強くてニューサーガ

阿部正行

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11巻 終わらぬ英雄譚

11-3


「わざわざこの絵を使うということは……式当日に狙ってくるということですか」

 一種の犯行予告であり、そして現状においてはそれが実現できるだけの力を持っている可能性が高い。

「戴冠式の場において新たな王が命を狙われる……ジルグス国としては計り知れないほどの大打撃となるでしょう。勿論そうならないよう対策はとっていますが……ただ有効な手を打てていないというのも事実で……これが今置かれているこの国の……私の現状です」

 自分の状況を話し終えたからか、ミレーナは大きく息を吐く。それは抱えていたものを一気に吐き出したかのようだった。
 化粧で隠しているが、よく見ると顔色も悪い。あまり寝られていないのだろう。
 一国の王となるだけでも大変だろうに、このような難事に直面したのだ。ニノスやキルレンのように支えてくれる者達も多くいるにせよ、先頭に立って立ち向かわなければならないその重圧と心労は、とてつもないもののはずだ。
 ミレーナのこういったところを、カイルは素直に尊敬している。だから、助けたかった。

「事情は解りました……二日後の戴冠式、必ずお守りします」

 カイルの申し出に、ミレーナはほんの一瞬だけ驚いた顔になる。

「本当に……いいのですか?」

 もっと駆け引きめいたやり取りがあると思っていたのだろう。こうも簡単にカイルの方から切り出してくるとは予想外といった感じだ。

「私でよければ最善を尽くします」

 カイルがそう言うと、ミレーナは安堵したのか胸をなでおろし、椅子に腰かけた。

「ありがとうございます……すみません、少し気が抜けてしまいまして」

 心からほっとした表情のミレーナに、カイルは内心苦笑する。

(まあこれだけお膳立ぜんだてされればな……)

 ここに来るまでの街中や大聖堂で漂っていた不穏な気配と、そこに現れた英雄に期待するかのような雰囲気、そして助けを求める王女……吟遊詩人の詩にでもありそうな状況だ。
 これが頼みの綱であるカイルに断られないようにするための演出だったとしたら、当然仕掛け人はミレーナになる。
 カイルは戴冠式への出席を適当な理由をつけて断ろうとしていたくらいなので、少しでも頼みを聞いてくれる可能性を上げようという、いわば苦肉の策だ。

(……彼女らしくなかったが、それだけ切羽詰せっぱつまっていたんだろうな)
「このお礼に、何をもってむくいればいいのでしょうか……そうだ、前々からお話ししていました爵位の……」
「その話はまた後で」

 少し余裕が出来たのか、隙あらば取り込もうといういつものやり取りが始まる。
 ミレーナの調子が戻ったことに苦笑しつつ、嬉しく思うカイルだった。


 すぐに予行演習を再開せねばならないミレーナの前から、カイルは丁寧に辞去する。

「それでは失礼いたします」
「はい……ありがとうございます。カイル様のおかげで気分が楽になりました」

 そう言うミレーナの眼は、先ほどまでの助けを求めるそれではなく、いつもの強い意志を感じさせるものになっていた。
 これならどんな困難にも立ち向かえるだろう、と思いつつカイルは退室する。
 部屋の外では、キルレンとニノスが緊張した面持ちで待ち構えていた。

「事情は聞きました、及ばずながら力になります」

 カイルの言葉に二人もほっとしたようだ。

「……不甲斐ふがいないことは解っていますが、私達だけでは万全とは言えません。カイル殿の力をお借りしたい」

 自分の力不足を嘆くように拳を握りながら、悔しげに言うキルレン。
 ニノスの方はと言えば、この前と違ってやや複雑な顔だ。
 カイルの協力を得られたことに安堵しつつも、普段はなるべく主人に近づけたくないという態度をとっているのに危機の際には頼るという、自分の厚顔無恥こうがんむちを恥じているようにも見えた。

「あの……ミレーナ様のことをお願いいたします」

 だが自分のことなどどうでもいいとばかりに、懇願こんがんするかのように深々と頭を下げるニノス。
 余計なことを言うべきではないと思ったカイルは、頷くことで答えた。


 この後二、三の必要事項を確認した後、カイルは急ぎ皆のもとへと向かい、用意された宿に着いたときには日も暮れかけていた。
 そこは上級の宿で、一つの階を貸し切ってあり、皆は大部屋で思い思いにくつろいでいたが、カイルの姿を認めるとすぐに集まる。

「戻ってきた時の顔見たらすぐ解ったよ、カイルがまた何か厄介事やっかいごとを引き受けたって」

 カイルが二日後の戴冠式で戦闘が起こるかもしれないと説明すると、リーゼが当然のことのように受け入れた。

「断るのは無理でしょうね。関係なかったり敵対してたりする相手なら切り捨てるのに躊躇ちゅうちょしないけど、少しでも縁ある相手を見捨てるのはカイルには難しいわ」

 多少呆れも混じってはいるが、ミナギも仕方ないとばかりに納得している。

「カイルさんは優しいですから……」
「これに関しては優しいというより、甘いとかお人好しとか……あとは個人的な好き嫌いのたぐいだとは思うがな」

 サキラが一応のフォローを入れるが、ウルザがそれを否定する。しかしその表情も口調も責めているものではなく、どこか優しげだ。

「そもそも世界の危機をいくつか抱えている身だからな、今更この国の危機の一つや二つ増えたくらい誤差の範囲というところか」

 何やら超越した目線で語るのはシルドニア。

「一応はこの国に住んでいる以上、放置しておいていい問題じゃねえってところか……面倒くせえけど」

 さっきまで昼寝していたセランが、しゃあねえな、と欠伸あくびじりに言う。
 皆、遠慮容赦のない反応だが、勝手に引き受けたことを当然のように受け入れてくれていることが、カイルにはありがたかった。

「とはいえ、戴冠式って明後日あさってだよな、もうちっと早く言えねえもんか?」

 時間がねえな、とセランがぼやく。

「そういうわけにもいかないのでしょう……ジルグス国ほどの大国となれば体面や体裁というものがあります。今回のような国の根幹に関わる問題は自力で解決すべきことです。ミレーナ様もお辛かったはず……」
「まあ無理もなかろう、上に立つというのはそういうことだ」

 サキラがミレーナの苦しい立場を代弁するかのように言い、シルドニアもうんうんと頷いた。

「そしてどうしようもなくなったから英雄に助けを求める……向こうとしても最後の手段といったところか」
「苦境にあるだろう王女に求められ、手を差し伸べる……英雄としては模範的よね」

 致し方ないこと、とばかりに同意するウルザと、カイルを見ながら茶化ちゃかすように言うミナギ。

「まあ色々お膳立てされたようだからのう、応えないわけにもいくまい」

 ミナギに続いてシルドニアからもからかわれ、カイルは軽くため息を吐く。

「でもよ、襲撃があるという前提でいくとしても……事前にできることはあんまねえよな」

 セランの言う通りで、打てる手は限られている。
 そもそも敵の正体が判明していないし、何より本番は二日後であり、何かするとしても明日一日しかないのだ。
 揉め事を避けるため、戴冠式ぎりぎりに到着する日程にしたのが裏目に出た形だ。

「要するにカイルお得意の悪だくみはできないということだな」
「時間がないというのは同意だが、人聞きの悪いことを……」

 ウルザの指摘をカイルは否定するが、説得力はなかった。

「戴冠式そのものを延期や中止にする……ってわけにもいかないよね」

 自分で言っておいて流石に無理だと撤回するリーゼ。それはジルグス国として負けを認めるようなものだし、何より根本的な解決にはならない。

「情報収集くらいはしてみた方がいいわね」

 無駄かもしれないけど、とミナギが言う。
 彼女にとってこの手の情報収集はお手の物でも、一日では流石に限界があるだろう。

「それについては連絡係を用意するそうだ。向こうで解っていることや調べたことを知らせてくれる」
「ならそれを聞いた上で動いてみるわ」
「頼む……だが気を付けてくれ、既に何人か犠牲者が出ているようだ」

 カイルの忠告にミナギは頷く。

「俺もできることをするか……」

 時間のない中、そう決意するカイルだった。



 5


 翌日、ミナギは連絡係と会いに行き、セランとシルドニアはそれぞれ街に出た。
 カイルはリーゼとウルザ、サキラと連れ立って、商業区画の中でも王都の中心部に近い、貴族などが利用する高級な店が並ぶ場所にある、石造りの頑丈な建物へと向かう。

「ここは何の店なのですか?」
「……ちょっとした行きつけってところか。リーゼ達とは来たことがあるが、サキラとはまだだったな」

 ここは武器屋なのだが、扱うのは最高級の品で、中には城を土地と使用人付きで購入するのと同等の金額の鎧すらあるような店だ。
 カイルは初めてここに来た四年前以来、何度か利用している。

「これはこれはカイル様、お久しぶりでございます。ようこそおいでくださいました」

 店頭で直立不動で待ち構えていた店員に案内されて店内に入ると、満面の笑みでカイル達を迎えたのは店主であるフェスバで、その背後には全店員が勢ぞろいしている。
 そもそもそう賑やかな店ではないが、他に誰一人客はおらず、貸し切りになっていた。

「気を遣ってもらったようだな」

 カイルも名が知られるようになってからは、他の客や店側にも迷惑をかけないよう、前日のうちに往訪を伝えている。
 勿論フェスバも『英雄御用達ごようたしの店』というのを宣伝文句として使っているだろうから、お互いさまではあるのだが。

「いえ……お客様にこのような個人的なことを申し上げるのは商人として失格なのでしょうが、世界を救っていただき本当にありがとうございます。人族の一人として心からお礼を申し上げます」

 魔族との戦争が終わってからは来店していなかったので、お礼も兼ねて改めてフェスバは深々と頭を下げた。
 背後に控えていた店員達も同様に、特に新人らしき少年の店員は、憧憬どうけいと言ってもいい眼差まなざしをカイルに向けていた。
 本来なら物語の中にしか存在を許されない英雄が眼前にいるのだから無理もないが、慣れてきたとはいえ、カイルとしてはこの手の純粋な感謝にはいまだ困惑する。

(受け入れていくしかないのだろうが……)

 そんな内心は見せず、最近はすっかり得意になった、とってつけたかのような笑顔で応えるカイルだった。

「それで本日はどういった物をお求めでしょうか?」
「まずは彼女に合った防具を頼む……サキラ」

 それまでカイルの背後に控えるように立っていたサキラが前に出る。
 カイルがここにサキラを連れてきたのは、万が一に備え、戦闘能力のない彼女の身を守る防具を購入するためだ。
 とはいえ非戦闘員であり、何より戴冠式に出席する身なので、大仰おおぎょうな防具をつけるわけにはいかない。
 なので購入するのは、目立たないよう衣服の下につける、要するに下着を魔法で強化した防具になる。
 それほど効果は期待できないが、やはりあるとないとでは大きな差があり、貴族などが好んでつける品だった。

「よろしくお願いします」

 以前より大分よくなったとはいえまだ若干人見知りであるサキラだったが、この場にカイル達がいるというのも大きいのか、ややぎこちないながらも笑顔のまま受け応えできている。
 サキラの名を聞き、フェスバはともかく他の店員からは僅かながら動揺の気配が生じる。
 人族最古の王国であるスーラ聖王国せいおうこくを治め、最も神に近い人族として崇められている聖王家の中でも『輝かしき』の二つ名を持つ聖女サキラその人である。
 本来なら次期聖王になるはずだったが、魔族との戦争の最中さなかカイルと恋に落ち、聖王の座を投げうってまで嫁いだ……これが世間に伝わっている噂だ。
 詳細は事実と違うところもあるのだが、そんなサキラがカイルと一緒にいるところを見て、一同は噂が事実だったと改めて実感したのだろう。

「じゃあサキラ、選ぶのを手伝うから。あまり多くないけど種類あるし」
「私達もつけているからな。結構着け心地も違う」
「はい、ありがとうございます」

 リーゼとウルザ、サキラの三人は、女性店員に先導され、かしましいという表現がよく似合う雰囲気でわいわいと、奥の試着室へと向かっていく。
 そんな女性陣の様子を見てまた一つ、女性店員からの視線が少し冷ややかになったのは気のせいだと思いたいカイルだった。

「コホン……あとは魔法薬まほうやく魔石ませきの在庫を全部見せてくれ」

 軽く咳払せきばらいした後、気を取り直したカイルがフェスバに話しかける。

「かしこまりました、こちらへどうぞ」

 注文を予想していたのか、奥の部屋では、大きめのテーブルに所狭しと魔法薬や魔石が並べられていた。

「……相変わらず良い品質だ、全部購入する」

 手に取って品定めを終えたカイルが事もなげに言うと、フェスバは何やらなつかしむように目を細める。

「どうかしたのか?」
「いえ、初めて来店された日を……四年前を思い出しまして」
「よく覚えているな」
「あのような買い物をされたのは後にも先にもカイル様だけです」

 そのときの一回の買い物で使った額は約一千万ガドル。普通の庶民なら千年近く暮らしていけるような額であり、生涯忘れられないと言いたげだ。
 当時は無名だった客が、今では世界を救った英雄になったことに感慨深げな様子でもある。

「あと少し聞きたいことがある……最近マラッドで何か変わったことはないか?」
「変わったことでございますか? 最近は戴冠式の話題で持ちきりですが……」
「何でもいいんだ、マラッドには昨日着いたばかりだからな。何か異変……気になった点だ」

 抽象的ですまないが、と言うカイルに首をひねるフェスバだったが、やがて何かを思い出す。

いて言えば……最近地震が多いような」
「地震?」

 地盤が安定しているのか、ジルグス国で地震が起こることは滅多めったにない。

「はい。と言ってもごく僅かな揺れですが、特にここ数日感じておりまして……不確実な話で恐縮です」
「いや……参考になった。礼を言うよ」

 何やら考え込むカイルの様子から何かを感じ取ったのか、フェスバが僅かながら顔をくもらせる。

「最近宮殿の様子が妙でしたが……もしや明日の戴冠式で何か起こるのでしょうか?」

 フェスバには商売柄、独自の情報網でもあるのだろう。現在何かが起こっていると、ある程度解っているかのようだ。

「あくまで念のためだ……そして解ってるとは思うけど、他言無用で頼む」
「申し訳ございません、余計な詮索をいたしました……ご武運をお祈りしております」

 フェスバは深々と頭を下げて、カイルの幸運を願った。


 魔石と魔法薬を大量に買い込んだ後、カイル達は街中を歩いていた。
 名目は情報収集ではあるものの、何かあてがあるわけでもなく、怪しい点でもないかとうろついているだけだったが。

「明日が戴冠式だから、やっぱりいつものマラッドより賑やかだよね」
「そうだな、治安はむしろ普段より良さそうだ」

 リーゼとウルザがそんな呑気のんきな会話をしながら、出店を横目に大通りを歩く。

「確かに平和そうですね……まるで何事も起きていないかのようです」

 周囲を見回しながら言ったサキラの言葉通りで、少なくとも表面上は何も問題がなさそうに感じられる。

「情報統制はしっかりしているようだな……」

 時々、目深にフードを被ったカイルにいぶかしげな視線を向ける者もいるが、四人はごく普通にお祭りの前日を楽しんでいた。
 今頃シルドニアやセランも、情報収集という名の買い食いや女性への声掛けを行っているはずだった。
 そのまま大通りを抜けて広場に足を進めると、そこもまた多くの人であふれている。
 大道芸人が軽業を行い、行商人が装飾品や民芸品を地面に並べて売っていた。
 吟遊詩人の語る詩は、やはり明日行われる戴冠式に合わせた内容で、ジルグス国を、ミレーナ王女をたたえたものになっていた。
 そんな喧噪を楽しみながら広場を歩いていた一行は、ひと際賑わっているところで足を止める。

「人形劇をやっていますね」

 サキラが楽しげな声を出す。
 劇の内容は、邪悪なドラゴンに襲われた王国を守ろうとする王女の話だ。
 王女を守っていた騎士が倒れ、絶体絶命の場面に青い鎧をまとった剣士が現れ、そして死闘を繰り広げた末にドラゴンを倒す、というもの。
 終盤、王女と剣士が結ばれて目出度めでたし目出度しとなったところで周りの観客から拍手が起こり、投げ銭も惜しみなく飛ぶなどなかなかに好評だ。
 カイルの偉業がいくつかごちゃまぜになっているが、これが誰と誰をモデルにしているかは明白だった。

「今更だけど、ミレーナ様との関係はどうするつもりなんだろ?」
「向こうが取り込もうとしているのは明白だがな……」
「やはり最後はカイルさんのお気持ち次第だと思いますが……」

 リーゼ達がひそひそと背後で話している。勿論カイルに聞こえると解った上でだが。
 ただこれは責めているというわけではなく、カイルの意思を尊重しているしその判断を受け入れるというのが前提で、要するにそろそろはっきりしたらどうだ、と言っているのだ。

「……裏通りの方も見ておこうか」

 そそくさとカイルが歩を進める。結局保留のままだと、リーゼ達は揃ってため息を吐く。
 大通りの人の多さに少し辟易へきえきしていたところではあった。通行人であふれ返っていた大通りとは違い、やはり人気ひとけが少ない。

「あれ? 何かいつもと違うような……」

 するとリーゼがなんとなくといった感じで呟く。

「そうなのですか?」
「言われれば確かに……?」

 あまり出歩かないサキラには解りにくかったようだが、ウルザも何か違和感を覚えたようだ。

「店が閉まっているな……」

 表通りには向かない店が並んでいるのだが、ほとんど閉まっている。
 そして、そういった店を利用する客層を見かけないのだ。

「裏通りにしても人通りが少ないな。何かあった……」
「お前達! そこで何をしている!」

 そこへ、鋭く大きな女性の声がかかった。
 声の方を見ると武装した騎士が数人、兵士を連れてこちらに向かってきている。治安維持の見回りなのだろうが、明らかに殺気立っていた。

「怪しい奴、顔を見せろ!」

 先頭の女騎士から再び厳しい声がかかる。
 実際、カイルはフードを被って顔を見せないようにしているので、怪しい恰好だとは自覚しているが、そんなに強く言わなくても、と思いながらフードを取る。

「俺は怪しい者じゃ……フレデリカか?」
「貴方は……カイル、殿」

 驚きの声を上げる女騎士はフレデリカ・オルディというジルグスの近衛騎士で、カイルにとって因縁のある相手だ。
 何といってもフレデリカにとってカイルはかたきであり、決闘した間柄あいだがらなのだから。


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