17 / 129
第17話 安息の地を求めて
しおりを挟む
調査の結果、集落の周りには毒虫がいっぱいいることが分かった。
集落へ戻り、猫たちに話を聞いてみる。
「皆さんは、毒虫に刺されたことがありますミャ?」
ぼくが訊ねると、猫たちは「よくぞ聞いてくれた」とばかりに、口々に話し始める。
「よく刺されるニャニャ」
「気が付いたら刺されてて、痒くて痛くて仕方ないニャオ」
「これじゃ、狩りも出来ないニャ~ン。なんとかならないニャ~ン?」
集落の猫は全員、毒虫の被害に遭っているようだ。
今のところ、毒虫に刺されて死んだ猫はいないみたいだけど。
ずっとここにい続けたら、いつか毒虫の毒で死んでしまうかもしれない。
続いて、集落の長に話しかけてみる。
「集落の猫たちが、毒虫に刺されて大変な思いをしていますミャ。この集落は、昔から毒虫の被害があったのですミャ?」
「実は最近、ここに来たばかりなのナォ」
「最近ですミャ?」
「前に棲んでいた集落が、トマークトゥスの群れに襲われてみんなでここまで逃げてきたナォ」
トマークトゥス?
また、知らない名前が出てきた。
集落を捨てて逃げ出すほどとは、どれほど危険な生き物なんだろう?
ティタノボア(全長15mの巨大ヘビ)みたいな、ヤバイヤツかもしれない。
「集落を捨てて生き延びたのに、ここにいたら毒虫に殺されかねませんミャ。この場所に思い入れがないなら、すぐに別の場所へ移動するべきですミャ」
そう助言すると、集落の長は深々とため息を吐き出して大きく頷く。
「みんなの命には、代えられないナォ」
ぼくの説得により、猫たちは別の土地へお引っ越しすることになった。
小さな集落なので、11匹しかいない。
猫だから荷物などはなく、思い立ったらすぐ旅立てる。
ケガや毒虫の毒で動けない猫は、みんなで交代して運ぶ。
新しい土地が見つかるまで、ぼくたち家族も一緒に旅をすることになった。
トマークトゥスの群れに襲われた集落は、ここより川上にあったらしい。
なので、川下へ向かうことにした。
毒虫が好む植物が生えている森を避けて、河原を歩いて行く。
喉が乾いたら、川の水を飲んで休憩する。
おなかが空いたら、川の水を飲みに来た草食動物を狩る。
草食動物が水辺へ近付いたら、猫たちが一斉に飛びかかって仕留める。
水を飲みに来た草食動物も、猫が11匹もいるとは思わなかったに違いない。
たくさんの猫に襲われた草食動物にとっては、恐怖しかなかっただろう。
可哀想だけど、これが弱肉強食。
仕留めた草食動物は、みんなで分け合って美味しく食べた。
ケガした猫も多いので、移動速度はとても遅い。
急ぐ旅でもないし、時間ならいくらでもある。
眠くなったら、日向ぼっこしながらお昼寝をする。
雨が降ったら、雨風がしのげる場所を探してみんなで身を寄せ合って温め合う。
まるで、移動民族みたいだ。
新しい集落の土地探しは、意外と難しい。
猫たちが安心して暮らせる環境じゃないと、集落を構えることは出来ない。
イチモツの集落を作った猫たちは、何を基準にあの場所を選んだのかな?
単純に、「イチモツの木が森の中でも目立つ巨木だったから」かもしれないけど。
集落の周辺に、危険生物は少なかった気がする。
毒を持つ動植物もいなかったと思う。
猫たちを守るように大きな岩壁があって、そこに猫の巣穴があった。
集落内には、水飲み場となる綺麗な小川が流れていた。
万能薬のヨモギがいっぱい生えていて、茶トラ先生もいた。
イヌノフグリの集落にも、今連れている猫たちの中にも、お医者さんはいない。
もしかしたら、お医者さんがいる集落の方が珍しいのかもしれない。
イチモツの集落には、猫たちが安心して暮らせる環境が整っていた。
今更ながら、イチモツの集落はかなり恵まれていたんじゃないかと思う。
イチモツの集落くらい、好条件の土地を探すのは難しいかもしれない。
集落の条件としては、いつでも新鮮な水が飲める綺麗な川があること。
猫は特に、腎臓や胃腸系の病気にかかりやすいと言われている。
毎日新鮮な水をたっぷり飲むことで、病気を予防出来るそうだ。
次に、危険生物や毒虫などの縄張りを避けること。
ここにいる猫たちはトマークトゥスや毒虫に襲われたから、その恐怖は良く知っているはずだ。
危険生物の縄張りかどうかは、実際に森の中に入って調べるしかない。
ぼくが「森に入る」といえば、成猫たちが心配してついて来てくれる。
「シロちゃん、森に入るなら、一緒に行くニャー!」
「仔猫のお医者さんは、ボクたちが守るニャ~ン」
周辺調査で森に入る時は、みんなから守ってもらっている。
ぼくは年齢的には立派な成猫なんだけど、見た目は生後3ヶ月くらいの小さな仔猫。
子供扱いは、もう慣れた。
調査中に狩れそうな動物がいれば狩り、河原で待っている猫たちへのお土産にする。
いつまでも移動し続ける生活は、ケガをしている猫にはキツいだろう。
猫たちが落ち着いて暮らせる土地が、早く見つかれば良いな。
ぼくと13匹の猫は周辺調査をしながら、何日も移動生活を送った。
そしてついに、集落を構える条件が揃った新天地(新しく活動する場所)が見つかった。
しかし、本当に安心して暮らせる土地かどうかは暮らしてみるまで分からない。
暮らしているうちに、後から問題点が見つかることも十分考えられる。
「仮決定」として、ここで暮らしてみようということになった。
本格的に集落を構えるのは、安全が確認されてからってことで。
猫たちは「やっと新しい集落へ辿り着けた」と、喜んでいる。
「これでもう、ケガした猫を運ばなくて済むニャニャ」
「いつでも、安心してお昼寝出来るニャ~ン」
「毎日、移動する生活とも、おさらばニャオ」
移動型民族生活は、猫たちにとってかなりのストレスだったようだ。
もともと猫は、環境の変化に弱い動物らしい。
昔から、「犬は人に付き、猫は家に付く」と言われている。
犬は飼い主を愛し、飼い主との関係を大切にする
猫は特定の場所を愛し、自分が安心出来る環境を大切にする。
猫は縄張り意識が強く、環境に変化があると落ち着かなくなり、強いストレスや不安を感じるという。
猫が安心出来る暗くて狭い場所を確保出来ないと、ストレスで睡眠不足になる。
実際に睡眠不足が原因で、体調を崩す猫が何匹もいた。
この新しい集落でたっぷり眠って、移動生活で疲れ果てた心と体を癒して欲しい。
新しい環境に慣れるまで、少し時間がかかるかもしれない。
ここが猫たちにとって、安心して暮らせる場所になれば良いな。
集落の長からは、めちゃくちゃ感謝された。
「仔猫のお医者さん、我々をここまで連れて来てくれて本当に感謝しかないナォ。これでようやく、新しい集落を作れるナォ」
「どういたしましてミャ」
「仔猫のお医者さんも、疲れたナォ?」
「確かに、ぼくも疲れがたまっていますミャ。お言葉に甘えてしばらく、のんびりさせてもらいますミャ」
「どうぞどうぞ、いくらでもゆっくりしてナォ」
集落の長はぼくをねぎらって、にっこりと笑った。
こうしてぼくたち家族はしばらくの間、新しい集落で一緒に暮らすことになった。
―――――――――――――――――――――――――――――――
【Tomarctusとは?】
今から2300万年~1600万年前に生息していたといわれている、オオカミの祖先。
推定体長約150cm
推定体高約90cm
推定体重約50kg
【Romaとは?】
牧畜以外を生業(仕事)とする、移動型民族のこと。
昔は「Gypsy」と呼ばれていたけど、現代では「差別用語」「放送禁止用語」となっている。
放送業界では、「ジプシー」→「ロマ」と言い換えられる。
集落へ戻り、猫たちに話を聞いてみる。
「皆さんは、毒虫に刺されたことがありますミャ?」
ぼくが訊ねると、猫たちは「よくぞ聞いてくれた」とばかりに、口々に話し始める。
「よく刺されるニャニャ」
「気が付いたら刺されてて、痒くて痛くて仕方ないニャオ」
「これじゃ、狩りも出来ないニャ~ン。なんとかならないニャ~ン?」
集落の猫は全員、毒虫の被害に遭っているようだ。
今のところ、毒虫に刺されて死んだ猫はいないみたいだけど。
ずっとここにい続けたら、いつか毒虫の毒で死んでしまうかもしれない。
続いて、集落の長に話しかけてみる。
「集落の猫たちが、毒虫に刺されて大変な思いをしていますミャ。この集落は、昔から毒虫の被害があったのですミャ?」
「実は最近、ここに来たばかりなのナォ」
「最近ですミャ?」
「前に棲んでいた集落が、トマークトゥスの群れに襲われてみんなでここまで逃げてきたナォ」
トマークトゥス?
また、知らない名前が出てきた。
集落を捨てて逃げ出すほどとは、どれほど危険な生き物なんだろう?
ティタノボア(全長15mの巨大ヘビ)みたいな、ヤバイヤツかもしれない。
「集落を捨てて生き延びたのに、ここにいたら毒虫に殺されかねませんミャ。この場所に思い入れがないなら、すぐに別の場所へ移動するべきですミャ」
そう助言すると、集落の長は深々とため息を吐き出して大きく頷く。
「みんなの命には、代えられないナォ」
ぼくの説得により、猫たちは別の土地へお引っ越しすることになった。
小さな集落なので、11匹しかいない。
猫だから荷物などはなく、思い立ったらすぐ旅立てる。
ケガや毒虫の毒で動けない猫は、みんなで交代して運ぶ。
新しい土地が見つかるまで、ぼくたち家族も一緒に旅をすることになった。
トマークトゥスの群れに襲われた集落は、ここより川上にあったらしい。
なので、川下へ向かうことにした。
毒虫が好む植物が生えている森を避けて、河原を歩いて行く。
喉が乾いたら、川の水を飲んで休憩する。
おなかが空いたら、川の水を飲みに来た草食動物を狩る。
草食動物が水辺へ近付いたら、猫たちが一斉に飛びかかって仕留める。
水を飲みに来た草食動物も、猫が11匹もいるとは思わなかったに違いない。
たくさんの猫に襲われた草食動物にとっては、恐怖しかなかっただろう。
可哀想だけど、これが弱肉強食。
仕留めた草食動物は、みんなで分け合って美味しく食べた。
ケガした猫も多いので、移動速度はとても遅い。
急ぐ旅でもないし、時間ならいくらでもある。
眠くなったら、日向ぼっこしながらお昼寝をする。
雨が降ったら、雨風がしのげる場所を探してみんなで身を寄せ合って温め合う。
まるで、移動民族みたいだ。
新しい集落の土地探しは、意外と難しい。
猫たちが安心して暮らせる環境じゃないと、集落を構えることは出来ない。
イチモツの集落を作った猫たちは、何を基準にあの場所を選んだのかな?
単純に、「イチモツの木が森の中でも目立つ巨木だったから」かもしれないけど。
集落の周辺に、危険生物は少なかった気がする。
毒を持つ動植物もいなかったと思う。
猫たちを守るように大きな岩壁があって、そこに猫の巣穴があった。
集落内には、水飲み場となる綺麗な小川が流れていた。
万能薬のヨモギがいっぱい生えていて、茶トラ先生もいた。
イヌノフグリの集落にも、今連れている猫たちの中にも、お医者さんはいない。
もしかしたら、お医者さんがいる集落の方が珍しいのかもしれない。
イチモツの集落には、猫たちが安心して暮らせる環境が整っていた。
今更ながら、イチモツの集落はかなり恵まれていたんじゃないかと思う。
イチモツの集落くらい、好条件の土地を探すのは難しいかもしれない。
集落の条件としては、いつでも新鮮な水が飲める綺麗な川があること。
猫は特に、腎臓や胃腸系の病気にかかりやすいと言われている。
毎日新鮮な水をたっぷり飲むことで、病気を予防出来るそうだ。
次に、危険生物や毒虫などの縄張りを避けること。
ここにいる猫たちはトマークトゥスや毒虫に襲われたから、その恐怖は良く知っているはずだ。
危険生物の縄張りかどうかは、実際に森の中に入って調べるしかない。
ぼくが「森に入る」といえば、成猫たちが心配してついて来てくれる。
「シロちゃん、森に入るなら、一緒に行くニャー!」
「仔猫のお医者さんは、ボクたちが守るニャ~ン」
周辺調査で森に入る時は、みんなから守ってもらっている。
ぼくは年齢的には立派な成猫なんだけど、見た目は生後3ヶ月くらいの小さな仔猫。
子供扱いは、もう慣れた。
調査中に狩れそうな動物がいれば狩り、河原で待っている猫たちへのお土産にする。
いつまでも移動し続ける生活は、ケガをしている猫にはキツいだろう。
猫たちが落ち着いて暮らせる土地が、早く見つかれば良いな。
ぼくと13匹の猫は周辺調査をしながら、何日も移動生活を送った。
そしてついに、集落を構える条件が揃った新天地(新しく活動する場所)が見つかった。
しかし、本当に安心して暮らせる土地かどうかは暮らしてみるまで分からない。
暮らしているうちに、後から問題点が見つかることも十分考えられる。
「仮決定」として、ここで暮らしてみようということになった。
本格的に集落を構えるのは、安全が確認されてからってことで。
猫たちは「やっと新しい集落へ辿り着けた」と、喜んでいる。
「これでもう、ケガした猫を運ばなくて済むニャニャ」
「いつでも、安心してお昼寝出来るニャ~ン」
「毎日、移動する生活とも、おさらばニャオ」
移動型民族生活は、猫たちにとってかなりのストレスだったようだ。
もともと猫は、環境の変化に弱い動物らしい。
昔から、「犬は人に付き、猫は家に付く」と言われている。
犬は飼い主を愛し、飼い主との関係を大切にする
猫は特定の場所を愛し、自分が安心出来る環境を大切にする。
猫は縄張り意識が強く、環境に変化があると落ち着かなくなり、強いストレスや不安を感じるという。
猫が安心出来る暗くて狭い場所を確保出来ないと、ストレスで睡眠不足になる。
実際に睡眠不足が原因で、体調を崩す猫が何匹もいた。
この新しい集落でたっぷり眠って、移動生活で疲れ果てた心と体を癒して欲しい。
新しい環境に慣れるまで、少し時間がかかるかもしれない。
ここが猫たちにとって、安心して暮らせる場所になれば良いな。
集落の長からは、めちゃくちゃ感謝された。
「仔猫のお医者さん、我々をここまで連れて来てくれて本当に感謝しかないナォ。これでようやく、新しい集落を作れるナォ」
「どういたしましてミャ」
「仔猫のお医者さんも、疲れたナォ?」
「確かに、ぼくも疲れがたまっていますミャ。お言葉に甘えてしばらく、のんびりさせてもらいますミャ」
「どうぞどうぞ、いくらでもゆっくりしてナォ」
集落の長はぼくをねぎらって、にっこりと笑った。
こうしてぼくたち家族はしばらくの間、新しい集落で一緒に暮らすことになった。
―――――――――――――――――――――――――――――――
【Tomarctusとは?】
今から2300万年~1600万年前に生息していたといわれている、オオカミの祖先。
推定体長約150cm
推定体高約90cm
推定体重約50kg
【Romaとは?】
牧畜以外を生業(仕事)とする、移動型民族のこと。
昔は「Gypsy」と呼ばれていたけど、現代では「差別用語」「放送禁止用語」となっている。
放送業界では、「ジプシー」→「ロマ」と言い換えられる。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
俺のスキルが回復魔『法』じゃなくて、回復魔『王』なんですけど?
八神 凪
ファンタジー
ある日、バイト帰りに熱血アニソンを熱唱しながら赤信号を渡り、案の定あっけなくダンプに轢かれて死んだ
『壽命 懸(じゅみょう かける)』
しかし例によって、彼の求める異世界への扉を開くことになる。
だが、女神アウロラの陰謀(という名の嫌がらせ)により、異端な「回復魔王」となって……。
異世界ペンデュース。そこで彼を待ち受ける運命とは?
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
セカンドライフは寮母さん 魔王を討伐した冒険者は魔法学園女子寮の管理人になりました
今卓&
ファンタジー
その日、魔法学園女子寮に新しい寮母さんが就任しました、彼女は二人の養女を連れており、学園講師と共に女子寮を訪れます、その日からかしましい新たな女子寮の日常が紡がれ始めました。
スケルトンなボクは君にテイムされたい!
うなぎ358
ファンタジー
~もふもふじゃなくても可愛いと言ってくれた君をボクは守ると決めた~
七十七階層あるダンジョンの最下層。ここには猫スケルトンのニャーと、ドラゴンスケルトンの爺ちゃんが二人だけで住んでいる。
ニャーは人間と地上に興味深々で、いつも爺ちゃんに外の世界の話をせがんだ。
そんなある日、いつかダンジョンの外に行ってみたいと言っていたニャーの願いを、爺ちゃんは叶えることにした。
ついに外の世界へ飛び出したニャーは盲目の少女サアヤと出会う。
毎週金曜日お昼ごろ更新。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件
fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。
実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。
追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。
そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。
これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる