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第8話 中二病のアポカリプス
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「藍染さん、さっき警察が来てたんですけど、何やらかしたんですか?」
「は? 警察?」
ある日、同僚たちが詰めかけてきて質問責めにされた。
彼らの話によると、警察が聞き込みに来て黄葉くんと俺について詳しく聞かれたという。
同僚たちを適当にあしらって独身寮へ帰ると、白淵が俺の部屋の前で待ち伏せしていた。
何やら楽しそうな笑みを浮かべつつ、軽い口調で話し掛けてくる。
「藍染さん、お帰りぃ~。今日、ここにも警察が訪ねてきてさ。藍染さんと黄葉くんのこと、いろいろ聞かれたよ」
「お前、なんか余計なこと言ってねぇよな?」
「そう言うってことは、何かやましいことでもあるのかい?」
「いや、ないが?」
「そう? だったら良いんだけどねぇ~」
白淵は意味ありげにニヤニヤ笑いながら、自分の部屋へ入った。
なんだ? アイツ。
それを言うだけに、待ち伏せしてやがったのか?
口の軽いアイツのことだから、きっと余計なことをベラベラ喋ったに違いない。
ついに、来てしまったか。
黄葉くんは、因習村からひとりで飛び出してきた。
子供が家出したら、捜索願を出すのは当たり前。
居場所を突き止められるのは、時間の問題だったんだ。
꒰ঌ♥໒꒱꒰ঌ♡໒꒱
今日は一日中、可愛い黄葉くんとイチャイチャしながら過ごせる幸せな土曜日。
思う存分、黄葉くんを愛でたいところだけど。
早く堕天させないと、因習村へ連れ戻される。
とはいえ、いきなり襲うのは違う気がするんだよなぁ。
怯えて泣く黄葉くんを無理矢理抱くのは、アリかナシかといったら……。
うん! アリ寄りのアリだなっ!
「黄葉くん、今日は何かしたいことある?」
「ん~、どうしようかな~。そうだ! いつもワガママ聞いてもらってるから、ぼくが藍染さんの言うことなんでも聞いてあげるっ!」
「なんでも? いいの?」
「ぼくの出来ることだったら、なんでもいいよっ!」
今、なんでもするって言ったよね?
これを逃す手はない。
「じゃあ、気持ち好いことしようか」
「気持ち好いことって、なに?」
「大丈夫、大丈夫だから。絶対に、痛いことはしないから」
「う、うん。なら、いいよ」
「だったら、こっち来て」
ふたりでベッドの上に座って、向き合う。
左手で黄葉くんの頭を撫でながら、右手で頬を撫でる。
綺麗なサラサラの髪もなめらかな頬も、ずっと触っていたくなる。
この愛おしい体が、今から俺のものになる。
そう思うと、胸とチンコが熱くなるな。
桜色の可愛い唇に、そっと自分の唇を重ねる。
柔らかい唇に触れた瞬間、黄葉くんの体がピクリと小さく跳ねる。
ちょっと緊張しているのか、体がこわばっている。
黄葉くんはまだガキだから、俺がファーストキスになるのかも。
怖がらせないように、チュッチュと軽いキスを重ねた。
やっぱり、怯えている黄葉くんも可哀想可愛いな。
そこで、チャイムの音が鳴った。
思わず、唇を離して舌打ちをする。
うちには宅配ボックスがあるから、チャイムが鳴らされる時はそれ以外の用事がある時。
「ごめん、ちょっと待っててね」
「うん、分かった」
黄葉くんの頭を軽く撫でて、ベッドから降りる。
ドアスコープから覗き見れば、扉の向こうに5人の男たちが立っていた。
何故か、白淵と紫牟田もいる。
大勢で押しかけてきやがって、いったい何の用だ?
こっちとら、今一番いいとこなんだよ。
手前にいる警官が、警察手帳を見せつけてくる。
『突然お伺いしてすみません、警察です。ちょっと、お時間よろしいでしょうか?』
クソッ、あともうちょっとだったのにっ!
臨戦態勢だったチンコが、一気に萎えた。
꒰ঌ♥໒꒱꒰ঌ♡໒꒱
玄関の扉が開かれると、20代後半くらいの若い男が現れた。
細マッチョでスタイルが良く、なかなかのイケメンだ。
その男、藍染は警戒している様子で低い声でボソボソと喋り出す。
「警察が、何のご用ですか?」
「そちらで、少年を匿っているのは分かっています。今すぐ、こちらへ引き渡していただけますか?」
「匿っているとは、人聞きが悪い。彼が何をしたって言うんですか?」
「警察で保護すると、言っているんです。悪いことは言いませんから、早くこちらへ寄越しなさい」
「嫌ですけど」
「嫌? 公務執行妨害で、逮捕しますよ?」
赤艸が問い詰めると、藍染は毅然とした態度で反論してきた。
お互い平行線のまま、一歩も引かない。
すると今度は、紫牟田が藍染に頼み込む。
「藍染さん、黄葉ちゃんに会わせてもらえませんか? 話がしたいんです」
「いや、それが、今はちょっと、出られないっていうか……」
藍染が言葉を濁すと、天使たちに不穏な空気が漂う。
そこでチャリチャリと金属音を立てながら、黄葉が明るい笑顔で駆け寄ってくる。
「なんか聞き覚えのある声がすると思ったら、みんなだったか~っ!」
「黄葉くん! 出てきちゃダメだってっ!」
「え? なんで?」
藍染が止めると、黄葉はキョトンとして首を傾げた。
黄葉はオーバーサイズのシャツ以外、何も着ていない。
大きく開いた胸元やスラリと伸びた細い足には、紅い所有印がいくつも付いていた。
細い首には首輪が着けられ、長い鎖と繋がっていた。
黄葉の姿を見て、天使たちは絶句した。
黄葉はこの部屋に監禁され、堕天させられたと確信する。
「よくも、僕の黄葉ちゃんを穢してくれましたねっ!」
「悪は滅するのみっ!」
激怒した紺箭は、剣を抜いて突き出す。
橙木は渾身の力で、警棒を振りかぶった。
それらが藍染をとらえる前に、黄葉が前に立ちはだかった。
「藍染さんっ!」
「「「黄葉くんっ?」」」
剣は黄葉の胸を貫き、警棒は頭を叩き割った。
崩れ落ちる黄葉の体を、藍染が慌てて抱き留めた。
天使たちもまた、倒れた黄葉を囲んで悲痛な叫びを上げる。
白淵は慌ててスマホを取り出して、救急車を呼んだ。
黄葉が負った傷は深く、誰の目から見ても致命傷だと分かった。
藍染は取り乱して、泣きじゃくる。
「黄葉くんっ! どうしてこんな……っ?」
「だって……、庇わなかったら、藍染さんが、死んじゃってたでしょ……」
「嫌だよっ! 死なないでっ! 俺を置いて、逝かないでよっ!」
「大丈夫、天使は死なないから……」
黄葉は穏やかな笑顔で、藍染を見上げた。
苦しそうな声で、懸命に言葉を紡ぐ。
「ねぇ、知ってる……? 熾天使はね、愛の炎と共鳴するんだよ。だから、藍染さんがぼくを愛してくれているって、知ってたんだ……」
「今までずっと言えなかったけど……、会った時から黄葉くんを愛している」
「うん、ぼくも愛してる……」
黄葉は、自分を見下ろす天使たちを見回して嬉しそうに笑う。
「みんな、会いに来てくれて、ありがとう。ぼく……、藍染さんに愛されて、とても幸せだった。それだけは信じて……」
そこまで言うと、黄葉は息を引き取った。
黄葉の体は、光の粒子となって消えていく。
あとには、黄色く輝く手のひらサイズの球体が残った。
藍染は球体を掴もうとしたが、手はすり抜けて空を切った。
球体は音もなく浮き上がり、まっすぐ天へと昇っていった。
空を見上げて、藍染はぽつりと呟く。
「あれは……?」
「あれは、黄葉さんの御霊だよ」
「御霊?」
「黄葉さんは、神様の御許へと召されたんだ」
赤艸もまた空を見上げながら、淡々とした口調で答えた。
「みんなたち、オレたちも帰んぞ」
「そうですね」
「分かった」
「さらばだ、愚かなる人間たちよ」
4人は天使の姿へ戻ると、神々しい光を放ちながら天へと帰って行った。
藍染と白淵は、天使たちの姿が見えなくなるまで見送った。
藍染は呆然と空を見上げていたが、ようやく事態を飲み込めてきた。
「……黄葉くんって、本当に天使だったんだ……」
「えっ? 今さらっ?」
「は? 警察?」
ある日、同僚たちが詰めかけてきて質問責めにされた。
彼らの話によると、警察が聞き込みに来て黄葉くんと俺について詳しく聞かれたという。
同僚たちを適当にあしらって独身寮へ帰ると、白淵が俺の部屋の前で待ち伏せしていた。
何やら楽しそうな笑みを浮かべつつ、軽い口調で話し掛けてくる。
「藍染さん、お帰りぃ~。今日、ここにも警察が訪ねてきてさ。藍染さんと黄葉くんのこと、いろいろ聞かれたよ」
「お前、なんか余計なこと言ってねぇよな?」
「そう言うってことは、何かやましいことでもあるのかい?」
「いや、ないが?」
「そう? だったら良いんだけどねぇ~」
白淵は意味ありげにニヤニヤ笑いながら、自分の部屋へ入った。
なんだ? アイツ。
それを言うだけに、待ち伏せしてやがったのか?
口の軽いアイツのことだから、きっと余計なことをベラベラ喋ったに違いない。
ついに、来てしまったか。
黄葉くんは、因習村からひとりで飛び出してきた。
子供が家出したら、捜索願を出すのは当たり前。
居場所を突き止められるのは、時間の問題だったんだ。
꒰ঌ♥໒꒱꒰ঌ♡໒꒱
今日は一日中、可愛い黄葉くんとイチャイチャしながら過ごせる幸せな土曜日。
思う存分、黄葉くんを愛でたいところだけど。
早く堕天させないと、因習村へ連れ戻される。
とはいえ、いきなり襲うのは違う気がするんだよなぁ。
怯えて泣く黄葉くんを無理矢理抱くのは、アリかナシかといったら……。
うん! アリ寄りのアリだなっ!
「黄葉くん、今日は何かしたいことある?」
「ん~、どうしようかな~。そうだ! いつもワガママ聞いてもらってるから、ぼくが藍染さんの言うことなんでも聞いてあげるっ!」
「なんでも? いいの?」
「ぼくの出来ることだったら、なんでもいいよっ!」
今、なんでもするって言ったよね?
これを逃す手はない。
「じゃあ、気持ち好いことしようか」
「気持ち好いことって、なに?」
「大丈夫、大丈夫だから。絶対に、痛いことはしないから」
「う、うん。なら、いいよ」
「だったら、こっち来て」
ふたりでベッドの上に座って、向き合う。
左手で黄葉くんの頭を撫でながら、右手で頬を撫でる。
綺麗なサラサラの髪もなめらかな頬も、ずっと触っていたくなる。
この愛おしい体が、今から俺のものになる。
そう思うと、胸とチンコが熱くなるな。
桜色の可愛い唇に、そっと自分の唇を重ねる。
柔らかい唇に触れた瞬間、黄葉くんの体がピクリと小さく跳ねる。
ちょっと緊張しているのか、体がこわばっている。
黄葉くんはまだガキだから、俺がファーストキスになるのかも。
怖がらせないように、チュッチュと軽いキスを重ねた。
やっぱり、怯えている黄葉くんも可哀想可愛いな。
そこで、チャイムの音が鳴った。
思わず、唇を離して舌打ちをする。
うちには宅配ボックスがあるから、チャイムが鳴らされる時はそれ以外の用事がある時。
「ごめん、ちょっと待っててね」
「うん、分かった」
黄葉くんの頭を軽く撫でて、ベッドから降りる。
ドアスコープから覗き見れば、扉の向こうに5人の男たちが立っていた。
何故か、白淵と紫牟田もいる。
大勢で押しかけてきやがって、いったい何の用だ?
こっちとら、今一番いいとこなんだよ。
手前にいる警官が、警察手帳を見せつけてくる。
『突然お伺いしてすみません、警察です。ちょっと、お時間よろしいでしょうか?』
クソッ、あともうちょっとだったのにっ!
臨戦態勢だったチンコが、一気に萎えた。
꒰ঌ♥໒꒱꒰ঌ♡໒꒱
玄関の扉が開かれると、20代後半くらいの若い男が現れた。
細マッチョでスタイルが良く、なかなかのイケメンだ。
その男、藍染は警戒している様子で低い声でボソボソと喋り出す。
「警察が、何のご用ですか?」
「そちらで、少年を匿っているのは分かっています。今すぐ、こちらへ引き渡していただけますか?」
「匿っているとは、人聞きが悪い。彼が何をしたって言うんですか?」
「警察で保護すると、言っているんです。悪いことは言いませんから、早くこちらへ寄越しなさい」
「嫌ですけど」
「嫌? 公務執行妨害で、逮捕しますよ?」
赤艸が問い詰めると、藍染は毅然とした態度で反論してきた。
お互い平行線のまま、一歩も引かない。
すると今度は、紫牟田が藍染に頼み込む。
「藍染さん、黄葉ちゃんに会わせてもらえませんか? 話がしたいんです」
「いや、それが、今はちょっと、出られないっていうか……」
藍染が言葉を濁すと、天使たちに不穏な空気が漂う。
そこでチャリチャリと金属音を立てながら、黄葉が明るい笑顔で駆け寄ってくる。
「なんか聞き覚えのある声がすると思ったら、みんなだったか~っ!」
「黄葉くん! 出てきちゃダメだってっ!」
「え? なんで?」
藍染が止めると、黄葉はキョトンとして首を傾げた。
黄葉はオーバーサイズのシャツ以外、何も着ていない。
大きく開いた胸元やスラリと伸びた細い足には、紅い所有印がいくつも付いていた。
細い首には首輪が着けられ、長い鎖と繋がっていた。
黄葉の姿を見て、天使たちは絶句した。
黄葉はこの部屋に監禁され、堕天させられたと確信する。
「よくも、僕の黄葉ちゃんを穢してくれましたねっ!」
「悪は滅するのみっ!」
激怒した紺箭は、剣を抜いて突き出す。
橙木は渾身の力で、警棒を振りかぶった。
それらが藍染をとらえる前に、黄葉が前に立ちはだかった。
「藍染さんっ!」
「「「黄葉くんっ?」」」
剣は黄葉の胸を貫き、警棒は頭を叩き割った。
崩れ落ちる黄葉の体を、藍染が慌てて抱き留めた。
天使たちもまた、倒れた黄葉を囲んで悲痛な叫びを上げる。
白淵は慌ててスマホを取り出して、救急車を呼んだ。
黄葉が負った傷は深く、誰の目から見ても致命傷だと分かった。
藍染は取り乱して、泣きじゃくる。
「黄葉くんっ! どうしてこんな……っ?」
「だって……、庇わなかったら、藍染さんが、死んじゃってたでしょ……」
「嫌だよっ! 死なないでっ! 俺を置いて、逝かないでよっ!」
「大丈夫、天使は死なないから……」
黄葉は穏やかな笑顔で、藍染を見上げた。
苦しそうな声で、懸命に言葉を紡ぐ。
「ねぇ、知ってる……? 熾天使はね、愛の炎と共鳴するんだよ。だから、藍染さんがぼくを愛してくれているって、知ってたんだ……」
「今までずっと言えなかったけど……、会った時から黄葉くんを愛している」
「うん、ぼくも愛してる……」
黄葉は、自分を見下ろす天使たちを見回して嬉しそうに笑う。
「みんな、会いに来てくれて、ありがとう。ぼく……、藍染さんに愛されて、とても幸せだった。それだけは信じて……」
そこまで言うと、黄葉は息を引き取った。
黄葉の体は、光の粒子となって消えていく。
あとには、黄色く輝く手のひらサイズの球体が残った。
藍染は球体を掴もうとしたが、手はすり抜けて空を切った。
球体は音もなく浮き上がり、まっすぐ天へと昇っていった。
空を見上げて、藍染はぽつりと呟く。
「あれは……?」
「あれは、黄葉さんの御霊だよ」
「御霊?」
「黄葉さんは、神様の御許へと召されたんだ」
赤艸もまた空を見上げながら、淡々とした口調で答えた。
「みんなたち、オレたちも帰んぞ」
「そうですね」
「分かった」
「さらばだ、愚かなる人間たちよ」
4人は天使の姿へ戻ると、神々しい光を放ちながら天へと帰って行った。
藍染と白淵は、天使たちの姿が見えなくなるまで見送った。
藍染は呆然と空を見上げていたが、ようやく事態を飲み込めてきた。
「……黄葉くんって、本当に天使だったんだ……」
「えっ? 今さらっ?」
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