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3話

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あれから2時間くらいかかったかな…
ちょー疲れた。しんどい。はぁ…
今は、春らしい爽やかな緑色のAライン形のドレスを着ていて、体型を気にせず着れるドレスだと思ってる。私は!
まぁ文句言ってないでお茶会行かなきゃ…
身体が重いな…(物理的に)

「お嬢様、奥様がお部屋でお待ちしておりま
   すので、ご案内致します。」

「うん。お願い、それと…いつもありがとね」

「い、いえ仕事ですので…」

「それでもだよ!」

「こちらこそ環境の良い所で働けるので、と
  ても感謝しております。


お嬢様こちらで奥様がお待ちしております」

 コンコン

「アリアナです。」

「どうぞー」

ガチャ

「お母様、そのドレスお似合いですね。とて
 も美しいです。」

「あら、アリーちゃんもいつもよりとても可
  愛いわよ!いつも可愛いけど」

「お母様ありがとうございます。」

「それじゃぁそろそろ行きましょうかね?」

「はい。」

~~~~~


王城に着きました……
とても行きたくないです
どうせこれ王妃様が息子&娘の婚約者選びに開いたお茶会でしょ…
あっ!ちなみに言うと王子様は2人で王女様が1人いるよ。
1人目は16歳のレオナルド様。
2人目は13歳のフレッド様。
そして最後に王女様で10歳のルナリア様。
ちなみに3人とも婚約者はいない。何故かと言うと珍しいことにうちの国は恋愛結婚が推奨されているのだ!ぶっちゃけ3人とも初恋すらまだなんじゃね?と思う。まぁ自分もまだ初恋してないけどwww

あーこんな事考えてたら始まるわ…

「えー、これからお茶会を始めます。皆様楽
   しんでくださいね。まず代表としてレオナ
   ルドが挨拶をします。」

「皆様、此度のお茶会を楽しんでくださ
   い。」

うわぁ…キラキラ爽やかスマイルだ
ちょー眩しい。でもさ、ちょー作り笑いw

「アリーちゃん挨拶に行くわよ」

「はい」

そっか暗黙のルールで1番爵位の高い人から挨拶するんだっけ?貴族社会めんど!私はパスしたいです。まぁ挨拶するんですけどね!

「マリー様お久しぶりね!今日はお茶会の招待ありがとう。」

私のママンは、王妃様とは幼馴染らしく名前で呼びあっている。ちなみに王妃様の名前はマリアネル様で略してマリー様。ママンの名前はロザリアでパパンがルティアスだよ!

「リア様お久しぶりね!今日は来てくれてあ
 りがとう。あらアリアナもお久しぶりね」

「王妃様此度のご招待ありがとうございま
  す。エーデルワイス公爵家が長女アリアナ
 です」

「あら、そんな畏まらなくてもいいわよ!リアの娘なんですもの!

「は、はい」

「そう言えば私の子供たちを紹介しますわ
長男のレオナルド、次男のフレッド、長女のルナリアよ。普段はお茶会とかには出席してないけど、今回はよ」


「今ご紹介に預かりました長男のレオナルドです。よろしくね」

「はい。こちらこそよろしくお願いします」

仲良くしたくねぇぇぇ
作り笑をすると口の端がぴくぴくしちまうぜ☆
ちなみに王子様たちの姿は長男が金髪の蒼い目。次男は白みがかった金髪に緑の目。王女様は金髪の緑の目だよ。金の色は王家の象徴だね!

「次男のフレッドです。ょろしく……お願いします」

「はい。お願いします」

「長女のルナリアです。よろしくお願いしま
  す。早速ですが、アリアナ様と呼んでも良
  いでしょうか?」

「よろしくお願いします。はい、大丈夫です
 よ。こちらはルナリア様でもよろしいでしょ
 うか?」

「はい。大丈夫です」




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