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「クロード様」
フォルテナが執務室にひょっこりとやって来た。
クロードは珍しい妻の訪問に思わず立ち上がり勃ち上がった。
「どうしたんだ?フォルテナ殿」
フォルテナはあまりクロードの仕事の邪魔をしないようにしているようで執務室に来たことはない。そんな珍しい訪問にクロードは心配やら嬉しいやらでフォルテナの腰を正面から抱いた。
「お仕事の邪魔をしていたら申し訳ありません……お約束をしたくて……」
「約束?」
「執務が終わったらお会いしたいな……と」フォルテナが頰を染めて恥ずかしそうに言ったのでクロードはフガフガと鼻を鳴らした。「わ、わかった。終わったらあなたの部屋に、それでいい?」「はい、お待ちしております」フォルテナは頰を染めてクロードを見た。
クロードは頑張った。
めちゃくちゃ頑張った。
早く執務が終わるようにめちゃくちゃ集中した。
「旦那様。一段落つきましたので本日の執務は終了いたしましょうか」そうメイソンが言った時クロードはニッコニコだった。
「そ、そうか?ではお疲れ様。また明日な」
メイソンはウキウキと出ていくクロードの背中を見てうんうんと頷いた。クロードが幸せそうで嬉しかったのだ。
メイソンは喜びのあまり視界が曇ったので手でそれを拭った。
「リリーちょっと席を外してくれる?……クロード様とふたりきりになりたいから」
「かしこまりました。奥様」
リリーが少し声を弾ませて返事を返しているのが扉越しに聞こえた。彼女もまた、フォルテナがクロードと仲睦まじくしている様子を喜んでいるのだろう。
「クロード様!」それと入れ違うようにフォルテナが扉を開けた。
クロードは妻を抱きとめると「待たせてしまって……」と頬にキスをした。
「ふふ……寂しくございました」
クロードはフォルテナの可愛さにフガフガ鳴る鼻を擦って誤魔化すとソファへ腰を掛けるように促された。
クロードの隣にフォルテナがちょこんと腰を下ろす。
フワリといい香りがしてクロードは禁欲中の股間がますます硬くなるのを感じた。
クロードがコソコソ脚を開いたり腰を曲げたりして性的興奮がバレないように試行錯誤しているとフォルテナが「今日お越しいただきましたのは……」とクロードを見上げた。
「申し訳ございません……リリーも私も手が届かなくて……」
フォルテナは棚の上に載ってしまった掃除用具を取ってもらいたくてクロードを呼び出したようだ。
クロードがフォルテナを持ち上げてフォルテナがそれを取りたいのだと……
フォルテナは軽いので全然そのこと自体に問題はない……ないのだが
「クロード様、もう少し右へ……」
「わ、わかった」
フォルテナの脇に手を入れて持ち上げたはいいが……いかんせんフォルテナの手触りとちょっとラッキーなことに胸が当たるのでクロードはすっかり興奮してしまった。
「取れました!」
「……おっと……」
掃除用具が取れた喜びにフォルテナが振り返るとバランスを崩してクロードが尻もちをついてしまう。
フォルテナはクロードの膝に乗るような形になってしまったのでクロードは慌てて「フォルテナ殿、平気ですか?」と彼女の心配をした。
「平気です。クロード様は?」
フォルテナはそう言いながら振り返るが、その顔がなんというか色を感じたのでクロードはまさか約束を短縮して今日、営みがあるのでは?と淡い期待を抱いてしまった。
「フォルテナ殿……」
クロードはフォルテナを抱き寄せるとキスをした。
どちらともなく舌を差し入れる。
二人寄り添うと自然にお互いの性器が何枚かの布を隔ててこすれ合った。
「……」
フォルテナの硬くなった陰核が陰茎の根元に触れる。
クロードは堪らずフォルテナを床に押し倒し陰茎をフォルテナの陰部に擦り付けた。
フォルテナもすっかり興奮しているようでぬるぬると下着が動く。彼女の口からはぁ…と呼気が吐かれた。
それがとても心地よさそうで、目がチカチカする程興奮してしまったクロードは、カチャカチャとベルトを外すと男性器の先の下着の色が濃くなる程クロードのそこは愛液を溢れ出している。
フォルテナの腰を抱えると下着越しに薄っすらと透けた陰部を見たクロードは益々鼻をフガフガさせた。
彼女もすっかり興奮しているようで……ぴったりと濡れて張り付いた布のおかげで陰部の形がわかる。クロードが指先でそこをなぞると、「あぁ……!」とフォルテナが腰をビクンッと跳ねさせて声を上げた。
ゆっくりとひだをなぞるように指を這わせると硬くなり布越しでも存在を主張している陰核が目に見える程にヒクヒクと蠢いた。
クロードは堪らずフォルテナのそこに男性器を当てると擦り付けた。
二人の愛液がこすれ合う音がピチャピチャと響く。
二人ともかなり濡れているのでクロードが腰を動かす度に布越しに性器が少しだけ中に挿入されているような気分になった。
それだけでも充分心地がよかったがこんなにトロトロなら中はどんなに気持ちがいいのだろう……クロードはそう思い頭がそれでいっぱいになった。
「い……」挿れてもいい?
クロードがそう聞こうとした時、フォルテナが身を捩り「クロード様……背中が痛くございます」と上気した顔でクロードを見た。
クロードは慌ててフォルテナを抱き上げると背中を擦った。
「すまん。大丈夫か?こんな床で……ごめん」
「……ふふ……もう平気です」
フォルテナは優しくクロードに背中を擦られて彼にピタリとくっついた。
そして内心とても興奮していた。
(クロード様ったら……きっと『挿れてもいいか?』と聞こうとしていたに違いない……でも私が背中の痛みを訴えたので中断したのよ)なんて優しくかわいらしい人なんだろう……
さっきまでは快楽に夢中になっていたのに……
フォルテナは先ほど性器をこすり合わせていた時のクロードを思い出す。目を蕩けさせて夢中で腰を動かしていた。
(今良きところで中断されて……クロード様はこの興奮を抑えてきっと三日間私との約束を守ってくれる……その後どんな顔を見せてくれるのかしら……)
フォルテナは興奮した。
彼女もまた自身のおかしな扉を開けてしまったのだ。
フォルテナが執務室にひょっこりとやって来た。
クロードは珍しい妻の訪問に思わず立ち上がり勃ち上がった。
「どうしたんだ?フォルテナ殿」
フォルテナはあまりクロードの仕事の邪魔をしないようにしているようで執務室に来たことはない。そんな珍しい訪問にクロードは心配やら嬉しいやらでフォルテナの腰を正面から抱いた。
「お仕事の邪魔をしていたら申し訳ありません……お約束をしたくて……」
「約束?」
「執務が終わったらお会いしたいな……と」フォルテナが頰を染めて恥ずかしそうに言ったのでクロードはフガフガと鼻を鳴らした。「わ、わかった。終わったらあなたの部屋に、それでいい?」「はい、お待ちしております」フォルテナは頰を染めてクロードを見た。
クロードは頑張った。
めちゃくちゃ頑張った。
早く執務が終わるようにめちゃくちゃ集中した。
「旦那様。一段落つきましたので本日の執務は終了いたしましょうか」そうメイソンが言った時クロードはニッコニコだった。
「そ、そうか?ではお疲れ様。また明日な」
メイソンはウキウキと出ていくクロードの背中を見てうんうんと頷いた。クロードが幸せそうで嬉しかったのだ。
メイソンは喜びのあまり視界が曇ったので手でそれを拭った。
「リリーちょっと席を外してくれる?……クロード様とふたりきりになりたいから」
「かしこまりました。奥様」
リリーが少し声を弾ませて返事を返しているのが扉越しに聞こえた。彼女もまた、フォルテナがクロードと仲睦まじくしている様子を喜んでいるのだろう。
「クロード様!」それと入れ違うようにフォルテナが扉を開けた。
クロードは妻を抱きとめると「待たせてしまって……」と頬にキスをした。
「ふふ……寂しくございました」
クロードはフォルテナの可愛さにフガフガ鳴る鼻を擦って誤魔化すとソファへ腰を掛けるように促された。
クロードの隣にフォルテナがちょこんと腰を下ろす。
フワリといい香りがしてクロードは禁欲中の股間がますます硬くなるのを感じた。
クロードがコソコソ脚を開いたり腰を曲げたりして性的興奮がバレないように試行錯誤しているとフォルテナが「今日お越しいただきましたのは……」とクロードを見上げた。
「申し訳ございません……リリーも私も手が届かなくて……」
フォルテナは棚の上に載ってしまった掃除用具を取ってもらいたくてクロードを呼び出したようだ。
クロードがフォルテナを持ち上げてフォルテナがそれを取りたいのだと……
フォルテナは軽いので全然そのこと自体に問題はない……ないのだが
「クロード様、もう少し右へ……」
「わ、わかった」
フォルテナの脇に手を入れて持ち上げたはいいが……いかんせんフォルテナの手触りとちょっとラッキーなことに胸が当たるのでクロードはすっかり興奮してしまった。
「取れました!」
「……おっと……」
掃除用具が取れた喜びにフォルテナが振り返るとバランスを崩してクロードが尻もちをついてしまう。
フォルテナはクロードの膝に乗るような形になってしまったのでクロードは慌てて「フォルテナ殿、平気ですか?」と彼女の心配をした。
「平気です。クロード様は?」
フォルテナはそう言いながら振り返るが、その顔がなんというか色を感じたのでクロードはまさか約束を短縮して今日、営みがあるのでは?と淡い期待を抱いてしまった。
「フォルテナ殿……」
クロードはフォルテナを抱き寄せるとキスをした。
どちらともなく舌を差し入れる。
二人寄り添うと自然にお互いの性器が何枚かの布を隔ててこすれ合った。
「……」
フォルテナの硬くなった陰核が陰茎の根元に触れる。
クロードは堪らずフォルテナを床に押し倒し陰茎をフォルテナの陰部に擦り付けた。
フォルテナもすっかり興奮しているようでぬるぬると下着が動く。彼女の口からはぁ…と呼気が吐かれた。
それがとても心地よさそうで、目がチカチカする程興奮してしまったクロードは、カチャカチャとベルトを外すと男性器の先の下着の色が濃くなる程クロードのそこは愛液を溢れ出している。
フォルテナの腰を抱えると下着越しに薄っすらと透けた陰部を見たクロードは益々鼻をフガフガさせた。
彼女もすっかり興奮しているようで……ぴったりと濡れて張り付いた布のおかげで陰部の形がわかる。クロードが指先でそこをなぞると、「あぁ……!」とフォルテナが腰をビクンッと跳ねさせて声を上げた。
ゆっくりとひだをなぞるように指を這わせると硬くなり布越しでも存在を主張している陰核が目に見える程にヒクヒクと蠢いた。
クロードは堪らずフォルテナのそこに男性器を当てると擦り付けた。
二人の愛液がこすれ合う音がピチャピチャと響く。
二人ともかなり濡れているのでクロードが腰を動かす度に布越しに性器が少しだけ中に挿入されているような気分になった。
それだけでも充分心地がよかったがこんなにトロトロなら中はどんなに気持ちがいいのだろう……クロードはそう思い頭がそれでいっぱいになった。
「い……」挿れてもいい?
クロードがそう聞こうとした時、フォルテナが身を捩り「クロード様……背中が痛くございます」と上気した顔でクロードを見た。
クロードは慌ててフォルテナを抱き上げると背中を擦った。
「すまん。大丈夫か?こんな床で……ごめん」
「……ふふ……もう平気です」
フォルテナは優しくクロードに背中を擦られて彼にピタリとくっついた。
そして内心とても興奮していた。
(クロード様ったら……きっと『挿れてもいいか?』と聞こうとしていたに違いない……でも私が背中の痛みを訴えたので中断したのよ)なんて優しくかわいらしい人なんだろう……
さっきまでは快楽に夢中になっていたのに……
フォルテナは先ほど性器をこすり合わせていた時のクロードを思い出す。目を蕩けさせて夢中で腰を動かしていた。
(今良きところで中断されて……クロード様はこの興奮を抑えてきっと三日間私との約束を守ってくれる……その後どんな顔を見せてくれるのかしら……)
フォルテナは興奮した。
彼女もまた自身のおかしな扉を開けてしまったのだ。
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