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コルカタ編 本章
神の存在証明
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女神さまの言葉に、突き立てられた指先に、少女は真っ向から向かい合う。目を逸らさず、彼女の瞳を見つめ、決して、負けないように。
「……そう。……それで?」
少女が平然と――平坦とそう言うので、女神さまはひとつ、まばたきをして、差し向けた指を、下ろした。
「おや。思ったよりは驚かないね。そのことについても、覚えては……いないはずだが」
じっ、と、一拍の間を空け、その内心を見透かすように目を細めて、女神さまは言う。
「おあいにくさまね。よくよく考えたら、わたし――いまのわたしは、あなたの言葉を信じられるだけの要素を、なにも持っていないのよ。嘘を見抜く洞察眼も、過去と照合する記憶をも。だったら、特にあなたの言葉を真に受ける必要がない。……まあもちろん、だからといって、そのすべてを法螺だと、切り捨てる気もないけれどね」
「腹を括った、と、いったところか。いや、むしろ、馬鹿になった、と、言うべきだね。そしてそれは、確かに精神的な安定を図るにはいい心構えだ。……困ったな。この程度では、君は殺せないか」
しごく真面目そうに、女神さまは顎に手を当て、考え込むような仕草をした。
「そもそも、わたしの両親が継親だからといって、わたしはどうショックを受ければいいのよ。血なんか繋がっていなくても、わたしはお父さんを、お母さんを愛していたし、ふたりはわたしを愛してくれた。それだけで十分じゃない」
「せっかく論点を絞ったというのに、それを差し替えるんじゃないよ、ノラ。問題は、君と両親の精神的な繋がりではなく、血縁的な関係だ。『血なんか繋がっていなくても』、じゃないんだよ。その繋がりを、いまは問題にしているんだ」
「だから名前でしょ? そっちの方がどうでもいいわよ。ヴィートエントゥーセン。その姓が、そもそも、この地球上には存在しない。……だからなに? そんなの、お父さんかお母さんか、あるいは双方の立案で、引き取ったわたしの名前として、名付けたってだけでしょう? そんなの、ジンでもやっているわ」
若者が拾った子どもたち。彼ら彼女らも、もともと名前を持たぬ子どもたちだ。そして、そういう子どもは、世界に溢れている。彼ら彼女らを引き取った両親が、新しい名前を付けることも、ある程度は普通のことだ。その名字が、自らのものとは違う、というのは、珍しい例だとしても。
「微妙に解っていないな、君は。僕が君の、ヴィートエントゥーセンという姓を問題にしているのは、それがこの世に存在しないということだけではなく、それが、君に似合いすぎている、という点なんだ」
少女に対して向けられた言葉だった。しかし、なぜだか女神さまは、少しばかり背後を気にしている様子であった。彼女の後ろ。その部屋の隅。そこにいまだ、体調悪くうずくまる、紳士のことを。
「君は――」
改めて、しっかりと少女を見て、女神さまは言葉を紡いだ。少しだけ、ほんのわずかに、声をひそめるように、トーンを落として。
「どうして自分は、世界を理解できるのだと、思ったことはないかい?」
諦めるような、声音だった。戸惑いにも似ている。しかし、確固たる決意を持って、女神さまは、言っていた。
「それは、『シェヘラザードの遺言』に、適応したから――」
「『シェヘラザード』にそれほどの力はない。それくらいは君も、解っているはずだ」
「…………」
少女は噤んだ。それは、肯定の合図。しかし、それくらいはまだ、些末な問題。
「確かに、『異本』に適応するということは、適性とは異なり、同様に適応した者同士であろうとも、その性能を引き出せる強さに、自ずと差異が出る。ゆえに、適応者がその『異本』の力を引き出すのに、ある種、制限はないとも言える。だが、人間に限界はあるんだよ。君の――君や僕の、この洞察眼は、人間をゆうに、超えている」
これは、人間の持てる力ではない。そう、女神さまは、言った。それは、彼女自身をもまとめて評する言葉だったから、自らの言葉に、女神さまは自分自身も、苦い顔を浮かべる。
「ああ、だからといって、僕たちが地球人類ではない、と、そんなパララちゃんみたいな後付け設定がここで出てくることはないから安心するといい。……だが、だからこそ、僕たちはおかしいんだ。僕たちは、人間でありながら人間ではなくなってしまった。そしてそれは、僕たちをそうするだけの力なんてない、『シェヘラザード』とは別の因果で、構成されている」
「別の……因果……?」
少女は、女神さまの言葉を反芻し、問い質す。彼女の得も言われぬ真剣な表情に、戦慄して。
「ヒロイン補正だ。この世界は、すべてがまがい物の、箱庭なんだよ」
女神さまは、真実を少女に、伝えた。
*
少女は、女神さまの言葉に、まず、目を見開く。それからわずかに目を伏せ、頬を掻いた。それから改めて女神さまに向けられた少女の目には、哀愁が漂い、どこか、優しさが含まれるものとなっていた。
「ああ、はいはい。なるほど――」
引き攣りそうになる顔を、無理矢理、歪ませる。自然体だ。そう、言い聞かせ、努めて明るく、少女は笑顔を向けた。
「そうなのね!」
にっこりと笑い、ティーカップを持ち上げる。少しぬるくなってしまったが、その香りを楽しむ余裕もできてきて、それからゆっくりと、口に含む。そうすることで、どうやら、緊張が解けてきた。
「……君、僕を可哀そうなやつだと思っているだろう?」
「いえいえ、まさか」
「頭のおかしい、ただの超絶美少女だと思ってるだろう!」
「ええい! 騒ぐんじゃないわよ! ……そうね! 思ってるわよ! 頭のおかしい、可哀そうなやつだってね!」
「超絶美少女が抜けている! 言い直し!」
「超・絶・美・少・女www」
「草生やすんじゃねーよぉ!」
女神さまはここで初めて、握りこぶしを掲げた。……が、しかし、なんとか思いとどまったようである。上げた拳を、そっと、テーブルに降ろす。
「「…………」」
いつの間にか互いに立ち上がり、額をぶつけ合うほどに顔を近付けていた。だからお互いにばつが悪くなり、黙って席に、つく。
「「下僕くん、お茶」」
シンクロした。だから気持ちもシンクロして、怒りが湧いてきて、炎上する。
「君が僕の下僕くんを使おうとしてんじゃねえぇよぉ……。あれは僕のだぞ? ケンカ売ってんのかぁい?」
「はあぁ? ケンカ売ってきてんのはそっちでしょうがぁ……。なんだってのよ。シリアス路線で進んでいたはずなのに、いきなりとち狂ったこと言い始めちゃって。わたしはどんな気持ちで、あなたの話を聞けばいいっての?」
声こそ荒げないものの、結局、険悪になっていくふたりの、超絶美少女wwwを、見て、下僕は嘆息をひとつ。そうしてから、指示されたお茶を注ぎ入れに、彼女たちの元へ向かった。
「とにかく、落ち着いて話せ」
口数の少ない下僕が、口を挟むほどの剣幕だったのだろう。そんな彼に諭され、ふたりの超絶美少女wwwは、もう一度、心を整える。
「…………」
少女は、言葉を控えた。だが、その内心はいま、眼前の女神さまには、筒抜けなのである。
「君も、感じただろう?」
声も、態度も整えて、女神さまは優雅に、新しい紅茶に口をつけた。
「僕たちがいま、地の文に馬鹿にされたことを」
「…………」
少女も、間を空けるように、紅茶を含んだ。その表現はどうかと思うが、確かに、感じたから。
どうあっても思い出せない記憶と、同じだ。いくら言葉で否定しても、その感情を、気付きを、自分に対してだけは、否定できない。
「……なんの話だか、解らないわ」
それでも少女は、言葉でだけは否定する。真実を――現実を、受け入れがたいことを、表明する、ために。
「……そう。……それで?」
少女が平然と――平坦とそう言うので、女神さまはひとつ、まばたきをして、差し向けた指を、下ろした。
「おや。思ったよりは驚かないね。そのことについても、覚えては……いないはずだが」
じっ、と、一拍の間を空け、その内心を見透かすように目を細めて、女神さまは言う。
「おあいにくさまね。よくよく考えたら、わたし――いまのわたしは、あなたの言葉を信じられるだけの要素を、なにも持っていないのよ。嘘を見抜く洞察眼も、過去と照合する記憶をも。だったら、特にあなたの言葉を真に受ける必要がない。……まあもちろん、だからといって、そのすべてを法螺だと、切り捨てる気もないけれどね」
「腹を括った、と、いったところか。いや、むしろ、馬鹿になった、と、言うべきだね。そしてそれは、確かに精神的な安定を図るにはいい心構えだ。……困ったな。この程度では、君は殺せないか」
しごく真面目そうに、女神さまは顎に手を当て、考え込むような仕草をした。
「そもそも、わたしの両親が継親だからといって、わたしはどうショックを受ければいいのよ。血なんか繋がっていなくても、わたしはお父さんを、お母さんを愛していたし、ふたりはわたしを愛してくれた。それだけで十分じゃない」
「せっかく論点を絞ったというのに、それを差し替えるんじゃないよ、ノラ。問題は、君と両親の精神的な繋がりではなく、血縁的な関係だ。『血なんか繋がっていなくても』、じゃないんだよ。その繋がりを、いまは問題にしているんだ」
「だから名前でしょ? そっちの方がどうでもいいわよ。ヴィートエントゥーセン。その姓が、そもそも、この地球上には存在しない。……だからなに? そんなの、お父さんかお母さんか、あるいは双方の立案で、引き取ったわたしの名前として、名付けたってだけでしょう? そんなの、ジンでもやっているわ」
若者が拾った子どもたち。彼ら彼女らも、もともと名前を持たぬ子どもたちだ。そして、そういう子どもは、世界に溢れている。彼ら彼女らを引き取った両親が、新しい名前を付けることも、ある程度は普通のことだ。その名字が、自らのものとは違う、というのは、珍しい例だとしても。
「微妙に解っていないな、君は。僕が君の、ヴィートエントゥーセンという姓を問題にしているのは、それがこの世に存在しないということだけではなく、それが、君に似合いすぎている、という点なんだ」
少女に対して向けられた言葉だった。しかし、なぜだか女神さまは、少しばかり背後を気にしている様子であった。彼女の後ろ。その部屋の隅。そこにいまだ、体調悪くうずくまる、紳士のことを。
「君は――」
改めて、しっかりと少女を見て、女神さまは言葉を紡いだ。少しだけ、ほんのわずかに、声をひそめるように、トーンを落として。
「どうして自分は、世界を理解できるのだと、思ったことはないかい?」
諦めるような、声音だった。戸惑いにも似ている。しかし、確固たる決意を持って、女神さまは、言っていた。
「それは、『シェヘラザードの遺言』に、適応したから――」
「『シェヘラザード』にそれほどの力はない。それくらいは君も、解っているはずだ」
「…………」
少女は噤んだ。それは、肯定の合図。しかし、それくらいはまだ、些末な問題。
「確かに、『異本』に適応するということは、適性とは異なり、同様に適応した者同士であろうとも、その性能を引き出せる強さに、自ずと差異が出る。ゆえに、適応者がその『異本』の力を引き出すのに、ある種、制限はないとも言える。だが、人間に限界はあるんだよ。君の――君や僕の、この洞察眼は、人間をゆうに、超えている」
これは、人間の持てる力ではない。そう、女神さまは、言った。それは、彼女自身をもまとめて評する言葉だったから、自らの言葉に、女神さまは自分自身も、苦い顔を浮かべる。
「ああ、だからといって、僕たちが地球人類ではない、と、そんなパララちゃんみたいな後付け設定がここで出てくることはないから安心するといい。……だが、だからこそ、僕たちはおかしいんだ。僕たちは、人間でありながら人間ではなくなってしまった。そしてそれは、僕たちをそうするだけの力なんてない、『シェヘラザード』とは別の因果で、構成されている」
「別の……因果……?」
少女は、女神さまの言葉を反芻し、問い質す。彼女の得も言われぬ真剣な表情に、戦慄して。
「ヒロイン補正だ。この世界は、すべてがまがい物の、箱庭なんだよ」
女神さまは、真実を少女に、伝えた。
*
少女は、女神さまの言葉に、まず、目を見開く。それからわずかに目を伏せ、頬を掻いた。それから改めて女神さまに向けられた少女の目には、哀愁が漂い、どこか、優しさが含まれるものとなっていた。
「ああ、はいはい。なるほど――」
引き攣りそうになる顔を、無理矢理、歪ませる。自然体だ。そう、言い聞かせ、努めて明るく、少女は笑顔を向けた。
「そうなのね!」
にっこりと笑い、ティーカップを持ち上げる。少しぬるくなってしまったが、その香りを楽しむ余裕もできてきて、それからゆっくりと、口に含む。そうすることで、どうやら、緊張が解けてきた。
「……君、僕を可哀そうなやつだと思っているだろう?」
「いえいえ、まさか」
「頭のおかしい、ただの超絶美少女だと思ってるだろう!」
「ええい! 騒ぐんじゃないわよ! ……そうね! 思ってるわよ! 頭のおかしい、可哀そうなやつだってね!」
「超絶美少女が抜けている! 言い直し!」
「超・絶・美・少・女www」
「草生やすんじゃねーよぉ!」
女神さまはここで初めて、握りこぶしを掲げた。……が、しかし、なんとか思いとどまったようである。上げた拳を、そっと、テーブルに降ろす。
「「…………」」
いつの間にか互いに立ち上がり、額をぶつけ合うほどに顔を近付けていた。だからお互いにばつが悪くなり、黙って席に、つく。
「「下僕くん、お茶」」
シンクロした。だから気持ちもシンクロして、怒りが湧いてきて、炎上する。
「君が僕の下僕くんを使おうとしてんじゃねえぇよぉ……。あれは僕のだぞ? ケンカ売ってんのかぁい?」
「はあぁ? ケンカ売ってきてんのはそっちでしょうがぁ……。なんだってのよ。シリアス路線で進んでいたはずなのに、いきなりとち狂ったこと言い始めちゃって。わたしはどんな気持ちで、あなたの話を聞けばいいっての?」
声こそ荒げないものの、結局、険悪になっていくふたりの、超絶美少女wwwを、見て、下僕は嘆息をひとつ。そうしてから、指示されたお茶を注ぎ入れに、彼女たちの元へ向かった。
「とにかく、落ち着いて話せ」
口数の少ない下僕が、口を挟むほどの剣幕だったのだろう。そんな彼に諭され、ふたりの超絶美少女wwwは、もう一度、心を整える。
「…………」
少女は、言葉を控えた。だが、その内心はいま、眼前の女神さまには、筒抜けなのである。
「君も、感じただろう?」
声も、態度も整えて、女神さまは優雅に、新しい紅茶に口をつけた。
「僕たちがいま、地の文に馬鹿にされたことを」
「…………」
少女も、間を空けるように、紅茶を含んだ。その表現はどうかと思うが、確かに、感じたから。
どうあっても思い出せない記憶と、同じだ。いくら言葉で否定しても、その感情を、気付きを、自分に対してだけは、否定できない。
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