【R18】9番目の捨て駒姫

mokumoku

文字の大きさ
上 下
49 / 62

45★

しおりを挟む
「ティシュア、ティシュア」
「ふふふ…アインス様」
アインス様は執務の合間に私の部屋にやってくると顔を寄せて頬ずりをする。
「もう少しでお披露目だなぁ…ああ、お前をみんなに見せたくないなぁ…独り占めしたいなぁ…お前のことをかわいらしいとコソコソ噂をしている兵士共の目は潰して見えなくしてしまいたいなぁ…」「えー?ふふふ…そんな者はおりませんよ」アインス様がそう言うと部屋の中にガチャガチャと甲胄のなるような音がして兵士達が慌てて立ち直しているのが見えた。

「いるのだよなぁ…邪な者が…ほら、ティシュアケーキが好きだろ?口を開けろ」
「わあ…ふふ…恥ずかしい」私は小さく口を開けるとアインス様はそこにケーキを入れた。…おいしい…甘さが控えめで…
私はそれをコクンと飲み下すと隣に座る王様を見上げた。
セドリックが買ってくれたケーキはどれもベタベタに甘かった。それも大好きだけれど…私はこのあまり甘くないケーキの方が好きかもしれない。

今まで甘いケーキしか知らなかったからわからなかったけれど。


「今まで食べた中で一番おいしいです」
「ん?ははははは、そ、そうか?これが好きか?また買ってやる。ほら、クリームがついてるぞ?」王様はそう言うと私の口周りに舌を這わせた。
「ついていますか?…とって?」
「そうだな…」王様はそう言うと舌を口の中に差し込んでくる。「中にも?」「ついているなぁ…」
アインス様は私の口の中を舐め回すとそう呟いた。
私は粘膜同士をすり合わせる快感にソファへ沈みそうになる。
いつの間にか兵士や使用人は退室していて部屋には私たちだけ…

「まだついてますか?」
「そうだな」
アインス様はそう言うと私の下着に手を掛ける。

「まだまだついている…」
「ふふ…」

王様は私の陰部に舌を這わせると左右の襞を丁寧にゆっくり舐め中に舌を挿し込んだ。「んー…」男性器より柔らかい舌がうねうねと私の中を刺激するもどかしさに腰を捩る。
きっと私の蜜は中からドンドン溢れ出してきていて王様の口を汚しているだろう。
……はしたない…


「大丈夫か…?」
私の陰部がヒクついていたのだろう…
アインス様が心配そうな声を上げ上半身を起こした。

「ん…大丈夫でございます…心地よくて…」私がそう言うとタラタラと汁を垂らしていた男性器がビクンと跳ねてアインス様は精を複数回に分けて放出されました。






「す、すまん…ほら、あの…最近忙しくてな…出す暇もなかったというか…」
アインス様はタオルでそこらを拭きながら顔を真っ赤にしている。…昨日もたくさんしたのに…

私はそれを飲み込んで
「……アインス様はお忙しくていらっしゃいますものね。…でももう少し…『予防』してくださいますか…?」と両手で陰部を開いた。


「う、うむ、うむ。そうだな」
アインス様の男性器はもう復活して固さを取り戻してらっしゃる…再び陰部に口をつけると私の陰核を優しく口に含む。
「んー…」
私が快感に声を上げるとアインス様は舌をゆっくりと動かして私の陰核を舐める。時折与えられる強い刺激に腰をビクつかせてしまう。
私の陰核はすっかり固くなってアインス様の舌であちらこちらに捏ねられる。「んん…」耐え難い強い尿意を感じると私は達してしまった。

「ティシュア…ティシュア…」
アインス様がくったりとソファに沈む私を抱き上げるとギュッと優しく抱きしめてくれた。自分でもわかる位に私の陰部はとろとろと涎を垂らしている。
……なんてはしたないのかしら…
私が思わず俯くとアインス様は私の頬をなでながら「痛くないか?」と心配そうに言った。

アインス様の男性器はビクビクと絶えず震えていて本当はすぐにでも挿入してしまいたいのではないかしら…
私はドレスをまくり上げてアインス様の男性器に陰部をつけると「子づくりをしますか…?」と上目遣いでアインス様を見た。

「す、する!……ぐぐ…いや、どうだ?ティシュアお前は痛くないのか?痛いなら…」
「んー…どうでしょうか…」
私は陰部で男性器を挟み込むようにくっつけた。
その時大げさに男性器が跳ねてたらりと私に汁が垂れてくる。
「わ、わからんのか…?」
「少し考えてみる必要が…」アインス様は私の腰を掴む手に力を入れたけれどすぐ離し、代わりに拳を握っている。
優しい…私が痛い思いをしないようにしてくれているのね…

私はなんだか嬉しくて子宮がキュンキュンと鳴るのを感じた。
先ほどから挟み込んでいる陰部からはドンドン蜜が溢れ出て男性器を包んでいる。
アインス様は歯を食いしばりながら欲望を耐えてらっしゃるわ…

私のために…

「ど、どうだ?そ、そろそろ…」
「んー…」



暫く考えるふりをしているとアインス様が荒い息を吐くことに耐えられなくなってきて今まで保っていた威厳がゆっくりと崩れていくのを感じる。私は挟み込んだ男性器に陰部がパクパクと吸い付いて離れてを繰り返すのを感じる。
その度にアインス様は眉を歪めて何かに耐えるような様子を見せている。

私は男性器をそっと指で押すと私の中へ導いた。

「ぐ…」
「よく考えたら…今はもう痛くないようでございます」
にゅるりとカチカチに固くなった男性器が入りこんでくる。
それは私の中でビクビクと震えて動きを止めると中で一層激しく脈打った。

腰を止めてアインス様の顔を両手で掴み見つめた。
快感に目を蕩けさせて歯を食いしばる彼からはもう普段の威厳は感じない。私は彼の傷跡にそっと指を這わせた。

「今すぐ動くのは…痛みが出てしまうやもしれませんので…」

アインス様の目にほんの少し絶望が加わり消えた。
「お、お前が…辛いなら耐えよう」
そう言う彼の唇に私はキスをしてゆっくりと舌を舐めた。

「ぐぐぐ…うぅ…」
「アインス様…?どうなさいましたか?」
「ティ…ティシュア…」アインス様が唇を寄せてきたのでそれを食む。私はゆっくりと前後に腰を動かした。
私と口を合わせているアインス様からくにゃりと力が抜ける。
目をとろりと蕩けさせた彼を見て私は少し腰を早める。

「ティ…ティシュア…ちょ…」
アインス様が少し慌てた声を出した後ビクビクと大きく男性器が震えて私の中に彼が精を出した。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

詩集「支離滅裂」

現代文学 / 連載中 24h.ポイント:1,243pt お気に入り:2

王妃は離婚の道を選ぶ

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:7,174pt お気に入り:41

異世界に転生したので、とりあえず戦闘メイドを育てます。

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,057pt お気に入り:945

この悲しみも。……きっといつかは消える

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:27,172pt お気に入り:906

私の婚約者が完璧過ぎて私にばかり批判が来る件について

恋愛 / 完結 24h.ポイント:1,874pt お気に入り:5,608

幼馴染みと元サヤ婚約破棄

恋愛 / 完結 24h.ポイント:21pt お気に入り:87

婚約破棄を告げられた伯爵令嬢は元婚約者に復讐を誓う

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:85

処理中です...