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『シャンバラ・ダルマ』編 本章
40th Memory Vol.35(地下世界/シャンバラ/??/????)
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地下世界は怖ろしい。よもや降りてきて早々、あんな前時代の野蛮人に絡まれるとは。肩で息をしながら、学者はそう思っていた。
「いやあ、しかし。走ったのなんていつ以来だ? ……ああ、昨日ぶりだ」
あはは。一人きりで、周りに誰もいないと思い、学者は高らかに笑った。だが、疲れや恐怖は本物で、笑いも乾いてしぼんでいく。力が抜け、泡の地面に寝転んだ。
「もしかして、僕、とんでもないところに来ちゃったんじゃないだろうか。『異本』鑑定士になれるってことで、二つ返事で受けちゃったけど、早計だったかなあ」
もはや遅すぎる疑問を抱く。もちろん言葉になどするつもりもなかったが、考え込むと思考が漏れるのは彼の癖だった。
仰向けに寝転んだまま、学者はその手に持っていた、一冊の本を持ち上げる。泡の空へ掲げ、崇拝するように目を細めて、眺めた。
「君がいて助かったよ。『シャノワール』」
その本のタイトルを呼び、愛おしそうに抱き締めた。長年連れ添った恋人のように。唯一無二の大親友のように。
相手は本というより、人間であるかのように。
「おい、おまえ」
そうして愛しい本を抱き締めていて、気付かなかった。
「そりゃ『Brouillard du Chat Noir』だな? おとなしく、俺に渡してもらおう」
その男が、枕元に立っていることに。
*
隠れて見過ごすつもりだった。だが、その学者然とした男性が、『異本』を持っているなら話は別だ。
「ひいぃ! 今度は追い剥ぎ!?」
……確かに言い方は悪かった。だが、必要以上に警戒され、男も拍子抜けする。『異本』を扱う相手だからこそ強い言葉を使ってしまったが、これなら普通に交渉した方が穏便で、早そうである。
「あはは☆ 怖がられてるぅ、ハクぅ」
その男の影から、小麦色の肌を大胆に露出した、金髪巻き毛のギャルが現れ、笑っていた。
「今度はギャル!? どうなってるんだ、この世界は!?」
学者は頭を抱えてうずくまった。この世の『理』を追求する学者は、想定外の事態には人並み以上に、頭を抱える時間が長い。地下世界や異世界などの、ファンタジー世界に迷い込んでは、もっともいけない人種だった。
「いや、ギャルは怖くないでしょ、べつに」
そのギャルをもってしても真顔で、そのおかしな生物を受け入れられずにいた。語尾を伸ばす緩慢な話し口調も鳴りを潜め、普通の人間のように突っ込む。
それからその学者が顔を上げるまで、ゆうに五分はかかった。
*
(過剰に怖がってすみません。僕は、メイリオ・フレースベルグ。二十三歳。WBO期待の、若き『異本』鑑定士! どうぞお見知りおきを!)
そのように学者は名乗った。もちろん、声は出ていない。だが、どこか誇らしげなふうに、胸を叩いている。
「……なんか喋れよ」
「ひいぃ! このおっさん怖ええ!」
「…………」
確かに黙り込んだまま、なぜかドヤ顔をする学者に苛立ちを覚えた。もしかしたら顔つきも強張って、睨むような形になっていたかもしれない。しかしながら、そんなに怯えられるほどだったのだろうか? なんだか直前に、よほど怖い目にあった後のように、怯えている。
「んで、結局てめえはなんなんだ?」
(ですから、僕はメイリオ――)
「ハク。こいつあれだよ。メイリオ・フレースベルグ」
結局、声が出ない学者の代わりに、なぜだかギャルが紹介した。
「知ってんのか? アリス」
男が言うと、ギャルはそんな男を引き寄せ、顔を突き付けた。またいつもの悪ふざけかと身構える男だったが、ギャルの方は真剣そのもので、顔をしかめている。
「ハクが知らないのは仕方ないけど、ちょっと声ひそめて」
「なんだよ。有名人か?」
「そうでもないけど、うちには知られているくらい。WBO期待の若き『異本』鑑定士……候補ってやつ」
「へえ……」
淡白な反応だが、内心は驚いていた。『異本』鑑定士。『先生』と同じ役職。一般的に知られている職業ではないとはいえ、それになれる者は限られている。WBOという組織すら、認知度は低く、それに比例して、規模も小さいはずだ。そして『異本』鑑定士は、WBO内部での役職に過ぎない。そういう事情も相まって、『異本』鑑定士は世界に10人前後しかいないという。
「ああ、なるほど。『本の虫』とWBOは仲が悪かったっけな」
得心いって、男は言った。つまり、ここにいるギャルが、『本の虫』の幹部であるアリス・L・シャルウィッチだとバレたら、面倒なわけだ。
「そんな軽い感じに言われたくないなぁ。水面下では最近、戦争になりかけてるんだよぉ?」
「マジでか」
「マジマジ。超マジ」
ギャルらしいと言えばギャルらしく、途方もなく軽い口調で、彼女は言った。
*
しかして、そんなよそ様の事情など、男にとってはさほど重要なことではない。確かに問題が、ないわけでもない。『本の虫』もWBOも、どちらも『異本』を少なからず抱えている組織だ。その両陣営の戦争――この表現はやや誇張されているのだろうが――となれば、大きく『異本』所有者が変動することは、想像に難くない。最悪、いくつかの『異本』が消失する危険性もある。
だが、そんな現況を知ろうとも、男にできることはさほどない。いまは目先の『異本』をひとつひとつ、蒐集するだけだ。
「それで、話を戻すが。その『異本』、『シャノワール』を譲ってほしい。金なら言い値で払おう」
「なに言ってんだ、このおっさん。貧乏そうななりしてるくせに」
「なんなんだてめえは!」
男は叫んだ。出会ったばかりでこんな失礼なことを言われたのは、おそらく二年ぶりだったのだから。無理もないだろう。
「ハク、ハク。そいつ、まともに会話できないのぉ」
やはり顔を近付け、声をひそめて、ギャルは言った。
「ああ? 相手の感情を逆撫ですることしかできねえ、くそ野郎だってのか?」
「そうとも言えるけど、そうじゃなくて。……えっとね、メイリオは言いたいことは声に出さなくて、考えてることはダダ漏れになっちゃう、変人さんなのぉ。……噂によると」
「……わっけ解んねえな」
男は呆れて嘆息した。だがまあ、ギャルがそう言うならそうなのだろう。大丈夫だ。変人など、これまで多く、何度も相手にしてきた。慣れている。
具体的には、女や若者、あるいは『先生』など。
「とにかく。金や、なんらかの条件で解決できることなら、言ってみろ。言うだけならタダ……だろ?」
男は努めてにこやかに、交渉した。
*
極めて怪訝そうではあったけれど、学者は、やがて条件を付けた。もちろん、言いたいことは口にできず、考えることだけがダダ漏れする性質上、それを聞き出すだけでも一苦労あったが。
すなわち、『シャンバラ・ダルマ』を蒐集することを手伝ってほしい。とのことだ。
「ちょっとぉ、そんな約束して、大丈夫なのぉ?」
ギャルが聞いた。その『異本』の蒐集こそ、男が求めていることではないのか。という気持ちで。
「大丈夫だ。俺は別に、その条件を飲んじゃいねえ。……条件を言うだけならタダ。そして俺が、その条件を聞くことも、それだけならまた、タダだろう?」
にやりと笑って、男は言った。学者には聞こえないように。
「うっわぁ。相変わらず、こすずるいねぇ」
辛辣な言葉を吐いていても、それこそを称えるように、ギャルは意味深に笑んで、男を見上げた。
「でも彼は、もう手伝ってもらえる気でいるよぉ? そんな若人の純粋な気持ちを踏みにじって、気が咎めないのかにゃあ?」
「べつに。……あいつは『手伝ってほしい』と言った。俺は『解った』と言った。それがすべてさ。俺はあいつの要求を『理解した』と言っただけで、それを飲むとは言ってねえ」
若いならなおさら、いい経験になるだろう。男は悪びれもせず、淡白に言い放つ。
「あたしは好きだよ。そんなハクが」
それに対して唐突に、無垢な少女のように笑って、ギャルは言う。普段とのギャップも合わさって、それは、本当に可憐に、美しく見えた。
「……気持ち悪ぃな」
だからこそ顔を歪めて、男は答える。まるでそれは、自分の気持ちを、押し殺すような、苦しい声音だった。
「ひっどぉ」
そんなすべてを解ったうえで、それらを丸ごと包み込むように、ギャルは、やはり笑うのだった。
*
(さて、ではそろそろ行きましょうか。先輩方から聞いた伝承によると、おそらくあちらです)
学者は不意にどこかを指さし、歩き始めた。
首を傾げる男とギャル。だが、その意図を辛抱強く聞き取り、理解したころ、男は、前に進んでいることを知る。
交わされていない約束を、どう反故にするか。どのような舌先三寸で『異本』を手に入れるか。それを考える時間は、もう、あまり残されていない。
「いやあ、しかし。走ったのなんていつ以来だ? ……ああ、昨日ぶりだ」
あはは。一人きりで、周りに誰もいないと思い、学者は高らかに笑った。だが、疲れや恐怖は本物で、笑いも乾いてしぼんでいく。力が抜け、泡の地面に寝転んだ。
「もしかして、僕、とんでもないところに来ちゃったんじゃないだろうか。『異本』鑑定士になれるってことで、二つ返事で受けちゃったけど、早計だったかなあ」
もはや遅すぎる疑問を抱く。もちろん言葉になどするつもりもなかったが、考え込むと思考が漏れるのは彼の癖だった。
仰向けに寝転んだまま、学者はその手に持っていた、一冊の本を持ち上げる。泡の空へ掲げ、崇拝するように目を細めて、眺めた。
「君がいて助かったよ。『シャノワール』」
その本のタイトルを呼び、愛おしそうに抱き締めた。長年連れ添った恋人のように。唯一無二の大親友のように。
相手は本というより、人間であるかのように。
「おい、おまえ」
そうして愛しい本を抱き締めていて、気付かなかった。
「そりゃ『Brouillard du Chat Noir』だな? おとなしく、俺に渡してもらおう」
その男が、枕元に立っていることに。
*
隠れて見過ごすつもりだった。だが、その学者然とした男性が、『異本』を持っているなら話は別だ。
「ひいぃ! 今度は追い剥ぎ!?」
……確かに言い方は悪かった。だが、必要以上に警戒され、男も拍子抜けする。『異本』を扱う相手だからこそ強い言葉を使ってしまったが、これなら普通に交渉した方が穏便で、早そうである。
「あはは☆ 怖がられてるぅ、ハクぅ」
その男の影から、小麦色の肌を大胆に露出した、金髪巻き毛のギャルが現れ、笑っていた。
「今度はギャル!? どうなってるんだ、この世界は!?」
学者は頭を抱えてうずくまった。この世の『理』を追求する学者は、想定外の事態には人並み以上に、頭を抱える時間が長い。地下世界や異世界などの、ファンタジー世界に迷い込んでは、もっともいけない人種だった。
「いや、ギャルは怖くないでしょ、べつに」
そのギャルをもってしても真顔で、そのおかしな生物を受け入れられずにいた。語尾を伸ばす緩慢な話し口調も鳴りを潜め、普通の人間のように突っ込む。
それからその学者が顔を上げるまで、ゆうに五分はかかった。
*
(過剰に怖がってすみません。僕は、メイリオ・フレースベルグ。二十三歳。WBO期待の、若き『異本』鑑定士! どうぞお見知りおきを!)
そのように学者は名乗った。もちろん、声は出ていない。だが、どこか誇らしげなふうに、胸を叩いている。
「……なんか喋れよ」
「ひいぃ! このおっさん怖ええ!」
「…………」
確かに黙り込んだまま、なぜかドヤ顔をする学者に苛立ちを覚えた。もしかしたら顔つきも強張って、睨むような形になっていたかもしれない。しかしながら、そんなに怯えられるほどだったのだろうか? なんだか直前に、よほど怖い目にあった後のように、怯えている。
「んで、結局てめえはなんなんだ?」
(ですから、僕はメイリオ――)
「ハク。こいつあれだよ。メイリオ・フレースベルグ」
結局、声が出ない学者の代わりに、なぜだかギャルが紹介した。
「知ってんのか? アリス」
男が言うと、ギャルはそんな男を引き寄せ、顔を突き付けた。またいつもの悪ふざけかと身構える男だったが、ギャルの方は真剣そのもので、顔をしかめている。
「ハクが知らないのは仕方ないけど、ちょっと声ひそめて」
「なんだよ。有名人か?」
「そうでもないけど、うちには知られているくらい。WBO期待の若き『異本』鑑定士……候補ってやつ」
「へえ……」
淡白な反応だが、内心は驚いていた。『異本』鑑定士。『先生』と同じ役職。一般的に知られている職業ではないとはいえ、それになれる者は限られている。WBOという組織すら、認知度は低く、それに比例して、規模も小さいはずだ。そして『異本』鑑定士は、WBO内部での役職に過ぎない。そういう事情も相まって、『異本』鑑定士は世界に10人前後しかいないという。
「ああ、なるほど。『本の虫』とWBOは仲が悪かったっけな」
得心いって、男は言った。つまり、ここにいるギャルが、『本の虫』の幹部であるアリス・L・シャルウィッチだとバレたら、面倒なわけだ。
「そんな軽い感じに言われたくないなぁ。水面下では最近、戦争になりかけてるんだよぉ?」
「マジでか」
「マジマジ。超マジ」
ギャルらしいと言えばギャルらしく、途方もなく軽い口調で、彼女は言った。
*
しかして、そんなよそ様の事情など、男にとってはさほど重要なことではない。確かに問題が、ないわけでもない。『本の虫』もWBOも、どちらも『異本』を少なからず抱えている組織だ。その両陣営の戦争――この表現はやや誇張されているのだろうが――となれば、大きく『異本』所有者が変動することは、想像に難くない。最悪、いくつかの『異本』が消失する危険性もある。
だが、そんな現況を知ろうとも、男にできることはさほどない。いまは目先の『異本』をひとつひとつ、蒐集するだけだ。
「それで、話を戻すが。その『異本』、『シャノワール』を譲ってほしい。金なら言い値で払おう」
「なに言ってんだ、このおっさん。貧乏そうななりしてるくせに」
「なんなんだてめえは!」
男は叫んだ。出会ったばかりでこんな失礼なことを言われたのは、おそらく二年ぶりだったのだから。無理もないだろう。
「ハク、ハク。そいつ、まともに会話できないのぉ」
やはり顔を近付け、声をひそめて、ギャルは言った。
「ああ? 相手の感情を逆撫ですることしかできねえ、くそ野郎だってのか?」
「そうとも言えるけど、そうじゃなくて。……えっとね、メイリオは言いたいことは声に出さなくて、考えてることはダダ漏れになっちゃう、変人さんなのぉ。……噂によると」
「……わっけ解んねえな」
男は呆れて嘆息した。だがまあ、ギャルがそう言うならそうなのだろう。大丈夫だ。変人など、これまで多く、何度も相手にしてきた。慣れている。
具体的には、女や若者、あるいは『先生』など。
「とにかく。金や、なんらかの条件で解決できることなら、言ってみろ。言うだけならタダ……だろ?」
男は努めてにこやかに、交渉した。
*
極めて怪訝そうではあったけれど、学者は、やがて条件を付けた。もちろん、言いたいことは口にできず、考えることだけがダダ漏れする性質上、それを聞き出すだけでも一苦労あったが。
すなわち、『シャンバラ・ダルマ』を蒐集することを手伝ってほしい。とのことだ。
「ちょっとぉ、そんな約束して、大丈夫なのぉ?」
ギャルが聞いた。その『異本』の蒐集こそ、男が求めていることではないのか。という気持ちで。
「大丈夫だ。俺は別に、その条件を飲んじゃいねえ。……条件を言うだけならタダ。そして俺が、その条件を聞くことも、それだけならまた、タダだろう?」
にやりと笑って、男は言った。学者には聞こえないように。
「うっわぁ。相変わらず、こすずるいねぇ」
辛辣な言葉を吐いていても、それこそを称えるように、ギャルは意味深に笑んで、男を見上げた。
「でも彼は、もう手伝ってもらえる気でいるよぉ? そんな若人の純粋な気持ちを踏みにじって、気が咎めないのかにゃあ?」
「べつに。……あいつは『手伝ってほしい』と言った。俺は『解った』と言った。それがすべてさ。俺はあいつの要求を『理解した』と言っただけで、それを飲むとは言ってねえ」
若いならなおさら、いい経験になるだろう。男は悪びれもせず、淡白に言い放つ。
「あたしは好きだよ。そんなハクが」
それに対して唐突に、無垢な少女のように笑って、ギャルは言う。普段とのギャップも合わさって、それは、本当に可憐に、美しく見えた。
「……気持ち悪ぃな」
だからこそ顔を歪めて、男は答える。まるでそれは、自分の気持ちを、押し殺すような、苦しい声音だった。
「ひっどぉ」
そんなすべてを解ったうえで、それらを丸ごと包み込むように、ギャルは、やはり笑うのだった。
*
(さて、ではそろそろ行きましょうか。先輩方から聞いた伝承によると、おそらくあちらです)
学者は不意にどこかを指さし、歩き始めた。
首を傾げる男とギャル。だが、その意図を辛抱強く聞き取り、理解したころ、男は、前に進んでいることを知る。
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