不気味な新人メイド ~中身は筋肉ムキムキの最強騎士(女装)でした~

逢 舞夏

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一章

9.密着指導と不気味な新人メイド

熱が下がり、体調が万全に戻ったラヴィエルは、ある決意を胸にマリーとローズを呼び止めた。

「剣術を、習いたいんだ」

「「ええっ!?」」

二人は声を揃えて驚いた。
無理もない。ラヴィエルは箱入り息子だ。
本来なら貴族の子弟が通う「学園」で剣術や魔法学を学ぶはずだったが、過保護な父や兄たちが「集団生活なんて無理だ」と反対し、入学させてもらえなかったのだ。

「ベルバン先生もしばらく来ないし、勉強だけじゃなくて体も鍛えたいんだ。……いつまでも、守られているだけじゃ嫌だから」

ラヴィエルはチラリとリゼルを見た。
あの夜、座薬を入れられ、あんなに恥ずかしい思いをしたのに、なぜかリゼルの言葉(命より大切)が胸に残っている。自分も強くなりたいと思ったのだ。

しかし、皆の反応は芳しくなかった。

「いけません! 旦那様が許すはずありませんわ!」
「そうですよぉ。ラヴィエル様にお怪我があったら大変です」

マリーとローズは大反対。そして、リゼルも眉をひそめた。

「私も反対です。ラヴィエル様が汗水流す必要などありません。害虫の駆除はすべて、この私が物理的に、行いますので」

「うぅ……そっか……」

ラヴィエルはシュンとして俯いた。
その姿が、捨てられた子犬のように愛らしくて、リゼルは心の中で悶絶した。

(……可愛い。ああ、なんと愛おしい。女装という屈辱に耐えているが、この表情を独占できるなら悪くない……)

リゼルが内心デレデレしていると、ラヴィエルがパッと顔を上げた。

「そうだ! 先生ならここにいるじゃないか!」

「……はい?」

「リゼルだよ! あのタンスを持ち上げる力、ただものじゃないよね? 侵入者だって簡単に倒してしまったし!
 剣術じゃなくてもいい。リゼルに何か武術を教えてほしいんだ!」

その提案に、マリーが「まあ!」と口元を押さえた。

「ラヴィエル様、なんてことを。女性に『武術を教えて』だなんて失礼ですよ」

「でも……」

「わかりました。ラヴィエル様がそこまで仰るなら、旦那様に相談して、安全な家庭教師を探していただきましょう。街の道場から、腕のいい師範を呼ぶとか……」

「断る!!」

食い気味の怒声が響いた。
全員がビクリとして振り向くと、リゼルが鬼の形相で立っていた。

(他の男が……ラヴィエル様に教えるだと?)

リゼルの脳内でシミュレーションが走る。
武術の指導といえば、手取り足取りだ。
どこの馬の骨とも知れぬ男が、ラヴィエル様の体に触れる? 腰を支える? 汗を拭く?さらに舐める可能性も!?

(……殺す。その師範とやらが門をくぐる前に、首をねじ切ってやる)

嫉妬の炎が轟々と燃え盛る。
自分より弱い人間に教わることなど何もないし、何より「接触」だけは許せない。

「……前言撤回します」

リゼルは能面のような笑顔で言った。

「私が、お教えしましょう。
 ……どこの誰とも知れぬ野蛮な男に触れられるくらいなら、私が責任を持って『指導』させていただきます」

こうして、公爵家の庭で、奇妙な特訓が始まった。



「ではまず、私の動きをご覧ください」

リゼルは庭の木陰に立つと、そこら辺に落ちていた木の棒を拾った。
ただの枯れ枝だ。だが、リゼルが構えた瞬間、空気が変わった。

(……えっ)

ラヴィエルは息を飲んだ。
メイド服を着ているのに。フリルが風に揺れているのに。
その立ち姿は、まるで研ぎ澄まされた刃物のように鋭く、美しかった。

「──フッ!」

リゼルが棒を振った。

ゴォォォッ!!

暴風が巻き起こった。
棒が空気を切り裂いた衝撃波で、前方の植え込みがざざざっと揺れ、木の葉が舞い散る。
ただの素振りが、大砲の発射音のように聞こえた。

「……す、すごい……」

ラヴィエルは目を輝かせた。
不気味だとか、怖いとか、そんな感情は吹き飛んだ。
純粋に「かっこいい」と思った。
その残像が、ラヴィエルの記憶にある「ある光景」と重なった。

「ねえ、リゼル。今の凄い振り……昔見た、騎士様みたいだったよ」

「……騎士、ですか?」

リゼルがピクリと眉を動かした。

「うん。僕、お父様たちが許さないから余り外に出られないんだけど……一度だけ、4年前に家族で『御前試合』を見たことがあるんだ」

ラヴィエルは懐かしそうに空を見上げた。

「その時、優勝した凄い騎士様がいてね。
 ……奇遇だね。その人の名前も、たしか『リゼル』って名前だったような……」

「ッ……!」

リゼルは息を飲んだ。
覚えている。
覚えていてくださったのだ。
あの泥と血にまみれた王立闘技場で、貴賓席から自分を見つめていた幼いラヴィエルの瞳を、リゼルは片時も忘れたことはない。あの日、ネズミから人間らしさを取り戻していたリゼルは、自分を救ってくれた幼い少年と再会できたのだ。
だがまさか、ラヴィエルの方も、あの一瞬の事を記憶に留めていてくれたなんて。

(ああ……神よ……)

リゼルは感動のあまり、その場で跪いてラヴィエル(神)に祈りを捧げたい衝動に駆られた。
だが、ラヴィエルの次の言葉が、それを押し留めた。

「でも、その騎士様はすごーく大きくて、甲冑を着ていたから顔は見てないけど……『狂犬』なんて呼ばれてて、近寄りがたい雰囲気だったなぁ」

ラヴィエルは苦笑いして、目の前の「メイド姿のリゼル」を見た。

「だから、名前は同じでも、今のリゼルとは全然違うね。あんな怖い人がそばにいたら、僕なんて一瞬でガブって食べられそう」

「……」

リゼルは真顔になった。

(……食べたいのは山々だが)

目の前にいるのがその「狂犬」本人だとは、ラヴィエルは夢にも思っていない。
「怖い」と言われて少し傷ついたが、それ以上に「覚えていてくれた」事実が嬉しくて、リゼルの口元はだらしなく緩みそうになった。

「……ふふ。光栄です。その騎士様よりも、私の方がお役に立てますよ?」

リゼルが得意げに言うと、ラヴィエルは素直に頷いた。

「うん! 間違いないね!」

リゼルは棒を捨てると、一歩、距離を詰めた。

「では……ラヴィエル様には、剣は危のうございます。
 万が一の時に身を守る、『護身術』をお教えしましょう」

「ごしんじゅつ?」

「はい。敵に背後から組み付かれた時を想定してください。 ……こうやって」

言うが早いか、リゼルはラヴィエルの背後に回り込み、その体を包み込むように抱きすくめた。

「ひゃっ……!?」

「動かないで。……敵は、こうして貴方の自由を奪いに来ます」

リゼルの太い腕が、ラヴィエルの胸の前で交差され、完全にロックされる。
背中に、リゼルの分厚い胸板が押し付けられる。
硬い。
まるで筋肉の檻に閉じ込められたようで、身動き一つ取れない。

「こ、ここからどうやって逃げるの……?」

「まずは、下半身の安定です」

リゼルが、ラヴィエルの太ももの付け根あたりを、大きな手でぐいっと掴んだ。

「足を開いて……腰を、もっと深く」

「あ、んっ……!」

際どい場所を触られた。
リゼルの指が、太ももの内側をなぞるように這い上がり、ラヴィエルの足を強制的に開脚させる。
さらに、リゼルの太い右太ももが、ラヴィエルの両足の間にぐいっと割り込んできた。

「リ、リゼル……そこ、だめ……足、閉じれない……」

「閉じなくていいのです。……私の足に、跨またがるように体重を預けて」

割り込んできたリゼルの太ももが、ラヴィエルの股間を押し上げる形になる。
布越しに伝わる、硬い筋肉の質感と熱量。
ラヴィエルはカッと顔を赤らめた。これではまるで、後ろから……。

「腰が浮いていますよ。もっと私に預けて」

「そんなこと……できないっ……!」

「やらなければ、犯されますよ?」

リゼルの声が低く、粘り気を帯びる。
これは指導なのか。
リゼルの両手が、ラヴィエルの薄いシャツの上から、腹部をいやらしく愛撫するように這い回り始めた。

「ん、ぁ……っ」

「敵は、貴方の急所を探ります。
 ……この薄いお腹や、柔らかい脇腹……」

大きな手が、シャツの上から脇腹をあばら骨に沿って撫で上げる。
ゾワゾワとした痺れが背筋を駆け上がる。
ただ触れているだけではない。リゼルの指は、まるで骨の形や肉の付き方を一本一本確かめるように、執拗に、ねっとりと動いている。

「く、すぐったい……やめて……」

「我慢してください。……ああ、心臓がこんなに早く打っている」

リゼルの手が、胸元へと滑る。
トクントクンと跳ねる心臓の上を、大きな掌が覆い尽くす。
その圧力と熱さに、ラヴィエルは目眩を覚えた。

「ラヴィエル様。……首筋も、無防備です」

「ッ!?」

耳元に、湿った吐息がかかった。
リゼルが背後から覆いかぶさるように顔を寄せ、ラヴィエルのうなじに鼻先を埋めたのだ。

スゥーーッ……。

深く、長く、匂いを吸い込む音。
そして、ぬるっと舌のような感触が、敏感な首筋を掠めた。

「ひあっ……! な、なめた……!?」

「確認です。……ああ、いい匂いがする。恐怖と興奮で、甘い汗の匂いが……」

「ちがう、興奮なんてしてない……っ!」

「身体は正直ですよ? ほら」

リゼルがさらに密着した。
割り込ませていた太ももを、わざとらしく擦り上げる。
ラヴィエルの下半身の奥、逃げ場のない場所に、リゼルの硬い熱が押し当てられる。

「こんなに熱くなって……震えておられる」

「あ、あ……うぅ……」

逃げようとしても、足は開かされ、手は封じられ、腰はリゼルの下半身に密着させられている。
リゼルの圧倒的な体格差と、逃れられない支配感に、ラヴィエルの頭は真っ白になった。
怖いのに。気持ち悪いのに。
身体の奥が疼いて、力が抜けていく。

「……いい反応です」

リゼルはラヴィエルの耳たぶを甘噛みするような距離で、たっぷりと焦らすように囁いた。

「今日は、この体勢から逃げ出す練習をしましょうか。
 ……もし私から逃げられなかったら、このままお部屋に連れ込んで、ベッドの上で『続き』をしますからね」

「ぜ、絶対逃げる……!!」

ラヴィエルは涙目で叫んだ。
剣術のかっこよさにときめいた数分前の自分を殴りたい。
やっぱりリゼルは、最強の変態で不気味なメイドだったのだ。
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