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第1章 幼少期編
003 生誕祭の準備だよ
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誕生してから五年の月日が流れた。
双子は家族から大事に育てられ、すくすくと育つ。
これは双子が五歳になった日から始まる物語――――
「おはようございます。リュシアン殿下、オレリアン殿下」
「「うん、おはよう………」」
目を擦りながら起きた双子はとても可愛らしく侍女たちは胸を撃ち抜かれた気がした。
「本日は両殿下の御生誕祭となりますのでお支度の方をさせていただきます」
「「うん、わかった……」」
双子はまだ眠そうなので、もう少し寝かせてあげたい気持ちが芽生えてくるが支度を進めていく。
支度が終わり、家族のもとへ行くために執事長のセバスに案内されながら、二人で手を繋ぐ双子達。それを見守る使用人達はその光景に癒されていた……。
今日も双子がとても愛らしい。白銀色の髪が光輝いていて、瞳が金色とキラキラしているため神秘的な光景を作り出していた。今はまだ幼いため可愛いで済むが、後何年かすればとても絵になる光景だなぁと、とある使用人は思った……。
◇
食堂に到着し、前を歩いていたセバスがドアをノックしてから声をかける。
「失礼いたします。リュシアン殿下とオレリアン殿下をお連れいたしました」
「入っていいぞ」
「「おはようございます。おとう様、おかう、様、おにい様、おねえ様!」」
「「「二人ともおはよう、そしてお誕生日おめでとう!」」」
「「ありがとうございます!!」」
笑顔を見せた双子の可愛さに家族全員がやられ、悶えていた。
その後、みんなで朝食を食べているとアルフォンソが今日の流れについて説明していく。
「二人とも今日は主役だからな! 今日は民達にもお披露目するし無理しないように、少しずつ休むんだぞ!?」
「「はい、おとう様」」
「それで、今日は朝食を食べたら大聖堂に行って神様達に挨拶し、自分たちのステータスを確認する。その後、民達にお披露目してから休憩して、夕方から貴族たちが集まるお披露目パーティーに顔を出して挨拶したら退出してお終い。こんな感じの流れになるけどセバスが案内してくれるから覚えなくてもいいぞ!」
「では食べ終わった事ですし、早速大聖堂に行きましょうか」
「「はい、おかあ様!」」
「みんなで行こうな」
「おにい様もおねえ様も一緒に行ってくれるの?」
「当たり前じゃないか、もちろん私も行くよ」
「そうだよ。リュシアンとオレリアンの一生に一度の行事だからね、行かないわけにはいかないよ」
それぞれ言ってきたがリュシアンとオレリアンは家族全員で出かけるのが嬉しくてみんなで行こうなと言う父の言葉から先はあまり聞いていなかった……。
◇
馬車に乗り王宮を出たら、少し走った先にある大聖堂にすぐに着いた。周りの景色はあまり見れなかったが外に出るだけでも双子はワクワクしていた。
大聖堂に着き、馬車から降りたら民たちと目があった気がしたので双子は笑顔で手を振って"またねー"と言って中に入った。
手を振られた民たちは一瞬間静まり返り、歓声を上げた。
「「「うおぉぉぉぉぉーーーー!! 天使達が舞い降りたぞ!!!」」」
「今俺に振ってくれたよな⁉︎」
「いや、私よ! あんなに可愛いなんて!! もう一度だけ見たいわ! いいえ、何度でも見たいわ!!」
「なぁに言ってんだよ!! 俺に振ってくれたにきまってるじゃねぇぇかぁぁ!!」
「ふざけんじゃねぇ! 俺だよ!!」
「あたいにきまってるでしょぉぉ!!」
民たちは一目見ただけで虜にされてしまったのだ、あの可愛い双子の姿に……。
この出来事は号外で民たちに配られ、本日のお披露目前までにはすでに王都全体に知られていた……。
双子は家族から大事に育てられ、すくすくと育つ。
これは双子が五歳になった日から始まる物語――――
「おはようございます。リュシアン殿下、オレリアン殿下」
「「うん、おはよう………」」
目を擦りながら起きた双子はとても可愛らしく侍女たちは胸を撃ち抜かれた気がした。
「本日は両殿下の御生誕祭となりますのでお支度の方をさせていただきます」
「「うん、わかった……」」
双子はまだ眠そうなので、もう少し寝かせてあげたい気持ちが芽生えてくるが支度を進めていく。
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◇
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「「おはようございます。おとう様、おかう、様、おにい様、おねえ様!」」
「「「二人ともおはよう、そしてお誕生日おめでとう!」」」
「「ありがとうございます!!」」
笑顔を見せた双子の可愛さに家族全員がやられ、悶えていた。
その後、みんなで朝食を食べているとアルフォンソが今日の流れについて説明していく。
「二人とも今日は主役だからな! 今日は民達にもお披露目するし無理しないように、少しずつ休むんだぞ!?」
「「はい、おとう様」」
「それで、今日は朝食を食べたら大聖堂に行って神様達に挨拶し、自分たちのステータスを確認する。その後、民達にお披露目してから休憩して、夕方から貴族たちが集まるお披露目パーティーに顔を出して挨拶したら退出してお終い。こんな感じの流れになるけどセバスが案内してくれるから覚えなくてもいいぞ!」
「では食べ終わった事ですし、早速大聖堂に行きましょうか」
「「はい、おかあ様!」」
「みんなで行こうな」
「おにい様もおねえ様も一緒に行ってくれるの?」
「当たり前じゃないか、もちろん私も行くよ」
「そうだよ。リュシアンとオレリアンの一生に一度の行事だからね、行かないわけにはいかないよ」
それぞれ言ってきたがリュシアンとオレリアンは家族全員で出かけるのが嬉しくてみんなで行こうなと言う父の言葉から先はあまり聞いていなかった……。
◇
馬車に乗り王宮を出たら、少し走った先にある大聖堂にすぐに着いた。周りの景色はあまり見れなかったが外に出るだけでも双子はワクワクしていた。
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手を振られた民たちは一瞬間静まり返り、歓声を上げた。
「「「うおぉぉぉぉぉーーーー!! 天使達が舞い降りたぞ!!!」」」
「今俺に振ってくれたよな⁉︎」
「いや、私よ! あんなに可愛いなんて!! もう一度だけ見たいわ! いいえ、何度でも見たいわ!!」
「なぁに言ってんだよ!! 俺に振ってくれたにきまってるじゃねぇぇかぁぁ!!」
「ふざけんじゃねぇ! 俺だよ!!」
「あたいにきまってるでしょぉぉ!!」
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