1001部隊 ~幻の最強部隊、異世界にて~

鮪鱚鰈

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集結する者たち

瀬能の嫁?

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「コボックさん、なんだっけ?瀬能さんの、前の名前カリメラだったっけ??」
若林がお茶をすするコボックに聞く

「カリメイラ王だ、登はすぐに忘れるな」
田辺が答えた

「ふふふ、若林君だったね・・きみは間違いなくゴードンさんの生まれ変わりだ、性格まで似ている」

「ゴードン?」

「うん、少年王カリメイラの使徒『金剛のゴードン』彼はどんな魔法も弾き返して、上級悪魔をもその剛拳で倒していた英雄の1人さ、聖魔大戦の時、魔王キンカクと相打ちになった人物さ」

「ちょっとまった・・・少年王?そこに引っかかるが」

「カリメイラ王は年齢17歳で転生した王、その前の世界はそう君たちの世界のイタリアだと聞くよ」

「あの瀬能さんが少年というのも、想像がつかない・・・」
田辺が難しい顔をする

「そのカリメラ王には奥様はいたのかい?」
面白そうな話に小森も入ってきた

「うん、今も生きているはずなのが、ユキ、日本からの転生者だったね、日本は転生者が多い、これは宗教感が影響していると僕は思うんだ」

「そ~言えば、瀬能さんは前世界では結婚しなかったよな・・」
小森が思い出しながら言う

「ああ、俺も勧めた事があるが・・・誰かが待っているみたいな事をいっていた・・名前を聞いたが覚えていないな・・」
田辺はさらに難しい顔をして思い出そうとする

「で、コボックさんそのカリメイラ王はイタリア人ってことは、やっぱあっちの方もすごかったのかい?」
小森は嫌らしく笑う

「そこまでは僕は覗かないよ、ユキに殺される!」

「勢能さんらしいじゃないか!一人の女性を愛する!小森と一緒にするな!」
田辺が厳しく言う

「いや、カリメイラ王は3人の妻を娶っているよ」

「3人!」

「うん3人とも前回転生した時からカリメイラ王と共に行動している、ユキとナデシコとクリスの3人だね」

「まあ!勢能さんほどの人だ!女がほっておかなかったのだろう・・」
田辺は難しい顔をした

「子供はいたんすか?」
若林は更に聞き込む

「子供には恵まれなかったね・・彼の遺伝子を持つ者は凄かったろうけどね」

「そうか・・・どういう戦いだったんだ?」

「カリメイラ王が転生した時すでの聖魔大戦は始まっていた、各地の有力転生者が数々死に魔が優位に立っていた、ヤマトの国が魔に襲われ逃げていた姫が魔に囲まれた、それを助けたのが」

「カリメイラ王!ってやつか!流石な出番だ!」

「いやユキとクリスさ、二人はコンビを組んで悪魔を倒していたからね」

「まだ登場はしないのか?」

「ユキとクリスに助けれられたナデシコは治癒魔法のエキスパートだったからその仲間に加わったんだ、そりゃ聖の希望の三女神と言われたほどさ、だけどユキが私より弱い男に用わないといっていて、いつも彼女たち三人で悪魔と戦っていた」

「いつ出てくるんだよ!カリメラ王は!」
若林がしびれを切らす

「カリメイラ王だよ!・・・3人がある村に現れたゴブリンを退治しているときにカリメイラ王は転生してきた」

「お!で3人を助けたと!」
若林が乗り出す

「いや!3人に助けられたんだ!」

「なにせ転生者とはいえカリメイラ王は17歳の少年だった、前世界では平和に過ごしていたんだろう、戦いという物を知らなかった」

「うーんそれと勢能さんがなんで同一人物なんだ?戦いの鬼だぞあの人は」
田辺が怖い顔で聞く

「そうだよね、だが少年カリメイラには様々な特殊能力が在った、ほっとけない3人はカリメイラに戦闘指南を行ったが、すぐに3人を超えていつの間にかに4人のリーダーになっていた」

「さすがだ!」
田辺は誇らしげに腕を組む

「美女に囲まれる勢能さんか、想像できねえな」

「カリメイラ王が転生して2年でカリメイラ王を慕う集団で国が出来上がり、5年で各地から英雄が集まった」

「それが俺たちってか?」

「そうだね、カリメイラ王の能力の一つ、転生操作、まさかこんな能力を持つ転生者いるとはね、彼が現れることは彼の部下だった者は彼の転生を待っているからね」

「どんな能力なんだ?」

「うん・・僕もまだわからない、確実なのは死んだときどこの世界に行くか操作ができる、聖魔大戦で聖が劣勢だった時にカリメイラ王は一つの作戦を出した」

コボックは歩き出しながら解説し始める
「転生者がどんなに優れていようとも魔には勝てない、この世界に秩序をもたらす為に圧倒的聖の強さが必要であると」

「そりゃそうだろ・・で、どうやって?」

「たしかにね、まあ聞いてよ」
コボックは椅子に座り直し再び話し始める

「そうさ!カリメイラ王転生から7年目、カリメイラ王は死ぬ前提の作戦を立てた、カリメイラに集いし英雄は、更に過去カリメイラ王に仕えた英雄たちだ、その生き残りが、カリメイラの元に集まったそれが君達10人、魔神デスパイネは強大だった10人の魔王を支配し、混沌の世界の終焉を起こさせる存在でもある」

「でも瀬能・・カリメイラ王はやったんだろ!」

「いや正確にはデスパイネは死んでいない・・封印されている、カリメイラ王の全魔力を使ってね」

「どういうことだ、勢能さんは存在してるじゃねえか」

「カリメイラ王はその能力のいくつかを失うことで転生操作を行った、君達と同じ時代に転生するようにね」

「だが俺達にはその記憶がない」

「それはカリメイラ王の能力さ、前世界から混沌の世界への転生は選ばれた者には記憶も能力も残る、しかし混沌の世界から現実世界へは記憶も能力も0になる、まあ全く影響がないわけではない多少能力の片りんは残るけどね」

「つまり、転生者が向こうの世界で能力を高めていたらこの世界の転生者に選ばれたとすると」

「そう、物凄い力を発揮する、それが今の君たちだ、まあ一人が二人になったりのイレギュラーはあるけども既に君たちはこの世界でTOPレベルの力を持つ人々だよ」

「つまり、魔に対抗するために、転生を繰り返す、そしてその完成形が俺たちという事か?」
冴島が考えながら聞いた

「それは解らない、魔を滅ぼすことは出来ない、だけど聖が強ければ魔を恐れる事はないという事だよ」

「その理屈だと、勢能さんがその気なら、前世界で俺たちは死ななかったんじゃないのか?」
冴島が聞き返す

「ふふふ、それは違う、君たちは転生者に選ばれる必要があった、その為には戦死をしなくてはいけない、君たちがいる限りどんなに君たちが勝とうが、必ず争いが起こる、君達全員が死ぬまでね」

「つまり俺たちにとっては修行の場が前世界という事か」

「そういうことだね」

「それでそのデスパイネという魔神はどうなっているんだ?」

「既に復活しているだろうね・・・カリメイラ王が行える封印、それはデスパイネを転生させることだ、どの時間軸になるかわからないがデスパイネは必ず現実の世界で覇王になる道を進むが、勢能がここに来たという事は転生操作が行われ、何らかの戦死を経験してこの世界に転生している」

「俺らの時代だと・・・ヒトラーとかか?」

「いや僕にもわからないが、現在もヒトラーは歴史に残っているのでヒトラーではないはずだよ」

「じゃあわからないのか・・」

「時間軸がどう動くかわからないからね、転生者が魔に落ちるという事はよくある事なんだ、そのどれがデスパイネの生まれ変わりなのか僕にはわからない、だが必ず魔神となって世界の脅威になるはずだよ」

「あれか!ゲルマンっていうナチスの国が東にあるだろう」

「うーん彼かもしれないが・・・彼はそこまで大物にも見えない・・・まだわからないね、ただ彼は短時間で魔王クラスまで力を上げている、でもデスパイネには見えないんだ・・魔力の質が違う、それに」

「それに?」

「すぐそばに君たちが現れた事だ、彼にとっては不幸さ・・君たちの強さは既にカリメイラ王の軍隊を超えている、デスパイネだったら、いきなり滅亡の危機などという事は起きないだろ?あくまで君たちがあのゲルマンを倒したらの話だけどね、君たちがゲルマンに敗れるなら彼がデスパイネの生まれ変わりだったのだろう」

「言ってることが最初からよくわかんねっす・・・で隊長に奥さんが3人いてみんな美少女だったって事っすね」

「おいおい登、そこかよ」
冴島があきれた






















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