14 / 16
第二章 廃都ロドリネ
傀儡アリアドネ誕生とロドリネ奪還への礎正面突撃 ― 大聖堂への坂道
しおりを挟む
血戦の火蓋はまさに唐突に訪れる。
廃都ロドリネはかつて信仰により大きく栄えた都市でもある。
その栄華の象徴でもある大聖堂は見る影もなく。無残に崩れ、アリアドネによる蜘蛛の巣アートが赤黒く煌めいていた。配線はむき出し、様々なゴーストホロウが徘徊する無法地帯。危険なのはアリアドネだけではない。人類が進化するなら奴らの対応力、発展力は計り知れない。
それに奴らは核を有する。特にアリアドネは特殊変異体株を有する。彼女は元々は聖女であった。
だが、あの隕石落下後から変わってしまった。ロドリネにはゴーストホロウが溢れ、中枢は麻痺を余儀なくされ、
人々は慌てふためき逃げまどい、捕食に遭うもの、ホロウゴーストに憑りつかれ成り代わる者、その様はまさに地獄絵図と化した。そんな世界でも諦めない可憐な華が大聖堂に咲いていた。それが大聖堂教皇アリアドネ、聖母の加護を持ちし神父として人々からも崇められていた。彼女はこの事態に一人でも多くの人を逃すため、地下水路への隠し通路を解放し、生存者を必死に招き入れ自身は盾として戦った。
必死に黄金の槍で迫りくる傀儡を払い退け何とか隠し通路への道を死守していたが数が多く、払いのけるので精一杯だった。そんな時、狼に憑りついた傀儡が孤児に飛びかかろうと咆哮をし威嚇していた。
(危ない・・・!!)
彼女は必至の思いで走り、狼と孤児の間に飛び行った。狼の歯がアリアドネの背中に食い込み、激痛が走るが必死の思いで槍を脳天に振り下ろした。槍は脳天を貫き、狼は絶命した。
『早く行きなさい・・・』
孤児は腰を抜かしていたが何とか足をばたつかせよろけつつも先に走っていった。
直後、背後から悍ましい気配を感じた。威圧感がとてつもなく空間を揺らし、鉛に押しつぶされるような感覚が襲う。
「わらわの兵隊を殺したのはお前かぇ?」
赤い着物が映え、どろどろと顔から黒井雫が滴り、その闇の向こうから覗く眼が彼女を捕え離さない。
「その武器で狼の頭を一突きかぇ、わらわらに人間は指一本触れられぬはずじゃが・・・」
女は独り言のように状況を見定めていた。や、殺らなきゃヤラレル。隙を見て一撃・・・呼吸を整え、一撃に全神経を尖らせた。そして、一瞬横を向いた隙に一閃を投じた。金の槍の先端が奴の顔を貫くそう思った瞬間、驚くべき反射神経で翻し、槍は奴の顔を掠めるに至った。そして一瞬にして槍は弾かれ、喉元を掴まれ、宙に浮かされた。
奴の顔から黒い液体が噴き出しアリアドネにも吹きかかる。
「なるほどお主、核じゃな」
滴る液体を舐めつつ、手の力は強まり振りほどけない。
「わらわはついておる。核を喰らえばさらに絶大な力を得られるからのぅ・・・」
眼を輝かせ、高笑いを続けている
「か、カクとは・・・なん・・・のことです」
ギロリと睨むと掴む手がドロリと溶けだし。黒い液体がアリアドネを包み込む。
「冥土の土産に教えてやるかのぅ・・・人間の中に異常な霊力値を持つものがおって、それが主じゃ。でなければ霊体であるわらわに斬撃など聞かぬからな。おしゃべりはこれまでさあ、わらわと1つになろうぞ」
アリアドネの意識は遥か遠くに落ちた。
激しい光の後、無数の蜘蛛の巣が蔓延り、大聖堂は崩落した。
時は現在、一夜明け、赤繭(レッド・コクーン)作戦の先陣、第一団が大聖堂へ続く坂道へたどり着いた。
かつて祝祭の日には人々が花を撒き、賛美歌を口ずさみながらこの坂を登った。
だが今は違う。踏みしめる石畳は脈打つように震え、靴底を離れるたび、粘つく黒液が糸を引いてまとわりつく。
空気には鉄錆びと焦げた髪のような臭いが充満し、肺の奥を蝕む。
耳の奥では、存在しないはずの鐘の音が歪んで鳴り響き、呻き声と重なって鼓膜を震わせた。
「……ここを制せねば、先はない。」
第一団長マルエル=ゴーマンは巨体を揺らし、その屈強な手腕で拳を鳴らした。
その瞬間、坂道の両脇の廃墟から、影が蠢き出る。
瘴気の塊が石壁を這い、時に人の顔を象り、時に獣の脚を伸ばし、形を変えながら襲いかかってくる。
“声”も持たぬはずの彼らが、口腔をねじ開いては笑い声にも似た絶叫を吐き、聖堂の方へと呼び寄せ合う。
「進めッ!」
マルエルの咆哮が、戦端を裂いた。
その一声に応じ、第一団が一斉に駆け出す。
最初に突っ込むのは炎剣を担ぐ男、ゴルガ=キース。
霊葬剣を構えたその両腕は岩のように分厚く、剣を振り下ろすと同時に火炎が爆ぜた。
炎は血潮のように赤黒く、坂の中央を奔流となって覆い尽くす。
影の群れは悲鳴を上げることもなく、一瞬で形を崩して焼け焦げる。
だが焼け残った瘴気は逆に炎に引き寄せられ、異様なほど素早く再凝集して別の形を取り、再び襲いかかる。
「来るなら来いッ! 俺の剣で何度でも焼き尽くす!」
その背後で、もうひとつの笑い声が響いた。
――ユミカ=ランドクルエル。
彼女は自ら敵の触手に飛び込み、細い四肢を絡め取らせていた。
皮膚が裂けるたび、白い肌に赤黒い筋が走り、そこから滲む血と黒液が混ざって滴る。
「……ああ……最高だわ!」
快楽に震えるような声と共に、彼女の刃が閃いた。
刃は自分の肉を削るように敵を切り裂き、彼女はその痛みを愉悦に変える。
「もっと……もっと深く抉って!」
ホロウが一瞬怯んだ。
“理解不能な存在”に遭遇したかのように、蠢く影がその動きを止める。
次の瞬間、ユミカの口元が笑みに歪み、血走った瞳が光を宿す。
「ほら……逃げないで。もっと遊びましょう?」
マルエルはそんな彼女を視界の端に捉え、巨腕を振り抜いて影を一掃する。
「ユミカ、貪られるな! お前が倒れたら俺の突撃が鈍る!」
「ええ、団長……でも、死ぬならここがいいわ!」
返答すら狂気と快楽の入り混じった声だった。
炎と血の舞踏の中、第一団は坂を押し上げる。
聖堂の扉はまだ閉ざされていたが、その向こうからは異様なざわめきが響いてきた。
幾千もの囁き声が重なり合い、祈りの言葉のように錯覚させる。だがその実態は、影の蠢きが奏でる死の合唱だった。
彼らの役割は明確だった。
――囮。
命を賭して、ホロウを惹きつけ、仲間に“活路”を開かせる。
ゴルガの炎剣が再び振り下ろされるたび、黒い群れが焼かれ、ユミカの狂笑が戦場を支配し、マルエルの咆哮が兵たちを前へと押し出す。
その足跡は血と炎で赤黒く塗りつぶされ、聖堂へ続く坂は次第に戦場そのものへと変貌していった。
――第一団、正面突撃。
炎と血と狂気の先陣が、ついに聖堂の門を揺らし始めていた。
廃都ロドリネはかつて信仰により大きく栄えた都市でもある。
その栄華の象徴でもある大聖堂は見る影もなく。無残に崩れ、アリアドネによる蜘蛛の巣アートが赤黒く煌めいていた。配線はむき出し、様々なゴーストホロウが徘徊する無法地帯。危険なのはアリアドネだけではない。人類が進化するなら奴らの対応力、発展力は計り知れない。
それに奴らは核を有する。特にアリアドネは特殊変異体株を有する。彼女は元々は聖女であった。
だが、あの隕石落下後から変わってしまった。ロドリネにはゴーストホロウが溢れ、中枢は麻痺を余儀なくされ、
人々は慌てふためき逃げまどい、捕食に遭うもの、ホロウゴーストに憑りつかれ成り代わる者、その様はまさに地獄絵図と化した。そんな世界でも諦めない可憐な華が大聖堂に咲いていた。それが大聖堂教皇アリアドネ、聖母の加護を持ちし神父として人々からも崇められていた。彼女はこの事態に一人でも多くの人を逃すため、地下水路への隠し通路を解放し、生存者を必死に招き入れ自身は盾として戦った。
必死に黄金の槍で迫りくる傀儡を払い退け何とか隠し通路への道を死守していたが数が多く、払いのけるので精一杯だった。そんな時、狼に憑りついた傀儡が孤児に飛びかかろうと咆哮をし威嚇していた。
(危ない・・・!!)
彼女は必至の思いで走り、狼と孤児の間に飛び行った。狼の歯がアリアドネの背中に食い込み、激痛が走るが必死の思いで槍を脳天に振り下ろした。槍は脳天を貫き、狼は絶命した。
『早く行きなさい・・・』
孤児は腰を抜かしていたが何とか足をばたつかせよろけつつも先に走っていった。
直後、背後から悍ましい気配を感じた。威圧感がとてつもなく空間を揺らし、鉛に押しつぶされるような感覚が襲う。
「わらわの兵隊を殺したのはお前かぇ?」
赤い着物が映え、どろどろと顔から黒井雫が滴り、その闇の向こうから覗く眼が彼女を捕え離さない。
「その武器で狼の頭を一突きかぇ、わらわらに人間は指一本触れられぬはずじゃが・・・」
女は独り言のように状況を見定めていた。や、殺らなきゃヤラレル。隙を見て一撃・・・呼吸を整え、一撃に全神経を尖らせた。そして、一瞬横を向いた隙に一閃を投じた。金の槍の先端が奴の顔を貫くそう思った瞬間、驚くべき反射神経で翻し、槍は奴の顔を掠めるに至った。そして一瞬にして槍は弾かれ、喉元を掴まれ、宙に浮かされた。
奴の顔から黒い液体が噴き出しアリアドネにも吹きかかる。
「なるほどお主、核じゃな」
滴る液体を舐めつつ、手の力は強まり振りほどけない。
「わらわはついておる。核を喰らえばさらに絶大な力を得られるからのぅ・・・」
眼を輝かせ、高笑いを続けている
「か、カクとは・・・なん・・・のことです」
ギロリと睨むと掴む手がドロリと溶けだし。黒い液体がアリアドネを包み込む。
「冥土の土産に教えてやるかのぅ・・・人間の中に異常な霊力値を持つものがおって、それが主じゃ。でなければ霊体であるわらわに斬撃など聞かぬからな。おしゃべりはこれまでさあ、わらわと1つになろうぞ」
アリアドネの意識は遥か遠くに落ちた。
激しい光の後、無数の蜘蛛の巣が蔓延り、大聖堂は崩落した。
時は現在、一夜明け、赤繭(レッド・コクーン)作戦の先陣、第一団が大聖堂へ続く坂道へたどり着いた。
かつて祝祭の日には人々が花を撒き、賛美歌を口ずさみながらこの坂を登った。
だが今は違う。踏みしめる石畳は脈打つように震え、靴底を離れるたび、粘つく黒液が糸を引いてまとわりつく。
空気には鉄錆びと焦げた髪のような臭いが充満し、肺の奥を蝕む。
耳の奥では、存在しないはずの鐘の音が歪んで鳴り響き、呻き声と重なって鼓膜を震わせた。
「……ここを制せねば、先はない。」
第一団長マルエル=ゴーマンは巨体を揺らし、その屈強な手腕で拳を鳴らした。
その瞬間、坂道の両脇の廃墟から、影が蠢き出る。
瘴気の塊が石壁を這い、時に人の顔を象り、時に獣の脚を伸ばし、形を変えながら襲いかかってくる。
“声”も持たぬはずの彼らが、口腔をねじ開いては笑い声にも似た絶叫を吐き、聖堂の方へと呼び寄せ合う。
「進めッ!」
マルエルの咆哮が、戦端を裂いた。
その一声に応じ、第一団が一斉に駆け出す。
最初に突っ込むのは炎剣を担ぐ男、ゴルガ=キース。
霊葬剣を構えたその両腕は岩のように分厚く、剣を振り下ろすと同時に火炎が爆ぜた。
炎は血潮のように赤黒く、坂の中央を奔流となって覆い尽くす。
影の群れは悲鳴を上げることもなく、一瞬で形を崩して焼け焦げる。
だが焼け残った瘴気は逆に炎に引き寄せられ、異様なほど素早く再凝集して別の形を取り、再び襲いかかる。
「来るなら来いッ! 俺の剣で何度でも焼き尽くす!」
その背後で、もうひとつの笑い声が響いた。
――ユミカ=ランドクルエル。
彼女は自ら敵の触手に飛び込み、細い四肢を絡め取らせていた。
皮膚が裂けるたび、白い肌に赤黒い筋が走り、そこから滲む血と黒液が混ざって滴る。
「……ああ……最高だわ!」
快楽に震えるような声と共に、彼女の刃が閃いた。
刃は自分の肉を削るように敵を切り裂き、彼女はその痛みを愉悦に変える。
「もっと……もっと深く抉って!」
ホロウが一瞬怯んだ。
“理解不能な存在”に遭遇したかのように、蠢く影がその動きを止める。
次の瞬間、ユミカの口元が笑みに歪み、血走った瞳が光を宿す。
「ほら……逃げないで。もっと遊びましょう?」
マルエルはそんな彼女を視界の端に捉え、巨腕を振り抜いて影を一掃する。
「ユミカ、貪られるな! お前が倒れたら俺の突撃が鈍る!」
「ええ、団長……でも、死ぬならここがいいわ!」
返答すら狂気と快楽の入り混じった声だった。
炎と血の舞踏の中、第一団は坂を押し上げる。
聖堂の扉はまだ閉ざされていたが、その向こうからは異様なざわめきが響いてきた。
幾千もの囁き声が重なり合い、祈りの言葉のように錯覚させる。だがその実態は、影の蠢きが奏でる死の合唱だった。
彼らの役割は明確だった。
――囮。
命を賭して、ホロウを惹きつけ、仲間に“活路”を開かせる。
ゴルガの炎剣が再び振り下ろされるたび、黒い群れが焼かれ、ユミカの狂笑が戦場を支配し、マルエルの咆哮が兵たちを前へと押し出す。
その足跡は血と炎で赤黒く塗りつぶされ、聖堂へ続く坂は次第に戦場そのものへと変貌していった。
――第一団、正面突撃。
炎と血と狂気の先陣が、ついに聖堂の門を揺らし始めていた。
0
あなたにおすすめの小説
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
影武者の天下盗り
井上シオ
歴史・時代
「影武者が、本物を超えてしまった——」
百姓の男が“信長”を演じ続けた。
やがて彼は、歴史さえ書き換える“もう一人の信長”になる。
貧しい百姓・十兵衛は、織田信長の影武者として拾われた。
戦場で命を賭け、演じ続けた先に待っていたのは――本能寺の変。
炎の中、信長は死に、十兵衛だけが生き残った。
家臣たちは彼を“信長”と信じ、十兵衛もまた“信長として生きる”ことを選ぶ。
偽物だった男が、やがて本物を凌ぐ采配で天下を動かしていく。
「俺が、信長だ」
虚構と真実が交差するとき、“天下を盗る”のは誰か。
時は戦国。
貧しい百姓の青年・十兵衛は、戦火に焼かれた村で家も家族も失い、彷徨っていた。
そんな彼を拾ったのは、天下人・織田信長の家臣団だった。
その驚くべき理由は——「あまりにも、信長様に似ている」から。
歴史そのものを塗り替える——“影武者が本物を超える”成り上がり戦国譚。
(このドラマは史実を基にしたフィクションです)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる