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【一豊】の手解き R18
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「明日の夜、お主の部屋にゆく」
昨日の一豊の言葉に、気もそぞろな紫苑が朝からソワソワと落ち着きがないままに、一豊の訪れの日を迎えた。既に床の用意はしていたが、思わぬ一豊の早い訪れに紫苑が慌てていた。
そんな紫苑の姿を察した一豊が、真綿に包むように紫苑を抱きしめた。
「恥ずかしがらずとも良い」
そっと口付け、啄むように何度も、何度も繰り返した。初めてのことに紫苑の体が崩れ落ちそうになった。
「わしに凭れかかるが良い」
初めての事に既に体に力の入らない紫苑が、体勢を変えられて一豊の胸に背中を預け寄りかかった。一豊の肩に頭を乗せたままでなおも、一豊が紫苑の唇を啄み続けていた。紫苑の体からは力がどんどん抜けて行き、一豊に凭れる紫苑の重みも増していった。
そんな紫苑を反応に、音も無くクスリと小さく笑みをこぼし、一豊が前袷から侵入させた手で紫苑の左の乳房を捕らえた。敏感に作り変えられた乳房をくすぐられ、時折紫の飾りで遊ばれると、途端に紫苑の息が上がった。
「ああっ」
「紫苑、紫苑」
一豊の唇は紫苑の耳朶を食み、首筋を舐め、吸い付く。
「良く見せてくれ」
肩口から袖を抜かれ淡い明かりが満たす室内に妖しく光る紫の飾りが、ついに露になった。
「やはり美しい!」
一豊が感嘆の声を洩らした。
堪らないといわんばかりに、紫苑の両の乳房が一豊の大きな手のひらに包まれて揉み込まれた。乳房を揉まれる度に揺らめき、部屋の明かりを反射させる紫の飾りが、紫苑の滑らかな白い肌を艶やかに引き立てていた。一豊の両手に納まる紫苑の乳房が、一豊の手によって次第に柔らかく、ふっくらと解れていった。やがて少年の胸であるはずの硬くて薄い乳房が、長い時間を経て餅のように一豊の手に吸い付くまでに解れた。
その頃には、紫苑の息は絶え絶えになり、一豊に凭れるので精一杯のようだった。
「まことに美しい、お主の姿をもっと良く見せてくれ」
一豊の息は荒く声はひどく興奮していた。
乳房に置かれた手が、次に帯を解き紫苑の下穿きをも剥ぎ取った。生まれたままの姿の紫苑の下肢は、触れられずとも夥しく濡れていた。隠すものなど何も無い紫苑の姿が、部屋の明かりによって赤裸々に映し出されていた。
「ここまで垂れておる」
感慨深げに呟いた一豊の右手が、誰にも晒した事のない紫苑の蕾を撫で擦った。
左の乳房と蕾から一豊の指の熱が与えられ、それが紫苑の下肢に直結しているかのように次から次へと滴が溢れた。
「んああっ」
「気持ちよいのだな」
一豊が紫苑の右の首筋に顔を埋めていた。
「んんっ」
とたんに滴が溢れて一豊の指を濡らした。
一豊の指が奏でる卑猥な音を伴いながら、紫苑の蕾が淫らに収縮を繰り返す。
「紫苑、わしのこれからはお主のものだ。だから、お主のこれからはわしのもの。良いな」
一瞬放り出された蕾に、紫苑の体温より遥かに高い熱が待ちうけていた。
「わしから離れないでくれ」
ゆっくりとその熱を受け入れながら、(やっと愛してもらえる。今も、これからも)紫苑が一筋の涙を流した。
「今宵からお主はわしの与える喜びのみを覚えよ」
深く繋がると、一豊が再び乳房を両の手のひらにおさめた。またしてもゆっくり揉みこまれ、紫苑の吐息で胸が上下する。一豊の手に合わせるようにゆっくりと呼吸しながら、紫苑が安心したように体を預けていた。
「わしが悪夢など見ぬほど可愛がる」
一豊の淫らな手遊びが再び始まった。
「お主の体は正直だ。聞かずともお主の滴が教えてくれるわ。
わしもそろそろ限界だ」
一豊の嬉しそうな声が紫苑のうなじから響いた。
紫苑の胎内にある熱が眠りから目を覚ましたように動き出した。初めはゆっくりと気遣うように。馴染んでくると探るように、紫苑の胎内を暴き始めた。
「あ、あうっ」
「ここが気持ちよいのだな」
「あ、ああっ」
「滴を飛ばすほどよいか。滴を飛ばす仕草も美しいな」
一豊が興奮したように荒く息を吐きながら、猛然と腰を揺らした。
紫苑が、無意識に下肢に手を伸ばした。
「初めはわしがする、お主はわしの手を思い出して乳房を触っておれ」
そう言うと一豊が滴を溢れさせる『シオン』自身を軽く握りこむように触れた。
「わしの指を覚えておくのだ、夢でもわしに抱かれるように」
この一言が紫苑を歓喜に震えさせた。
「さあ、紫苑。目を閉じてわしの指の動きを覚えておけ」
自ら乳房を触りながらも紫苑が言われるままに、一豊の指の動きをひたすら追い続けるように目を閉じた。
「ああっ、ああっ」
一豊に奥を突かれ、シオンの先端から勢いよく蜜が溢れた。その蜜を熱の孕む下肢に丁寧に塗りこめながら一豊の指は、何度も何度もそれを繰り返す。
(あの時と同じだ)紫苑が初めて城に来た日の夜を思い出し、下肢を震わせた。
「憂い奴よ。夥しいほどの蜜を溢すほど、気持ちよいのだな。
今度はわしの動きに合わせてくれ」
一豊の動きに合わるように、紫苑の腰がぎこちなく動き始めた。
その間も、一豊がシオンに蜜を塗り続けた。
「蜜が少なくなってきたな」
一豊が独り言を洩らしたが、塗り込められる感触と胎内の刺激が相乗効果を生み出し始めたのか、「勝手に出ちゃう。けど気持ちいい」紫苑が吐息と共に呟いた。
「そうか。ならばもっとわしとの交わりをお主の体に仕込まねばな」
満足げな一豊の声に紫苑が擽られる。
「ああ、ああ、ああっ」
一豊の指がシオンの切っ先でくるくると何度も円を描いた。触れるか触れないかの指先に、もどかしさの篭った声を紫苑が上げた。
「物足りなそうだな、敏感な所ゆえ、初めは優しくしようと思ったが」
意地悪く聞こえた紫苑が自ら腰を突き出した。
「こらこら、繋がりが解けては元も子もないではないか。
安心せい、痛くしたくはないのだ。敏感な所ゆえお主の加減を見極めるまでの辛抱だ。
お主は乳房を触っておれ」
「ああん、あっ」
少し強めに絞るように摘まれた紫苑が堪えきれずに喘いだ。
「この位が好みか…また、蜜も溢れてきたな。
もう一度初めから始めるぞ」
一豊が再び溢れ始めた蜜をシオンに塗り始めた。
塗り込みと、切っ先の愛撫を延々と繰り返されるうち、長い時間をかけ、ついに蜜が一滴も出なくなり、シオンの切っ先が何度もパクパクと口を開閉させるだけになると、一豊が、両手でしっかりと紫苑の下肢を押さえて、本領を発揮するかのように胎内で暴れ始めた。
「うわ、ああ、あっ、あっ」
激しい律動に呼応するように、紫苑の口からは断続的に喘ぎ声がこぼれる。
「忘れるな、紫苑。わしとの今宵を」
紫苑が胸の飾りを触り続ける。まるで一豊の手の動きを再現するかのように。
「ああっ、ああっ」
高らかに声を張り上げて紫苑が啼きはじめた。
「明日からはわしに愛された事のみ覚えておけばよい」
紫苑の腰が勝手に前後に動き始めるが、一豊の手によってがっちりと密着されているため、繋がりが解ける事はなく、紫苑の動きに一豊が合わせる様にますます奥を抉るような動きへと変化させた。初めてにも拘らず強い快楽を与えられた紫苑が、とっさに自らの下肢へと手を伸ばしたが、一豊に阻まれすすり泣き始めた。
「過去など忘れるほどの快楽を、初めてのお主に捧ぐ」
「一豊様、変。もうなにも出ないのに、あ、やぁ、なんか」
「安心しろ、わしも共にゆくぞ」
「あーーっ、あっ、ああーーっ」
声を上げながら体を硬直させた紫苑が、快楽の証を出すことなく絶頂を極めたと同時に一豊が、胎内の奥深くで果てた事に気づいた紫苑が「嬉しい」と小さく呟いた。
「今宵は始まったばかりじゃ」
繋がったままの一豊が、余韻を楽しみながら再び淫らな手遊びを再開した。
(もっと僕の体を作り変えて)
紫苑が再び一筋の涙を流した。
昨日の一豊の言葉に、気もそぞろな紫苑が朝からソワソワと落ち着きがないままに、一豊の訪れの日を迎えた。既に床の用意はしていたが、思わぬ一豊の早い訪れに紫苑が慌てていた。
そんな紫苑の姿を察した一豊が、真綿に包むように紫苑を抱きしめた。
「恥ずかしがらずとも良い」
そっと口付け、啄むように何度も、何度も繰り返した。初めてのことに紫苑の体が崩れ落ちそうになった。
「わしに凭れかかるが良い」
初めての事に既に体に力の入らない紫苑が、体勢を変えられて一豊の胸に背中を預け寄りかかった。一豊の肩に頭を乗せたままでなおも、一豊が紫苑の唇を啄み続けていた。紫苑の体からは力がどんどん抜けて行き、一豊に凭れる紫苑の重みも増していった。
そんな紫苑を反応に、音も無くクスリと小さく笑みをこぼし、一豊が前袷から侵入させた手で紫苑の左の乳房を捕らえた。敏感に作り変えられた乳房をくすぐられ、時折紫の飾りで遊ばれると、途端に紫苑の息が上がった。
「ああっ」
「紫苑、紫苑」
一豊の唇は紫苑の耳朶を食み、首筋を舐め、吸い付く。
「良く見せてくれ」
肩口から袖を抜かれ淡い明かりが満たす室内に妖しく光る紫の飾りが、ついに露になった。
「やはり美しい!」
一豊が感嘆の声を洩らした。
堪らないといわんばかりに、紫苑の両の乳房が一豊の大きな手のひらに包まれて揉み込まれた。乳房を揉まれる度に揺らめき、部屋の明かりを反射させる紫の飾りが、紫苑の滑らかな白い肌を艶やかに引き立てていた。一豊の両手に納まる紫苑の乳房が、一豊の手によって次第に柔らかく、ふっくらと解れていった。やがて少年の胸であるはずの硬くて薄い乳房が、長い時間を経て餅のように一豊の手に吸い付くまでに解れた。
その頃には、紫苑の息は絶え絶えになり、一豊に凭れるので精一杯のようだった。
「まことに美しい、お主の姿をもっと良く見せてくれ」
一豊の息は荒く声はひどく興奮していた。
乳房に置かれた手が、次に帯を解き紫苑の下穿きをも剥ぎ取った。生まれたままの姿の紫苑の下肢は、触れられずとも夥しく濡れていた。隠すものなど何も無い紫苑の姿が、部屋の明かりによって赤裸々に映し出されていた。
「ここまで垂れておる」
感慨深げに呟いた一豊の右手が、誰にも晒した事のない紫苑の蕾を撫で擦った。
左の乳房と蕾から一豊の指の熱が与えられ、それが紫苑の下肢に直結しているかのように次から次へと滴が溢れた。
「んああっ」
「気持ちよいのだな」
一豊が紫苑の右の首筋に顔を埋めていた。
「んんっ」
とたんに滴が溢れて一豊の指を濡らした。
一豊の指が奏でる卑猥な音を伴いながら、紫苑の蕾が淫らに収縮を繰り返す。
「紫苑、わしのこれからはお主のものだ。だから、お主のこれからはわしのもの。良いな」
一瞬放り出された蕾に、紫苑の体温より遥かに高い熱が待ちうけていた。
「わしから離れないでくれ」
ゆっくりとその熱を受け入れながら、(やっと愛してもらえる。今も、これからも)紫苑が一筋の涙を流した。
「今宵からお主はわしの与える喜びのみを覚えよ」
深く繋がると、一豊が再び乳房を両の手のひらにおさめた。またしてもゆっくり揉みこまれ、紫苑の吐息で胸が上下する。一豊の手に合わせるようにゆっくりと呼吸しながら、紫苑が安心したように体を預けていた。
「わしが悪夢など見ぬほど可愛がる」
一豊の淫らな手遊びが再び始まった。
「お主の体は正直だ。聞かずともお主の滴が教えてくれるわ。
わしもそろそろ限界だ」
一豊の嬉しそうな声が紫苑のうなじから響いた。
紫苑の胎内にある熱が眠りから目を覚ましたように動き出した。初めはゆっくりと気遣うように。馴染んでくると探るように、紫苑の胎内を暴き始めた。
「あ、あうっ」
「ここが気持ちよいのだな」
「あ、ああっ」
「滴を飛ばすほどよいか。滴を飛ばす仕草も美しいな」
一豊が興奮したように荒く息を吐きながら、猛然と腰を揺らした。
紫苑が、無意識に下肢に手を伸ばした。
「初めはわしがする、お主はわしの手を思い出して乳房を触っておれ」
そう言うと一豊が滴を溢れさせる『シオン』自身を軽く握りこむように触れた。
「わしの指を覚えておくのだ、夢でもわしに抱かれるように」
この一言が紫苑を歓喜に震えさせた。
「さあ、紫苑。目を閉じてわしの指の動きを覚えておけ」
自ら乳房を触りながらも紫苑が言われるままに、一豊の指の動きをひたすら追い続けるように目を閉じた。
「ああっ、ああっ」
一豊に奥を突かれ、シオンの先端から勢いよく蜜が溢れた。その蜜を熱の孕む下肢に丁寧に塗りこめながら一豊の指は、何度も何度もそれを繰り返す。
(あの時と同じだ)紫苑が初めて城に来た日の夜を思い出し、下肢を震わせた。
「憂い奴よ。夥しいほどの蜜を溢すほど、気持ちよいのだな。
今度はわしの動きに合わせてくれ」
一豊の動きに合わるように、紫苑の腰がぎこちなく動き始めた。
その間も、一豊がシオンに蜜を塗り続けた。
「蜜が少なくなってきたな」
一豊が独り言を洩らしたが、塗り込められる感触と胎内の刺激が相乗効果を生み出し始めたのか、「勝手に出ちゃう。けど気持ちいい」紫苑が吐息と共に呟いた。
「そうか。ならばもっとわしとの交わりをお主の体に仕込まねばな」
満足げな一豊の声に紫苑が擽られる。
「ああ、ああ、ああっ」
一豊の指がシオンの切っ先でくるくると何度も円を描いた。触れるか触れないかの指先に、もどかしさの篭った声を紫苑が上げた。
「物足りなそうだな、敏感な所ゆえ、初めは優しくしようと思ったが」
意地悪く聞こえた紫苑が自ら腰を突き出した。
「こらこら、繋がりが解けては元も子もないではないか。
安心せい、痛くしたくはないのだ。敏感な所ゆえお主の加減を見極めるまでの辛抱だ。
お主は乳房を触っておれ」
「ああん、あっ」
少し強めに絞るように摘まれた紫苑が堪えきれずに喘いだ。
「この位が好みか…また、蜜も溢れてきたな。
もう一度初めから始めるぞ」
一豊が再び溢れ始めた蜜をシオンに塗り始めた。
塗り込みと、切っ先の愛撫を延々と繰り返されるうち、長い時間をかけ、ついに蜜が一滴も出なくなり、シオンの切っ先が何度もパクパクと口を開閉させるだけになると、一豊が、両手でしっかりと紫苑の下肢を押さえて、本領を発揮するかのように胎内で暴れ始めた。
「うわ、ああ、あっ、あっ」
激しい律動に呼応するように、紫苑の口からは断続的に喘ぎ声がこぼれる。
「忘れるな、紫苑。わしとの今宵を」
紫苑が胸の飾りを触り続ける。まるで一豊の手の動きを再現するかのように。
「ああっ、ああっ」
高らかに声を張り上げて紫苑が啼きはじめた。
「明日からはわしに愛された事のみ覚えておけばよい」
紫苑の腰が勝手に前後に動き始めるが、一豊の手によってがっちりと密着されているため、繋がりが解ける事はなく、紫苑の動きに一豊が合わせる様にますます奥を抉るような動きへと変化させた。初めてにも拘らず強い快楽を与えられた紫苑が、とっさに自らの下肢へと手を伸ばしたが、一豊に阻まれすすり泣き始めた。
「過去など忘れるほどの快楽を、初めてのお主に捧ぐ」
「一豊様、変。もうなにも出ないのに、あ、やぁ、なんか」
「安心しろ、わしも共にゆくぞ」
「あーーっ、あっ、ああーーっ」
声を上げながら体を硬直させた紫苑が、快楽の証を出すことなく絶頂を極めたと同時に一豊が、胎内の奥深くで果てた事に気づいた紫苑が「嬉しい」と小さく呟いた。
「今宵は始まったばかりじゃ」
繋がったままの一豊が、余韻を楽しみながら再び淫らな手遊びを再開した。
(もっと僕の体を作り変えて)
紫苑が再び一筋の涙を流した。
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