俺のスキルが《冷蔵庫》なんだが。〜異世界転生したけど、スキル名が微妙です〜

村人B

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一章 藤野 玄人、転生しました。

1話 藤野 玄人、転生しました。

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「ん…朝か…」

 優しい光が俺を起こす。
 さあ、起きよう。

 そして、今日も今日とてブラックしますか。

 目を閉じながらそんなことを考えていると、俺は異変に気付いた。

「…おい、目覚まし時計が鳴らんぞ?」

 俺は現実逃避のために、うつ伏せになって寝転がる。

「はぁぁぁぁ……」

 あぁ、遅刻か……

「……ん?」

 これは…ベッドじゃない。土の匂いがする。いや、嗅いだことはないけども。

 俺は、恐る恐る目を開ける…。

 そこは、森だった。

 あぁ、そういえば、おれ…

「…転生、したんだっけ」



 話は、1日前に遡る。

 土曜の帰りに、会社の先輩が、新卒会社員は色々大変だろうと言って、呑みに連れて行ってくれた。

 相談させてもらったり、課長のハゲの秘密を聞かせてもらったりした。

 意外にもその先輩が俺と同じオタクだったため、とても楽しく呑むことができた。

「先輩、今日はありがとうございました!」

「おーう、気ぃつけて帰れよー」

 ということで、俺は家に帰る。

 今日は少し呑みすぎたから水を飲んだいた方がいいかな。

 俺は、冷蔵庫で冷やしておいた天然水をコップに注ぐ。

 あ、明日は休みだから自炊してみようかな?

 そのためにこの冷蔵庫を、何人もの諭吉さんを手放して買ったんだから。

「…やっぱり最初は炒飯から始めるべきか?それとも…」

 そんなことを考えながら、冷蔵庫を閉める。

 すると、バンっ、と大きな音が鳴った。

 あ、勢いよく閉めてしまった。

 まー、最近の家具だ。大丈夫…

 その瞬間、冷蔵庫が傾いてきた。固定してなかったのか…

 違う。そうじゃない。このままだと、俺、死ぬ。

 そのまま俺は冷蔵庫の下敷きになった。

「うっ………」

 頭が熱い。どうやら会心の一撃だったよう…だ…

 俺は、意識を手放していった。



「お……下……おー……て……」

 なんだ、うるさいな、もう死ぬの。俺死ぬの。

 静かに死なせてなの。

「死んでないから起きて!!!」

 マジか。

「マジマジ!だから早く起きて!」

 俺は、起き上がって目を開ける。

 そこには、女性がいた。とても綺麗な。

「えへへ、そうかな?ありがとっ!」

 ん?なんで考えてることがわかるんだ?

 …もしかして、まさかまさかの?って、な訳ないな。

「ご想像の通り!これ、異世界転生です!あなた、異世界行けます!」

「…ふっ」

「ちょっと!死んじゃダメだよ!異世界行けるんだよ!?」

 あぁ、危ない危ない。

「てことはあなたは女神様?」

「そそ!んー、名前は無いんだけど、貴方の世界の言葉で言うなら、『acqua』とか『wasser』かなあ?」

『acqua』はフランス語で、『wasser』はドイツ語で、どちらも『水』って意味だったかな。

 じゃあ、水の女神様なのか。安直だなあ、女神様。

「そー言うこと思わないの!」

「はーいごめんなさーい」

「わかればよろしい」

「で、女神様、そろそろ説明お願いしても?」

「あーごめんねっ、忘れてた!」

 ポンコツ?天然?ま、いいか。

 あ、睨まれた。そして、真面目な、女神らしい顔になった。

「…えー、最初に、藤野 玄人、貴方は亡くなりました。

 死因は、冷蔵庫の下敷きです」

 こんな死因のやつ、世界でおれぐらいしかいないんじゃなかろうか?

「では、貴方に問います。

 貴方は再び元の世界で転生したいですか?それとも、他の世界に転生したいですか?」

 それは、決まってるだろ。絶対楽しいんだよな。

「俺、異世界行くよ」

「知ってました」

 女神様はあはは、と笑った。

「ていうか、女神様ってホントにいたんですね」

「そうだけど、なんで?」

「いや、ラノベだとワンクッション、女神様を挟むのと、いきなり転生するのがあるから気になってたんですよね」

「あーあれか。あのね、いきなり転生しちゃう人は、担当の女神が面倒くさがりなの。真面目な子はみんなちゃんと姿を見せて、了承得てから転生させるんだけどねー…」

 そういうことか。なら俺は女神様に会えてラッキーってことだな。

 女神様はまた真面目な顔で、続ける。

「じゃあ、話戻すよ?えーと…私たち女神は貴方がた転生者に特別なスキルや装備を与えることができます」

 そっちもできるのか。感心した。

「ですが、そのスキルや装備は貴方が亡くなる前に所持していたものに関連していなければいけません」

「なんでですか?」

「スキル、装備を与えるというのは、その魂を貴方に授けるということです。そして、仮に貴方と全く関係のない物の魂を授けてしまうと、元いた世界が崩れていってしまいます」

 なるなる。

「次に、貴方に関連していた物の中でも、貴方が大切にしたもの、また、物からも、貴方に大切にされたい、貴方の役に立ちたいと強く思っていた物はより強い効果を発揮します」

「んじゃ、昔から使ってる方が強いんですかね?」

「いえ、そうとも限りませんよ。なぜなら、貴方に関連していた物の中で最も大きな効果を発揮するもの…それはーー」

 あー、やな予感。

「先日買われたばかりの、冷蔵庫です」

 はい。そんな気がしてました。

「てことでー、ここにその冷蔵庫君の魂がありまーす!」

 仕事が早いな。てか、選ばせてくれないんだ。

「ごめんねー?向こうの世界にも色々事情があるみたいで、強い人が必要なんだってー」

「…わかりました。冷蔵庫でいいですよ」

「はーい!毎度ありー!」

 そうして、冷蔵庫の魂が俺の中に入ってくる。

 何かあるかと思ったけど、なかった。

「あ、あと一つあげるものがあるんだった!」

 そう言うと、女神様は俺の前に手を突き出して、「ほいっ!」と。

 すると、俺の前に一冊のノートが現れた。

「それはね、《ソウルブック》っていう本だよ。自分のステータスとか状態を教えてくれるの。説明書は付いてるから、後で自分で読んでね!まー、わかりにくかったら向こうの人に聞くといいよ!みんな、生まれた時から持ってるみたいだから!」

 後、と女神様は付け足した。

「もう一つだけ、おまけしちゃうよ!内容はお楽しみだね!」

 きた、おまけですよ。これ絶対強いやつ。

 「さてと」と、女神様は真面目モードに入った。

「転生者、藤野玄人。今、世界ラペイクスは滅亡の危機に瀕しています。汝、全身全霊を持ってこの世界を守りなさい。さすれば、我等神族が願いを一つ、叶えましょう」

 願いか。もう叶ったかな。異世界行きたいっていう願いが。

「最後に一つ。世界ラペイクスでは、多くの神が信仰されています。あなたも、神を信仰し、毎日祈りを捧げなさい。さすれば、神はあなたを祝福するでしょう」

 あー、あれか。祝福って、助けれくれるってことだな

「さあ、行きなさい。転生者、藤野玄人。世界を救いなさい。

 ではーー幸福を、祈っています」

 その瞬間、俺の足元に魔法陣が浮かび…

 現実なら考えられないような、転生を果たしたのだった。

 冷蔵庫と、共に。



 て感じで転生したんだったな。

 その時、目から涙が溢れてくる。

 あぁ、俺はついに黒より黒いブラックな会社から脱出できたのか…3ヶ月は、実に長かった。

 そんなことを考えながら、俺は座る。

 まず、最初にすることは…落ち着ける場所の確保か。

 お、あそこにちょうどいいところがあるな。

 木が根本から、4メートルほど割れている。ぴったりだ。俺はそこに入る。

 えーと、女神様の言っていた《ソウルブック》ってのはどこだろう。

 そう思った瞬間、目の前に薄っぺらい本が現れる。

 小学生の時に使っていた、自由帳みたいなものだ。

 俺はその本を手に取り、表紙をめくる。

 そこには、こうかかれていた。


藤野 玄人

Lv1
ステータス
HP 30
攻撃 20
防御 15
魔法力 15
魔力 25
精神力 40

 ほぉ、これはあの超名作RPG、龍事件と比べても、主人公より高いな。

 これ、異世界あるあるだな。

 転生者、強い。俺、強い。

 そして、その隣にはこう書いてあった。

《転生者》
転生した者

《スキル》

《好奇心》
勇気がある
恐怖状態にならない
その敵の初エンカウント時、
ドロップ率、ドロップ量2倍

 その下を見ていくとーーあった。

 《固有スキル》だ!

「きたきたっ!」

 まあ、大方冷蔵庫関係なのは決まってるが、俺は一縷の望みを捨てない。だってほら、冷蔵庫だから、氷とか水とか!そうなると、《氷の勇者》とか《水の勇者》とかかも知んないし!

 そう思って、俺はページの下を見ると、書いてあった。スキル名。

《冷蔵庫》

「……はぁ…………」

 やっぱりか。

 いや、まだ望みはある。おまけに期待しておこう。

 まあ、お楽しみって言ってたから、いつ分かるかとかはわからんが。

 さて、じゃあ早速、使ってみるか。《冷蔵庫》。

 俺は、木の外にでる。

 …どうやって使うんだ?

 とりあえず、口に出してみる。

「スキル、《冷蔵庫》!」

 ーー何も起きなかった。これじゃあただのイタイ人だ。

 考えろ。どうやったら使えるのか。

「…確か女神様が、冷蔵庫の魂を俺の中に入れてくれたな。そいつに呼びかけてみるか」

 俺は心の中で、冷蔵庫の魂に呼びかけてみる。

(おーい冷蔵庫ー。お前の力使ってみたいんだ。力貸してくれよ~)

 すると、ソウルブックが目の前に現れ、自然とページが開く。

 そこには、光る文字が書き足されていった。

『使用可能になりました』

 数秒経つと文字は消えた。

 …使えるのか。

 俺はもう一度、言ってみる。

「スキル、《冷蔵庫》!」

 すると、何もなかったところから、冷蔵庫のドアが出てきた。

 一番上に、メインで片方からしか開かないドアが一つ。

 引き出し式の、小さいのがふたつ。一番下は野菜室かな?中くらいの大きさだ。

 俺は試しにメインのドアを開けてみる。

 中には、見えているのに見えない、空間があった。

 いや、わからない。それくらい謎だ。

 使い方に悩んでいると、ソウルブックが宙に現れ、自然とページが開く。

 使い方が書いてあるようだ。

1.中に入っているものを想像しながら手を突っ込んで掴むと、取り出せる。

2.魔力で操作することによって、空間から放出する。

3.ドアごとに温度を決めて、保存できる。

「…冷蔵庫じゃねえか」

 2はよくわからんけども。

 てか、買い出し行く前に転生しちゃったから、何にも入ってないんだよな。

 確か、飲みかけの天然水が一本だけ。

「…水飲むか」

 俺はその辺にあった岩に腰掛け、水を飲む。

 ガサッ。ガサガサッ。

「…お?」

 モンスターだろうか!初戦闘だろうか!

 いやまて、俺は武器を持っていない。

 …逃げるか。

 だが、音を立てているものがいきなり、俺の前に現れた。

 ーー赤い、モンスターだ。

「グギャッ!」

「も、モンスターだあ!こ、これが…」

 すごい感激。泣く。

 すると、ソウルブックがまた、宙に現れた。

『初めてモンスターを視認したことにより、《スキル》が派生しました。

 《転生者》→《情報視認》、《メニュー画面》を獲得しました』

 スキルは派生するのか。

 これは、割と使えそうなスキルだな。

 これぞ異世界転生って感じだ。

 俺はすぐさま、赤いモンスターを見る。

 こんなのが出てきた。

『ファイアゴブリン Lv3』

 これだけしかわからないのか。

 これは怖いな。どうするか…

「グギャギャッ!」

 だが、考えさせてくれるはずがなく、ファイアゴブリンは、俺に向かって火を飛ばしてきた。

「うおっ!」

 危ない危ない。間一髪だぜ。

 くっそ、攻撃手段は…そうだ、氷があったはず!

「スキル、《冷蔵庫》!」

 俺は冷凍庫の空間に手を突っ込み、氷を握る。

 そして、全力投球!

「うおらぁっ!」

「グギャッッ!」

 目に当たった。もう一回!

 それからは、一方的に氷を投げつけていたが、いつのまにか氷がなくなってしまった。

「どうしよ…よし」

 困ったら肉弾戦だ。

 俺は、正面から突っ込む。

 ゴブリンは、腰にさしていたナイフを抜いた。

「はあっ!」

 俺は着ていた服を脱ぎ、目くらましとして投げつける。

「ギャギャッ!?」

 よし、いい感じだ。

 俺はゴブリンの懐に入り、思いっきり踏み込んだ。

「喰らえっ!非リア新卒社会人アッパー!」

 俺は、転生前のストレスを全て拳に託し、殴った。

「グッギャァッ…」

 ゴブリンは、粒になって消えていった。

「いよっし!」

 初モンスター、初勝利!

 すると、ソウルブックが現れる。

『ファイアゴブリンを倒しました。

 《スキル》が派生、進化しました。』

 スキルは進化もするのか。

『《転生者》→《脳内化》が派生しました。

 《情報視認》→《スキル視認》が派生しました。

 《情報視認》《スキル視認》→《情報視認α》に進化しました』

 ソウルブックが消え、頭の中から声が聞こえてくる。

 ああ、脳内化ってそういうことか。

『レベルが上がりました』

「よし!…ステータスは見れないのか。ソウルブックは使えるのかな…あ、出てきた」

 一応、使えるみたいだ。

 ステータスは、全体的に、2か3くらい上がっていた。

『ファイアゴブリンが『錆びついた短剣』をドロップしました』

 俺は、そこにあった短剣を拾う。

 同時に、《情報視認α》が発動した。

[錆びついた短剣]
ランク:E
《スキル》
無し


 なるほど。じゃあ、武器自体にスキルがついていることもあるのか。



 それから俺は周りの探索をしていた。

 近くに川があったり、きのみがあったりした。

 スキルのおかげで、食べても大丈夫ってことが判明した。

 ただ、『食べても命に別状無し』だったんだよな。

 軽傷を負いそうで怖い。

 まあ、食べたけど。

 色々していたら日が暮れてきたので、木の割れ目で寝ることにした。

 寝る前に、《冷凍庫》に水を汲んでおいた。

 といっても、水はあまり使えなさそうなので、半分以上氷にしといたけど。

 明日は森を出て町を探したいな。

 そんなことを考えながら、草で割れ目の出入り口を隠して安全を確保し、寝た。



 次の日の朝、俺は元気よく目覚めた。

 まだ転生したということを少しだけ、現実だと思えてないが、転生したんだ。

「あー、すっごくワクワクするなぁ!」

 こうして、俺の異世界生活が始まった。
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