め避妊を行っていたはずであった。
だが氏政が持つスキルで懐妊してしまったのである。
順序がもう少し後なら蛍も側室に加わったのであろうが、氏直の前に長子がいるのでは争いの種に成るため新十郎は風魔家の養子となった、蛍も4代目の子でもあり風魔家としても時期棟梁を風魔家から出すという事に異存はないそのため新十郎は叔父にあたる5代目小太郎の養子となったのである。
だが氏政も自分の子である、氏直を自身の幼名である新九郎を名乗らせ、蛍の子には新十郎を与えた。
また風魔の里にもよく来歴して新十郎をともに育てる。
5代目風魔小太郎は北条特選隊の一員となり各地で風魔衆を率い大活躍をする。
一方で風魔新十郎は4代目小太郎の元で忍として鍛錬を続けていた。
風魔衆には各地より修行に来る忍びがおり甲斐から加藤段蔵、二曲輪猪助など歴史上の有名な忍びの他江頭重十郎がいた。その中で加藤段蔵はすでに甲斐に戻り二曲輪猪助は北条綱房と共に北関東の守備に就いた。
「この杉の幼木を毎日飛び越えるのだ」
芽吹いたばかりの杉はいまだ10cmもないそんな幼木が広間に植わっていた
新十郎と共に同世代の子供30人
「そんなの簡単だい!」
「いや・・・杉は高くなる・・・難しいのではないのか?」
活発な佐助は簡単だといい計算高い才蔵は難しいという。
「おははは!お前たちじゃそうだな、3年続けば俺が術を教えてやる」
「重十蔵兄さん・・・言いましたね!絶対ですよ」
「はははは・・・まあ例えできても俺の術がすぐに使えるもんでもねえしな」
杉は1年目で1メートルを軽く超え2mに到達しようとしていた
「くそ・・・・俺はもうだめだ・・・」
六郎が断念した・・・彼は物作りが得意な子供で運動は苦手であった。
続いて青海と伊三兄弟が断念する
「俺らは力が強いからなあ」
「いや待つでござる・・・なにも失敗したから参加できないわけではないのではないか?お主らにはお主らの仕事がござろう」
十蔵は冷静に失敗した兄弟を叱る
「でも新十郎はすごいな・・・佐助も・・」
「そんなことないよ・・・でも重十郎兄さんの鋼糸・・・あれは覚えたいね・・・法力学をこれから学ぶし」
新十郎はそんな仲間たちに答える。
彼らは新十郎が将来率いる軍の一員となる、義父である小太郎や父である氏政が支配下の町から有能な子供を集めた集団でもある。
2mに達した杉を飛び越えたのは5人
風魔新十郎 そして佐助、才蔵、十蔵、鎌之助である
動き共に新十郎と兼職のない佐助
冷静でありながら法力の素質が高く、なおかつ身体能力も上の二人に次ぐ才蔵
計算が早く、杉の成長速度をもすぐに計算しだしたのが十蔵
そして表だって静かで目立たないがそつなく課題をこなす鎌之助
ほかに8歳にして大岩を持ち上げ、忌子でありながら二人して怪力の双子
青海と入三
六郎は二人いて 山野六郎は工作が得意ですでに火薬の扱いにもたけている
もう一人の六郎は込山六郎、武家の子であるが父の戦士により風魔に預けられた、剣術に優れている、
山野六郎は六郎と呼ばれているが込山六郎は後から参加し、剣術がうまいので剣六と呼ばれていた。
そして剣六に匹敵する剣術を持ち、ひそかに氏政の子である新十郎の護衛としてこの中にいるのが小助
最後に負けん気が強く成長はこの中では遅いが何事も努力してなんだかんだ課題をクリアする甚八
彼らがこのような名前なのは偶然である、偶然である・・・
だが信濃の山奥の豪族であるあの一族とは関係がない・・・関係がない・・・そういうものが大好物な氏政が作り出した集団・・・・・否定はしない。
実際青海と伊三はすでにこの世界では魔人となり死んでいる。しかしそれとは関係なく氏政が作らせた集団、というのも新十郎を育てるにあたって、ともに成長する集団・・そうだな佐助とか才蔵とか・・・いいなあ・・・こういう名前の子で孤児とかいたら集めてみない?
なんてことを気軽に提案して実際にそれを作り上げてしまったのは風魔衆である。
孤児ではないが風魔衆は関東中にすでに有名な特選隊三番隊であり、風魔衆に入れるとあれば喜んで子供を出す親もいた。
風魔新十郎を筆頭に
佐助 才蔵 十蔵 鎌之介 青海 伊三 六郎 剣六 小助 甚八
ほか10数名で作られた集団である
特に名前を挙げた10名の能力は突出しているといえた、なぜ?
この世界には魔力という概念はない、だが似たようなものはあるのである、それは氏政でさえも使えない、なぜなら氏政にその概念がないのである。 法力、自然の中から力を借りて操る力で光・闇・火・水・空気から力を利用する。
正に魔法と変わらないが違うのである、だが根本的には同じである。だがそれは忍びの世界にある概念であり、忍びとして育った者にしか使えない。
同じように氏政や悪魔が使うスキルはこの世界で育った普通の人間には使えない、だがそれを幼少期より叩き込まれれば違う、氏政のもとで育った氏直もいくつかスキルを使う、それは近い人間である氏政や梅がスキルを使う為、氏直も使えるのである。
魔力に必要な魔素であるが、宇宙には当たり前のように存在している、宇宙を形成しているものでありすべての物質の素でもある、それは地球も同じであり魔界も同じである、だが魔素から作られる力では多岐にわたる、その中で法力は一つの力なのである、地球の一組織のみ使える力、別にこれは珍しいものではない、現代地球においても科学で証明できない物は多岐にわたる、超能力、霊能力さまざまである、しかしそれをつかさどり力は同じものであり、概念があるか無いかで存在するかしないかが決まる、またそれを封印することなどは想像せしめる神にとっては難しい事ではない、地球では魔力が封印されているということであろう。
そんな魔力に匹敵する概念を持つ集団である忍衆で育ち、なお父氏政からスキルをも受け継いだ人間、それが風魔新十郎である、
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北信濃の真田の庄
「おお源二郎は立派になりそうなヘノコじゃな」
「父上・・・下品であろう・・・源二郎は将来この北信濃だけでなく日本を救う存在となってもらうのです」
真田昌幸の元に二男が生まれた、長男は原三郎で二男が源二郎である、祖父である真田幸隆が源二郎の股の間に生える物を見てうれしそうに昌幸に言うが昌幸はそれを諌めたところである。
「父上!へのことはなんですの?」
「村松はまだ知らなくていい」
「でも弟のことはなんでもしっておきたいのでしゅ」
姉である村松は父にくいさがるが・・昌幸もこまる
「はははは!村松もいずれはそれでややごができるんじゃ」
「なんでしゅか?おじい様!村松が母様になれるのでしゅか?」
「はああ・・・・なにか・・・大事なものを誰かにとられてしまった気もするが・・・真田は今は平和だ・・・上杉とも北条を通じて戦も起きず北関東とも北条家と争うことはない・・・戦がなき事はいいことだが、上田の衆は戦あっての上田衆だからなあ・・・父上もぼけてしまうぞ」
「何を言うか!親方様がいずれ松平と戦を起こそう、それに南信濃では何度か織田とも衝突している、のんきに毎年子供を作り追ってお前こそ平和ボケしているのでないか?」
昌幸が感じた大事なもの・・・真田源二郎こと真田信繁は将来雪村と名乗り大坂の陣を戦うことはない、そのため創作とはいえ真田十勇士が現れる事もない。それが真田雪村が生まれたころ正に信濃上田ではなく相模風祭に風魔十勇士という物が産声を上げたのでった。
ちなみに村松殿、真田信之、信繁と妻と仲良く子作りを毎年のようにしていたのも事実である
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こうして育っていった新十郎、氏政もまた自分の子でありながら自分の子として育てられないのだが、風魔の里のある風祭は遠くはないので足しげく通っていた
しかし氏政は目を疑う光景をみる
「火遁平面火」
なんと・・・新十郎が魔法を使っている・・・・・
「新十郎・・・なんだそれは?」
「これは法術です、火の法術を伊賀衆の方から教わり練習していました」
「ふむ・・・平面火か・・・・素晴らしい法術・・・しかし伝えられない法力をすぐに取得できるのは新十郎だけだからな・・・・わしも使ってみたい物ですじゃ」
先代の小太郎殿も新十郎を優しい目で見ているが・・・それってすごくね?
「新十郎に負けない!平面火」
もう一人の新十郎と同じくらいの子供が同じ術を使う、彼の名は才蔵
「え・・・才蔵?霧隠才蔵?」
「何を申します氏政殿!彼にはまだ苗字はありませぬ。彼らは氏政が言っていた名前を持つ子供たちですぞ・・・いやはや・・・名前だけでと思っていたが、こうも才能のある子供ばかり集まるとふむ何か名前と深い縁があるんですなあ」
白いひげを触りながら先代が答える
「できた!この炮烙ならきっと悪魔も倒せる」
「どれ!俺が投げてやる」
「兄ちゃんには負けん!」
まだ幼さが残る子供と新十郎とと同じ年齢とは思えない体格をした双子・・・名は山野六郎と青海と伊三・・・
「海野六郎!」
「何を申されます彼は山野家の六男風魔上忍の子供です」
そうか、すでに苗字も持つ者もいるわけだが若干違う
そして大きな子供二人が炮烙を投げる・・・ものすごい遠くまで飛んだ・・・えっと9歳だよね・・・・・・
しかもその炮烙は大爆発を起こす
その爆発力は北条軍が使う炮烙を超えていた
「おおおいいぞ!六郎の炮烙はやはりいいな」
「おいそういって話をそらすな青海より俺のほうが飛んだぞ」
そしてそれを飛ばすこの兄弟も凄い・・・・
少し前にそのモデルとされている二人が魔人となり討伐したのだが・・・・・
「父上・・・あ・・氏政様!見てくだされ!」
「鋼糸!螺旋!」
新十郎から放たれた針金が生き物用に動きだし太い丸太を切り刻む・・・・・すごい・・・
「ふん!新十郎まけるか!」
ものすごい速さで飛び出した少年がその短刀で丸太を切り刻む・・・・・早さだけならこの子にかなう北条兵はいない・・・・
新しい力・・・正に氏政のすぐそばで躍動していたのである
氏政は厳しい顔になる
「みんなを集めてくれるか先代」
「ふむ・・・」
こうして新十郎率いる風魔衆の子供たちが集められた。
そして可能な限り氏政が直接指導をするとともに各地の忍びで使われている法術を集める、そして法術の研究を紺碧衆に命じた
そして20歳以下で作られた新十郎率いる風魔の新風は風魔衆第2小隊となり初めての戦場を駿河奪還作戦に出陣する運びとなった、武田の嫡男である義信が現実社会で謀反を起こすことを思い出した氏政が今回の武田の動きでもし義信が謀反を起こせば晴信が危ないと感じとった氏政によって、風魔衆には武田晴信の守護を言い渡されたのである
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