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ゲルマン皇帝ヨハイネバルグ
連合軍の敗退とゲルマン帝国の誕生
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クモンの西の高原地帯、乾いた大地に広がる平原
水の確保が難しく定住がしにくい大地だ
人狼族の戦士たちは、クモン国境に集まりだした、
人狼族、並外れた嗅覚が特徴であり、その嗅覚で魔力量なども測定できる
聖に属する種族で亜人である
人型であるが耳は頭頂部についていて、体毛も多い、男は顔の半分まで毛でおおわれている、女も毛は多いが男ほどではない
人型と犬型への変化が可能で昼は人型、夜は犬型で過ごすことが多い
戦闘力も単体で人間の数倍はあるが魔力量は人間並みである、混沌の世界各地に存在するが、自治国家を確認できるのはこのドリア平原だけである。といってもドリア全体に町は3つしかなく
後は山などで種族ごとに生息している
平原の覇者デデンテ、狼型人狼族の主は先頭に立つ
クモンの国境には無数のゴブリンがひしめき合っていた
デデンテは先頭を走り、その集団に切りかかる、デデンテの爪でゴブリンが複数死に絶える
「なんだこいつら・・てんで弱いぞ!」
トサ型人狼のバミエスがゴブリンを殴りながら叫ぶ
「気を抜くなバミエス、おかしな魔力を感じる」
シエパード型人狼のフロフスキンがバミエスを戒める
そしてバミエスが感じた通りそこに現れたのが、一際大きく、赤い目をしたゴブリンである、ダークゴブリンである
警戒にゴブリンを殺していたシバ型人狼のヘライにそのダークゴブリンが近づく
ヘライの一撃はダークゴブリンにヒットするが全く効き目がない、逆にダークグブリンが振り落としたこん棒がヘライの足を直撃した
「キャイーーン」
ヘライは情けない叫び声をあげる
ヘライにゴブリンが群がる、そしてヘライは息絶える
ズドン!
乾いた音が夜の戦場に響き渡る、ダークボブゴブリンとボブゴブリンの鉄砲隊である
ボブゴブリンの鉄砲隊はゴブリンが巻き添えになろうがお構いなく鉄砲を人狼たちに浴びせる
「いかん!いったん引け!」
デデンテの号令の下 人狼たちは引き揚げ始める
しかし切り込むことで多くの人狼がゴブリンに囲まれていた
引き上げの合図とともに人狼に混乱が蔓延する、撲殺される者、切り刻まれる者、撃ち殺される者
初日で人狼の戦力は1/3を失うこととなる
2日目はゴブリンが侵攻を始める、大地を埋め尽くすゴブリン共に防戦一方となる人狼であった、トサ型のバミエスがが決死の防御線を張り巡らすが、新たに表れた、ゴブリンメイジの大群により、バミエスは燃え死に、トサ族は全滅した
4日目にして人狼の町、ドリアにゴブリン部隊が接近した、町はあっという間にゴブリンに蹂躙され、メスの人狼は連れ去らわれ、オスの人狼は皆殺しにされる
5日目にしてデデンテは残存部隊に解散を宣言し各種族がドリア高原を手放し四散する、中には居残り徹底抗戦した種族もいたが壊滅している
ドリア高原人狼族はわずか5日で壊滅してしまった、特筆すべきはゲルマン側はゴブリンしか投入していないという事だろう
ゴブリン ボブゴブリン ゴブリンメイジ共に魔人化した者を投入し、それぞれを管理させ、昼夜問わず進軍させた、そして数の暴力だけで一つの国を滅ぼしたのである
****************
カールは東に走る
カールが率いたベルドア解放軍が遭遇した敵
ゴブリンの新種だろう
小さなゴブリンは毛が生え一見するとヌイグルミのようである、戦闘力はほぼない、ただ小さいだけだ、だが近づいてきたら危険だ、背中に爆発物を背負い爆発する
あいつらはその存在をギズモと呼んでいた。
100人いたカール属した解放軍はあっという間に10人前後まで減ってしまった
カールが逃げついた先には待ちに待った連合軍の野営地があった
「俺たちは・・元ベルドア兵だ、頼む聞いてくれ」
警備の者につかまったカール達は尋問される
「ベルドアと戦争をしているんだ!簡単に信用などできるか」
「いくらユニオン騎士団でもこんな戦力じゃ奴らを防げない」
カールは訴えた
「我らはユニオン騎士団、ユニオン騎士団5000に向かってこんな戦力とは・・はなはだ可笑しいものだ」
その時魔力探知機を警戒している男が話しかける
「ハートライト団長、魔力感知器がごく小さな魔力が無数・・動物の群れしょうか?」
「なに?」
「小さいな、小ゴブリンよりも小さい、ねずみか何かの群れか?ネズミにしてはデカい・・警戒を強めておけ」
ハートライトはカールに向き合う
「で、何が来るっていうんだ?」
「あいつらはギズモって呼ばれている新種のゴブリンだ・・・戦闘力なぞない、ヌイグルミみたいなやつだ」
「ほぅ・・」
「だが近づいたら最後・・ドカン!と爆発する」
「自爆攻撃か?」
「ああ、俺たちはそれで散々な目にあった・・・」
「ふむ・・・それは厄介っだな・・」
ドガーーーン
「なんだ!」
突然の爆発音に野営地で緊張に走った
森の方の前衛から次々と爆発が起きる
「来やがった、俺たちは逃げる・・・すまねえユニオンの方たち」
カールはそそくさと逃げる体制になる
「お!おい待てまだ・・」
ドカン!ドカン!ドカン!
「な!」
ハートライトは度重なる爆音に思考回路が付いていけない
ユニオン騎士団5000が構える野営地は至る所から爆発が起き、大混乱に陥る、
爆弾一つ当たりの殺傷能力はさほど高くない、フル装備の騎士なら至近距離で爆発しても致死には至らないくらいだ
だが前方から後方から右から、左から爆発が起き、飛散物で目をケガするもの、腕を吹き飛ばされたもの多数いた
ギズモたちは野営地の奥深くまで侵入し爆発を起こす、指揮系統は乱れに乱れた
「く!なんなんだ!」
爆発がやんだテントにハートライトは頭を抱えていた、頭からは血が出ている、飛散物が直撃したようだ
外に出て状況を把握する、馬は死ぬか逃げるか、うめき声とどなり声がこだまする
その時森の方から悲鳴が聞こえる
ゴブリンだ・・・指揮系統が破壊されたユニオン騎士団はゴブリンに蹂躙されていった
******
オリブロ魔法士団
前方で陣を構えるユニオン騎士団の野営地から爆発音が聞こえる
「いったい何があったのじゃ?」
オリブロ魔法国屈指の機器である魔力探知機には前方のユニオン騎士団周辺に無数の小さな魔力、ゴブリンと思われる魔力だ。
「ゴブリンと爆発は何か関係あるのか?」
オリブロ魔法士団を束ねるオグナイルは考え込む
魔力探知機を探っても騎士団を倒すほどの魔力量は感じられない、しかし騎士団の魔力は次々と途絶えていく。
連合の中でも上位の戦力を持つ軍だけに事は重大である
その時野営地に生暖かい風が吹く
「フフフフフ・・・・私も暴れたいの・・・・フフフフ」
「なんだ!この魔力は!なぜ感知器に現れん?」
感知器には現れないが確実に感じる魔力、可能性を考えるオグナイル
異質の魔力・・いや、悪魔の魔力でさえ記憶している装置だ…転生者が扱う気力と呼ばれる物も感知する、それはありえん
レーダーに映らないほどに高速で移動する魔力、まさか、馬が走っても魔力感知する精度
オグナイルはだんだん思考回路が切れていく、なんだ・・空気がおかしい・・・・・眠い
「フフフフ・・・もう終わり?ねえ新しい魔法どうだった?、ヨハイネ様が考えた魔法よ、ねえ?」
風と共に颯爽とカメラが姿を見せた
「あら?みんな死んじゃったの?・・・強力だけど味気ない魔法ね・・・フフフフ」
カメラが行った魔法空気分離は空気中の酸素を分離し窒素を相手に纏わせる魔法
ヨハイネがカメラより風魔法を学んでいたときに考え出した魔法である
カメラの目の前で実験台の奴隷100人が有無を言わさず死んでいった、そして分離した酸素を使えば火の魔法は物凄い威力に代わる
消費魔力は高いが一度に多くのものを殺せる魔法である
そしてかけられた方は、魔法にかけられたことすら分からずに死んでいく魔法でもある
度重なる直属魔人たちの活躍にウズウズしていたカメラだが戦火は抜群である、カメラの魔法により、オリブロ魔法士団1500人は何の抵抗もなく死んだ
「さて、狂信者さん、お仕事ですよ」
カメラの合図で教信者は野営地に集まりだした、オリブロ魔法士団の装備、魔力探知機、魔道具などすべてを収集する西の大国の最新鋭の軍事兵器を手に入れたのである
そしてゲルマン側の損失は0であった
****************
「殺せ殺せ!親衛隊ども!己らの銃が火を噴け!」
ガサック弓兵師団にものすごい速さで現れた魔人軍団、魔人親衛隊、自動小銃のMP40を装備している、魔人職人の改造により、ヨハイネの魔力ではなく魔人の魔力で弾は発射される
威力、射程はヨハイネ召喚のMP40の半分もないが、対弓と比較せれば相手にするのもバカバカしい威力である
ガサック兵は連合の中でも弱い国で、魔法力も低い、その代わり弓兵を多くそろえて後方支援を担っていた
そこに現れたバルガと親衛隊に太刀打ちできるものではなかった
MP40は魔力の消費も激しいが、殺せば魔力は回復する、その循環で無限に撃ち続けられるのである。
5000いた弓兵は崩壊し、500ほどが退却できたが残りは全滅した
******************
近い国の為、最大兵数を提供しているモリアーティ国軍
先陣を亜人部隊が務めていて、後方に構えていた
将軍のガナスは胸騒ぎがしていた・・・周りの様子がおかしい・・・
「ユニオン騎士団に連絡を急がせろ、何かがおかしい」
ガナスは指示を出す
ガナスの感が当たる、森から無数の火の球が部隊にめがけて飛んでくる
「隊員第3陣形に入れ!魔法攻撃を跳ね返せ!」
ガナスは指示を出す、大楯を外側に配置し、魔法攻撃を跳ね返す
「弓隊!森に向かって斉射!魔法士は前衛に結界を貼れ!救護班はけが人を収容!」
その時、誰もいなかった前方に一人の少女が現れた
「フフフ、あそぼ!」
少女は詠唱を唱える
ドーム状に兵士の陣営に結界が貼られた
結界に閉じ込められた兵は出ることができない
「そ~れ!」
少女の掛け声とともに結界内が炎に包まれる
中の兵は悲鳴を上げることも出来ずに死に絶え燃え尽き灰となる
僅か10分足らずで300人ほどの兵が灰に代わった
「ひるむな!前方の女にに斉射、戦士隊は突撃だ!」
「うーん?ソレ!ソレ!」
突撃した兵士は体の内部から燃え出す
少女に放たれた矢は少女に近づくと燃え崩れた
「ソーレ!ソーレ!」
少女は死のドームをいくつも作り出す
その中に将軍ガナスも閉じ込められたちまちに灰と化していく
中にいた者は灰となり、ドームを免れた者は恐怖のあまり逃げ出した。
「そうよ!それ!その絶望感が欲しかったの!皆も味付けして!」
森の中から火の玉が次々と兵たちを襲う
「うわあああ、助けてくれ!」
さんざん燃やし尽くし絶望の悲鳴を味わったリンは後ろを向いた
「飽きた!残りみんな殺していいよ!」
「はい、リン様このリンの炎魔法士隊最初の仕事です、楽しませていただきます」
リンが結成した魔法士隊、ファイアレクイエムはリンが洗礼を行った15~20歳までの少女で作られた魔法士団である
魔法を覚えたての状態で魔人化しているため、大した魔法は使えない集団だが、リンが強力なため問題はない
また、練習で殺しを行っているため魔力は高く、単なる火の玉でも人間一人を葬る攻撃は皆出せる。
とはいえ、若くてかわいい娘ばかりが集まった魔人組織でリンの趣味で作られた存在だろう
「アハハハハ」
「フフフフフ」
少女たちは楽しそうに兵士たちを焼き殺していった。
*************************
「なんだ!味方の魔力が急激に減っているぞ!」
堂鬼は渦巻く近辺の変化に反応していた。
突如後方から魔力の渦を感じる、モリアーティ国軍がいる方面である
「後詰に何かあると、挟み撃ちになる、だれか確認に行けるか?」
「俺が行く!」
エルフのエンリッチが声を上げる
「エンリッチか、お前なら大丈夫だろう、頼む」
エンリッチは風に身を包み後方に消えていく
「前方に大型魔力!」
「来たか!」
堂鬼が乗り出す
「なんだ!ありゃ?鉄の箱?」
無数に並んだ鉄の箱は全てこちらを向いていた
ズドン!ズドン!ズドン
無数に並んだ鉄の箱は光ったと思ったら轟音がくる、そして1秒後に砲弾が飛んできた
ドカン!バグーン、ボガーン!
ドワグシャーン
亜人部隊に砲弾が降り注ぐ、砲弾が直撃した赤鬼は血飛沫となって砕ける
「な!?なんじゃこら!あいつらか!」
次々と死んでいく仲間を背に堂鬼は鉄の箱に突進をする、堂鬼はその鋼の肉体で砲弾を弾き返す、だが無傷ではない、鋼の肉体と闘気による防御で防いでいる状態
至近弾ならまだしも直撃弾に関していうと、堂鬼程の男でも意識が飛びそうになる
それでも転生して3000年以上生きている堂鬼は強い、戦車郡まで2km以上あったがその間合いを詰め切った!そして堂鬼に続いた赤鬼も100体以上いた
堂鬼の一撃はタイガー戦車の砲塔を吹き飛ばした
中から魔人が出てきたが堂鬼の敵ではなかった
その一撃により魔人は押しつぶされた
赤鬼たちの活躍により、タイガー戦車15台が壊滅した
「なんなんだ、これは?」
堂鬼は陣営を振り返る
タイガー戦車を葬った赤鬼たちだが片腕が吹き飛ばされた者などもいて満身創痍である。
「ほぅ、タイガー部隊を葬り去りましたか・・・素晴らしい、亜人でなければ仲間にしている所でしたよ」
1人の男が歩いてくる
「なんだお前は?」
堂鬼が金棒を構えた
「私はヨハイネバルグ!新しくゲルマン初代皇帝を宣言させていただきました、ふふふふ」
「ほぅ!大将さんが一人でか?俺の名は堂鬼、かつては近江童子などと呼ばれていた時もある」
「私が見た中であなた方が一番の実力者、まあ実力を測る意味でタイガー部隊をぶつけてみましたが、やはり高能力者相手には通用しない物もありますな、実際私にも通用しませんでしたし」
「人を実験台のようにつかったってか?」
「ははは、それと私もいろいろ修行をしていましてね、試してみたいのですよ力をフフフ」
「おもしれえ、敵の大将自らお出ましとはすげえ自身じゃねえか!」
堂鬼はヨハイネに突進を仕掛ける、動ける赤鬼たちもヨハイネを一斉に襲う
堂鬼の一撃がヨハイネをとらえたが黒い霧となって消えた
「ほほほほ、これが霧属性・・・水属性とはまた違う性質・・・魔法とは面白いですなあ」
二つの霧が分裂し4つになり4つは8個の霧となり赤鬼を襲う
襲われた赤鬼は痙攣をおこしてその場で絶命した
「ほほほ、霧を吸い込むと吸収率が高い、絶命するまでの時間は呪縛魔法より早いですなあ」
堂鬼は気が付いた後方にいた部隊の魔力が無くなっている
「貴様何をした?」
「空気分離と言いましてね、私が考えました、風魔法に空気を圧縮する魔法があるでしょうならば空気を分離する魔法もあってよかろうと思ってね、そして集めた酸素をこちらに持ってきました」
ヨハイネは火球を造りだし酸素玉と共に赤鬼たちに投げ込んだ
炎は青白く変わり、至近にいた赤鬼はみな灰となり、少し離れた赤鬼も体中が燃えて絶命した
「ほぅ!ただの火球がこれほどの威力になるとは、それに向こうにいた亜人たちもみなサイレントキルができるとは、味付けは無いですが戦略的に使えますね」
既に残った赤鬼は堂鬼含め5人
「貴様!・・・その力・・・・悪魔か!」
「はははは!確かに私は魔の力を利用しています、だがいずれ魔をも飲み込む皇帝となりましょう」
「ふ!ふざけるな!」
「そうしますか、ではごきげんよう、我々はしばらく、下地を作ります、せいぜい兵隊でも鍛えておいてください、ってあなたは殺しますけどね、フハハハ」
堂鬼の周りの土が無数の剣山のように堂鬼を襲う
堂鬼の鋼の肉体を突き破り、堂鬼の意識が薄れていく、
「くそ・・ここまでか・・・・豪鬼、後を頼むぞ・・・」
「亜人部隊美味しゅうございました、フフフ、はて誰かに見られている気もしますが、植物が私をみる・・・そんなことがあるのでしょうかね・・・・まあいいでしょう、森ごと燃やしましょう」
ヨハイネは一際大きな火球で森を焼き尽くす
「しかし敵意ある視線、植物の分際で忌々しい、おや消えましたか・・・忌々しい、私が把握できない存在ということですか」
シハ解放に動いた連合軍の壊滅と共に
ベルドア王国はシハ・クモン・ヴァルハラ・ゴブナリウム、ドリア高原を併合し、ゲルマン信仰にによる単一教国家
そして初代皇帝にして、ゲルマンの絶対神「ヨハイネバルグ」によるゲルマン帝国県立が宣言、人間国家であれば恭順を許す、ただし白人以外は第2序列とする、亜人は人型であれば第2序列として参列を許可する、人型ではない亜人は第3序列とする
当然近隣国は恭順する事もなかったがここにゲルマンが誕生したのである
水の確保が難しく定住がしにくい大地だ
人狼族の戦士たちは、クモン国境に集まりだした、
人狼族、並外れた嗅覚が特徴であり、その嗅覚で魔力量なども測定できる
聖に属する種族で亜人である
人型であるが耳は頭頂部についていて、体毛も多い、男は顔の半分まで毛でおおわれている、女も毛は多いが男ほどではない
人型と犬型への変化が可能で昼は人型、夜は犬型で過ごすことが多い
戦闘力も単体で人間の数倍はあるが魔力量は人間並みである、混沌の世界各地に存在するが、自治国家を確認できるのはこのドリア平原だけである。といってもドリア全体に町は3つしかなく
後は山などで種族ごとに生息している
平原の覇者デデンテ、狼型人狼族の主は先頭に立つ
クモンの国境には無数のゴブリンがひしめき合っていた
デデンテは先頭を走り、その集団に切りかかる、デデンテの爪でゴブリンが複数死に絶える
「なんだこいつら・・てんで弱いぞ!」
トサ型人狼のバミエスがゴブリンを殴りながら叫ぶ
「気を抜くなバミエス、おかしな魔力を感じる」
シエパード型人狼のフロフスキンがバミエスを戒める
そしてバミエスが感じた通りそこに現れたのが、一際大きく、赤い目をしたゴブリンである、ダークゴブリンである
警戒にゴブリンを殺していたシバ型人狼のヘライにそのダークゴブリンが近づく
ヘライの一撃はダークゴブリンにヒットするが全く効き目がない、逆にダークグブリンが振り落としたこん棒がヘライの足を直撃した
「キャイーーン」
ヘライは情けない叫び声をあげる
ヘライにゴブリンが群がる、そしてヘライは息絶える
ズドン!
乾いた音が夜の戦場に響き渡る、ダークボブゴブリンとボブゴブリンの鉄砲隊である
ボブゴブリンの鉄砲隊はゴブリンが巻き添えになろうがお構いなく鉄砲を人狼たちに浴びせる
「いかん!いったん引け!」
デデンテの号令の下 人狼たちは引き揚げ始める
しかし切り込むことで多くの人狼がゴブリンに囲まれていた
引き上げの合図とともに人狼に混乱が蔓延する、撲殺される者、切り刻まれる者、撃ち殺される者
初日で人狼の戦力は1/3を失うこととなる
2日目はゴブリンが侵攻を始める、大地を埋め尽くすゴブリン共に防戦一方となる人狼であった、トサ型のバミエスがが決死の防御線を張り巡らすが、新たに表れた、ゴブリンメイジの大群により、バミエスは燃え死に、トサ族は全滅した
4日目にして人狼の町、ドリアにゴブリン部隊が接近した、町はあっという間にゴブリンに蹂躙され、メスの人狼は連れ去らわれ、オスの人狼は皆殺しにされる
5日目にしてデデンテは残存部隊に解散を宣言し各種族がドリア高原を手放し四散する、中には居残り徹底抗戦した種族もいたが壊滅している
ドリア高原人狼族はわずか5日で壊滅してしまった、特筆すべきはゲルマン側はゴブリンしか投入していないという事だろう
ゴブリン ボブゴブリン ゴブリンメイジ共に魔人化した者を投入し、それぞれを管理させ、昼夜問わず進軍させた、そして数の暴力だけで一つの国を滅ぼしたのである
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カールは東に走る
カールが率いたベルドア解放軍が遭遇した敵
ゴブリンの新種だろう
小さなゴブリンは毛が生え一見するとヌイグルミのようである、戦闘力はほぼない、ただ小さいだけだ、だが近づいてきたら危険だ、背中に爆発物を背負い爆発する
あいつらはその存在をギズモと呼んでいた。
100人いたカール属した解放軍はあっという間に10人前後まで減ってしまった
カールが逃げついた先には待ちに待った連合軍の野営地があった
「俺たちは・・元ベルドア兵だ、頼む聞いてくれ」
警備の者につかまったカール達は尋問される
「ベルドアと戦争をしているんだ!簡単に信用などできるか」
「いくらユニオン騎士団でもこんな戦力じゃ奴らを防げない」
カールは訴えた
「我らはユニオン騎士団、ユニオン騎士団5000に向かってこんな戦力とは・・はなはだ可笑しいものだ」
その時魔力探知機を警戒している男が話しかける
「ハートライト団長、魔力感知器がごく小さな魔力が無数・・動物の群れしょうか?」
「なに?」
「小さいな、小ゴブリンよりも小さい、ねずみか何かの群れか?ネズミにしてはデカい・・警戒を強めておけ」
ハートライトはカールに向き合う
「で、何が来るっていうんだ?」
「あいつらはギズモって呼ばれている新種のゴブリンだ・・・戦闘力なぞない、ヌイグルミみたいなやつだ」
「ほぅ・・」
「だが近づいたら最後・・ドカン!と爆発する」
「自爆攻撃か?」
「ああ、俺たちはそれで散々な目にあった・・・」
「ふむ・・・それは厄介っだな・・」
ドガーーーン
「なんだ!」
突然の爆発音に野営地で緊張に走った
森の方の前衛から次々と爆発が起きる
「来やがった、俺たちは逃げる・・・すまねえユニオンの方たち」
カールはそそくさと逃げる体制になる
「お!おい待てまだ・・」
ドカン!ドカン!ドカン!
「な!」
ハートライトは度重なる爆音に思考回路が付いていけない
ユニオン騎士団5000が構える野営地は至る所から爆発が起き、大混乱に陥る、
爆弾一つ当たりの殺傷能力はさほど高くない、フル装備の騎士なら至近距離で爆発しても致死には至らないくらいだ
だが前方から後方から右から、左から爆発が起き、飛散物で目をケガするもの、腕を吹き飛ばされたもの多数いた
ギズモたちは野営地の奥深くまで侵入し爆発を起こす、指揮系統は乱れに乱れた
「く!なんなんだ!」
爆発がやんだテントにハートライトは頭を抱えていた、頭からは血が出ている、飛散物が直撃したようだ
外に出て状況を把握する、馬は死ぬか逃げるか、うめき声とどなり声がこだまする
その時森の方から悲鳴が聞こえる
ゴブリンだ・・・指揮系統が破壊されたユニオン騎士団はゴブリンに蹂躙されていった
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オリブロ魔法士団
前方で陣を構えるユニオン騎士団の野営地から爆発音が聞こえる
「いったい何があったのじゃ?」
オリブロ魔法国屈指の機器である魔力探知機には前方のユニオン騎士団周辺に無数の小さな魔力、ゴブリンと思われる魔力だ。
「ゴブリンと爆発は何か関係あるのか?」
オリブロ魔法士団を束ねるオグナイルは考え込む
魔力探知機を探っても騎士団を倒すほどの魔力量は感じられない、しかし騎士団の魔力は次々と途絶えていく。
連合の中でも上位の戦力を持つ軍だけに事は重大である
その時野営地に生暖かい風が吹く
「フフフフフ・・・・私も暴れたいの・・・・フフフフ」
「なんだ!この魔力は!なぜ感知器に現れん?」
感知器には現れないが確実に感じる魔力、可能性を考えるオグナイル
異質の魔力・・いや、悪魔の魔力でさえ記憶している装置だ…転生者が扱う気力と呼ばれる物も感知する、それはありえん
レーダーに映らないほどに高速で移動する魔力、まさか、馬が走っても魔力感知する精度
オグナイルはだんだん思考回路が切れていく、なんだ・・空気がおかしい・・・・・眠い
「フフフフ・・・もう終わり?ねえ新しい魔法どうだった?、ヨハイネ様が考えた魔法よ、ねえ?」
風と共に颯爽とカメラが姿を見せた
「あら?みんな死んじゃったの?・・・強力だけど味気ない魔法ね・・・フフフフ」
カメラが行った魔法空気分離は空気中の酸素を分離し窒素を相手に纏わせる魔法
ヨハイネがカメラより風魔法を学んでいたときに考え出した魔法である
カメラの目の前で実験台の奴隷100人が有無を言わさず死んでいった、そして分離した酸素を使えば火の魔法は物凄い威力に代わる
消費魔力は高いが一度に多くのものを殺せる魔法である
そしてかけられた方は、魔法にかけられたことすら分からずに死んでいく魔法でもある
度重なる直属魔人たちの活躍にウズウズしていたカメラだが戦火は抜群である、カメラの魔法により、オリブロ魔法士団1500人は何の抵抗もなく死んだ
「さて、狂信者さん、お仕事ですよ」
カメラの合図で教信者は野営地に集まりだした、オリブロ魔法士団の装備、魔力探知機、魔道具などすべてを収集する西の大国の最新鋭の軍事兵器を手に入れたのである
そしてゲルマン側の損失は0であった
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「殺せ殺せ!親衛隊ども!己らの銃が火を噴け!」
ガサック弓兵師団にものすごい速さで現れた魔人軍団、魔人親衛隊、自動小銃のMP40を装備している、魔人職人の改造により、ヨハイネの魔力ではなく魔人の魔力で弾は発射される
威力、射程はヨハイネ召喚のMP40の半分もないが、対弓と比較せれば相手にするのもバカバカしい威力である
ガサック兵は連合の中でも弱い国で、魔法力も低い、その代わり弓兵を多くそろえて後方支援を担っていた
そこに現れたバルガと親衛隊に太刀打ちできるものではなかった
MP40は魔力の消費も激しいが、殺せば魔力は回復する、その循環で無限に撃ち続けられるのである。
5000いた弓兵は崩壊し、500ほどが退却できたが残りは全滅した
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近い国の為、最大兵数を提供しているモリアーティ国軍
先陣を亜人部隊が務めていて、後方に構えていた
将軍のガナスは胸騒ぎがしていた・・・周りの様子がおかしい・・・
「ユニオン騎士団に連絡を急がせろ、何かがおかしい」
ガナスは指示を出す
ガナスの感が当たる、森から無数の火の球が部隊にめがけて飛んでくる
「隊員第3陣形に入れ!魔法攻撃を跳ね返せ!」
ガナスは指示を出す、大楯を外側に配置し、魔法攻撃を跳ね返す
「弓隊!森に向かって斉射!魔法士は前衛に結界を貼れ!救護班はけが人を収容!」
その時、誰もいなかった前方に一人の少女が現れた
「フフフ、あそぼ!」
少女は詠唱を唱える
ドーム状に兵士の陣営に結界が貼られた
結界に閉じ込められた兵は出ることができない
「そ~れ!」
少女の掛け声とともに結界内が炎に包まれる
中の兵は悲鳴を上げることも出来ずに死に絶え燃え尽き灰となる
僅か10分足らずで300人ほどの兵が灰に代わった
「ひるむな!前方の女にに斉射、戦士隊は突撃だ!」
「うーん?ソレ!ソレ!」
突撃した兵士は体の内部から燃え出す
少女に放たれた矢は少女に近づくと燃え崩れた
「ソーレ!ソーレ!」
少女は死のドームをいくつも作り出す
その中に将軍ガナスも閉じ込められたちまちに灰と化していく
中にいた者は灰となり、ドームを免れた者は恐怖のあまり逃げ出した。
「そうよ!それ!その絶望感が欲しかったの!皆も味付けして!」
森の中から火の玉が次々と兵たちを襲う
「うわあああ、助けてくれ!」
さんざん燃やし尽くし絶望の悲鳴を味わったリンは後ろを向いた
「飽きた!残りみんな殺していいよ!」
「はい、リン様このリンの炎魔法士隊最初の仕事です、楽しませていただきます」
リンが結成した魔法士隊、ファイアレクイエムはリンが洗礼を行った15~20歳までの少女で作られた魔法士団である
魔法を覚えたての状態で魔人化しているため、大した魔法は使えない集団だが、リンが強力なため問題はない
また、練習で殺しを行っているため魔力は高く、単なる火の玉でも人間一人を葬る攻撃は皆出せる。
とはいえ、若くてかわいい娘ばかりが集まった魔人組織でリンの趣味で作られた存在だろう
「アハハハハ」
「フフフフフ」
少女たちは楽しそうに兵士たちを焼き殺していった。
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「なんだ!味方の魔力が急激に減っているぞ!」
堂鬼は渦巻く近辺の変化に反応していた。
突如後方から魔力の渦を感じる、モリアーティ国軍がいる方面である
「後詰に何かあると、挟み撃ちになる、だれか確認に行けるか?」
「俺が行く!」
エルフのエンリッチが声を上げる
「エンリッチか、お前なら大丈夫だろう、頼む」
エンリッチは風に身を包み後方に消えていく
「前方に大型魔力!」
「来たか!」
堂鬼が乗り出す
「なんだ!ありゃ?鉄の箱?」
無数に並んだ鉄の箱は全てこちらを向いていた
ズドン!ズドン!ズドン
無数に並んだ鉄の箱は光ったと思ったら轟音がくる、そして1秒後に砲弾が飛んできた
ドカン!バグーン、ボガーン!
ドワグシャーン
亜人部隊に砲弾が降り注ぐ、砲弾が直撃した赤鬼は血飛沫となって砕ける
「な!?なんじゃこら!あいつらか!」
次々と死んでいく仲間を背に堂鬼は鉄の箱に突進をする、堂鬼はその鋼の肉体で砲弾を弾き返す、だが無傷ではない、鋼の肉体と闘気による防御で防いでいる状態
至近弾ならまだしも直撃弾に関していうと、堂鬼程の男でも意識が飛びそうになる
それでも転生して3000年以上生きている堂鬼は強い、戦車郡まで2km以上あったがその間合いを詰め切った!そして堂鬼に続いた赤鬼も100体以上いた
堂鬼の一撃はタイガー戦車の砲塔を吹き飛ばした
中から魔人が出てきたが堂鬼の敵ではなかった
その一撃により魔人は押しつぶされた
赤鬼たちの活躍により、タイガー戦車15台が壊滅した
「なんなんだ、これは?」
堂鬼は陣営を振り返る
タイガー戦車を葬った赤鬼たちだが片腕が吹き飛ばされた者などもいて満身創痍である。
「ほぅ、タイガー部隊を葬り去りましたか・・・素晴らしい、亜人でなければ仲間にしている所でしたよ」
1人の男が歩いてくる
「なんだお前は?」
堂鬼が金棒を構えた
「私はヨハイネバルグ!新しくゲルマン初代皇帝を宣言させていただきました、ふふふふ」
「ほぅ!大将さんが一人でか?俺の名は堂鬼、かつては近江童子などと呼ばれていた時もある」
「私が見た中であなた方が一番の実力者、まあ実力を測る意味でタイガー部隊をぶつけてみましたが、やはり高能力者相手には通用しない物もありますな、実際私にも通用しませんでしたし」
「人を実験台のようにつかったってか?」
「ははは、それと私もいろいろ修行をしていましてね、試してみたいのですよ力をフフフ」
「おもしれえ、敵の大将自らお出ましとはすげえ自身じゃねえか!」
堂鬼はヨハイネに突進を仕掛ける、動ける赤鬼たちもヨハイネを一斉に襲う
堂鬼の一撃がヨハイネをとらえたが黒い霧となって消えた
「ほほほほ、これが霧属性・・・水属性とはまた違う性質・・・魔法とは面白いですなあ」
二つの霧が分裂し4つになり4つは8個の霧となり赤鬼を襲う
襲われた赤鬼は痙攣をおこしてその場で絶命した
「ほほほ、霧を吸い込むと吸収率が高い、絶命するまでの時間は呪縛魔法より早いですなあ」
堂鬼は気が付いた後方にいた部隊の魔力が無くなっている
「貴様何をした?」
「空気分離と言いましてね、私が考えました、風魔法に空気を圧縮する魔法があるでしょうならば空気を分離する魔法もあってよかろうと思ってね、そして集めた酸素をこちらに持ってきました」
ヨハイネは火球を造りだし酸素玉と共に赤鬼たちに投げ込んだ
炎は青白く変わり、至近にいた赤鬼はみな灰となり、少し離れた赤鬼も体中が燃えて絶命した
「ほぅ!ただの火球がこれほどの威力になるとは、それに向こうにいた亜人たちもみなサイレントキルができるとは、味付けは無いですが戦略的に使えますね」
既に残った赤鬼は堂鬼含め5人
「貴様!・・・その力・・・・悪魔か!」
「はははは!確かに私は魔の力を利用しています、だがいずれ魔をも飲み込む皇帝となりましょう」
「ふ!ふざけるな!」
「そうしますか、ではごきげんよう、我々はしばらく、下地を作ります、せいぜい兵隊でも鍛えておいてください、ってあなたは殺しますけどね、フハハハ」
堂鬼の周りの土が無数の剣山のように堂鬼を襲う
堂鬼の鋼の肉体を突き破り、堂鬼の意識が薄れていく、
「くそ・・ここまでか・・・・豪鬼、後を頼むぞ・・・」
「亜人部隊美味しゅうございました、フフフ、はて誰かに見られている気もしますが、植物が私をみる・・・そんなことがあるのでしょうかね・・・・まあいいでしょう、森ごと燃やしましょう」
ヨハイネは一際大きな火球で森を焼き尽くす
「しかし敵意ある視線、植物の分際で忌々しい、おや消えましたか・・・忌々しい、私が把握できない存在ということですか」
シハ解放に動いた連合軍の壊滅と共に
ベルドア王国はシハ・クモン・ヴァルハラ・ゴブナリウム、ドリア高原を併合し、ゲルマン信仰にによる単一教国家
そして初代皇帝にして、ゲルマンの絶対神「ヨハイネバルグ」によるゲルマン帝国県立が宣言、人間国家であれば恭順を許す、ただし白人以外は第2序列とする、亜人は人型であれば第2序列として参列を許可する、人型ではない亜人は第3序列とする
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