68 / 68
エピローグ
しおりを挟む
「幸運の神様には前髪はあっても、後ろ髪はない」と、言ったのは誰だったのだろうか?
「幸運の神様は足が速く、通り過ぎたら二度と捕まえられない」と、言われている。
それって、前から走ってきた神様の残りわずかな前髪を鷲掴みするってことじゃないの?
幸運の神様、可哀想じゃない?
そもそも前髪以外ハゲって、スゲェ斬新な髪型だな。
もしかしたら幸運の神様は、ハゲカウントダウンをモノスゴく気にしているかもしれない。
神様の世界では「いよっ! 今日も後光が眩しいねっ!」なんて、からかわれているかもしれない。
前髪を強く掴みすぎて全部ブチ抜いてしまったら、心身ともに大ダメージを受けること間違いなし。
後頭部がすでに輝かしいことになっているのに、ずいぶんと可哀想なことをするもんだ。
幸運の神様も、ガッカリだよ。
いや、神様の世界では髪型は、それほど重要じゃないのかもしれない。
前髪オンリーヘアが、神様の世界では流行りのモテる髪型だったりして。
まぁ、冗談はさておき。
このことわざ(?)の意味するところは「チャンスは訪れたその瞬間に、掴まなければならない」ということだ。
だったら、幸運の神様の前髪を全部ブチ抜いてでも、チャンスを掴み取ってやろうじゃないか。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
豪華なお屋敷の玄関を開けると、それぞれ個性的なイケメンが5人並んで、うやうやしく出迎えてくれた。
全裸で。
最初こそ、呆れて言葉が出なかったけど。
今となっては、すっかり見慣れた光景となってしまった。
「ただいま、みんな」
慣れって、怖いよね。
――おしまい――
「幸運の神様は足が速く、通り過ぎたら二度と捕まえられない」と、言われている。
それって、前から走ってきた神様の残りわずかな前髪を鷲掴みするってことじゃないの?
幸運の神様、可哀想じゃない?
そもそも前髪以外ハゲって、スゲェ斬新な髪型だな。
もしかしたら幸運の神様は、ハゲカウントダウンをモノスゴく気にしているかもしれない。
神様の世界では「いよっ! 今日も後光が眩しいねっ!」なんて、からかわれているかもしれない。
前髪を強く掴みすぎて全部ブチ抜いてしまったら、心身ともに大ダメージを受けること間違いなし。
後頭部がすでに輝かしいことになっているのに、ずいぶんと可哀想なことをするもんだ。
幸運の神様も、ガッカリだよ。
いや、神様の世界では髪型は、それほど重要じゃないのかもしれない。
前髪オンリーヘアが、神様の世界では流行りのモテる髪型だったりして。
まぁ、冗談はさておき。
このことわざ(?)の意味するところは「チャンスは訪れたその瞬間に、掴まなければならない」ということだ。
だったら、幸運の神様の前髪を全部ブチ抜いてでも、チャンスを掴み取ってやろうじゃないか。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
豪華なお屋敷の玄関を開けると、それぞれ個性的なイケメンが5人並んで、うやうやしく出迎えてくれた。
全裸で。
最初こそ、呆れて言葉が出なかったけど。
今となっては、すっかり見慣れた光景となってしまった。
「ただいま、みんな」
慣れって、怖いよね。
――おしまい――
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
どうせ全部、知ってるくせに。
楽川楽
BL
【腹黒美形×単純平凡】
親友と、飲み会の悪ふざけでキスをした。単なる罰ゲームだったのに、どうしてもあのキスが忘れられない…。
飲み会のノリでしたキスで、親友を意識し始めてしまった単純な受けが、まんまと腹黒攻めに捕まるお話。
※fujossyさんの属性コンテスト『ノンケ受け』部門にて優秀賞をいただいた作品です。
目覚ましに先輩の声を使ってたらバレた話
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
サッカー部の先輩・ハヤトの声が密かに大好きなミノル。
彼を誘い家に泊まってもらった翌朝、目覚ましが鳴った。
……あ。
音声アラームを先輩の声にしているのがバレた。
しかもボイスレコーダーでこっそり録音していたことも白状することに。
やばい、どうしよう。
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
泣き虫だったはずの幼なじみが再会したら僕を守るために完璧超人になっていた話。
ネギマ
BL
気弱で泣き虫な高校生、日比野千明は、昔からいじめられっ子体質だった。
高校生になればマシになるかと期待したが状況は変わらず、クラスメイトから雑用を押し付けられる毎日を送っていた。
そんなある日、いつものように雑用を押し付けられそうになっている千明を助けたのは、学校中が恐れる“完璧超人”の男子生徒、山吹史郎だった。
文武両道、眉目秀麗、近寄りがたい雰囲気を纏う一匹狼の生徒だったが、実は二人は、幼い頃に離れ離れになった幼なじみだった――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる