15 / 61
1章
星は、最高に輝いていた。
しおりを挟む
俺は昔マンティコアを見かけた山へやってきた。すると…
「グルルル…」
あ、いた
アオの熱探知レーダーですぐ見つけることができた。
レベルはー…48か。ちょうどいい。
俺はメアリ、ファラク、ブライガー、オリオン、バサを出した。
「流石にアオとドクカゲはやめておこう」
マンティコアはかなり強い種族の生き物だ。万が一死んでしまったらガチでショックなのでその2体はしまっておこう。
そして、俺は攻撃命令を出す。
「かかれー!」
砂漠からの来訪者である鰐が、血肉を貪る獣が、のろまな戦姫が、マンティコアへと向かった。
「いや最後だけダサいな!」
「ッ!」
あんたが勝手につけた名前だろ、だって?
その通りだった。ごめん
さて、マンティコアはどうやらかなり苦戦しているようだ。
「グォー…!!!!」
バサの突進が、ブライガーの牙が、メアリの噛みつきがかなり効いてるみたいだ。
この調子をずっと保てたら余裕だろう。
では何故、ここまで挑戦を遅らせたのか。それは…
「グァァァァァァァァァン!!!!」
マンティコアはある程度体力が削れると上空へと移動してしまう。数値で例えるとだいたい5割くらいだろうか。
——なので、マンティコアを仲間にする、もしくは倒すなら陸上生物だけではいけない。対空戦力が必要不可欠なのだ。
俺はヴァイ、ベガ、キジクジャク、アルタイルを出してマンティコアを追った。ちなみに、俺はキジクジャクに騎乗している。
マンティコアが毒のブレス、そして毒針を放ってきたがヴァイの炎のブレスで毒のブレスを、ベガの風の刃で毒針を相殺できた。そこを、
「ツクツク!」 「ヒョロロー!!」
キジクジャクとアルタイルが襲いかかる。俺はマンティコアの目にオオトカゲの毒を少しかけてみた。しかし…
「?」
どうやらマンティコアは毒に耐性を持っているみたいで、オオトカゲの毒は全く効いていなかった。ちくしょー!
「キジクジャク、アルタイル!マンティコアの後ろへ回れ!その位置ならマンティコアの毒針もブレスも噛みつきも引っ掻きも当たらない!」
彼らは俺に言われたことを実行する。マンティコアもそこが自分の弱点だとわかっているのか、慌てて旋回しようとする。しかし、それは
「クェー!」
「ガァアア!」
2体の幻獣によって阻止される。こうして八方塞がりとなったマンティコアはついに力尽きて墜落した。
こうして、マンティコアを仲間にすることに成功した俺は、ドラゴンの巣に向かった。のだが…
「なにこれ?」
「モヒィ…」
巣には、何もいなかった。
おかしいと思ったのだ。アオの熱探知レーダーに引っかからないから。
「ガゥガゥガ!」
なんかヴァイが話してる!どれどれ
「ワイバーンには定期的に巣を変え引っ越す癖がある、ドラゴンも一応我々と同族であるためそのような習性による行動なのではないか?…だと」
ワイバーンはかなり離れた場所へと巣を作るらしい。おそらく…ドラゴンもそうなのだろう。
「ちくしょー!」
俺は絶叫した。
「…グォ」
自分が仲間になっただけマシじゃない、とマティスと名付けたマンティコアが言っている。ちなみに、女の子だ。ちなみにメアリ、キジクジャク、アオ、バサも女の子である。あとは男。
ドラゴンがいなかったのは残念だが、マンティコアは仲間となった。あとはカリヨネッタ道中に何か強そうな仲間がいたら仲間にすることにして、俺は出発の準備を始めた。
あと、出発の前にこの街にいる冒険者に挨拶してからいくことにした。
「俺、この国を出てカリヨネッタに行くことにしたんだ。今までありがとう、アガスさん、サフンさん、ハリムさん、アリサさん」
この砂漠の街を拠点としているアガスパーティーとはしばらくの間ここでお別れだろう。頼れる冒険者仲間と会えて、本当によかっ
「お、奇遇やん。俺たちもこの街から出ていって別の国に行こうとしてたんや。君を罵倒する声とか聞いてたら、あの国が嫌になっちまってな?」
「でもまだ行き先は決めてないんですよね、私たちもカリヨネッタに行きませんか?」
「それは名案だ。カリヨネッタは今まで行ったことのなかった国だ。しかも住みやすいよい土地なのだろう。俺たちもそこに行くべきだ」
「カリヨネッタはお魚とかで有名なんでしょ?いいわねー!いきましょうよ!」
あの
僕のしみじみとしていた思い、返してください。
こうして、俺とアガスパーティーはカリヨネッタを目指すことになった。
馬車を借りて魔物に引かせるのも悪くはない。だが…やはり空旅の方がいいだろう。
ということで俺はキジクジャク、アガスはワイバーン、ハリムはグリフォン、サフンとアリサはマンティコアに乗って空旅をすることになった。ちなみに、アルタイルには荷物を持たせている。
「まさか、ワイバーンに乗って移動したいっちゅう夢が叶うとは思わんやん。ミナト、ほんまありがとなぁ。」
「グリフォンは速度はあまり速くはないが乗り心地や持久力がいいようだな。助かった、ミナト殿」
「キャー!マティスさん可愛い、撫でたい!」
「ちょっとアリサ、マティスが嫌がってるわよ!」
騒がしい空旅を送っている。キラーウルフに全てを奪われて絶望していたあの時とは違うな。
ちなみに、これは全く関係ない話なのだが。
魔物杖に入っている魔物たちは魔物杖を通して感触や景色などがわかる。彼らも、結構観光を楽しんでいたりするのだ。実は普段あまり速く移動できないメアリが1番楽しんでたりする。
しばらく進んだ頃だった。飛行生物組が疲れてきたっぽいので、陸上に降りて移動している。しかしだんだん陽が暮れてきたので、俺たちはここでキャンプをすることにしてきた。
「砂漠と違ってここら辺は景色豊かで歩いてて飽きないわねー!」
「空旅もいいが、こうやって陸地を歩くのも楽しいんだよな」
「モヒィ!」
「ゴォォー!」
「シュニィー!」
オリオン、ファラク、バサがそれに肯定する。仲間と一緒に旅するのは最高に楽しい。
俺たちは今持ってきた肉とそこら辺のイワガリヒツジやハダカシシの肉を使ってバーベキューをしていた。
「クェー!!!」
「イワガリヒツジの肉ってこってりしてて美味いんやな、こりゃ大発見や!」
「シュルル」
「キュー!キュー!」
それぞれがこの時間を思う存分楽しんでいる。
「ーッ」
みんなで見上げた星は、今まで見てきたどの星よりも、最高に綺麗だった。
「グルルル…」
あ、いた
アオの熱探知レーダーですぐ見つけることができた。
レベルはー…48か。ちょうどいい。
俺はメアリ、ファラク、ブライガー、オリオン、バサを出した。
「流石にアオとドクカゲはやめておこう」
マンティコアはかなり強い種族の生き物だ。万が一死んでしまったらガチでショックなのでその2体はしまっておこう。
そして、俺は攻撃命令を出す。
「かかれー!」
砂漠からの来訪者である鰐が、血肉を貪る獣が、のろまな戦姫が、マンティコアへと向かった。
「いや最後だけダサいな!」
「ッ!」
あんたが勝手につけた名前だろ、だって?
その通りだった。ごめん
さて、マンティコアはどうやらかなり苦戦しているようだ。
「グォー…!!!!」
バサの突進が、ブライガーの牙が、メアリの噛みつきがかなり効いてるみたいだ。
この調子をずっと保てたら余裕だろう。
では何故、ここまで挑戦を遅らせたのか。それは…
「グァァァァァァァァァン!!!!」
マンティコアはある程度体力が削れると上空へと移動してしまう。数値で例えるとだいたい5割くらいだろうか。
——なので、マンティコアを仲間にする、もしくは倒すなら陸上生物だけではいけない。対空戦力が必要不可欠なのだ。
俺はヴァイ、ベガ、キジクジャク、アルタイルを出してマンティコアを追った。ちなみに、俺はキジクジャクに騎乗している。
マンティコアが毒のブレス、そして毒針を放ってきたがヴァイの炎のブレスで毒のブレスを、ベガの風の刃で毒針を相殺できた。そこを、
「ツクツク!」 「ヒョロロー!!」
キジクジャクとアルタイルが襲いかかる。俺はマンティコアの目にオオトカゲの毒を少しかけてみた。しかし…
「?」
どうやらマンティコアは毒に耐性を持っているみたいで、オオトカゲの毒は全く効いていなかった。ちくしょー!
「キジクジャク、アルタイル!マンティコアの後ろへ回れ!その位置ならマンティコアの毒針もブレスも噛みつきも引っ掻きも当たらない!」
彼らは俺に言われたことを実行する。マンティコアもそこが自分の弱点だとわかっているのか、慌てて旋回しようとする。しかし、それは
「クェー!」
「ガァアア!」
2体の幻獣によって阻止される。こうして八方塞がりとなったマンティコアはついに力尽きて墜落した。
こうして、マンティコアを仲間にすることに成功した俺は、ドラゴンの巣に向かった。のだが…
「なにこれ?」
「モヒィ…」
巣には、何もいなかった。
おかしいと思ったのだ。アオの熱探知レーダーに引っかからないから。
「ガゥガゥガ!」
なんかヴァイが話してる!どれどれ
「ワイバーンには定期的に巣を変え引っ越す癖がある、ドラゴンも一応我々と同族であるためそのような習性による行動なのではないか?…だと」
ワイバーンはかなり離れた場所へと巣を作るらしい。おそらく…ドラゴンもそうなのだろう。
「ちくしょー!」
俺は絶叫した。
「…グォ」
自分が仲間になっただけマシじゃない、とマティスと名付けたマンティコアが言っている。ちなみに、女の子だ。ちなみにメアリ、キジクジャク、アオ、バサも女の子である。あとは男。
ドラゴンがいなかったのは残念だが、マンティコアは仲間となった。あとはカリヨネッタ道中に何か強そうな仲間がいたら仲間にすることにして、俺は出発の準備を始めた。
あと、出発の前にこの街にいる冒険者に挨拶してからいくことにした。
「俺、この国を出てカリヨネッタに行くことにしたんだ。今までありがとう、アガスさん、サフンさん、ハリムさん、アリサさん」
この砂漠の街を拠点としているアガスパーティーとはしばらくの間ここでお別れだろう。頼れる冒険者仲間と会えて、本当によかっ
「お、奇遇やん。俺たちもこの街から出ていって別の国に行こうとしてたんや。君を罵倒する声とか聞いてたら、あの国が嫌になっちまってな?」
「でもまだ行き先は決めてないんですよね、私たちもカリヨネッタに行きませんか?」
「それは名案だ。カリヨネッタは今まで行ったことのなかった国だ。しかも住みやすいよい土地なのだろう。俺たちもそこに行くべきだ」
「カリヨネッタはお魚とかで有名なんでしょ?いいわねー!いきましょうよ!」
あの
僕のしみじみとしていた思い、返してください。
こうして、俺とアガスパーティーはカリヨネッタを目指すことになった。
馬車を借りて魔物に引かせるのも悪くはない。だが…やはり空旅の方がいいだろう。
ということで俺はキジクジャク、アガスはワイバーン、ハリムはグリフォン、サフンとアリサはマンティコアに乗って空旅をすることになった。ちなみに、アルタイルには荷物を持たせている。
「まさか、ワイバーンに乗って移動したいっちゅう夢が叶うとは思わんやん。ミナト、ほんまありがとなぁ。」
「グリフォンは速度はあまり速くはないが乗り心地や持久力がいいようだな。助かった、ミナト殿」
「キャー!マティスさん可愛い、撫でたい!」
「ちょっとアリサ、マティスが嫌がってるわよ!」
騒がしい空旅を送っている。キラーウルフに全てを奪われて絶望していたあの時とは違うな。
ちなみに、これは全く関係ない話なのだが。
魔物杖に入っている魔物たちは魔物杖を通して感触や景色などがわかる。彼らも、結構観光を楽しんでいたりするのだ。実は普段あまり速く移動できないメアリが1番楽しんでたりする。
しばらく進んだ頃だった。飛行生物組が疲れてきたっぽいので、陸上に降りて移動している。しかしだんだん陽が暮れてきたので、俺たちはここでキャンプをすることにしてきた。
「砂漠と違ってここら辺は景色豊かで歩いてて飽きないわねー!」
「空旅もいいが、こうやって陸地を歩くのも楽しいんだよな」
「モヒィ!」
「ゴォォー!」
「シュニィー!」
オリオン、ファラク、バサがそれに肯定する。仲間と一緒に旅するのは最高に楽しい。
俺たちは今持ってきた肉とそこら辺のイワガリヒツジやハダカシシの肉を使ってバーベキューをしていた。
「クェー!!!」
「イワガリヒツジの肉ってこってりしてて美味いんやな、こりゃ大発見や!」
「シュルル」
「キュー!キュー!」
それぞれがこの時間を思う存分楽しんでいる。
「ーッ」
みんなで見上げた星は、今まで見てきたどの星よりも、最高に綺麗だった。
1
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
掘鑿王(くっさくおう)~ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち~
テツみン
ファンタジー
『掘削士』エリオットは、ダンジョンの鉱脈から鉱石を掘り出すのが仕事。
しかし、非戦闘職の彼は冒険者仲間から不遇な扱いを受けていた。
ある日、ダンジョンに入ると天災級モンスター、イフリートに遭遇。エリオットは仲間が逃げ出すための囮(おとり)にされてしまう。
「生きて帰るんだ――妹が待つ家へ!」
彼は岩の割れ目につるはしを打ち込み、崩落を誘発させ――
目が覚めると未知の洞窟にいた。
貴重な鉱脈ばかりに興奮するエリオットだったが、特に不思議な形をしたクリスタルが気になり、それを掘り出す。
その中から現れたモノは……
「えっ? 女の子???」
これは、不遇な扱いを受けていた少年が大陸一の大富豪へと成り上がっていく――そんな物語である。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる