5 / 6
第4話 薬草王への道!?心配性おじさんの備蓄大作戦
しおりを挟む
《【独占密着】引きこもり生活1か月目!薬草栽培で自給自足ライフ開始》
街での盗賊遭遇事件から2週間。俺は完全に人里を避ける生活を送っていた。
「やっぱり人と関わると面倒なことになる」
小屋の前で薬草の種を植えながら、俺は改めてそう実感していた。街で買った薬草の種は順調に芽を出し、小さな薬草園ができ上がりつつある。
トリカブト、ラベンダー、セージ、カモミール。毒草から薬草まで、バランスよく植えた。心配性の俺としては、いざという時のために備えておきたい。
「これで病気になっても安心だ」
金製サイコロの治癒魔法があるとはいえ、軽い症状なら薬草で治した方が回数を温存できる。
川魚たちも相変わらず元気だ。俺が池の周りで作業していると、寄ってくる。人懐っこい連中だ。
「お前たちが俺の唯一の家族だな」
餌をやりながら魚と会話する日々。他人から見れば寂しい光景だが、俺には平穏そのものだった。
《【緊急取材】謎の薬草発見で大興奮!しかし素人判断は危険すぎた...》
薬草園の世話をしていると、森の奥で見慣れない植物を発見した。
青い花びらと銀色の葉を持つ美しい草だ。魔法的な輝きを放っている。
「これは...何かの薬草か?」
俺は慎重にその草を観察した。いかにも効果がありそうな見た目をしている。
しかし、素人判断は危険だ。毒草の可能性もある。
「まずは少しだけ試してみるか」
俺は葉を一枚摘み取り、煎じて飲んでみることにした。万が一毒だった場合、金製サイコロの治癒魔法で治せばいい。
お湯で煎じた薬草茶は、独特の苦みがあった。
「うげ...まずい」
飲んだ直後は何も変化がなかった。しかし、30分後に異変が起こった。
体が軽くなり、視界がクリアになる。疲労感が一気に回復した。まるで栄養ドリンクを100本飲んだような感覚だ。
「これはすげぇ!回復薬草だ!」
俺は興奮した。これがあれば、重労働も楽になる。
早速、この薬草を薬草園に移植することにした。
《【衝撃事実】回復薬草の副作用で不眠症に!?夜中の奇妙な体験》
回復薬草(俺が勝手に命名)の効果は絶大だった。
一杯飲むだけで、一日中元気に作業ができる。薬草園の拡張、池の改良、小屋の増築。次々とプロジェクトを進めることができた。
しかし、問題もあった。
「眠れない...」
夜になっても全く眠気が来ない。回復薬草の副作用で、不眠症になってしまったのだ。
「参ったな...」
仕方なく、俺は夜中に散歩することにした。森の中を歩き回り、体力を消耗させて眠気を誘う作戦だ。
しかし、夜の森は昼間とは全く違う顔を見せる。不気味な鳴き声、暗闇で光る目。
「ちょっと怖いな...」
そんな時、森の奥で奇妙な光を見つけた。
青白い光が木々の間で点滅している。
「何だあれは?」
好奇心に負けて、俺はその光に近づいてみることにした。
《【超常現象】森の奥で遭遇した謎の光の正体は...まさかの精霊だった!?》
光の正体は、小さな人型の生き物だった。
身長20センチほど、透明感のある体、背中に小さな羽根。まさに童話に出てくる妖精そのものだ。
「あ...」
俺と目が合った妖精は、びっくりしたような表情を見せた。そして、慌てて茂みの中に隠れてしまう。
「待てよ」
俺は妖精を追いかけた。しかし、90キロの肥満体では、空を飛ぶ妖精に追いつけるはずがない。
「逃げちゃった...」
少し残念だった。この世界には妖精も存在するのか。もっと詳しく観察したかった。
しかし、翌日の夜、またその妖精に出会った。
今度は複数匹いる。5~6匹の妖精たちが、俺の薬草園の周りを飛び回っている。
「俺の薬草に興味があるのか?」
妖精たちは警戒しながらも、薬草の香りを嗅いでいるようだった。
俺は試しに、回復薬草の葉を一枚、地面に置いてみた。
すると、妖精の一匹が恐る恐る近づいてきて、葉っぱを持ち去った。
「やっぱり薬草が目当てか」
それから毎晩、妖精たちは俺の薬草園にやってくるようになった。俺が薬草を分けてあげると、お礼に光る花を置いていく。
「これも何かの薬草かな?」
妖精からもらった光る花は、乾燥させて保存することにした。いつか役に立つかもしれない。
《【大発見】妖精との取引で希少薬草を大量ゲット!しかし心配性が災いして...》
妖精との物々交換は続いた。
俺が育てた薬草を分けてあげると、妖精たちは森の奥の希少な薬草を持ってくる。光る花、虹色のキノコ、星型の実。どれも魔法的な効果がありそうだ。
「これは宝の山だな」
俺は小屋の奥に薬草保管庫を作り、妖精からもらった希少薬草を大量に備蓄し始めた。
心配性の俺としては、いくら薬草があっても足りない。病気、怪我、毒、呪い。様々な事態に備える必要がある。
「まだまだ足りない...もっと集めないと...」
俺は薬草園を拡張し、より多くの薬草を栽培した。妖精との取引も活発化した。
気がつくと、小屋の半分が薬草で埋め尽くされていた。
「これで安心だ...いや、まだ足りないかも...」
心配性が暴走し始めていた。俺は薬草の収集に取り憑かれるようになった。
しかし、ある夜、妖精たちが来なくなった。
「あれ?どうしたんだ?」
いつものように薬草を置いて待っていたが、妖精は現れない。
3日待っても来ない。1週間待っても来ない。
「俺が薬草を取りすぎたのか?」
もしかすると、俺の貪欲さが妖精たちを怒らせてしまったのかもしれない。
自然の恵みを独り占めしようとした報いなのか。
「まあ、いいか。十分な量は確保したし」
俺は薬草保管庫を見渡した。ズタ袋に詰められた薬草が山積みになっている。これだけあれば、10年は安心だろう。
《【独白告白】静寂の山奥で見つけた真の平穏「人間らしい生活ってこういうことかも」》
妖精たちが来なくなって1か月が経った。
俺の生活は完全に安定していた。毎朝サイコロで金貨を稼ぎ、薬草園の世話をし、川魚に餌をやる。夕方は薬草の調合を試し、夜は保存食を食べて早めに就寝。
規則正しく、平穏で、誰にも迷惑をかけない生活。
「これが俺の求めていた人生だな」
小屋の前で夕日を眺めながら、俺は満足感に浸っていた。
コンビニでバイトしていた頃の窮屈な生活が、遠い昔のように感じられる。あの薄幸な40歳は、もういない。
今の俺は自給自足のスペシャリスト。薬草の知識も豊富で、サイコロの力で自衛もできる。完全に自立した人間だ。
「人と関わらなくても、こんなに充実した生活ができるんだな」
川魚たちが夕日に照らされて美しく泳いでいる。この純粋な生き物たちが、俺の心を癒してくれる。
「お前たちがいれば、俺は幸せだ」
そう思った時、遠くから煙が上がっているのが見えた。
「また村で何かあったのか?」
しかし、俺は立ち上がらなかった。村で何が起ころうと、もう俺には関係ない。
「俺は山奥の住人だ。人里のことは知らない」
そう割り切ることができるようになった自分に、少し驚いた。以前なら心配して様子を見に行ったかもしれない。
でも、今はもうそんな人間ではない。
静かな山奥で、魚と薬草と共に生きる。それが俺の選んだ人生だった。
*神界某所*
「おー、完全に引きこもりになったな」
ロキは水晶球を覗きながら笑っていた。
「妖精との交流もあったのに、結局は独りを選んだか」
フェンリルが興味深そうに尋ねた。
「親父、あのおじさん、もう普通の人間と交流できなくなってませんか?」
「そうだな。どんどん人間らしさを失ってる」
ロキは満足そうに頷いた。
「でも、そろそろ次の段階に進めてやらないとな」
「次って何をするんですか?」
「決まってるだろ?最高のエンターテインメントだ」
ロキの口元に悪趣味な笑みが浮かんだ。
「美女の登場だよ」
街での盗賊遭遇事件から2週間。俺は完全に人里を避ける生活を送っていた。
「やっぱり人と関わると面倒なことになる」
小屋の前で薬草の種を植えながら、俺は改めてそう実感していた。街で買った薬草の種は順調に芽を出し、小さな薬草園ができ上がりつつある。
トリカブト、ラベンダー、セージ、カモミール。毒草から薬草まで、バランスよく植えた。心配性の俺としては、いざという時のために備えておきたい。
「これで病気になっても安心だ」
金製サイコロの治癒魔法があるとはいえ、軽い症状なら薬草で治した方が回数を温存できる。
川魚たちも相変わらず元気だ。俺が池の周りで作業していると、寄ってくる。人懐っこい連中だ。
「お前たちが俺の唯一の家族だな」
餌をやりながら魚と会話する日々。他人から見れば寂しい光景だが、俺には平穏そのものだった。
《【緊急取材】謎の薬草発見で大興奮!しかし素人判断は危険すぎた...》
薬草園の世話をしていると、森の奥で見慣れない植物を発見した。
青い花びらと銀色の葉を持つ美しい草だ。魔法的な輝きを放っている。
「これは...何かの薬草か?」
俺は慎重にその草を観察した。いかにも効果がありそうな見た目をしている。
しかし、素人判断は危険だ。毒草の可能性もある。
「まずは少しだけ試してみるか」
俺は葉を一枚摘み取り、煎じて飲んでみることにした。万が一毒だった場合、金製サイコロの治癒魔法で治せばいい。
お湯で煎じた薬草茶は、独特の苦みがあった。
「うげ...まずい」
飲んだ直後は何も変化がなかった。しかし、30分後に異変が起こった。
体が軽くなり、視界がクリアになる。疲労感が一気に回復した。まるで栄養ドリンクを100本飲んだような感覚だ。
「これはすげぇ!回復薬草だ!」
俺は興奮した。これがあれば、重労働も楽になる。
早速、この薬草を薬草園に移植することにした。
《【衝撃事実】回復薬草の副作用で不眠症に!?夜中の奇妙な体験》
回復薬草(俺が勝手に命名)の効果は絶大だった。
一杯飲むだけで、一日中元気に作業ができる。薬草園の拡張、池の改良、小屋の増築。次々とプロジェクトを進めることができた。
しかし、問題もあった。
「眠れない...」
夜になっても全く眠気が来ない。回復薬草の副作用で、不眠症になってしまったのだ。
「参ったな...」
仕方なく、俺は夜中に散歩することにした。森の中を歩き回り、体力を消耗させて眠気を誘う作戦だ。
しかし、夜の森は昼間とは全く違う顔を見せる。不気味な鳴き声、暗闇で光る目。
「ちょっと怖いな...」
そんな時、森の奥で奇妙な光を見つけた。
青白い光が木々の間で点滅している。
「何だあれは?」
好奇心に負けて、俺はその光に近づいてみることにした。
《【超常現象】森の奥で遭遇した謎の光の正体は...まさかの精霊だった!?》
光の正体は、小さな人型の生き物だった。
身長20センチほど、透明感のある体、背中に小さな羽根。まさに童話に出てくる妖精そのものだ。
「あ...」
俺と目が合った妖精は、びっくりしたような表情を見せた。そして、慌てて茂みの中に隠れてしまう。
「待てよ」
俺は妖精を追いかけた。しかし、90キロの肥満体では、空を飛ぶ妖精に追いつけるはずがない。
「逃げちゃった...」
少し残念だった。この世界には妖精も存在するのか。もっと詳しく観察したかった。
しかし、翌日の夜、またその妖精に出会った。
今度は複数匹いる。5~6匹の妖精たちが、俺の薬草園の周りを飛び回っている。
「俺の薬草に興味があるのか?」
妖精たちは警戒しながらも、薬草の香りを嗅いでいるようだった。
俺は試しに、回復薬草の葉を一枚、地面に置いてみた。
すると、妖精の一匹が恐る恐る近づいてきて、葉っぱを持ち去った。
「やっぱり薬草が目当てか」
それから毎晩、妖精たちは俺の薬草園にやってくるようになった。俺が薬草を分けてあげると、お礼に光る花を置いていく。
「これも何かの薬草かな?」
妖精からもらった光る花は、乾燥させて保存することにした。いつか役に立つかもしれない。
《【大発見】妖精との取引で希少薬草を大量ゲット!しかし心配性が災いして...》
妖精との物々交換は続いた。
俺が育てた薬草を分けてあげると、妖精たちは森の奥の希少な薬草を持ってくる。光る花、虹色のキノコ、星型の実。どれも魔法的な効果がありそうだ。
「これは宝の山だな」
俺は小屋の奥に薬草保管庫を作り、妖精からもらった希少薬草を大量に備蓄し始めた。
心配性の俺としては、いくら薬草があっても足りない。病気、怪我、毒、呪い。様々な事態に備える必要がある。
「まだまだ足りない...もっと集めないと...」
俺は薬草園を拡張し、より多くの薬草を栽培した。妖精との取引も活発化した。
気がつくと、小屋の半分が薬草で埋め尽くされていた。
「これで安心だ...いや、まだ足りないかも...」
心配性が暴走し始めていた。俺は薬草の収集に取り憑かれるようになった。
しかし、ある夜、妖精たちが来なくなった。
「あれ?どうしたんだ?」
いつものように薬草を置いて待っていたが、妖精は現れない。
3日待っても来ない。1週間待っても来ない。
「俺が薬草を取りすぎたのか?」
もしかすると、俺の貪欲さが妖精たちを怒らせてしまったのかもしれない。
自然の恵みを独り占めしようとした報いなのか。
「まあ、いいか。十分な量は確保したし」
俺は薬草保管庫を見渡した。ズタ袋に詰められた薬草が山積みになっている。これだけあれば、10年は安心だろう。
《【独白告白】静寂の山奥で見つけた真の平穏「人間らしい生活ってこういうことかも」》
妖精たちが来なくなって1か月が経った。
俺の生活は完全に安定していた。毎朝サイコロで金貨を稼ぎ、薬草園の世話をし、川魚に餌をやる。夕方は薬草の調合を試し、夜は保存食を食べて早めに就寝。
規則正しく、平穏で、誰にも迷惑をかけない生活。
「これが俺の求めていた人生だな」
小屋の前で夕日を眺めながら、俺は満足感に浸っていた。
コンビニでバイトしていた頃の窮屈な生活が、遠い昔のように感じられる。あの薄幸な40歳は、もういない。
今の俺は自給自足のスペシャリスト。薬草の知識も豊富で、サイコロの力で自衛もできる。完全に自立した人間だ。
「人と関わらなくても、こんなに充実した生活ができるんだな」
川魚たちが夕日に照らされて美しく泳いでいる。この純粋な生き物たちが、俺の心を癒してくれる。
「お前たちがいれば、俺は幸せだ」
そう思った時、遠くから煙が上がっているのが見えた。
「また村で何かあったのか?」
しかし、俺は立ち上がらなかった。村で何が起ころうと、もう俺には関係ない。
「俺は山奥の住人だ。人里のことは知らない」
そう割り切ることができるようになった自分に、少し驚いた。以前なら心配して様子を見に行ったかもしれない。
でも、今はもうそんな人間ではない。
静かな山奥で、魚と薬草と共に生きる。それが俺の選んだ人生だった。
*神界某所*
「おー、完全に引きこもりになったな」
ロキは水晶球を覗きながら笑っていた。
「妖精との交流もあったのに、結局は独りを選んだか」
フェンリルが興味深そうに尋ねた。
「親父、あのおじさん、もう普通の人間と交流できなくなってませんか?」
「そうだな。どんどん人間らしさを失ってる」
ロキは満足そうに頷いた。
「でも、そろそろ次の段階に進めてやらないとな」
「次って何をするんですか?」
「決まってるだろ?最高のエンターテインメントだ」
ロキの口元に悪趣味な笑みが浮かんだ。
「美女の登場だよ」
0
あなたにおすすめの小説
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無能と追放された鑑定士、実は物の情報を書き換える神スキル【神の万年筆】の持ち主だったので、辺境で楽園国家を創ります!
黒崎隼人
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――勇者パーティーの【鑑定士】リアムは、戦闘能力の低さを理由に、仲間と婚約者から無一文で追放された。全てを失い、流れ着いたのは寂れた辺境の村。そこで彼は自らのスキルの真価に気づく。物の情報を見るだけの【鑑定】は、実は万物の情報を書き換える神のスキル【神の万年筆】だったのだ!
「ただの石」を「最高品質のパン」に、「痩せた土地」を「豊穣な大地」に。奇跡の力で村を豊かにし、心優しい少女リーシャとの絆を育むリアム。やがて彼の村は一つの国家として世界に名を轟かせる。一方、リアムを失った勇者パーティーは転落の一途をたどっていた。今さら戻ってこいと泣きついても、もう遅い! 無能と蔑まれた青年が、世界を創り変える伝説の王となる、痛快成り上がりファンタジー、ここに開幕!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
外れスキル【畑耕し】で辺境追放された俺、チート能力だったと判明し、スローライフを送っていたら、いつの間にか最強国家の食糧事情を掌握していた件
☆ほしい
ファンタジー
勇者パーティーで「役立たず」と蔑まれ、役立たずスキル【畑耕し】と共に辺境の地へ追放された農夫のアルス。
しかし、そのスキルは一度種をまけば無限に作物が収穫でき、しかも極上の品質になるという規格外のチート能力だった!
辺境でひっそりと自給自足のスローライフを始めたアルスだったが、彼の作る作物はあまりにも美味しく、栄養価も高いため、あっという間に噂が広まってしまう。
飢饉に苦しむ隣国、貴重な薬草を求める冒険者、そしてアルスを追放した勇者パーティーまでもが、彼の元を訪れるように。
「もう誰にも迷惑はかけない」と静かに暮らしたいアルスだったが、彼の作る作物は国家間のバランスをも揺るがし始め、いつしか世界情勢の中心に…!?
元・役立たず農夫の、無自覚な成り上がり譚、開幕!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる