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第一部第3缶。ダークエルフの家に泊まろう!編
その世界の言語
しおりを挟むこの女はテレキネシス専門の
なんらかの種族なのだろうか
ふとそんな事を思っていたが
それは一瞬だが、 終始
沈黙だったのだろう
テレキネシスをカウントしなければ
話していない。
つまり会話が成立していないわけだから
沈黙だったのだろう。
そんな沈黙を 女は
いとも簡単に破った。
『私は エル』
たしかに 女はそう言った。
今度はテレキネシスではなかった
俺は聞こえているのに
無視してしまったことを謝りながら
すこしばかり話した
『いやいや、ごめんね、 日本語通じるんだね? びっくりしたよ』
『日本? よくわからないけど
もしかして、この言葉のこと?
あぁ、 、当たり前でしょう?
なにいってんのよ
全国共通よ? 古代より いにしえのドラゴンが 地上へ襲来した当初から この言葉は使われていたのだから、、、あなたもしかして
外の大陸から来たの?』
エルという 女は 興味津々な
眼差しを俺に向けた
『ああーんと、そうだよ!
外から来た
あんま記憶なくてさ笑
申し訳ないんだけど 宿を探してて』
俺は その場の空気に 話を流した
『え? 宿? ないわよ』
異文化交流で 言葉が通じた喜びで上がっていた 俺のモチベーションはその途端
どこかへ 消えた。
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